JPH02118229A - 高負荷伝動ベルト - Google Patents

高負荷伝動ベルト

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JPH02118229A
JPH02118229A JP26919688A JP26919688A JPH02118229A JP H02118229 A JPH02118229 A JP H02118229A JP 26919688 A JP26919688 A JP 26919688A JP 26919688 A JP26919688 A JP 26919688A JP H02118229 A JPH02118229 A JP H02118229A
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JP
Japan
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block
belt
projecting
circle
power transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP26919688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Takagi
晋一 高木
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高負荷伝動ベルト、特に駆動軸及び従動輪に設
けたV型プーリに巻掛けて使用するブロック連結式■ベ
ルトに関するものである。
(従来の技術) 従来、高負荷伝動ベルトの動力伝達方式は通常、圧縮伝
動と引張り伝動の2つに分類される。
圧縮伝動としては無端の多層スチールバンドに複数のブ
ロック体を互いに接触させた状態で取り付け、しかもこ
れらのブロック体をスライド可能にした構造のベルトで
あり、例えば米国特許第465573号明細書などに開
示されている。この伝動方式は一般にブロック体がバン
ドと固定された関係になく、バンド上を摺動可能に配列
せしめた構造をとっており、駆動、従動の両プーリにか
かったとき、ゆるみ側にブロック体が集まり、駆動プー
リにかかっているブロック体からゆるみ側に集まってい
るブロック体を押して従動プーリを回すというものであ
る。
一方、引張り伝動としては例えば、米国特許第4.59
5.386号明細書に開示されており、ブロック体が無
端の多層バンドにバンドに対し固定した状態で取り付け
られているか、またはブロック体同志が長手方向につな
がっており、伸縮しない状態であるかのいずれかであっ
て、張り側が引張状態になっており、駆動プーリにかか
っているブロック体が移動すると、その後にあるブロッ
ク体が順次引っ張られて従動プーリを回すというように
引張によって伝動するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記のような圧縮伝動または引張り伝動による
伝動方式は、大きな動力を伝達する際に引張伝動の場合
はその張力体となるものにその動力がすべてかかるので
、ベルトの耐久性には限界があり、また圧縮伝動におい
ても伝達すべき動力がすべてブロック体の圧縮にかかる
のでブロック体の摩耗等、やはり耐久性に限界があった
本発明は上述の如き実状に対処し、ブロック体の形態を
探究することにより張力体あるいは圧縮されるブロック
体の耐久性を向上させることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記目的に適合する本発明の特徴は、無端のキャ
リアに複数個の動力伝動用のブロック体をその長手方向
に沿って配設した高負荷伝動用ベルトにおいて、前記ブ
ロック体の隣接ブロック体に対向する2つの面のうち一
方の面に断面がピッチライン上に中心点を有する円の一
部からなる凸部、他方の面に断面がピッチライン上に中
心点を有し、前記凸部断面を成す円と同一半径の円の一
部と直線部よりなる凹部を形成する突状部を設け、ブロ
ック体の前記凸部を隣接ブロック体の凹部に嵌合するこ
とによりヒンジ部を形成し、かつ該ヒンジ部を伸縮可能
かつ屈曲性可能ならしめたことにある。
(作用) 以上のような本発明のベルトは、これをプーリに掛架使
用すると、上記ヒンジ部は伸縮可能、屈曲可能であるこ
とがらプーリに対しても円滑に掛架することができ、し
かも凸部と凹部の嵌合によって該ヒンジ部が形成されて
いることからベルトのゆるみ側においては各ブロック体
は互いに移動して圧縮状態となり、これによって駆動側
