JPH02121842A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法Info
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- JPH02121842A JPH02121842A JP27579788A JP27579788A JPH02121842A JP H02121842 A JPH02121842 A JP H02121842A JP 27579788 A JP27579788 A JP 27579788A JP 27579788 A JP27579788 A JP 27579788A JP H02121842 A JPH02121842 A JP H02121842A
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は吐出口プレートを有したインクジェット記録ヘ
ッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法に関す
る。
ッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法に関す
る。
6)請求項1ないし5のいずれかの項に記載の製造方法
によって製造されたインクジェット記録ヘッド。
によって製造されたインクジェット記録ヘッド。
(以下余白)
[従来の技術]
上述したインクジェット記録装置としては、圧電素子の
変形により液流路内に圧力変化を発生させて微小液滴を
吐出させるもの、あるいは更に一対の電極を設けて、こ
れにより液滴を偏向して吐出させるものが知られている
。また液路内に配設した発熱素子を急激に発熱させるこ
とによって気泡を生ぜしめ、その気泡の発生によって吐
出口から液滴を吐出させるもの等が種々提案されてきた
。
変形により液流路内に圧力変化を発生させて微小液滴を
吐出させるもの、あるいは更に一対の電極を設けて、こ
れにより液滴を偏向して吐出させるものが知られている
。また液路内に配設した発熱素子を急激に発熱させるこ
とによって気泡を生ぜしめ、その気泡の発生によって吐
出口から液滴を吐出させるもの等が種々提案されてきた
。
これらの中でも、熱エネルギーを利用して記録液を吐出
する方式に係るインクジェット記録ヘッドは、記録用の
液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するためのオリフィス
等の液体吐出口(以下、オリフィスともいう)を高密度
に配列することができるために高解像力の記録をするこ
とが可能であること、記録ヘッドとして全体的コンパク
ト化も容易であること、最近の半導体分野における技術
の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工
技術の長所を十二分に活用でき、長尺化および面状化(
2次元化)が容易であること等により、マルチノズル化
および高密度実装化が容易で、しかも大量生産時の生産
性が良く製造費用も廉価にできるものとして特に注目さ
れている。
する方式に係るインクジェット記録ヘッドは、記録用の
液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するためのオリフィス
等の液体吐出口(以下、オリフィスともいう)を高密度
に配列することができるために高解像力の記録をするこ
とが可能であること、記録ヘッドとして全体的コンパク
ト化も容易であること、最近の半導体分野における技術
の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工
技術の長所を十二分に活用でき、長尺化および面状化(
2次元化)が容易であること等により、マルチノズル化
および高密度実装化が容易で、しかも大量生産時の生産
性が良く製造費用も廉価にできるものとして特に注目さ
れている。
上述のインクジェット記録ヘッドは、第10図に示すよ
うにインクの吐出口としてのオリフィス41を有するオ
リフィスプレート40と、各オリフィスに連通したイン
ク路溝401を有した天板400と、インク路の一部を
構成し、かつ吐出のためのエネルギー発生素子101を
有するヒータボード+00とにより構成されている。
うにインクの吐出口としてのオリフィス41を有するオ
リフィスプレート40と、各オリフィスに連通したイン
ク路溝401を有した天板400と、インク路の一部を
構成し、かつ吐出のためのエネルギー発生素子101を
有するヒータボード+00とにより構成されている。
一般に、オリフィスプレートはヒータボードと天板との
濡れ性の違いに起因する吐出インク滴の吐出方向のずれ
を防止するため、吐出口面を同一部材で構成することを
目的として設けられたものであり、またオリフィスはそ
の形状等がインクジェット記録ヘッドの吐出性能を左右
する重要な要素である。とりわけ、インクが吐出される
オリフィスは最も重要な部分となるが、前述したように
近年の画像記録技術および記録ヘッド製造技術の高度化
に伴い、オリフィスのサイズ(オリフィス径)は微小化
され、また、複数のオリフィスが高密度に設けられるよ
うになった。
濡れ性の違いに起因する吐出インク滴の吐出方向のずれ
を防止するため、吐出口面を同一部材で構成することを
目的として設けられたものであり、またオリフィスはそ
の形状等がインクジェット記録ヘッドの吐出性能を左右
する重要な要素である。とりわけ、インクが吐出される
オリフィスは最も重要な部分となるが、前述したように
近年の画像記録技術および記録ヘッド製造技術の高度化
に伴い、オリフィスのサイズ(オリフィス径)は微小化
され、また、複数のオリフィスが高密度に設けられるよ
うになった。
一方、従来からオリフィスの加工には様々な工夫がなさ
れてきた。そのいくつかの例を挙げると、 1)ドリルによる機械加工。
れてきた。そのいくつかの例を挙げると、 1)ドリルによる機械加工。
2)放電加工による微細加工。
3)Siの異方性エツチングによる微細加工。
4)フォトリソによりパターン化し、メツキにより得る
方法。
方法。
5)炭酸ガス、 YAGレーザーによる微細加工。
などがある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述したように、現在の記録技術は高精
細高速化が当然の要求であり、この要求に従ってインク
ジェット記録ヘッドのオリフィスはその寸法が微小にな
り、かつオリフィス密度が高く、しかも複数のオリフィ
スを有するようになった。
細高速化が当然の要求であり、この要求に従ってインク
ジェット記録ヘッドのオリフィスはその寸法が微小にな
り、かつオリフィス密度が高く、しかも複数のオリフィ
スを有するようになった。
このような観点において、前記従来例1)および2)の
方法によっては、オフイリス寸法の微小化が困難である
