JPH0212057A - 液体クロマトグラフ用クロマト管 - Google Patents
液体クロマトグラフ用クロマト管Info
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- JPH0212057A JPH0212057A JP63163261A JP16326188A JPH0212057A JP H0212057 A JPH0212057 A JP H0212057A JP 63163261 A JP63163261 A JP 63163261A JP 16326188 A JP16326188 A JP 16326188A JP H0212057 A JPH0212057 A JP H0212057A
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- resin pipe
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/50—Conditioning of the sorbent material or stationary liquid
- G01N30/52—Physical parameters
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- G—PHYSICS
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- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
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- G01N30/60—Construction of the column
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- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/60—Construction of the column
- G01N30/6091—Cartridges
Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、高速液体クロマトグラフィーによって被測定
物質を分析する液体クロマトグラフに使用される液体ク
ロマトグラフ用クロマト管に関する。
物質を分析する液体クロマトグラフに使用される液体ク
ロマトグラフ用クロマト管に関する。
〈従来の技術〉
一般に、液体クロマトグラフィーは、被測定液を一定量
採取してのち溶離液等のキャリアでもって分離カラムに
搬送し、その後、該分離カラムからの溶出液を検出器に
導いて測定することにより、被測定液中の物質を測定す
るようになっている。
採取してのち溶離液等のキャリアでもって分離カラムに
搬送し、その後、該分離カラムからの溶出液を検出器に
導いて測定することにより、被測定液中の物質を測定す
るようになっている。
また、上述のような液体クロマトグラフ用クロマト管と
しては、通常ステンレス管が用いられている。このよう
なステンレス管は生体成分や天然物質中の微量成分や不
安定成分、微量のイオン類などの分析を行なうとき、そ
の目的成分がステンレス管の内面に吸着したり該ステン
レス管の材質中の成分が触媒となって被測定物質(成分
)を変質させたりする事態が生ずる。このため、内面が
不活性なりロマト管が必要となり、ガラスやポリグロビ
レン・フッ素樹脂等のクロマト管が使用されていた、即
ち、内面がガラスのクロマト管は生体成分の分析用とし
て非常によく使用され、内面がポリプロピレン・フッ素
樹脂のクロマト管は生体物質や微量金属の分析に使用さ
れていた。
しては、通常ステンレス管が用いられている。このよう
なステンレス管は生体成分や天然物質中の微量成分や不
安定成分、微量のイオン類などの分析を行なうとき、そ
の目的成分がステンレス管の内面に吸着したり該ステン
レス管の材質中の成分が触媒となって被測定物質(成分
)を変質させたりする事態が生ずる。このため、内面が
不活性なりロマト管が必要となり、ガラスやポリグロビ
レン・フッ素樹脂等のクロマト管が使用されていた、即
ち、内面がガラスのクロマト管は生体成分の分析用とし
て非常によく使用され、内面がポリプロピレン・フッ素
樹脂のクロマト管は生体物質や微量金属の分析に使用さ
れていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉
然しながら、上記従来例においては、内面がガラスのク
ロマト管は割れ易いという欠点があった。
ロマト管は割れ易いという欠点があった。
この場合、高耐圧性のガラスを使用することが考えらる
が、せいぜい20019/Cm’が限界であり、ガラス
ライニングのステンレスパイプを使用したとしても内部
での割れに気が付かないという欠点があった。また、内
面がガラスのクロマト管は内面を構成しているシラノー
ル基に種々の物質が吸着を起こすうえ、シラン処理を施
しても疎水性の吸着を起こすという欠点があった。一方
