JPH02118133A - 巻取装置におけるプレスローラの回転異常検出装置 - Google Patents
巻取装置におけるプレスローラの回転異常検出装置Info
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- JPH02118133A JPH02118133A JP27008888A JP27008888A JPH02118133A JP H02118133 A JPH02118133 A JP H02118133A JP 27008888 A JP27008888 A JP 27008888A JP 27008888 A JP27008888 A JP 27008888A JP H02118133 A JPH02118133 A JP H02118133A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プレスローラの回転異常検出装置、詳しくは
、巻取ビームに巻かれた経糸などの線状物の外層に接触
して従動回転するプレスローラの回転数の減少または増
大などの回転変動を自動的に監視することによって、プ
レスローラの回転異常を検出できるプレスローラの回転
異常検出装置に関するもので、荒巻整経機、経糸糊付機
またはワインダなどの巻取装置に利用可能である。
、巻取ビームに巻かれた経糸などの線状物の外層に接触
して従動回転するプレスローラの回転数の減少または増
大などの回転変動を自動的に監視することによって、プ
レスローラの回転異常を検出できるプレスローラの回転
異常検出装置に関するもので、荒巻整経機、経糸糊付機
またはワインダなどの巻取装置に利用可能である。
〔従来の技術、および解決すべき技術的課題〕−最に、
経糸糊付機などの巻取装置においては、ビーム上に経糸
を巻取るに際し、糸層表面に凹凸が出来たり、巻硬度が
不均一になったりすると、後工程でのビームからの糸の
引出し張力が変動して不都合であるので、これを防止す
るために巻取中の外層面にプレスローラを接触させると
いう方法が採られている。
経糸糊付機などの巻取装置においては、ビーム上に経糸
を巻取るに際し、糸層表面に凹凸が出来たり、巻硬度が
不均一になったりすると、後工程でのビームからの糸の
引出し張力が変動して不都合であるので、これを防止す
るために巻取中の外層面にプレスローラを接触させると
いう方法が採られている。
ところが、上記巻取装置にあっては、プレスローラの支
持機構の故障、ビームに対するプレスローラのプレス圧
設定のミスなどによりプレスローラの押圧力が必要以上
に高くなると、糸硬度の弱い部分で外層面にひずみが発
生し巻取進行中に増幅・分散されて外周面全体が凹凸に
なる。すると、この凹凸によってプレスローラが振動を
起こし、このために当該ローラの回転数が増大したり減
少したりして巻取ビームに巻かれた経糸の巻姿が多角形
巻になってしまう。
持機構の故障、ビームに対するプレスローラのプレス圧
設定のミスなどによりプレスローラの押圧力が必要以上
に高くなると、糸硬度の弱い部分で外層面にひずみが発
生し巻取進行中に増幅・分散されて外周面全体が凹凸に
なる。すると、この凹凸によってプレスローラが振動を
起こし、このために当該ローラの回転数が増大したり減
少したりして巻取ビームに巻かれた経糸の巻姿が多角形
巻になってしまう。
また逆に、プレスローラの押圧力が規定の押圧力よりも
弱くなってしまうと、所望の巻硬度を得ることができな
いうえ、当該ローラの回転数が減少して外層面とプレス
ローラの押圧面との間にスリップが生起し糸が毛羽立っ
て巻糸の品質が著しく低下するという問題があった。
弱くなってしまうと、所望の巻硬度を得ることができな
いうえ、当該ローラの回転数が減少して外層面とプレス
ローラの押圧面との間にスリップが生起し糸が毛羽立っ
て巻糸の品質が著しく低下するという問題があった。
本発明は、従来の糸巻装置における上記の如き問題を解
決するために為されたもので、プレスローラの支持機構
の故障や巻取ビームへのプレスローラの押圧力の設定ミ
スなどに起因して生起するプレスローラの回転変動を自