とともに、高密度な複数のオリフィスを加工する上で効
率が良くないなどの問題点があった。
方法によっては、オフイリス寸法の微小化が困難である
とともに、高密度な複数のオリフィスを加工する上で効
率が良くないなどの問題点があった。
また、3)の方法では、オリフィスプレートとなるSi
材のコストが高く、加工時間が長いという問題点があっ
た。
材のコストが高く、加工時間が長いという問題点があっ
た。
さらに、4)の方法では、フォトリソからメツキまでの
製造工程が長く、基板やレジストなどの補助材料を使用
しなければならない。
製造工程が長く、基板やレジストなどの補助材料を使用
しなければならない。
加えて、5)の方法は以下に説明する理由により上記要
求にかなう十分なオリフィスを製造できないものであフ
な。
求にかなう十分なオリフィスを製造できないものであフ
な。
炭酸ガスレーザーおよびYAGレーザーによる加工はそ
のレーザー出力が十分でなく、形成されるオリフィスの
形状、精度とも十分でなかった。例えば、YAGレーザ
ーによるオリフィスは形状が円形でなく、また、レーザ
ーにより十分に除去されない異物がオリフィス周辺に付
着する。また、オリフィスプレートの材質および厚さに
よっては、オリフィスすなわち開口部が形成されないこ
ともあった。
のレーザー出力が十分でなく、形成されるオリフィスの
形状、精度とも十分でなかった。例えば、YAGレーザ
ーによるオリフィスは形状が円形でなく、また、レーザ
ーにより十分に除去されない異物がオリフィス周辺に付
着する。また、オリフィスプレートの材質および厚さに
よっては、オリフィスすなわち開口部が形成されないこ
ともあった。
また、炭酸ガスレーザーおよびYAGレーザーによる加
工は1個所ずつオリフィスを加工していくため、複数の
オリフィスを加工するには時間がかかり、量産性に通し
ていなかった。
工は1個所ずつオリフィスを加工していくため、複数の
オリフィスを加工するには時間がかかり、量産性に通し
ていなかった。
さらに、複数のオリフィスは、それぞれの位置精度が正
確でなければならないが、従来の炭酸ガスレーザーおよ
びYAGレーザーによる加工では、位置合わせも精密に
行い得る可動部が必要となるためより加工が困難となっ
ていた。
確でなければならないが、従来の炭酸ガスレーザーおよ
びYAGレーザーによる加工では、位置合わせも精密に
行い得る可動部が必要となるためより加工が困難となっ
ていた。
以上説明したように、従来の方法では上記要求において
それぞれに問題点があり、オリフィスの加工方法として
は十分に満足できるものではなかった。
それぞれに問題点があり、オリフィスの加工方法として
は十分に満足できるものではなかった。
一方、インクジェット記録ヘッドによる記録は上述した
ように高精細、高速化に対応するとともに、その信頼性
を向上することも重要となフている。そのためにインク
にも改良がなされてきた。
ように高精細、高速化に対応するとともに、その信頼性
を向上することも重要となフている。そのためにインク
にも改良がなされてきた。
この結果、インクに接する材料は耐インク性能が要求さ
れるためオリフィスプレートとなる材料もその要求を満
たす必要がある。従フて、オリフィス加工はその材質に
よっては困難なものになる場合があった。
れるためオリフィスプレートとなる材料もその要求を満
たす必要がある。従フて、オリフィス加工はその材質に
よっては困難なものになる場合があった。
また、インクジェット記録ヘッドは前述したようにオリ
フィスプレート、天板および基板により構成されている
。とりわけ、オリフィスとそれに連通ずるインク路はそ
の位置が正確に合わされていない場合は、吐出性能に悪
影響を与え、最悪の場合、不吐出などの原因となる。
フィスプレート、天板および基板により構成されている
。とりわけ、オリフィスとそれに連通ずるインク路はそ
の位置が正確に合わされていない場合は、吐出性能に悪
影響を与え、最悪の場合、不吐出などの原因となる。
しかし、オリフィスおよびインク路とも、その大きさが
微小であり、かつ高密度に構成されるため正確に位置合
わせをして組立てることは困難であり、インクジェット
記録ヘッドの製造上の大きな問題点となっていた。
微小であり、かつ高密度に構成されるため正確に位置合
わせをして組立てることは困難であり、インクジェット
記録ヘッドの製造上の大きな問題点となっていた。
本発明は以上説明したようなオリフィス加工およびオリ
フィスプレートと天板およびヒータボードとの接合にお
ける問題点に鑑み、なされたものであり、その目的とす
るところは高密度かつ高精度なオリフィスを有したオリ
フィスプレートおよびオリフィスとインク路等との位置
関係が正確なインクジェット記録ヘッドおよびその製造
方法を提供することにある。
フィスプレートと天板およびヒータボードとの接合にお
ける問題点に鑑み、なされたものであり、その目的とす
るところは高密度かつ高精度なオリフィスを有したオリ
フィスプレートおよびオリフィスとインク路等との位置
関係が正確なインクジェット記録ヘッドおよびその製造
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
そのために本発明では吐出口に連通するインク路と、イ
ンク路に配設された吐出エネルギー発生素子と、吐出口
が形成されインク路の端面に接合された吐出口プレート
とを有し、吐出口から飛翔液滴を吐出するインクジェッ
ト記録ヘッドの製造方法において、吐出口が形成される
以前に吐出口プレートをインク路の端面に接合し、接合
された吐出口プレートにエキシマレーザ−光を照射する
ことによって吐出口を形成することを特徴とする。
ンク路に配設された吐出エネルギー発生素子と、吐出口
が形成されインク路の端面に接合された吐出口プレート
とを有し、吐出口から飛翔液滴を吐出するインクジェッ
ト記録ヘッドの製造方法において、吐出口が形成される
以前に吐出口プレートをインク路の端面に接合し、接合
された吐出口プレートにエキシマレーザ−光を照射する
ことによって吐出口を形成することを特徴とする。
より好適には、エキシマレーザ−光の照射は、吐出口プ
レートにおける吐出口のパターンを有したマスクを介し
て行われることを特徴とする。
レートにおける吐出口のパターンを有したマスクを介し
て行われることを特徴とする。
[作 用]
以上の構成によれば、オリフィスプレートには高密度か
つ高精細なオリフィスが形成され、さらにインク路等と
の位置関係が正確なオリフィスが形成されることが可能
となる。
つ高精細なオリフィスが形成され、さらにインク路等と
の位置関係が正確なオリフィスが形成されることが可能
となる。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図(^)および(B)は、本発明の一実施例に係る
インクジェット記録ヘッドを示し、インク供給源たるイ
