JPH02119997A - 汚泥脱臭装置 - Google Patents

汚泥脱臭装置

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JPH02119997A
JPH02119997A JP27270988A JP27270988A JPH02119997A JP H02119997 A JPH02119997 A JP H02119997A JP 27270988 A JP27270988 A JP 27270988A JP 27270988 A JP27270988 A JP 27270988A JP H02119997 A JPH02119997 A JP H02119997A
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JP
Japan
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sludge
signal
chemical
tank
odor
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Pending
Application number
JP27270988A
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English (en)
Inventor
Koki Shigemi
重見 弘毅
Masao Tsunekawa
恒川 正雄
Nobuaki Nagao
信明 長尾
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は汚泥に消臭剤を添加して脱臭処理するための汚
泥脱臭装置に係り、詳しくは臭気成分濃度を検出してそ
れに基いて薬注ポンプを制御するようにした汚泥脱臭装
置に関するものである。
[従来の技術] 汚泥から発生する臭気を除去ないし防止するために、汚
泥にその量に比例した量の消臭剤を添加することや、汚
泥から発生したガスをガス処理装置に導き、このガスを
全て脱臭処理することが行なわれている。
[発明が解決しようとするa!題] 汚泥量に比例して消臭剤を添加する方法では、消臭剤の
使用tが徒らに多くなり、薬品コストが嵩む。また、ガ
スを全量処理する場合にあってはガス処理設備が大型に
なり、設備コストが嵩む。
特に、臭気発生箇所が大型であると処理すべ籾ガス量が
多量になり、全量を確実に処理することが困難となる。
[課題を解決するための手段] 本発明の汚泥脱臭装置は、汚泥に消臭用の薬液を供給す
る薬注ポンプと、汚泥から発生する臭気成分濃度を検出
する臭気センサと、該臭気センサの検出濃度に基いて前
記薬注ポンプを作動させる制御器とを備えるものである
。この制御器は臭気成分濃度信号の積分信号と、該積分
信号の微分信号との減算値に基いて薬注ポンプを作動さ
せることを特徴とする。
[作用、] 本発明の汚泥脱臭装置においては、臭気成分濃度に応じ
た量の薬液を汚泥に供給するので、過剰に薬液を使用す
ることなく確実にして十分な脱臭処理を行なうことがで
きる。
本発明にあっては、汚泥自体に薬液を供給するものであ
り、脱臭効果が高い。また、脱臭のための設備が徒らに
大型となることがない。また、本発明では、迅速なフィ
ードフォワード制御が行なえる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例装置の構成を示す系統図である
。第1図において、原注は汚泥タンク1に導入され、貯
留される。汚泥タンク1内の汚泥は汚泥ポンプ2及び配
管3を介して凝集反応4’14に導入され、攪拌器5で
攪拌されながら凝集剤タンク5a%凝集剤ポンプ5b及
び配管5cを介して供給される凝集剤が添加される。凝
集処理された汚泥は次いで汚泥脱水機7のm力脱水部6
に導入され、m力脱水された後例えばベルトプレス等に
より脱水される。脱水汚泥は脱水汚泥搬送装置8により
搬出される。
この汚泥からは硫化水素、メチルメルカプタン、硫化メ
チル、二硫化メチル、トリメチルアミン、アンモニア等
の臭気成分が発生する。前記汚泥タンク1、凝集反応槽
4、m力脱水部6及び脱水汚泥搬送装置8には臭気をサ
ンプリングするためのサンプリング端末器10.11.
12.13が設けられ、それぞれサンプリング管14.
