JPS62106147A - 伝動用ベルト - Google Patents

伝動用ベルト

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JPS62106147A
JPS62106147A JP24435885A JP24435885A JPS62106147A JP S62106147 A JPS62106147 A JP S62106147A JP 24435885 A JP24435885 A JP 24435885A JP 24435885 A JP24435885 A JP 24435885A JP S62106147 A JPS62106147 A JP S62106147A
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JP
Japan
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belt
block
elastic member
longitudinal direction
blocks
Prior art date
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Pending
Application number
JP24435885A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Takagi
高木 康司
Tsukane Kudou
緯 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば無段変速1aなどに用いられる伝動用
ベルトに関する。
〔従来の技術〕
自動車の無段変速機などに用いられる従来の伝動用ベル
ト(CVT用ベルト)は、−例として第7図に示された
Vベルト1のように構成される。
同図において、ベルト1は無端帯状をなすベルト要素2
と、このベル1〜要素2の長手方向に重ねて設けられた
多数の金属ブロック3(一部のみ図示)とからなる。ベ
ルト要素2は複数枚の帯状の金属製シートを厚み方向に
重ねて構成されている。
そしてベルト1は図示しない一対のプーリ間に張り渡さ
れ、一方のプーリに与えられたトルクがブロック3を介
して他方のプーリに伝達される。
また、上記ブロック3の厚み方向の一方の面には凸部5
が形成され、他方の面には四部6が形成されている。こ
れら凸部5と四部6は隣り合うブロック3,3同志で互
いに嵌合し、これにより各ブロック3は正常な配列に保
たれる。
また第8図に示された別の従来例の場合には、各ブロッ
ク3’ 、3’ の間にローラ8が設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記ブロック3,3′やローラ8は金属製であり、これ
らは実質的に変形しない部材である。従ってベルト1が
プーリ間を滑らかに走行するためには、各ブロック3,
3間あるいはブロック3′とローラ8との間に、多少の
クリアランスが必要である。
しかしながら第7図に示された従来例の場合、ブロック
3.3間にクリアランスが存在すると、このクリアラン
スがベルト1の特定箇所に集中したときに凸部5が凹部
6から外れ、このため正常な配列がくずれてベルト1が
破損する。また第8図の従来例の場合には、ブロック3
′とローラ8との間のクリアランスがベルト1の特定箇
所に集中したときにローラ8がブロック3′から脱落し
、ローラ8がその機能を失ってしまう。このような不具
合は、ベルト1が伸びた時に特に顕著に現われる。
また、上述したようなりリアランスが存在していると、
ベルト1が無端走行する際にブロック3゜3同志やブロ
ック3′ とローラ8とが互いに密着したり離れたりす
る。これにより金属間の叩き音を生じ、騒音の原因とな
る。しかもクリアランスの大きい箇所ではブロック3や
ローラ8がベルト1の長手方向以外の方向にも移動しや
すい。このため、ベルト1が走行する際にベルト1が共
感するなどして、異常な振動が発生することが本発明者
らの研究により判明した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の伝動用ベルトは、無端帯状の金属製ベルト要素
と、このベルト要素の長手方向に重ねて設けられかつ両
側部にプーリと接する傾斜面を有した多数のブロックと
、これらブロックのうち少なくとも一対のブロック間に
設けられかつベルトの長手方向に弾性復元力をもつ弾性
部材とを具備している。上記弾性部材としては板ばね、
あるいはエラストマーなどが採用される。
〔作用〕
上記構成の伝動用ベルトは、一対のプーリ間に張り渡さ
れる。本弁明の伝動用ベルトのブロックは、ブロック間
に介在する弾性部材によって常にベルトの長手方向に押
された状態にある。このため、ブロック間のクリアラン
スが特定箇所に集中することがない。
また、ベルトの無端走行中にブロック間のクリアランス
が変化しても、弾性部材が撓むことによってクリアラン
スの変化を吸収できる。このため金属間の衝突による叩
き音の発生を防止できる。
また、各ブロックは弾性部材によってベル1への長手方
向に常に圧縮力を受ける。このため、ブロックがベルト
の長手方向以外の方向に移動することを抑制でき、ベル
トの異常な撮動の発生が抑制される。
〔実施例〕
第1図および第2図に示された一実施例において、伝動
用ベルト10は、ベルト要素11と、ブロック12と、
弾性部材13とからなる。
ベルト要素11は無端帯状をなしている。このベルト要
素11は、複数枚(士ないし十数枚位)の帯状の金属製
シーi〜15を厚み方向に重合したものである。シート
15の材料は鋼のなかから選択されるが、爛のなかでも
耐摩耗性が高くかつ引張り強度の高い材料が好ましい。
シート15の1枚の厚さは一例として0.1ないし0.