、内面がポリプロピレン・フッ素樹脂のクロマト管は、
温度依存性が大きいうえ耐用性にも乏しい。
が、せいぜい20019/Cm’が限界であり、ガラス
ライニングのステンレスパイプを使用したとしても内部
での割れに気が付かないという欠点があった。また、内
面がガラスのクロマト管は内面を構成しているシラノー
ル基に種々の物質が吸着を起こすうえ、シラン処理を施
しても疎水性の吸着を起こすという欠点があった。一方
、内面がポリプロピレン・フッ素樹脂のクロマト管は、
温度依存性が大きいうえ耐用性にも乏しい。
このため、膨張しやすい高温下での使用や高圧(特に破
壊圧力付近)下での使用は無理である。
壊圧力付近)下での使用は無理である。
この場合、ステンレスの内面に樹脂をライニングするこ
とも考えられるが、ライニングにむらがあり製造効率が
悪いという欠点があった。
とも考えられるが、ライニングにむらがあり製造効率が
悪いという欠点があった。
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、内面が不活性なうえ耐圧力性も高い液体クロ
マトグラフ用クロマト管を提供することにある。
の目的は、内面が不活性なうえ耐圧力性も高い液体クロ
マトグラフ用クロマト管を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉
上述のような問題点を解決する本発明の特徴は、液体ク
ロマトグラフ用クロマト管において、樹脂製パイプと、
冷管引抜きされて前記樹脂製パイプに被覆されたステン
レスパイプとを具備し、前記樹脂製パイプ内にカラム充
填剤が充填されることにある。
ロマトグラフ用クロマト管において、樹脂製パイプと、
冷管引抜きされて前記樹脂製パイプに被覆されたステン
レスパイプとを具備し、前記樹脂製パイプ内にカラム充
填剤が充填されることにある。
〈実施例〉
以下、本発明について図を用いて詳細に説明する。第1
図は本発明実施例の構成断面図であり、図中、1は例え
ば12−ナイロン、ポリエチレン。
図は本発明実施例の構成断面図であり、図中、1は例え
ば12−ナイロン、ポリエチレン。
、ポリエチレンテトラフルオロエチレン、ポリプロピレ
ン、ダイフロン、ポリフッ化エチレン、若しくはポリフ
ッ化プロピレンでなり例えば長さ15cm、内径4mm
、肉厚1°mmの樹脂製パイプ、2は例えば5US31
6材料でなり被覆後の外径が例えば8mmとなるように
冷管引抜きされて樹脂製パイプ1に被覆されたステンレ
スパイプ、3はフィルタ、4.4−はフエラル、5.5
−は変換継手、6.6−はフィルタ押えである。また、
変換継手5.5゛のオネジ部(第1図でフエラル4.4
゛の外側部分)に図示しないナツトのメネジ部が螺合し
、フエラル4.4−がステンレスパイプ2に食い込むよ
うになっている。更に、樹脂製パイプ1内には例えばポ
リエチレン系の充填剤(図示せず)が例えば35019
/CR2の低圧モードで例えば60分間だけスラリー充
填されることによって充填されている。一方、上述のよ
うにしてステンレスパイプが被覆された樹脂製パイプ1
の内径は、12−ナイロンでなる樹脂の場合約3%減少
するがポリエチレンやポリエチレンテトラフルオロエチ
レンの場合には1%程度の減少にとどまっており、いず
れの場合も軸に直角方向の断面は真円となっている。ま
た、フィルタ3゜変換継手5.5−、及びフィルタ押え
6.6−等の各接液部は全て不活性なフッ素樹脂で構成
されている。一方、第2図は本発明実施例を用いたカラ
ムのカラム充填剤に及ぼす効果を説明するための説明図
であり、図中、(イ)は前記従来例のステンレス管に直
接充填剤が充填されているカラムの要部拡大断面図であ
り、(ロ)は第1図を用いて詳述した本発明実施例を用
いたカラムの要部拡大断面図である。第2図において、
ステンレス管に直接充填剤が充填されるカラムを示す(
イ)の場合はステンレス管2の壁と充填剤7の間に隙間
が生じているが、本発明実施例を用いなカラムを示す(
ロ)の場合は樹脂製パイプ1の樹脂に充填剤7が若干め
り込むようにして充填されているため樹脂製パイプ1の
壁と充填剤7の間に隙間が生ぜず充填剤の充填効率は高
くなっている。
ン、ダイフロン、ポリフッ化エチレン、若しくはポリフ
ッ化プロピレンでなり例えば長さ15cm、内径4mm
、肉厚1°mmの樹脂製パイプ、2は例えば5US31
6材料でなり被覆後の外径が例えば8mmとなるように
冷管引抜きされて樹脂製パイプ1に被覆されたステンレ
スパイプ、3はフィルタ、4.4−はフエラル、5.5
−は変換継手、6.6−はフィルタ押えである。また、
変換継手5.5゛のオネジ部(第1図でフエラル4.4
゛の外側部分)に図示しないナツトのメネジ部が螺合し
、フエラル4.4−がステンレスパイプ2に食い込むよ
うになっている。更に、樹脂製パイプ1内には例えばポ
リエチレン系の充填剤(図示せず)が例えば35019
/CR2の低圧モードで例えば60分間だけスラリー充
填されることによって充填されている。一方、上述のよ
うにしてステンレスパイプが被覆された樹脂製パイプ1
の内径は、12−ナイロンでなる樹脂の場合約3%減少
