JPH02119639A - ガスタービンコンバインドサイクルプラントの運転制御方法 - Google Patents

ガスタービンコンバインドサイクルプラントの運転制御方法

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JPH02119639A
JPH02119639A JP27103288A JP27103288A JPH02119639A JP H02119639 A JPH02119639 A JP H02119639A JP 27103288 A JP27103288 A JP 27103288A JP 27103288 A JP27103288 A JP 27103288A JP H02119639 A JPH02119639 A JP H02119639A
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JP
Japan
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gas
flow rate
control
turbine
calorie
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Application number
JP27103288A
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Inventor
Shigeo Abe
成雄 阿部
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH02119639A publication Critical patent/JPH02119639A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製鉄所において、高炉発生ガス(以下Bガスと
記す)、コークス炉発生ガス(以下Cガスと記す)、転
炉発生ガス(以下LDガスと記す)のような工場内で発
生する副生ガスの混合ガスを燃料として用いたガスター
ビンコンバインドサイクルプラントの運転制御に関し、
詳しくは混合ガスのうち、転炉ガスを有効に利用してガ
スタービンを運転制御する方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、製鉄所においてはBガス、Cガス、LDガスのよ
うな工場内で発生する副生ガスの混合ガスを用いた発電
用のガスタービンコンバインドサイクルプラントが設置
されるようになってきた。
第2図はその1例を示すもので、ガス圧縮機11、蒸気
ター上2121発電機13、ガスタービン14を同軸上
に配置し、エネルギーセンターに設置されたガスタービ
ンの運転制御に必要な各種制御因子、例えば負荷制御、
速度制御、加速度制御、徘ガス温度制御、ブレードバス
温度制御などの制御因子について、タービンの運転に必
要な最小値を選択し、これを燃料制御信号に反映させて
副生ガスのうち、Cガスの流量を主体に制御してガスカ
ロリーを一定に制御している。
この場合のカロリー一定制御は、燃料ガスがBガスとC
ガスの混合ガスとした場合、カロリーを一定に保ち、燃
焼安定性を確保する必要があり、カロリー計の応答が1
分〜2分とガスタービンの制御にくらべ、非常に遅いた
め、次の方式にて先行制御を実施している。
■ C3O(コントロール・シグナル・アウトプット)
に基づき、Cガス流量調整弁の開度を定め、BガスとC
ガスとの混合の初期設定を行う。
■ 燃料ガスの流量とCガス流量を計測して、両者の比
率が一定になるようにCガス流量調整弁の開度信号およ
びCガスのC8Oへの乗算の値を比例積分側1ll(P
+I)にて調整する。
以上、2種類の先行制御により、発電機負荷遮断のよう
に1〜2秒にて燃料を1/3まで絞り込む場合にでも追
従し得るようにしている6また、カロリー計により、混
合ガスのカロリーを計測し、その信号と設定値との偏差
をもとに、サンプリング方式の比例積分制御(P+I)
をし、Cガスの混合比率を変えることにより、はぼ安定
した負荷運転条件下でのカロリー制御の微調整を行って
いる。
[発明が解決しようとする課題] 製鉄所の副生ガスの1つであるLDガスは、Bガス、C
ガスなどと混合してコークス炉へ送給したり、ボイラ燃
料として使用したりしているが、LDガスは発生量変動
が大きく、転炉の操業形態、バッファ設備であるホルダ
の能力不足によりLDガスの放散を招くケースがあり、
エネルギーロスも無視できない状態である。
そこで、ガスタービンコンバインドサイクルプラントへ
Bガス、CガスおよびLDガスを混合して燃料ガスとし
て使用する場合、以下の問題点がある。
(1)LDガス量(1800〜2000kcal/Nr
r?)の投入方法によっては、これがBガス(720〜
800 k c a l /Nrn’)とCガス(43
00k c a l / N rn’ )の混合ガスの
カワり一制御の外乱となり、混合ガスのカロリー変動が
大となる。これにより発電出力が一定に保たれなくなる
(21Cガスで増熱したBガスを燃料としているので、
ガスタービンの燃焼性を安定させるため、Cガス流量調
整弁は下限のリミッタにより、最低必要量をキープしな
ければならない。
これより、カロリーの高いLDガスをやたらに多(投入
することができない形になっている。
本発明は、これらの問題点を解決し、LDガスをガスタ
ービンコンバインドサイクルプラントの燃料ガスの一つ
として有効に使用し、大気への放散を防止し、有効利用
を推進するものである。
〔課題を解決するための手段〕
(1)ガスタービンの制御機能の一つである燃料量制御
の出力信号、燃料C3Oに基づき、Cガスと同様にLD