ンク収容部を一体としたディスポーザブルタイプのもの
としである。
インクジェット記録ヘッドを示し、インク供給源たるイ
ンク収容部を一体としたディスポーザブルタイプのもの
としである。
同図(A) において、100はSi基板上に電気熱変
換体く吐出ヒータ)と、これに電力を供給するA1等の
配線とが成膜技術により形成されて成るヒータボードで
ある。200はヒータボード100に対する配線基板で
あり、対応する配線は例えばワイヤボンディングにより
接続される。
換体く吐出ヒータ)と、これに電力を供給するA1等の
配線とが成膜技術により形成されて成るヒータボードで
ある。200はヒータボード100に対する配線基板で
あり、対応する配線は例えばワイヤボンディングにより
接続される。
400はインク流路を限界するための隔壁や共通液室等
を設けた天板であり、ポリエーテルサルフすン等の樹脂
材料で成る。
を設けた天板であり、ポリエーテルサルフすン等の樹脂
材料で成る。
300は例えば金属製の支持体、500は押えばねであ
り、両者間にヒータボード100および天板400を挟
み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えばね
500の付勢力によってヒータボード100と天板4Q
Gとを圧着固定する。なお、支持体300は、配線基板
200も貼着等により設けられるとともに、ヘッドの走
査を行うためのキャリッジへの取付は基準を有する。ま
た、支持体300は駆動に伴って生じるヒータボードl
OOの熱を放熱冷却する部材としても機能する。
り、両者間にヒータボード100および天板400を挟
み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えばね
500の付勢力によってヒータボード100と天板4Q
Gとを圧着固定する。なお、支持体300は、配線基板
200も貼着等により設けられるとともに、ヘッドの走
査を行うためのキャリッジへの取付は基準を有する。ま
た、支持体300は駆動に伴って生じるヒータボードl
OOの熱を放熱冷却する部材としても機能する。
600は供給タンクであり、インク供給源をなすインク
貯留部からインク供給を受け、ヒータボード100と天
板400との接合により形成される共通液室にインクを
導くサブタンクとして機能する。
貯留部からインク供給を受け、ヒータボード100と天
板400との接合により形成される共通液室にインクを
導くサブタンクとして機能する。
700は共通液室へのインク供給口付近の供給タンク6
00内の部位に配置されるフィルタ、800は供給タン
ク600の蓋部材である。
00内の部位に配置されるフィルタ、800は供給タン
ク600の蓋部材である。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、カー
トリッジ本体1000内に配置される。1200は上記
各部100〜800からなるユニットに対してインクを
供給するための供給口であり、当該ユニットをカートリ
ッジ本体1000の部分1010に配置する前の工程で
供給口1200よりインクを注入することにより吸収体
900のインク含浸を行わせることができる。
トリッジ本体1000内に配置される。1200は上記
各部100〜800からなるユニットに対してインクを
供給するための供給口であり、当該ユニットをカートリ
ッジ本体1000の部分1010に配置する前の工程で
供給口1200よりインクを注入することにより吸収体
900のインク含浸を行わせることができる。
1100はカートリッジ本体の蓋部材、1400はカー
トリッジ内部を大気に連通するために蓋部材に設けた大
気連通口である。1300は大気連通口1400の内方
に配置される撥液材であり、これにより大気連通口14
00からのインク漏洩が防止される。
トリッジ内部を大気に連通するために蓋部材に設けた大
気連通口である。1300は大気連通口1400の内方
に配置される撥液材であり、これにより大気連通口14
00からのインク漏洩が防止される。
供給口1200を介してのインク充填が終了すると、各
部100〜800よりなるユニットを部分1010に位
置付けて配設する。このときの位置決めないし固定は、
例えばカートリッジ本体1000に設けた突起1012
と、これに対応して支持体300に設けた穴312とを
嵌合させることにより行うことができ、これによって第
1図(B)のカートリッジが完成する。
部100〜800よりなるユニットを部分1010に位
置付けて配設する。このときの位置決めないし固定は、
例えばカートリッジ本体1000に設けた突起1012
と、これに対応して支持体300に設けた穴312とを
嵌合させることにより行うことができ、これによって第
1図(B)のカートリッジが完成する。
そして、インクはカートリッジ内部より供給口1200
、支持体300に設けた穴320および供給タンク60
0の第1図(^)中実面側に設けた導入口を介して供給
タンク600内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板400のインク導入口4
20を介して共通液室内へと流入する。以上におけるイ
ンク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチル
ゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行わ
れてインク供給路が確保される。
、支持体300に設けた穴320および供給タンク60
0の第1図(^)中実面側に設けた導入口を介して供給
タンク600内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板400のインク導入口4
20を介して共通液室内へと流入する。以上におけるイ
ンク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチル
ゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行わ
れてインク供給路が確保される。
第1図(A)および(B) に示した記録ヘッドにおい
て、オリフィスプレートは、その厚さが約10〜50μ
mであることが望ましく、また、材料のコストおよび耐
インク性を考慮すると、オリフィスプレートの素材とし
ては熱可塑性樹脂などのフィルム材、例えばポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルサルフオ
ンなどが挙げられる。本実施例ではポリエーテルエーテ
ルケトン(PEEに)の厚さ25μmのフィルムを使用
した。
て、オリフィスプレートは、その厚さが約10〜50μ
mであることが望ましく、また、材料のコストおよび耐
インク性を考慮すると、オリフィスプレートの素材とし