するがポリエチレンやポリエチレンテトラフルオロエチ
レンの場合には1%程度の減少にとどまっており、いず
れの場合も軸に直角方向の断面は真円となっている。ま
た、フィルタ3゜変換継手5.5−、及びフィルタ押え
6.6−等の各接液部は全て不活性なフッ素樹脂で構成
されている。一方、第2図は本発明実施例を用いたカラ
ムのカラム充填剤に及ぼす効果を説明するための説明図
であり、図中、(イ)は前記従来例のステンレス管に直
接充填剤が充填されているカラムの要部拡大断面図であ
り、(ロ)は第1図を用いて詳述した本発明実施例を用
いたカラムの要部拡大断面図である。第2図において、
ステンレス管に直接充填剤が充填されるカラムを示す(
イ)の場合はステンレス管2の壁と充填剤7の間に隙間
が生じているが、本発明実施例を用いなカラムを示す(
ロ)の場合は樹脂製パイプ1の樹脂に充填剤7が若干め
り込むようにして充填されているため樹脂製パイプ1の
壁と充填剤7の間に隙間が生ぜず充填剤の充填効率は高
くなっている。
ところで、本発明実施例のクロマト管を使用しな場合と
して12−ナイロン製のパイプに充填剤が充填されてい
るカラム(A)、ポリエチレン製のパイプに充填剤が充
填されているカラム(B)。
して12−ナイロン製のパイプに充填剤が充填されてい
るカラム(A)、ポリエチレン製のパイプに充填剤が充
填されているカラム(B)。
ポリエチレンテトラフルオロエチレン製のパイプに充填
剤が充填されているカラム(C)、また、前記従来例の
クロマト管を使用した場合としてステンレス管に直接充
填剤が充填されているカラム(D)、フッ素樹脂ライニ
ングのステンレス管に充填剤か充填されているカラム(
E)の各々についてイオンクロマトグラフィーにおける
カラム性能を比較する実験を行なったところ次のような
結果か得られた。即ち、カラムサイズ(mm)を比較す
ると、(A>は4.0X150.(B)は4゜0x15
0.(C)は4.0x150.(DJは4.6X150
.(E)は4.9X150となった。また、塩素イオン
<ci−>についての理論段数(TP/C(1゜)を比
較すると、(A)は2.210.(B)は2,180.
(C)は2゜010、(D)は2,080.(E)は2
,090となり、硫酸イオン(Son2−)についての
理論段数(TP/C01F、)を比較すると、(A)は
2,190.(B)は2,130.(C)は2゜000
、(D)は2,010.(B)は2.080となった。
剤が充填されているカラム(C)、また、前記従来例の
クロマト管を使用した場合としてステンレス管に直接充
填剤が充填されているカラム(D)、フッ素樹脂ライニ
ングのステンレス管に充填剤か充填されているカラム(
E)の各々についてイオンクロマトグラフィーにおける
カラム性能を比較する実験を行なったところ次のような
結果か得られた。即ち、カラムサイズ(mm)を比較す
ると、(A>は4.0X150.(B)は4゜0x15
0.(C)は4.0x150.(DJは4.6X150
.(E)は4.9X150となった。また、塩素イオン
<ci−>についての理論段数(TP/C(1゜)を比
較すると、(A)は2.210.(B)は2,180.
(C)は2゜010、(D)は2,080.(E)は2
,090となり、硫酸イオン(Son2−)についての
理論段数(TP/C01F、)を比較すると、(A)は
2,190.(B)は2,130.(C)は2゜000
、(D)は2,010.(B)は2.080となった。
更に、塩素イオン(C1−)についてのピーク対称度(
fas)を比較すると、(Aは1.2、、(B)は1.
28.(C)は1,31、(D)は1.30.(E)は
1.34となり、硫酸イオン(So42− )について
のピーク対称度(fas)を比較すると、<A)は1.
95゜(B)は2.00.(C)は2.11.(D)は
2.04.(E)は2,19となった。以上の実験結果
は、本願発明のクロマト管を使用しなカラム(上記(A
)〜(C)のカラム)が前記従来例のクロマト管を使用
したカラム(上記<D>及びは理論段数値が一見少なく
なっているが、カラム内径を考えると前記従来例のクロ
マト管を使用したカラム(上記(D)及び(E)のカラ
ム)と遜色のない性能(理論段数など)を有することを
示している0本願発明のクロマト管を使用したカラム(
上記(A)〜(C)のカラム)がこのように優れた性能
を示すのは、カラム内面が樹脂であるため適度に弾性を
有しカラム壁面と充填剤の密着性が向上したためである
。また、12−ナイロン製のパイプに充填剤が充填され
ているカラム(A)は12−ナイロンが比較的親水性で
あるため理論段数が最も高くなっており、ポリエチレン
製のパイプに充填剤が充填されているカラム(B)は疎
水性であるが軟質であるため理論段数が高くなっている
。尚、ステンレスに吸着を起こすリン酸イオン(POa
4−)を微量注入してカラム内壁面への吸着を調べたと
ころ、ステンレス管に直接充填剤か充填されているカラ
ムだけが極端な吸着現象を起こしピーク面積が小さくテ
ーリングのピークとなったが、他の4種のカラム(上記
A、B。
fas)を比較すると、(Aは1.2、、(B)は1.