ガス流量を制御する。
(2)BガスとLDガスを混合した時のカロリ値は最大
900kcal/Nrn’以下に抑え、Cガスによるカ
ロリー制御が十分行えるようにする。
(3)Cガス流量調整弁は、燃焼安定性を維持するため
に、最小流量キープ回路を設けているので、この設定以
上でCガス流量調整弁が動作できるようにする。
(4)負荷遮断時、LDガスをガスタービンコンバイン
ドサイクルプラントへ送給し続けると、タービンの回転
数が上昇し、オーバースピードとなるので、負荷遮断の
タイミングでLDガス送給を停止する回路を設ける。
(5)LDガス投入量をCガス流量調整弁の応答性より
短い時間で変更すると、カロリー制御上好ましくないの
で、変化率制限を設ける。
〔作用] 第2図において、燃料制御信号は、以下4つの制御信号
の最小値を選択した値である。
(1)速度制御・・・定格速度域における速度制御■ 
負荷制御・−・負荷運転中の最大出力リミット制御(出
カ一定運転) ■ 温度制御−・−起動時および負荷運転時の燃料ガス
温度リミット制御 (4)燃料リミット制御・・−起動時および負荷運転時
の最大燃料量リミット制御 これらの制御はガスタービンを保護し、起動時および負
荷運転時を通して、許容温度、許容加速率内で運転し得
るように構成されている。
第1図において、燃料C8Oに対するLDガス流量設定
2は、Bガス+LDガスの混合ガスカロリーを仮に80
0kcal/Nrr?と定めた時のLDガス投入量を示
す。図中のαは720kcal/Nm’ 〜900kc
al/Nrn’に混合ガスカロリーを変えるための比率
を意味している。これより、Bガス+Cガスの混合ガス
カロリー変動に対し、単味のガスカロリー変動を無視す
れば、LDガスを投入することによる外乱を無視するこ
とができる。
また、燃料C8Oに対するCガス最小流量キープ制限3
は、LDガスを投入することにより、Cガス流量調整弁
の下限設定以下、つまり力ロJ−制御不能とならないよ
うにLDガス流量を設定している。
以上、2つの線により求められたLDガス流量設定の小
さい値4を選択し、さらに変化率制限5を加えることに
より、LDガスのガスタービンコンバインドサイクルプ
ラント向けの送給を可能にすることができる。ブロワ8
はLDガスブロワであり、その流量は制御弁9によって
制御される。
〔実施例1 第3図に本発明によるガスタービンコンバインドサイク
ルプラントの運転結果を示す6負荷設定の変更に対し、
燃料C8O信号が追従し、Bガス、Cガス、LDガス量
も同期して変化している。この時の混合ガスカロリーも
大きな変化が見られず制御性はよい。
LDガスのBガスに対する混合比率を変化させても、C
ガス最小流量キープ値より上の値で制御されている。
〔発明の効果J 本発明により、転炉からバッチ的に発生するLDガスの
放散を防止し、ガスタービンコンバインドサイクルプラ
ントの燃料ガスとして発電出力アップが図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のガスタービンコンパイドサイ
クルプラント向けLDガス制御フローシート、第2図は
ガスタービン・蒸気タービン制御系統図、第3図はガス
タービンコンバインドサイクルプラント運転結果を示す
グラフである。 l−・・燃料量制御 2・・・燃料C8OとLDガス流量設定との関係3・・
・燃料C3OとCガス最小流量キープ制限との関係。 4・・・最小値 8・・−LDブロワ 9・−制御弁 11・−ガス圧縮機 12−蒸気タービン 13・・−発電機 14・−ガスタービン 5・・・空気圧縮機 6・・・排ガスボイラ ト・−Cガス流量調整弁 2・・・燃料ガス流量調整弁 3・・・燃料ガス放風弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高炉発生ガス、コークス炉発生ガスおよび転炉発生
    ガスの混合ガスを用いたガスタービンコンバインドサイ
    クルプラントの運転制御方法において、ガスタービンの
    運転に必要なコークス炉発生ガスの最小流量を保持しつ
    つ転炉発生ガス流量を調整して、前記混合ガスの目標カ
    ロリーを一定に制御しながら運転することを特徴とする
    ガスタービンコンバインドサイクルプラントの運転制御
    方法。
JP27103288A 1988-10-28 1988-10-28 ガスタービンコンバインドサイクルプラントの運転制御方法 Pending JPH02119639A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006299869A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料ガスカロリ制御方法及び装置
JP2008232148A (ja) * 2007-03-21 2008-10-02 General Electric Co <Ge> 複合ガスタービンプラントの出力差異及び保守の容易化のための方法及びシステム
JP2013217251A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンプラント、及びその運転方法
JP2014040783A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン制御装置及びガスタービン制御方法並びに発電システム
JP2020045772A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 一般財団法人電力中央研究所 ガスタービン複合発電システム、ガスタービン複合発電方法

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