ては熱可塑性樹脂などのフィルム材、例えばポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルサルフオ
ンなどが挙げられる。本実施例ではポリエーテルエーテ
ルケトン(PEEに)の厚さ25μmのフィルムを使用
した。
オリフィスプレートを形成する場合、まずオリフィスプ
レートとして必要な大きさに上記フィルム材をカットす
る0次に、波長248nmの紫外光を射出するに「Fの
エキシマレーザ−を使用し、第2図に示す装置によって
オリフィスの加工を行う。
レートとして必要な大きさに上記フィルム材をカットす
る0次に、波長248nmの紫外光を射出するに「Fの
エキシマレーザ−を使用し、第2図に示す装置によって
オリフィスの加工を行う。
このエキシマレーザ−は紫外光を発振可能なレーザーで
あり、高強度である、単色性が良い、指向性がある、短
パルス発振できる、レンズで集光することでエネルギー
密度を非常に大きくできるなどの利点を有する。
あり、高強度である、単色性が良い、指向性がある、短
パルス発振できる、レンズで集光することでエネルギー
密度を非常に大きくできるなどの利点を有する。
エキシマレーザ−は希ガスとへロケンガスの混合気体を
放電励起することで、短パルス(15〜35ns)の紫
外光を発振できる装置であり、にrF。
放電励起することで、短パルス(15〜35ns)の紫
外光を発振できる装置であり、にrF。
XecJ2 、ArFレーザーがよく用いられる。これ
らの発振エネルギーは数100mJ/パルス、パルス繰
返し周波数は30〜100OH2である。
らの発振エネルギーは数100mJ/パルス、パルス繰
返し周波数は30〜100OH2である。
このエキシマレーザ−光のような高輝度の短パルス紫外
光をポリマー樹脂表面に照射すると、照射部分が瞬間的
にプラズマ発光とaIIm音を伴って分解、飛散するA
blative Photodecompositio
n(APD)過程が生じ、この過程によってポリマー樹
脂の加工が可能となる。
光をポリマー樹脂表面に照射すると、照射部分が瞬間的
にプラズマ発光とaIIm音を伴って分解、飛散するA
blative Photodecompositio
n(APD)過程が生じ、この過程によってポリマー樹
脂の加工が可能となる。
このようにエキシマレーザ−による加工精度と他のレー
ザーによるそれとを比較した場合、例えばポリイミド(
PI)フィルムにエキシマレーザ−としてのにrFレー
ザーと、他のYAGレーザーおよびCO,レーザーを照
射すると、 PIの光を吸収する波長がUv領領域ある
ためKrFレーザーによってきれいな穴が開くが、uv
領領域ないYAGレーザーでは穴が開くもののエツジ面
が荒れ、赤外線であるC02 レーザーでは穴の周囲に
クレータ−を生じてしまう。
ザーによるそれとを比較した場合、例えばポリイミド(
PI)フィルムにエキシマレーザ−としてのにrFレー
ザーと、他のYAGレーザーおよびCO,レーザーを照
射すると、 PIの光を吸収する波長がUv領領域ある
ためKrFレーザーによってきれいな穴が開くが、uv
領領域ないYAGレーザーでは穴が開くもののエツジ面
が荒れ、赤外線であるC02 レーザーでは穴の周囲に
クレータ−を生じてしまう。
また、SO5等の金属、不透明なセラミックス。
51等は大気の雰囲気において、エキシマレーザ−光の
照射によって影響を受けないため、エキシマレーザ−に
よる加工におけるマスク材として用いることができる。
照射によって影響を受けないため、エキシマレーザ−に
よる加工におけるマスク材として用いることができる。
第2図は本発明の一実施例におけるオリフィス加工方法
を示す装置の模式図であり、図において、10はエキシ
マレーザ−111はエキシマレーザ−1Oから射出され
たレーザービーム12を集光するためのレンズ、9はエ
キシマレーザ−10とオリフィスプレートの間に配置さ
れるマスク、40はオリフィスが形成されるオリフィス
プレートである。
を示す装置の模式図であり、図において、10はエキシ
マレーザ−111はエキシマレーザ−1Oから射出され
たレーザービーム12を集光するためのレンズ、9はエ
キシマレーザ−10とオリフィスプレートの間に配置さ
れるマスク、40はオリフィスが形成されるオリフィス
プレートである。
第3図はマスク9およびオリフィスプレート40の詳細
を示す斜視図である。マスク9にはオリフィスプレート
40のオリフィスが加工される部位に対応して透明な部
分91が設けられており、レーザービーム12が透過す
るようになっている。すなわち、このマスク9にオリフ
ィスとして必要なパターンを設ければ、このパターンが
オリフィスプレートのフィルムに加工されることが可能
となる。
を示す斜視図である。マスク9にはオリフィスプレート
40のオリフィスが加工される部位に対応して透明な部
分91が設けられており、レーザービーム12が透過す
るようになっている。すなわち、このマスク9にオリフ
ィスとして必要なパターンを設ければ、このパターンが
オリフィスプレートのフィルムに加工されることが可能
となる。
第3図に示すようにオリフィスの数は複数であるがこれ
は模式的に示すものであり一実際には本実施例では36
GDPI、φ33μmのオリフィスを直線的に並べたマ
スクを使用した。こ9構成において、プレート40に、
マスク9を介してレーザービーム12を照射しオリフィ
スを形成した。なお、マスク材としては、レーザー照射
による熱の影響を受けないことが好ましく、例えば熱膨
張率の小さい材料、例えばBe−Cuなとの金属材料を
用いることができる。
は模式的に示すものであり一実際には本実施例では36
GDPI、φ33μmのオリフィスを直線的に並べたマ
スクを使用した。こ9構成において、プレート40に、
マスク9を介してレーザービーム12を照射しオリフィ
スを形成した。なお、マスク材としては、レーザー照射
による熱の影響を受けないことが好ましく、例えば熱膨
張率の小さい材料、例えばBe−Cuなとの金属材料を
用いることができる。
以上説明したような方法で製造したオリフィスプレート
のオリフィスは、炭酸ガスレーザーおよびYAGレーザ
ーによる加工のように、オリフィスの周辺部に異常な変
形がなく、マスクと同様な円形が、フィルムの表裏まで
きれいに加工される。
のオリフィスは、炭酸ガスレーザーおよびYAGレーザ
ーによる加工のように、オリフィスの周辺部に異常な変
形がなく、マスクと同様な円形が、フィルムの表裏まで
きれいに加工される。
設計値と上述の方法による製造後のオリフィスプレート
における寸法を比較した結果を表1に示す。
における寸法を比較した結果を表1に示す。
表
この表1の比較からも明らかなように、エキシマレーザ
−によるオリフィス加工はインクジェット記録ヘッドの
性能をより向上させるのに十分な精度を有しており、ま
た、簡易に製造できる特徴を有している。