28.(C)は1,31、(D)は1.30.(E)は
1.34となり、硫酸イオン(So42− )について
のピーク対称度(fas)を比較すると、<A)は1.
95゜(B)は2.00.(C)は2.11.(D)は
2.04.(E)は2,19となった。以上の実験結果
は、本願発明のクロマト管を使用しなカラム(上記(A
)〜(C)のカラム)が前記従来例のクロマト管を使用
したカラム(上記<D>及びは理論段数値が一見少なく
なっているが、カラム内径を考えると前記従来例のクロ
マト管を使用したカラム(上記(D)及び(E)のカラ
ム)と遜色のない性能(理論段数など)を有することを
示している0本願発明のクロマト管を使用したカラム(
上記(A)〜(C)のカラム)がこのように優れた性能
を示すのは、カラム内面が樹脂であるため適度に弾性を
有しカラム壁面と充填剤の密着性が向上したためである
。また、12−ナイロン製のパイプに充填剤が充填され
ているカラム(A)は12−ナイロンが比較的親水性で
あるため理論段数が最も高くなっており、ポリエチレン
製のパイプに充填剤が充填されているカラム(B)は疎
水性であるが軟質であるため理論段数が高くなっている
。尚、ステンレスに吸着を起こすリン酸イオン(POa
4−)を微量注入してカラム内壁面への吸着を調べたと
ころ、ステンレス管に直接充填剤か充填されているカラ
ムだけが極端な吸着現象を起こしピーク面積が小さくテ
ーリングのピークとなったが、他の4種のカラム(上記
A、B。
C1及びEのカラム)は良好なピーク形状で且つピーク
面積も良好となっていた。
面積も良好となっていた。
〈発明の効果〉
以上詳しく説明したような本発明によれば、従来のガラ
スや樹脂でなるカラムに比し耐圧力性が大幅に向上する
利点がある。また、単なるライニングのカラムに比し均
一かつ不活性なカラムが出初る利点がある。更に、樹脂
の材質を分析対象成分や使用条件に合わせて自由に選択
できる利点がある。また、樹脂製パイプは市販の一般的
パイブで済むなめ入手し易いうえ製造コストも安いとい
う利点がある。更に、カラム内壁面が適度の弾性を有す
るため、該内壁面にも密に充填剤を充填でき結果的にカ
ラム効率が高くなるという利点もある。
スや樹脂でなるカラムに比し耐圧力性が大幅に向上する
利点がある。また、単なるライニングのカラムに比し均
一かつ不活性なカラムが出初る利点がある。更に、樹脂
の材質を分析対象成分や使用条件に合わせて自由に選択
できる利点がある。また、樹脂製パイプは市販の一般的
パイブで済むなめ入手し易いうえ製造コストも安いとい
う利点がある。更に、カラム内壁面が適度の弾性を有す
るため、該内壁面にも密に充填剤を充填でき結果的にカ
ラム効率が高くなるという利点もある。
第1図は本発明実施例の構成断面図、第2図は本発明実
施例のカラム充填剤に及ぼす効果を説明するための説明
図である。 1・・・・・・樹脂製パイプ、2・・・・・・ステンレ
スパイプ、3・・・・・・フィルタ、4,4−・・・・
・・フエラル、5.5゛・・・・・・変換継手、
施例のカラム充填剤に及ぼす効果を説明するための説明
図である。 1・・・・・・樹脂製パイプ、2・・・・・・ステンレ
スパイプ、3・・・・・・フィルタ、4,4−・・・・
・・フエラル、5.5゛・・・・・・変換継手、
Claims (2)
- (1)所定の充填剤が充填され高速液体クロマトグラフ
ィーによつて被測定物質を分析する液体クロマトグラフ
用クロマト管において、樹脂製パイプと、冷管引抜きさ
れて前記樹脂製パイプに被覆されたステンレスパイプと
を具備し、前記樹脂製パイプ内にカラム充填剤が充填さ
れることを特徴とする液体クロマトグラフ用クロマト管
。 - (2)前記樹脂製パイプの樹脂は12−ナイロン、ポリ
エチレン、、ポリエチレンテトラフルオロエチレン、ポ
リプロピレン、ダイフロン、ポリフッ化エチレン、若し
くはポリフッ化プロピレンでなる特許請求の範囲第(1
)項記載の液体クロマトグラフ用クロマト管
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163261A JPH0212057A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 液体クロマトグラフ用クロマト管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163261A JPH0212057A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 液体クロマトグラフ用クロマト管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212057A true JPH0212057A (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=15770443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63163261A Pending JPH0212057A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 液体クロマトグラフ用クロマト管 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0212057A (ja) |
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1988
- 1988-06-30 JP JP63163261A patent/JPH0212057A/ja active Pending
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