15.16.17が接続されている。各サンプリング管
14〜17は臭気センサ18.19.20.21が設け
られた部分を経てガスポンプ22.23.24.25に
接続されている。各ガスポンプ22〜25は排気管26
を介して脱臭器27に接続されている。なお、脱水汚泥
搬送装置では、汚泥表面から10cm以内の箇所にサン
プリング端末器13が設けられている。
各サンプリング管14〜17にはそれぞれミスト除去器
14a、15a、16a、17a及びダストフィルタ1
4b、15b、16b、17bが設けられている。ミス
ト除去器14a〜17aは臭気センサ18〜21に向っ
てミストが流れ込むことを防止しており、ダストフィル
タ14b〜17bは同様に臭気センサ18〜21に向っ
てダストが流れ込むことを防止している。これらミスト
除去器14a〜17a及びダストフィルタ14b〜17
bを設けることにより臭気センサ18〜21の腐食やダ
スト付着が防止され、臭気センサ18〜21の耐久性向
上及び検出感度の低下防止が図れる。なお、ミスト除去
器としてはシリカゲル等の吸湿剤を内蔵したものや、加
温によりミストな気化するヒータを有したものであって
も良い、後者の場合、ヒータよりも下流側の管路に断熱
材を施すのが好ましい。
臭気センサ18〜21の出力信号はそれぞれ信号処理器
28.29.30.31を介して演算器32に人力され
ている。該演算器32からはポンプコントローラ33に
向って薬注量信号が出力されており、ポンプコントロー
ラ33はこの信号に基いて薬液タンク34.35に設け
られている薬注ポンプ36.37を制御し、配管38.
39を介して汚泥タンク1及び凝集反応槽4に消臭用の
薬液を供給している。
なお、本発明において消臭用の薬剤としてはイソチアゾ
ロン系殺菌剤、NaCj!01NaCflO2、H2O
2、Zn塩、Fe塩等が好適であるが、その他の消臭剤
を用いても良い。
なお、本実施例では臭気センサ18〜21として半導体
ガスセンサ又は定電位電解型ガスセンサ(もちろん、そ
の他のセンサであ)ても良い。)が用いられており、臭
気成分濃度に応じた大ぎさの信号が該臭気センサ18〜
21から出力される。信号処理器28〜31ではこの信
号を電圧信号に変換し、演算器32に出力している。演
算器32ではこの人力される電圧信号の大小に応じて汚
泥タンク1及び凝集反応槽4に供給すべき消臭剤の量を
示す信号をポンプコントローラ33に出力し、ポンプコ
ントローラ33ではこの信号に応じてポンプ36.37
を回転させるようにポンプ36.37のモーターに通電
を行なう。ポンプ36.37を作動させる場合、臭気強
さに比例して薬注量を増減するのが好適であるが、臭気
があるレベル以上になったときに薬注し、あるレベル以
下では薬注を停止(又は少量の薬注)するようにしても
良い。
このように113成された汚泥処理装置にあっては、汚
泥タンク1及び凝集反応槽4内の汚泥に直接に消臭剤を
供給するので、汚泥から臭気が発生しようとすることを
直接的に防止することができる。従って、臭気防止効果
が優れると共に、発生する臭気ガスを全量処理するもの
に比べ、設備が小さくて済み、設備コストが低度になる
。また、発生する臭気強さに応じて消臭剤の供給量を制
御するから、消臭剤の使用量も適正であり、過剰供給す
ることがなく薬品コストが低度である。
本発明装置は、し尿処理場、下水処理場など各種設備に
おける曝気槽等の生物処理槽、し尿貯槽、汚泥処理設備
など各種設備に通用することができる。
上記実施例では汚泥タンク1及び凝集反応槽4にそれぞ
れ薬注しているが、本発明では汚泥タンク1と凝集反応
槽4の一方にのみ薬注するようにしても良い。また、サ
ンプリング端末器10〜13は汚泥タンク1、wi集反
応槽4、重力脱水部6及び脱水汚泥搬送装置8に設けら
れているが、その他の箇所に設けても良く、逆に上記箇
所のうちいずれか1箇所ないし3箇所に設けるようにし
ても良い。
次に、上記実施例装置を作動させる場合の好適な制御シ
ステムについて説明する。
第2図は汚泥処理装置の概略的な系統図、第3図はその
フィードフォワード方式による制御ブロック図、第4.
