JPH02120091A - 印刷用スクリーン - Google Patents

印刷用スクリーン

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Publication number
JPH02120091A
JPH02120091A JP27382588A JP27382588A JPH02120091A JP H02120091 A JPH02120091 A JP H02120091A JP 27382588 A JP27382588 A JP 27382588A JP 27382588 A JP27382588 A JP 27382588A JP H02120091 A JPH02120091 A JP H02120091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monofilament
printing
screen
printing screen
mesh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27382588A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Mochizuki
政嗣 望月
Shigemitsu Murase
村瀬 繁満
Tsunetoshi Matsuda
常俊 松田
Masaaki Yamaguchi
正昭 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP27382588A priority Critical patent/JPH02120091A/ja
Publication of JPH02120091A publication Critical patent/JPH02120091A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷用スクリーンに関するものである。
(従来の技術) 近年、プリント配線基板のパターニング等の特殊な印刷
において、スクリーン印刷の技術が注目されている。ス
クリーン印刷は、メツシュ構造を持つスクリーンを枠に
張って緊張固定し、その上にレジストを作って必要な画
線以外の目を塞ぎ。
枠内にインキを入れ、ヘラでスクリーンの内面をこすり
、レジストが無い部分のスクリーンを通過したインキが
下に置かれた被印刷面に接触転移するようにした印刷方
法である。
このようなスクリーン印刷においては、スクリーンは枠
に高張力で固定され、印刷時にはヘラでこすられ、これ
が繰り返される。したがって、印刷用スクリーンには、
高度の緊張に耐え得る強度。
寸法安定性及び耐久性が要求される。
例えば、ナイロンの極細繊維からなるスクリーンを用い
ると、高解像度の印刷ができるが、ナイロンは吸湿によ
り寸法が変化するという欠点を有でいる。また、ポリエ
ステル繊維からなるスクリーンの場合は9寸法安定性は
優れているが、繰り返し使用すると永久変形を起こし、
使用不能となる。一般に1合成繊維製スクリーンは、軽
量で取り扱いやすいが、繰り返し疲労や寸法安定性に難
がある。
一方、ステンレス繊維製スクリーンも知られており1合
成繊維に比べて細い繊維が使用でき、吸湿や温度変化に
よる寸法変化もないが1弾性回復が極めて小さいため、
印刷面との接触を繰り返すと永久変形を起こし、使用不
能となる。
(発明が解決しようとする課題) このように、現在使用されている印刷用スクリーンには
、一長一短があり、より優れた印刷用スクリーの開発が
望まれている。
本発明は1強度等の力学特性に優れ、吸湿や温度変化に
よる寸法変化がなくて寸法安定性に優れ。
かつ繰り返し使用によっても永久変形を起こさない耐久
性の優れた印刷用スクリーンを提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決するもので、芳香族ポリエ
ーテルケトンモノフィラメントを織成したメツシュ構造
体からなる印刷用スクリーンを要旨とするものである。
本発明でいう芳香族ポリエーテルケトンとは。
反復単位が下記式〇、■又は■で表される単位の一種以
上からなるポリマーである。
−〇(沢co(c沢     ■ −o −@−o −@−c o℃−■ −oc−@−o+co−o−■ 反復単位■からなるものはポリエーテルケトン(P E
 K)、■からなるものはポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、■からなるものはポリエーテルケトンケ
トン(P E K K)として良く知られている。
本発明におけるモノフィラメントは、このようなポリマ
ーを熔融紡糸し、延伸し、必要に応じて熱処理すること
により得られる。
まず、ポリエーテルケトンポリマーを溶融紡糸して未延
伸モノフィラメントを得るが、紡糸に供するポリマーと
しては、96%硫酸を溶媒とし、25℃で測定した固有
粘度が0.9以上のものが好ましい。これより低粘度の
ものでは9強度等の力学特性の十分なモノフィラメント
を得ることが困難である。また、ポリマーには、その特
性を大きく撰なわない範囲で無機又は有機の添加剤が配
合されていてもよい。
このポリマーは、融点が330℃以上と高く、かつ高粘
度のため1通常の溶融紡糸方法より高温。
すなわち、融点より20〜80℃高い温度1通常、38
0〜450℃の温度に保たれた紡糸口金より吐出する。
吐出孔の孔径は特に限定されないが1通常、0.1〜1
.911のものが用いられる。この孔径が0.1−1未
満では吐出圧力が高くなりすぎ、一方tt、o1mを超
えると吐出線速度が低くなりすぎ1巻取速度を高くする
ことができず1本発明のスクリーンに適した太さのモノ
フィラメントを得ることが困難である。
紡糸口金の吐出孔の数は1孔でもよいが、複数孔とし、
複数本のフィラメントを同時に紡出し。
延伸の前又は後で分繊してモノフィラメントを得るよう
にすると生産性を高めることができて望ましい。
細いフィラメントを得るためには、紡糸口金直下に30
0℃以上の加熱帯域(加熱フード)を設けて、紡出糸条
をこの中を通過させるのが好ましい。
これにより巻取速度を高くすることが可能となり。
紡糸時の糸切れの発生を抑えつつ、細いフィラメントを
生産性良く製造することが可能となる。
加熱フードを通過したフィラメントは、冷却固化され、
必要に応じて油剤が付与された後、未延伸フィラメント