から従動側への動力伝動を可能にし、一方、ベルトの張
り側においては各ブロック体は互いに引っ張られて引張
り伝動となり、凸部根元が凹部の入口付近で接する状態
となり、これによって引張り、伝動。
圧縮伝動の双方を同時に行うことが可能となり、ブロッ
ク体の耐久性、ベルトの耐久性を増大する。
また、凸部と凹部の嵌合を、断面形状がその中心点をピ
ッチライン上に有する円の一部からなる凸部と、断面形
状が凸部を形成する円と同径で、中心点をピッチライン
上に存する円の一部と直線部よりなる凹部との嵌合とし
ていることから、嵌合部における屈曲の中心がピッチラ
インからずれることがなく、効率のよい伝動を実現する
ことができる。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照し、本発明の詳細な説明する
本発明の高負荷伝動用ベルト(1)は基本的に第1図、
第2図に示すように、動力伝動用のブロック(2)が両
側に位置した無端の金属バンドからなるキャリア(3)
の長さ方向に沿って互いに嵌合した状態で配設されてい
る。
ここで、上記各ブロック(2)は第3図で明らかなよう
に、ブロック本体頭部(5)と動力伝達部(6)と上記
両者(5)(6)の中間に位置する細巾の中間部(4)
からなり、動力伝達部(6)の両側部はプーリのV溝の
傾斜と略等しい角度をもった動力伝達面(7)となって
いると共に、中間部(4)の両側は前記キャリア(3)
の嵌入する係合溝(8)となっており、また上記ブロッ
ク(2)の前後の面にあっては、頭部前部(9)と背部
GO)は垂直面となり、一方、動力伝達部(6)前部0
2)は傾斜面になってこの中間領域より中間部(4)に
かけて前面には断面がピッチライン(P)上に中心を有
する円の一部である凸部側と、背面には前記凸部03)
の断面を形成する円と同半径の2つの円の組み合わせの
一部及び直線部からなる長六円を断面形状とする凹部0
滲を有する突状部0ωが設けられており、長大円の2つ
の円の中心は圧縮化分だけ離れている。
そして、上記各ブロック(2)は第5図、第6図に示す
ようにその凸部03)を隣接する他のブロック(2)の
凹部(14)に嵌合してヒンジ部0ωを形成し、互いに
伸縮移動可能、かつ屈曲可能となっていて、それら各ブ
ロック(2)を通じ第1図、第2図の如く中間部(4)
両側に設けられた係合溝(8)に長さ方向に延びる少な
くとも1枚以上の金属バンドからなるキャリア(3)が
嵌係合されて本発明に係る高負荷伝動用ベルト(1)を
構成している。
なお、前記前面と背面側に設けられている凸部03)と
凹部04)の嵌合によって構成されるヒンジ部0ωはブ
ロック(2)をベルトにして走行させるときに引張伝動
のブロックからブロックへの媒介として用いられる部分
であるので、凸部Q4)と凹部0つとの嵌合は、ベルト
長手方向にははずれないような形状となっている。また
このヒンジ部05)は同時に凸部側と凹部−が互いに嵌
合した状態で屈曲が可能であるように凸部側と凹部0滲
は円筒形状の凹凸の嵌合になっており、また屈曲する点
がピッチライン(P)からはずれないようにそれらの円
筒の断面を形成する円の半径は凸部0■、凹部04)を
同一半径にしており、更に伸縮可能なように凹部に)は
完全な円筒形ではなく長大円筒形状になっている。
なお、凸部Gつの先端は必らずしも完全な円筒形状でな
くてもよ(、例えば第7図に示すような円筒を一部削除
したような平面になっても差し支えない。
以上のように本発明の高負荷伝動ベルトは、屈曲性及び
伸縮性を兼ね備えているためにベルトとしてプーリに掛
けて使用することが可能であると共に、本発明の目的で
ある引張伝動と、圧縮伝動の併用を可能にしている。
本発明ベルトは畝上の如く構成されてなり、次に上記ベ
ルトを使用し引張伝動と圧縮伝動の併用を可能にするた
めのブロックの嵌合状態の作動を説明すると、第4図に
おいて、本発明の高負荷伝動用ベル) (1)を駆動ブ
ーIJ Q7)と従動プーリQ■に掛架させ、図中矢印
方向へ走行すると、該ベルトの上部側は張り側0$にな
り、他方下部側はゆるみ側(至)となる。
そして、上記ベルトのゆるみ側(ハ)においては、隣接
するブロック間の嵌合状態は第5図に示すように各ブロ
ック(2)、 (2) ”は互いに移動して圧縮状態に
なり、これを維持することによって駆動側から従動側へ
動力が伝達される機構になる。この場合、ブロック(2
)′の凸部03)の先端が隣接するブロック(2)の凹
部0滲の底部で接し、両ブロック(2)、 (2) ”
間には後述の間隙(a)(b)に対して間隙(b−a)