−によるオリフィス加工はインクジェット記録ヘッドの
性能をより向上させるのに十分な精度を有しており、ま
た、簡易に製造できる特徴を有している。
次に、本発明のより効果的な実施例を説明する。
第4図および第5図はこの実施例に示すそれぞれオリフ
ィス加工の装置およびマスクとオリフィスプレートの詳
細を表わす模式図および斜視図である。
ィス加工の装置およびマスクとオリフィスプレートの詳
細を表わす模式図および斜視図である。
本実施例では、まず始めに天板400としてガラス材に
溝加工したものと、Stウェハにエネルギー発生素子お
よびその配線等を設けたヒータボード100を接合し、
次に、オリフィスプレート40と天板400およびヒー
タボード100とを接合するために接合面をオゾン洗浄
し、シランカップリング剤を塗布した。その塗布方法は
、φ100. t = 0.6のSiゴムにシランカッ
プリング剤^−187(日本ユニカー味による)をスピ
ンコードしたものから転写することによって行った。
溝加工したものと、Stウェハにエネルギー発生素子お
よびその配線等を設けたヒータボード100を接合し、
次に、オリフィスプレート40と天板400およびヒー
タボード100とを接合するために接合面をオゾン洗浄
し、シランカップリング剤を塗布した。その塗布方法は
、φ100. t = 0.6のSiゴムにシランカッ
プリング剤^−187(日本ユニカー味による)をスピ
ンコードしたものから転写することによって行った。
次に、オリフィスプレート40の材料としてのドライフ
ィルム(東京応化■5E−320)を、片側の保護フィ
ルム、ポリエーテルを剥離した後、約40〜80℃に加
熱した。このとき、天板400とヒータボード100の
一体となったものも同時に加熱する。
ィルム(東京応化■5E−320)を、片側の保護フィ
ルム、ポリエーテルを剥離した後、約40〜80℃に加
熱した。このとき、天板400とヒータボード100の
一体となったものも同時に加熱する。
この加熱は、本実施例ではホットプレートまたはクリー
ンオーブンを用いて行った。
ンオーブンを用いて行った。
ドライフィルムが十分加熱された後、フィルムのドライ
フィルム面と天板・ヒータボードとを1〜10秒間、2
〜10kg/cm’の圧力で押しつけて接合する。次に
、室温(約25℃)まで徐冷し、その後フィルムと天板
・ヒータボードとを分離する。このとき、オリフィスプ
レートとなるドライフィルムはもう一方の保護フィルム
であるマイラーフィルムから分離されて天板ヒータボー
ドに接合され、第6図に示す状態となる。次に、接合し
たドライフィルム面に紫外光を当てることにより、硬化
させ、第4図に示す構成からなる装置の所定の位置に記
録ヘッド(天板・ヒータボード・オリフィスプレート)
を固定し、この記録ヘッドとエキシマレーザ−およびマ
スクとの位置合わせを行う、この位置合わせは、本実施
例では記録ヘッドを固定する台7を可動式にして対応し
た。
フィルム面と天板・ヒータボードとを1〜10秒間、2
〜10kg/cm’の圧力で押しつけて接合する。次に
、室温(約25℃)まで徐冷し、その後フィルムと天板
・ヒータボードとを分離する。このとき、オリフィスプ
レートとなるドライフィルムはもう一方の保護フィルム
であるマイラーフィルムから分離されて天板ヒータボー
ドに接合され、第6図に示す状態となる。次に、接合し
たドライフィルム面に紫外光を当てることにより、硬化
させ、第4図に示す構成からなる装置の所定の位置に記
録ヘッド(天板・ヒータボード・オリフィスプレート)
を固定し、この記録ヘッドとエキシマレーザ−およびマ
スクとの位置合わせを行う、この位置合わせは、本実施
例では記録ヘッドを固定する台7を可動式にして対応し
た。
位置合わせ終了後、エキシマレーザ−光をマスク9を介
してオリフィスプレート40に照射し、オリフィス41
の加工を行った。この加工後の記録ヘッドの状態を第7
図に示す。
してオリフィスプレート40に照射し、オリフィス41
の加工を行った。この加工後の記録ヘッドの状態を第7
図に示す。
以上説明した方法によれば、微小なオリフィスを有する
オリフィスプレートと、天板・ヒータボードとを精度の
高い位置合わせをして接合する必要がなく、インクジェ
ット記録ヘッドの製造工程が簡易になる。
オリフィスプレートと、天板・ヒータボードとを精度の
高い位置合わせをして接合する必要がなく、インクジェ
ット記録ヘッドの製造工程が簡易になる。
次に、エキシマレーザ−による加工でオリフィス形状を
より好ましい形状にする実施例を示す。
より好ましい形状にする実施例を示す。
第8図に示すように、本例におけるインクジェット記録
ヘッドのオリフィス形状は、インク路402からオリフ
ィス41に近づくほど先が細くなる形状が望ましいとさ
れていた。しかし、従来の製造方法ではそれを実現する
のは困難であったため、その形状は第9図のような円柱
状のものが多かった。
ヘッドのオリフィス形状は、インク路402からオリフ
ィス41に近づくほど先が細くなる形状が望ましいとさ
れていた。しかし、従来の製造方法ではそれを実現する
のは困難であったため、その形状は第9図のような円柱
状のものが多かった。
ところが、エキシマレーザ−を用い、オリフィスプレー
トのみの加工においてその照射中途々に集光レンズを移
動させ、焦点の位置を変えることにより穴の形状が変化
する特徴を生かして第8図のようなオリフィス形状も製
造することができる。
トのみの加工においてその照射中途々に集光レンズを移
動させ、焦点の位置を変えることにより穴の形状が変化
する特徴を生かして第8図のようなオリフィス形状も製
造することができる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように本発明によればオリフィ
スプレートには高密度かつ高精細なオリフィスが形成さ
れ、さらにインク路等との位置関係が正確なオリフィス
が形成されることが可能となる。
スプレートには高密度かつ高精細なオリフィスが形成さ
れ、さらにインク路等との位置関係が正確なオリフィス
が形成されることが可能となる。
この結果、例えばマスクを適切に用いることにより微小
な複数のオリフィスを一括して製造することもできるた
め、簡易かつ廉価にインクジェット記録ヘッドを製造で
きる。
な複数のオリフィスを一括して製造することもできるた
め、簡易かつ廉価にインクジェット記録ヘッドを製造で
きる。
また、精度の高いインクジェット記録が実現できること
により、ひいては記録される画像の品位が向上するとい
う効果が得られる。
により、ひいては記録される画像の品位が向上するとい
う効果が得られる。
第1図(^)および(B)は本発明の実施例にかかるイ
ンクジェット記録ヘッドのそれぞれ分解斜視図および外
観斜視図、 第2図は本発明の一実施例における装置の模式第3図は
第2図に示したマスクとオリフィスプレートとの関係を