とし、て引き取られる。
このようにして得られた未延伸フィラメントは次いで、
延伸される。
延伸は未延伸フィラメントを一旦巻き取った後又は未延
伸フィラメントの引き取りに連続して行うことができる
。そして、延伸は2通常、加熱ローラ、加熱板、加熱チ
ューブ、加熱蒸気等を使用してフィラメントをその二次
転移温度以上に加熱して、−段又は多段で行われる。
延伸後、必要に応じて定長又は弛緩状態での熱処理が施
される。
モノフィラメントの太さは、直径70μ以下、好ましく
は50μ以下が適当であり1特に高精度の印刷用には3
0μ以下とする。
また、モノフィラメントは4 g/d以上の強度を有し
、15〜50%の伸度を有するものが好ましい。
強度が4g/d未満であると、スクリーンとして枠に固
定したときにフィラメントの切断が起こり易い。また、
伸度が15%未満であると、印刷時の繰り返し変形によ
り永久変形を起こし易く、一方。
伸度が50%を超えるとスクリーンを枠に固定したとき
の張力によってメツシュが変形し易く、印刷精度が低下
する。
上記のようなモノフィラメントを、平織又は綾織の組織
で織成してメツシュ構造体とすることにより本発明の印
刷用スクリーンが得られる。通常の印刷用には平織のも
のが用いられるが1曲線や斜線の多い印刷用には綾織の
ものが好ましい。また、VB物は1通常の精度の印刷用
には100〜400メツシュ/2.54cm程度、特に
高精度の印刷用には400メツシュ/2.54cm以上
とするのが適当である。
(実施例) 以下2本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例 固有粘度1.1のPEEK (1(1社製)を用い。
次のようにしてモノフィラメントを製造した。
通常のエクストルーダー型溶融紡糸装置を用い。
紡糸口金直下に、内径10口、長さ20cn+、雰囲気
温度300℃の加熱フードを設け、紡糸温度400℃で
直径0.3龍の吐出孔を6孔有する紡糸口金から。
吐出i2.2g/minで紡出し、紡出フィラメントを
加熱フードを通過させた後、冷却固化し、 100m/
minの速度で巻き取り、未延伸フィラメントを得た。
得られた未延伸フィラメントを、 200℃の加熱板に
接触させながら4.0倍に延伸し1分繊してモノフィラ
メントを得た。
得られたモノフィラメントは、直径31μ (繊度8.
3d)、強度6.8g/d、伸度18%であった。
このモノフィラメントを350メツシュ/2.54CI
l+の平織に製織し、印刷用スクリーンとした。
このスクリーンをアルミ製の枠に張り、常法によってパ
ターニングし、印刷原板とした。この原板を用いて10
00回の印刷を繰り返したところ、いずれも鮮明な像が
得られ1画線の寸法変化は0.5%以下であった。
比較例 市販のナイロン6繊維及びポリエチレンテレフタレート
繊維製スクリーンを用いて、実施例と同様な試験を行っ
たところ、500回の印刷で画像の歪みが観察され、 
1000回の印刷を行ったときの画線の寸法変化は最大
で2%となった。
(発明の効果) 本発明によれば1強度等の力学特性に優れ、吸湿や温度
変化による寸法変化がなくて寸法安定性に優れ、かつ繰
り返し使用によっても永久変形を起こさない耐久性の優
れた印刷用スクリーンが提供される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ポリエーテルケトンモノフィラメントを織
    成したメッシュ構造体からなる印刷用スクリーン。
JP27382588A 1988-10-28 1988-10-28 印刷用スクリーン Pending JPH02120091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27382588A JPH02120091A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 印刷用スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27382588A JPH02120091A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 印刷用スクリーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02120091A true JPH02120091A (ja) 1990-05-08

Family

ID=17533078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27382588A Pending JPH02120091A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 印刷用スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02120091A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149024A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Asada Mesh Co Ltd メッシュ織物およびスクリーン印刷版

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374149A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 Fujitsu Ltd 光ピツクアツプ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374149A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 Fujitsu Ltd 光ピツクアツプ

Cited By (1)

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JP2009149024A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Asada Mesh Co Ltd メッシュ織物およびスクリーン印刷版

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