が存在する。
また、一方、ベルトの張り側09)では隣接するブロッ
ク間の嵌合状態は第6図に示すように各ブロック(2)
、 (2) ′は互いに引っ張られて引張り伝動になり
、一方のブロック(2)゛の凸部03)の根元付近が他
方のブロック(2)の凹部041の入口付近で接する状
態になり、凹部−に間隙(a)が形成されに両ブロック
(2)、 (2) ”間には間隙(b)が形成される。
この場合、間隙(b)は通常、ゆるみ側12(Ilの間
隙(b−a)より大きい。
今、ブロック(2)′だけの長さ方向の幅をWとし、金
属バンドの長さをプーリに掛かっている部分を!2.張
り側部分を2t、ゆるみ側部分を21とすると、金属バ
ンド全体の長さしは、 L=1. +lt +I1.である。
そこで、プーリに掛かっている部分、張り側部分、ゆる
み側部分の各ブロック個数を夫々、PN、TN。
SNで表すと、 PN −1p / (w + b  a ) 〜1−t
p / (w + b )TN =  j!t / (
w+b) SN =1 s / (w + b  a )でこれら
の条件を満たすことにより引張伝動と圧縮伝動の両方を
同時に行うことができる。
(発明の効果) 本発明は以上のようにキャリアの長さ方向に沿ってブロ
ック体を配設した高負荷伝動ベルトにおいて、隣接する
ブロックを凸部と凹部との嵌合によってヒンジ部となし
、伸縮ならびに屈曲可能となしたものであり、凸部と凹
部の嵌合が伸縮可能になっているためにベルトのゆるみ
側において圧縮伝動を、またベルトの張り側において引
張り伝動を同時に行うことが可能となり、効率の良い動
力伝動を行うことができ、あるいは引張伝動機構のみを
有するベルトに比べて同じ動力を伝達する場合において
も伝達効率がよいために、ベルトにがかる引張応力、圧
縮応力も分散され、ブロック体の耐久性と共にベルトの
耐久性も向上する。
しかも本発明では凸部と凹部の嵌合を、断面形状がその
中心点をピッチライン上に有する円の一部からなる凸部
と、断面形状が凸部を形成する円と同径で、中心点をピ
ッチライン上に有する円の一部と直線部よりなる凹部と
の嵌合としていることから、嵌合部における屈曲の中心
がピッチラインからずれることがなく効率のよい伝動を
実現することができる顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明高負荷伝動用ベルトの1例を示す部分側
面図、第2図は同第1図のA−A矢視断面図、第3図は
本発明ベルトに用いるブロックの1例を示す斜視図、第
4図は本発明高負荷伝動用ベルトを使用したベルト式無
断変速装置の概要図、第5図は第4図におけるベルトゆ
るみ側のブロック間の嵌合状態説明図、第6図は第4図
におけるベルト張り側のブロック間の嵌合状態説明図、
第7図は本発明の変形例に係る他のブロックを使用した
場合の嵌合状態説明図である。 (1)・・・高負荷伝動用ベルト。 (2)・・・ブロック。 (3)・・・キャリア。 (13)・・・凸部。 (14)・・・凹部。 (16)・・・ヒンジ部。 (19)・・・ベルト張り側。 (20)・・・ベルトゆるみ側。 (P)  ・・・ピッチライン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、無端のキャリアにその長さ方向に沿って複数の動力
    伝動用ブロックを配設した高負荷伝動ベルトにおいて、
    前記ブロックの隣接ブロックに対向する2つの面のうち
    、一方の面に断面がピッチライン上に中心点を有する円
    の一部からなる凸部、他方の面に断面がピッチライン上
    に中心点を有し、前記凸部断面の円と同一半径の円の一
    部と直線部よりなる凹部を形成する突状部を設け、隣接
    両ブロックの一方のブロックの凸部を他方のブロックの
    凹部に嵌合することによって伸縮可能かつ屈曲可能なヒ
    ンジ部に形成してなることを特徴とする高負荷伝動ベル
    ト。
JP26919688A 1988-10-25 1988-10-25 高負荷伝動ベルト Pending JPH02118229A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1015489C2 (nl) * 2000-06-21 2001-12-28 Doornes Transmissie Bv Drijfriem en dwarselement voor een drijfriem.
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