示す斜視図、 第4図は本発明の他の実施例における装置の模式図、 第5図は第4図に示したマスクとインクジェット記録ヘ
ッドの関係を示す斜視図、 第6図は第4図の実施例に基く製造過程の、オリフィス
のないフィルムを接合した状態を示す斜視図、 第7図は第4図の実施例に基く製造過程の、エキシマレ
ーザ−でオリフィス製造後の状態を示す斜視図、 第8図は本発明の第3実施例によるオリフィスの断面図
、 第9図は従来の加工方法によるオリフィスの断面図、 第1θ図はインクジェット記録ヘッドの構成を示す分解
斜視図である。 7・・・可動式ステージ、 9・・・マスク、 41・・・オリフィス、 91・・・マスクの透明部、 ・・・ヒータボード、 ・・・吐出エネルギー発生素子、 ・・・天板、 ・・・インク路、 ・・・オリフィスプレート。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
ンクジェット記録ヘッドのそれぞれ分解斜視図および外
観斜視図、 第2図は本発明の一実施例における装置の模式第3図は
第2図に示したマスクとオリフィスプレートとの関係を
示す斜視図、 第4図は本発明の他の実施例における装置の模式図、 第5図は第4図に示したマスクとインクジェット記録ヘ
ッドの関係を示す斜視図、 第6図は第4図の実施例に基く製造過程の、オリフィス
のないフィルムを接合した状態を示す斜視図、 第7図は第4図の実施例に基く製造過程の、エキシマレ
ーザ−でオリフィス製造後の状態を示す斜視図、 第8図は本発明の第3実施例によるオリフィスの断面図
、 第9図は従来の加工方法によるオリフィスの断面図、 第1θ図はインクジェット記録ヘッドの構成を示す分解
斜視図である。 7・・・可動式ステージ、 9・・・マスク、 41・・・オリフィス、 91・・・マスクの透明部、 ・・・ヒータボード、 ・・・吐出エネルギー発生素子、 ・・・天板、 ・・・インク路、 ・・・オリフィスプレート。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)吐出口に連通するインク路と、該インク路に配設さ
れた吐出エネルギー発生素子と、前記吐出口が形成され
前記インク路の端面に接合された吐出口プレートとを有
し、前記吐出口から飛翔液滴を吐出するインクジェット
記録ヘッドの製造方法において、 前記吐出口は前記吐出口プレートにエキシマレーザー光
を照射することによって形成されることを特徴とするイ
ンクジェット記録ヘッドの製造方法。 2)吐出口に連通するインク路と、該インク路に配設さ
れた吐出エネルギー発生素子と、前記吐出口が形成され
前記インク路の端面に接合された吐出口プレートとを有
し、前記吐出口から飛翔液滴を吐出するインクジェット
記録ヘッドの製造方法において、 吐出口が形成される以前に吐出口プレートを前記インク
路の端面に接合し、当該接合された吐出口プレートにエ
キシマレーザー光を照射することによって前記吐出口を
形成することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの
製造方法。 3)前記エキシマレーザー光の照射は、前記吐出口プレ
ートにおける前記吐出口のパターンを有したマスクを介
して行われることを特徴とする請求項1または2に記載
のインクジェット記録ヘッドの製造方法。 4)前記吐出エネルギー発生素子はインクを吐出するた
めの熱エネルギーを発生する電気熱変換素子であること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかの項に記載の
インクジェット記録ヘッドの製造方法。 5)前記吐出口プレートは樹脂よりなることを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかの項に記載のインクジェ
ット記録ヘッドの製造方法。 6)請求項1ないし5のいずれかの項に記載の製造方法
によって製造されたインクジェット記録ヘッド。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27579788A JPH02121842A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
DE1989618663 DE68918663T2 (de) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Verfahren zur Herstellung eines Tintenstrahldruckkopfes. |
ES89311199T ES2060789T3 (es) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Metodo de fabricacion de un cabezal de impresion por chorros de tinta. |
EP94200483A EP0602021A2 (en) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Ink jet head and manufacturing method thereof, discharge opening plate for head and manufacturing method thereof, and ink jet apparatus with ink jet head |
ES99200740T ES2207908T3 (es) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Cabezal para chorros de tinta y metodo para la fabricacion del mismo, placa con oberturas de descarga para el cabezal y su metodo de fabricacion y aparato para chorros de tinta con cabezal para chorros de tinta. |
EP99200740A EP0937579B1 (en) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Ink jet head and manufacturing method thereof, discharge opening plate for head and manufacturing method thereof, and ink jet apparatus with ink jet head |
EP19890311199 EP0367541B1 (en) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Method of manufacturing an ink jet head |