2履位である。
ブロック12は金属、セラミック、サーメットなどから
なり、荷重が加わっても実質的に変形しない剛性をもっ
ている。ブロック12は、胴部12aと頭部12bとか
らなり、胴部12aの両側部には、プーリの内側面に接
する略V状の傾斜面1゛7,18が設けられている。ま
た、胴部12aと頭部12bとの間に、左右一対の溝2
2゜23が形成されている。この溝22.23には、そ
れぞれ上記ベルト要素11が挿通する。
また、頭部12bには、その厚み方向の一方の而(ζ凸
部25が、また他方の面に凹部26が設けられている。
これら凸部25と凹部26は、互いに隣り合うブロック
12.12同志で嵌合し、これにより各ブロック12は
正常な配列に保たれる。
そしてブロック12,12fJlに弾性部材13が設け
られる。この弾性部材13は、ベルト10の長手方向に
凸の湾曲した形状に形成されていて、ベル1〜10の長
手方向に弾性復元力をもっている。
弾性部材13の正面形状はブロック12の正面形状と似
ており、凸部25が貫通する孔28が形成されている。
ブロック12と弾性部材13は、1個ずつ交互に配置さ
れる。但し、複数個のブロック12ごとに1個の割合い
で弾性部材13を設けてもよい。
なお、ベルト要素11にブロック12を組付ける際には
、弾性部材13(または13′ )に所定の圧縮力を加
えた状態でブロック12をベルト要素11に組付ける。
こうすることにより、ブロック12に与える圧縮力の大
きさを管理することができる。
上述のベルト10は、図示しない一対のプーリ間に張り
渡される。そして一方のプーリが回転することによりベ
ルト10が無端走行し、その結果他方のプーリが回転す
る。こうして一方のプーリのトルクはブロック12を介
して他方のプーリに伝達される。
本実施例の伝動用ベルト10によれば、ブロック12は
弾性部材13によって常にベルト10の長手方向に押さ
れた状態にある。このため、ブロック12.12間のク
リアランスが特定箇所に集中することを防止できる。従
って凸部25と凹部26の嵌合が外れるおそれがなく、
ブロック12は常に正常な配列を保つことができる。
また、ベルト10が無端走行する際にブロック12.1
2間のクリアランスが変化しても、弾性部材13が弾性
的に撓むことによってクリアランスの変化を吸収できる
。このため、ブロック12゜12が互いに衝突すること
による金属間の叩き音の発生が防止される。
各ブロック12は弾性部材13によってベルト10の長
手方向に常に圧縮力を受けている。このため、ブロック
12がベルト10の長手方向以外の方向に移動すること
を抑制することができ、ベルト10の共振による異常な
振動の発生が抑制される。
なお第3図および第4図に本発明の池の実施例を示す。
この実施例の弾性部材13′は、ゴム状弾性を示す板状
のエラストマーからなる。この弾性部材13′は、板ば
ねを用いた上記弾性部材13と同様に、ベルト10の長
手方向、つまりブロック12の厚み方向に復元力をもつ
。弾性部材13′の正面形状は、必ずしもブロック12
の正面形状と同じである必要はない。
上記弾性部材13′はブロック12.12間に設けられ
る。そして弾性部材13′はブロック12.12によっ
て圧縮されると、ベルト10の長手方向に反発力を生じ
、ブロック12を押す。
上述のエラストマー類の弾性部材13′はブロック12
と一体化していなくてもよい。しかし、ブロック12と
弾性部材13′が一体化していた方が好ましい場合もあ
る。ブロック12に弾性部材13′を固定する°には、
弾性部材13′ (エラストマー)の成形時にブロック
12と一体にエラストマーを成形するのがよい。但し接
着剤を用いることもできる。あるいは弾性部材13′が
ゴムの場合には加硫接着によって弾性部材13′をブロ
ック12に固定することもできる。
また第5図に例示されるように、ブロック12の厚み方
向に凸の湾曲した形状の板ばねからなる弾性部材13に
、エラストマー類の弾性部材13′を重ね合わせたもの
を用いてもよい。
更には第6図に示されるように、ブロック12の一方の
面に板ばねからなる弾性部材13を配置し、ブロック1
