JPH02119863A - 加温灸配合物 - Google Patents

加温灸配合物

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JPH02119863A
JPH02119863A JP27407988A JP27407988A JPH02119863A JP H02119863 A JPH02119863 A JP H02119863A JP 27407988 A JP27407988 A JP 27407988A JP 27407988 A JP27407988 A JP 27407988A JP H02119863 A JPH02119863 A JP H02119863A
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JP
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compound
moxibustion
moxa cautery
mugwort
layer
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JP27407988A
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Yoshinobu Sugimoto
杉本 義宣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は生薬の皮膚からの浸透を利用した、初期の短時
間加温のみで行なう簡便な不燃灸(燃やさない灸)方式
の新規な加温灸法及びそれに用いる加温灸に関するもの
である。
〈従来の技術〉 身体へ熱を作用させて効果を上げようとする療′法につ
いては、古来より中国で検討され、わが国においても、
お灸として発達してきた。お灸は丈(もぐさ)が燃えて
発生する熱や気散成分が身体に吸収されて、患部の刺激
、血の流れを良くし、その反復によって、人が本来備え
ている治癒力を高めて治療効果を上げようとするもので
あるといわれている。温泉の作用も同様に温熱と湯の中
に含まれる薬効成分を身体が吸収することによるものと
されている。家庭でそれを再現しようとしたのが、硫酸
す1〜リウムを主成分とする風呂湯添加剤(例えば商品
名バスクリーン)や、四相の千支などの風呂への投入で
ある。
温熱効果と生薬による加熱気散成分による薬効との組合
せについて最近特に注目がなされ、簡易な使用を目的と
して、鉄の酸化反応熱により丈を加熱するタイプの不燃
灸が市販されるようになってきた。これはいわゆる「煙
の出ないお灸」と呼ばれているものである。その具体例
は、直径35III11程度の多孔板上へ5圃厚程度に
鉄粉と、酸化触媒、及び−面に丈を並べて密封した構造
である。片面に剥離可能な金属箔シールがしてあって、
このシ−ルを剥がせば内部へ空気が侵入して酸化が始ま
り、熱が発生する仕組みである。
従来、生薬は単に貼り薬として用いられているにすぎな
かったが、これに加熱手段が加わったのである。しかし
、生薬は、例えば、前記不燃灸の例や、市販されている
黄柏(オウバク)パック(吹き出物や霜焼は等の治療用
として黄柏を貼り薬としたもの)にみられるように旧態
依然として単品、またはその単品的なもので使用されて
いた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前記不燃灸については、丈を燃すことなく4
0℃付近に温めただけで薬効が期待できるか疑問のある
ところである。この40℃というのは皮膚の細胞を広げ
てやるだけの温度であって、生薬の場合この程度の温度
で7〜10分あればよいとされているが、よもぎを原料
とする丈の成分のうちで、加熱や燃焼によって気化する
可能性のある成分は、アルコールやテルペン類であって
、40”C程度の低温で気化する成分が多く含まれてい
るとは考えられないのである。丈はやはり従来のように
燃焼させることによる効果が大きいものと考えられ、最
近みられる不燃灸には効果に疑問がある。
また、外観面での短点が存在することも指摘しなければ
ならない。その理由は、衣服のファツション性が特に追
求されている昨今、薄くて衣服としての機能を備えた素
材が次々と開発されているが、現在市販されているよう
な大きく突出するタイプの不燃灸は、その使用が歴然と
して認められ、衣服が膨れてファツション性を損うので
あ逃。
更に、前記黄柏パックにみられるような、従来品の貼り
薬は生薬が比較的単品に近い状態で使用され、しかも、
常温で用いられる関係上、患部によっては治療効果が認
められるものの、薬効に自ずと限度があることも否めな
い。
そこで、貼り薬でありながら加温灸の機能を備え、身体
へ貼着したとき目立たないで、しかも薬効に優れたもの
の開発が課題とされていたのである。
く課題を解決するための手段〉 このようなall1題に対して本発明者は、丈!&(ガ
イヨウ)エキス剤を主剤とし、これに蒼よ(ソウジュラ
)、黄連(オウレン)、負相等漢方生薬エキス剤を配合
した灸配合物を皮膚に貼着し、加温することを特徴とす
る加温灸法を開発したのである。
更に、上記加温灸法を実施可能な加温灸、すなわち、皮
膚当接側から剥離紙(1)、請求項1記載の灸配合物層
(2)、被覆層(3)、発熱剤(4)、孔あき被覆層(
5)、及び剥離層(6)の積層体からなる構造の加温灸
を開発して上記課題を解決したのである。
ここにいう某葉エキス剤とは、蓬(よもぎ)の抽出エキ
スであって、熱湯によって蓬を加熱し、容出した成分を