DE1989629489 DE68929489T2 (de) | 1988-10-31 | 1989-10-30 | Tintenstrahlkopf und sein Herstellungsverfahren, Aufflussöffnungsplatte für diesen Kopf und sein Herstellungsverfahren, und Tintenstrahlgerät damit versehen |
US07/752,909 US5208604A (en) | 1988-10-31 | 1991-08-26 | Ink jet head and manufacturing method thereof, and ink jet apparatus with ink jet head |
US08/741,529 US5682187A (en) | 1988-10-31 | 1996-10-31 | Method for manufacturing an ink jet head having a treated surface, ink jet head made thereby, and ink jet apparatus having such head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27579788A JPH02121842A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121842A true JPH02121842A (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=17560549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27579788A Pending JPH02121842A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02121842A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5940957A (en) * | 1994-03-04 | 1999-08-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser process for making a filter for an ink jet |
US6048049A (en) * | 1996-10-16 | 2000-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser processing method, an ink jet recording head, and a system for manufacturing ink jet recording heads |
EP1065025A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method, method for producing ink jet recording utilizing the same, and ink jet recording method produced by such method |
EP1065024A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method, method for producing ink jet recording head utilizing the same, and ink jet recording head produced by such method |
EP1065023A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser processing method, method for manufacturing ink jet recording head using such method of manufacture, and ink jet recording head manufactured by such method of manufacture |
EP1065058A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing ink jet recording head, ink jet recording head manufactured by such method, and laser working method |
US6387601B1 (en) | 1998-05-19 | 2002-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing an ink jet recording head, and an ink jet recording head manufactured by such method |
US6748657B1 (en) * | 1999-07-27 | 2004-06-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing an ink jet recording head |
JP2006256165A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108056A (ja) * | 1987-09-19 | 1989-04-25 | Am Internatl Inc | インクジェットプリンタ用ノズル |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP27579788A patent/JPH02121842A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108056A (ja) * | 1987-09-19 | 1989-04-25 | Am Internatl Inc | インクジェットプリンタ用ノズル |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE38710E1 (en) * | 1994-03-04 | 2005-03-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser process for making a filter for an ink jet |