5図は信号波形図である。
第2図において、汚泥が貯槽Eに導入され、その後ポン
プPIを経て凝集槽Aに送られる。貯槽Eで臭気センサ
Sにより臭気成分濃度を検出し、この臭気成分濃度を制
御器Cm’処理しポンプコントローラDに出力して、凝
集槽Aへの消臭剤薬液注入用の薬注ポンプP2を制御し
ている。
この第2図は第1図の装置を模式化したものであり、凝
集槽Aは凝集反応槽4に対応し、貯槽Eは汚泥タンク1
に対応している。また、臭気センサSは同19に対応し
、制御器Cは信号処理器29及び演算器32に対応する
。ポンプコントローラDは同33に対応し、ポンプP2
は薬注ポンプ37に対応している。第2図の汚泥処理装
置では第1図に示したその他のセンサや薬注装置は採用
されておらず、専ら貯槽Eでの検出臭気に基いて凝集イ
クAへの薬注量が制御されている。ただし、第2.3図
の制御システムは、汚泥タンク1に供給される前の例え
ば没入ビットにおける原注の臭気を検出し、この検出値
に基いて汚泥タンク1に薬注する場合にも適用できる。
本実施例の場合、第3図に示す如く、センサSからの信
号は積分回路に人力され、この積分回路の出力が微分回
路及び減算回路に出力されている。減算回路ではこの積
分回路の出力と微分回路の出力とを減算し、その減算値
をポンプコントローラに出力している。第5図は第4図
に示すセンサ信号dが入力された場合の減算回路の出力
りを示すグラフである。
一般に、第2図に示す汚泥fi理装置においては、貯4
!!Eから凝集槽Aに汚泥が送られる時間分だけ薬注処
理が先行する。そこで、センサSからの信号を積分回路
にて積分し、貯槽Eから凝集槽Aへの送泥時間分だけ薬
注処理を送らせる方法が第3図の制御である。第2〜5
図において、ある時刻T+において貯槽Eにあった汚泥
が時刻T2になったときに凝集イ9Aに移っているとす
る。このとき、センサSからの信号を積分回路にて遅延
させ、この信号を微分した信号と積分信号とを減算する
ことにより、T I−72間の余分な薬注を減少するこ
とができる。同様に、貯槽E内の汚泥が全て凝集槽Aに
移ってしまった後でも、上記積分回路の遅延により、凝
集4iA内に汚泥が存在するときに薬注を行なうことが
できる。
[効果] 以上の通り、本発明の汚泥脱臭装置によれば、臭気を確
実に除去することが可能である。また、脱臭に用いる消
臭剤の使用量を低減することが可能である。本発明にあ
っては、消臭剤を汚泥に直接注入するので、発生するガ
ス自体が臭気の除去されたものとなっている。従って、
臭気を含むガスを全量処理する脱臭設備に比べ、臭気対
策設備が小さく、装置構成コストが安価である。また、
的確なフィードフォワード制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の詳細を示す系統図、第2
図は別の実施例を示す系統図、第3図は第2図の装置に
用いられる制御回路ブロック図、第4図及び第5図は信
号波形図である。 1・・・汚泥タンク、  4・・・凝集反応槽、7・・
・汚泥脱水器、 8・・・脱水汚泥搬送装置、10.1
1.12.13 ・・・サンプリング端末器、 14.15.16.17・・・サンプリング管、18.
19.20.21・・・臭気センサ、7・・・脱臭器、 8.29.30.31・・・信号処理器、2・・・演算
器、 3・・・ポンプコントローラ、 4.35・・・薬液タンク、 6.37・・・薬注ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 汚泥に消臭用の薬液を供給する薬注ポンプと、汚泥から
    発生する臭気成分濃度を検出する臭気センサと、該臭気
    センサの検出濃度に基いて前記薬注ポンプを作動させる
    制御器と、を備えてなる汚泥脱臭装置であって、該制御
    器は臭気成分濃度信号の積分信号と、該積分信号の微分
    信号との減算値に基いて薬注ポンプを作動させることを
    特徴とする汚泥脱臭装置。
JP27270988A 1988-10-28 1988-10-28 汚泥脱臭装置 Pending JPH02119997A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435718A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Kurita Water Ind Ltd 汚泥脱臭装置
JPH04305221A (ja) * 1991-04-01 1992-10-28 Kurita Water Ind Ltd 消臭剤供給機の制御装置
KR20030093087A (ko) * 2002-05-29 2003-12-06 에스케이케미칼주식회사 이소티아졸론 조성물 및 이소티아졸론의 안정화 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63151400A (ja) * 1986-12-13 1988-06-23 Shinko Fuaudoraa Kk 汚泥貯槽の脱臭装置

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