2の他方の面にエラストマーからなる弾性部材13′を
配置してもよい。
本発明は、必ずしもブロック12と弾性部材13(また
は13′)を1個ずつ交互に配置することを要求するも
のではない。すなわち複数個のブロック12に1個の割
合いで弾性部材13(または13′ )を設けてもよく
、要するに弾性部材を設ける位置や弾性部材の個数は必
要に応じて決めればよい。またブロックや弾性部材の形
状や材質は適宜に選定できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ブロック間のクリアランスが特定箇所
に集中することを防止できるとともに、ベルトが異常な
振動を発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実論例を示す伝動用ベルトの一部の
断面図、第2図は第1図中のブロックと弾性部材の斜視
図、第3図は本発明の他の実施例を示す伝動用ベルトの
一部の断・面図、第4図は第3図に示された弾性部材と
ブロックの斜視図、第5図は本発明の更に別の実施例を
示す弾性部材とブロックの斜視図、第6図は本発明の更
に別の実施例を示す弾性部材とブロックの斜視図、第7
図は従来の伝動用ベルトの一部の断面図、第8図は他の
従来例を示す伝動用ベルトの一部の断面図である。 10・・・伝動用ベルト、11・・・ベルト要素、12
・・・ブロック、13.13’ ・・・弾性部材、17
゜18・・・傾斜面。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 愚策2図 第5図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端帯状の金属製ベルト要素と、このベルト要素
    の長手方向に重ねて設けられかつ両側部にプーリと接す
    る傾斜面を有したブロックと、これらブロックのうち少
    なくとも一対のブロック間に設けられかつベルトの長手
    方向に弾性復元力をもつ弾性部材、を具備したことを特
    徴とする伝動用ベルト。
  2. (2)上記ブロックの厚み方向の一方の面には凸部が形
    成され、他方の面には隣り合うブロックの上記凸部と嵌
    合する凹部が形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の伝動用ベルト。
  3. (3)上記弾性部材はベルトの長手方向に復元力をもつ
    ように曲げ加工された板ばねであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の伝動用ベルト。
  4. (4)上記弾性部材は板状のエラストマーであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の伝動用ベルト。
  5. (5)上記エラストマーは上記ブロックに接着されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の伝動用
    ベルト。
  6. (6)上記弾性部材は、ベルトの長手方向に復元力をも
    つように曲げ加工された板ばねにエラストマーを重ね合
    わせたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の伝動用ベルト。
  7. (7)上記ブロックの厚み方向の一方の面にはエラスト
    マーからなる弾性部材を配置し、かつブロックの他方の
    面にはベルトの長手方向に復元力をもつように曲げ加工
    された板ばねを配置したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の伝動用ベルト。
JP24435885A 1985-10-31 1985-10-31 伝動用ベルト Pending JPS62106147A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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