US5940957A (en) * | 1994-03-04 | 1999-08-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser process for making a filter for an ink jet |
US6048049A (en) * | 1996-10-16 | 2000-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser processing method, an ink jet recording head, and a system for manufacturing ink jet recording heads |
US6387601B1 (en) | 1998-05-19 | 2002-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing an ink jet recording head, and an ink jet recording head manufactured by such method |
EP1065024A3 (en) * | 1999-06-30 | 2003-04-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method, method for producing ink jet recording head utilizing the same, and ink jet recording head produced by such method |
EP1065058A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing ink jet recording head, ink jet recording head manufactured by such method, and laser working method |
EP1065023A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser processing method, method for manufacturing ink jet recording head using such method of manufacture, and ink jet recording head manufactured by such method of manufacture |
US6529228B1 (en) | 1999-06-30 | 2003-03-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method, method for producing ink jet recording utilizing the same, and ink jet recording method produced by such method |
EP1065024A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method, method for producing ink jet recording head utilizing the same, and ink jet recording head produced by such method |
EP1065023A3 (en) * | 1999-06-30 | 2003-09-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser processing method, method for manufacturing ink jet recording head using such method of manufacture, and ink jet recording head manufactured by such method of manufacture |
US6634734B1 (en) | 1999-06-30 | 2003-10-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing ink jet recording head, ink jet recording head manufactured by such method, and laser working method |
US6693656B1 (en) | 1999-06-30 | 2004-02-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser processing method, method for manufacturing ink jet recording head using such method of manufacture, and ink jet recording head manufactured by such method of manufacture |
US6760973B1 (en) | 1999-06-30 | 2004-07-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method and method for producing ink jet recording head |
EP1065025A2 (en) | 1999-06-30 | 2001-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser working method, method for producing ink jet recording utilizing the same, and ink jet recording method produced by such method |
US6748657B1 (en) * | 1999-07-27 | 2004-06-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing an ink jet recording head |
JP2006256165A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド |
JP4725147B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-07-13 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッドの製造方法 |
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