戸別し、I液を濃縮軟膏状の軟エキス剤にしたり更に、
乾燥して粉剤状のエキス末にしたものである。
更に、発熱剤(4)は従来実施されているような十数時
間にもおよぶ長時間の加熱を発揮する性質のものではな
く、生薬の場合、皮膚の細胞を広げるだけの熱と、数分
から数十分間だけ加熱することのできる性質のものでよ
い。そこで、例えば4゜〜45℃位で4〜10分間発熱
する性質を備えた、シリカゲル、塩化カルシウム、酸化
カルシウム、硫酸アルミニウム、塩化マグネシウム、硝
酸マグネシラ11、塩化亜鉛等を用いることができる。
天然に得られる鉱石にこれらが含まれたものも使用する
ことができ、適温にするためにそのような天然鉱石へ生
石灰等を混ぜて調節をすることもできる。
〈作用〉 本発明の加温灸法及びそれに用いられる加温灸によると
、灸配合物M(2)へ艾葉エキス剤の他に第1図に示し
たような多種類の生薬が配合でき、発熱剤(4)によっ
てそれが加熱されると、 身体へ作用し、そのことによ
り、下記第1表に示すような、配合による薬理作用が得
られ、治療効果を得ることができる。例えば、第1図に
みられる生薬の蒼ポに細辛が配合されると、腰痛、腺癌
、関節痛、身体症の鎮痛に効果が発揮されるのである。
なお、第1図および第1表は本発明者が知見に基づいて
新たに作成したものである。
皮膚に熱を作用させると、組織間の細胞と細胞第1表 に隙間ができるので、その隙間より某葉エキス剤(生薬
エキス)が皮膚にしみ込んで、血液に吸収される。
某葉エキス剤は温熱の作用で粘性が低下して流動性を帯
びるようになり、また、水溶性でもあるため、皮膚によ
く染み込むようになる。そこで、−旦、流動性を増した
某葉エキス剤は、加温が停止された後にも体温だけで効
果を発揮することとなるのである。
使い捨てカイロ方式の場合、治療効果については従の役
目となっており、温熱の持続する時間が長ければ長いだ
け役目を果したことになる。しかし、医療を目的にした
場合には、生薬の効き目を主体とするので、カイロより
は温熱を軽視してもよい。そこで、本発明の加温灸は、
そのサイズが小さくしても良好な効果を得ることができ
る。よって、身体へ装着して用いる場合にも目立たない
〈実施例〉 以下、実施例によって本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の加温灸の斜視図である。第3図は製造
過程にある加温灸の縦断面図である。
蓬100部を2000部の水でその水が半量になるまで
、約30分以上加熱した後、I過して艾葉エキスを取出
し、次にこれを濃縮して軟膏状の某葉軟エキス剤を作り
、これを50部と、蒼ポ、20部、黄連15部、黄柏5
部、荊芥(ケイガイ)4部、X活(キョウカッ)3部、
及び細辛3部を練り込み混合して生薬の軟膏状条配合物
を調製した。
上記灸配合物を第2図に示したように、剥離紙(1)上
へ0.2−0.3部w++厚の灸配合物層(2)として
16−18+nmφの円形に形成した。この上に低密度
ポリエチレンラミホー1〜アルミ箔製の被覆層(3)を
戟仕、その上へ発熱剤(4)として生石灰を約]+n+
++厚に形成し、更にその上部へ、15μ厚で5−φの
孔(7)が設けられた上記被覆Mj(3)と同じ材質の
被覆層(5)と、同じく、上記被覆層(3)と同一材質
の容易に剥離できるアルミ箔製の剥離層(6)を貼着し
て積層体の加温灸(10)とした。製造に際しては、第
2図にみられるように多数個が一度にプレー1へ状に作
られるが、個々の加温灸(10)として切り離し一 たものが製品とされ、その人きさも18〜20圃φ、厚
さ3〜5nrn程度である。剥離紙(1)は被覆層の外
周フランジ部へ塗布されている粘着剤によって接着され
ている。
前記実施例で得られた加温灸を皮膚当接側の剥離紙及び
最上部の剥離層を剥ぎ、身体へ粘着部を利用して接着さ
せて灸配合物が皮膚へ接触する状態とし、 ヅク(7)
へ少し水を供給して使用したところ、およそ10秒後に
は43℃の適温となり、それが10分間継続した。その
後は体温のみの状態であったが、約1時ni+@には、
軽い疼痛の場合は患部の痛みもやわらぎ、治療効果が認
められた。
〈発明の効果〉 本発明の加温条状及び加温灸は、以上詳述したように、
極めて小形に作ることができ、使用していることに気付
かれない。
灸配合物の組成を第1図にみられるような任意な組合せ
に変えることができて、第1表にみられる薬理効果を設
置1通りに具現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は生薬の薬理作用の亀甲図である。第2図は加温
灸の斜視図、第3図は製造過程にある加温灸の縦断面図
である。 (1)剥離紙      (2)灸配合物層(3)被覆
層      (4)発熱剤(5)孔あき被覆層   
(6)剥離層(7)穴        (10)加温灸
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 艾葉エキス剤を主剤とし、これに蒼■、黄連、黄柏
    等漢方生薬エキス剤を配合した灸配合物を皮膚に貼着し
    、加温することを特徴とする加温灸法。 2 皮膚当接側から剥離紙(1)、請求項1記載の灸配
    合物層(2)、被覆層(3)、発熱剤(4)、孔あき被
    覆層(5)、及び剥離層(6)の積層体からなる加温灸
JP27407988A 1988-10-28 1988-10-28 加温灸配合物 Pending JPH02119863A (ja)

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