動的に監視し、巻取ローラのを姿が悪くなる前にプレス
ローラの回転異常を検出して常に品質の安定した巻糸を
得ることのできる高精度のプレスローラの回転異常検出
装置を提供することを技術的課題とするものである。
決するために為されたもので、プレスローラの支持機構
の故障や巻取ビームへのプレスローラの押圧力の設定ミ
スなどに起因して生起するプレスローラの回転変動を自
動的に監視し、巻取ローラのを姿が悪くなる前にプレス
ローラの回転異常を検出して常に品質の安定した巻糸を
得ることのできる高精度のプレスローラの回転異常検出
装置を提供することを技術的課題とするものである。
本発明が上記技術的課題を解決するために採用した手段
を説明すれば、次のとおりである。
を説明すれば、次のとおりである。
即ち、本発明は、巻取ビームBlに巻かれる線状物Wの
外層に接触して従動するプレスローラPを備える巻取装
置を技術的前捉として、前記巻取ビームBの周速度と対
応するプレスローラPの回転数を検出してその従動回転
信号を出力する回転検出手段1と;前記プレスローラP
の回転数の減少を監視する下限シキイ値および同ローラ
Pの回転数の増大を監視する上限シキイ値の少なくとも
何れか一方のシキイ値を巻取装置の糸速信号を基に設定
してそのシキイ値信号を出力する監視値設定手段7と;
前記回転検出手段lから人力した回転信号と監視値設定
手段7から入力したシキイ値信号とを比較して回転信号
が比較対象となるシキイ値信号を超えたときにプレスロ
ーラPの回転が異常である旨の異常信号を出力する比較
手段8とにより構成することによって、上記技術的課題
を解決したのである。
外層に接触して従動するプレスローラPを備える巻取装
置を技術的前捉として、前記巻取ビームBの周速度と対
応するプレスローラPの回転数を検出してその従動回転
信号を出力する回転検出手段1と;前記プレスローラP
の回転数の減少を監視する下限シキイ値および同ローラ
Pの回転数の増大を監視する上限シキイ値の少なくとも
何れか一方のシキイ値を巻取装置の糸速信号を基に設定
してそのシキイ値信号を出力する監視値設定手段7と;
前記回転検出手段lから人力した回転信号と監視値設定
手段7から入力したシキイ値信号とを比較して回転信号
が比較対象となるシキイ値信号を超えたときにプレスロ
ーラPの回転が異常である旨の異常信号を出力する比較
手段8とにより構成することによって、上記技術的課題
を解決したのである。
以下、本発明を添附図面に示す実施例に基いて、更に詳
しく説明する。
しく説明する。
第1図において、符号Wで指示するものは、多数本の糸
をシート状に整列した経糸であって、経糸Wの走行によ
り従動回転するティクアンプローラTおよび糸シートの
長さを測長するメジャリングローラMを介して巻取ビー
ムBに巻取られる。
をシート状に整列した経糸であって、経糸Wの走行によ
り従動回転するティクアンプローラTおよび糸シートの
長さを測長するメジャリングローラMを介して巻取ビー
ムBに巻取られる。
符号Gで指示するものは、ティクアップローラTに連結
され、該ローラTの回転数、すなわち経糸Wの実際の走
行速度を検出する回転形ジェネレーターである。
され、該ローラTの回転数、すなわち経糸Wの実際の走
行速度を検出する回転形ジェネレーターである。
符号Pで指示するものは、巻取ビームBに巻取られた経
糸Wの外層面に接触して当該ビームBに従動回転するプ
レスローラである。
糸Wの外層面に接触して当該ビームBに従動回転するプ
レスローラである。
符号lで指示するものは、巻取ビームBの周速度と対応
するプレスローラPの回転数を検出するパルスエンコー
ダー11と当該エンコーター11より出力したパルス信
号を電圧信号に変換するF−V変換2ii12とを備え
た回転検出器であって、パルスエンコーダー11によっ
てプレスローラPの回転に比例した数のパルス信号が検
出されると、そのパルス信号をF−V変換器12によっ
てパルス数に比例した電圧信号値に変換しその回転信号
を後記の比較器8に出力する。
するプレスローラPの回転数を検出するパルスエンコー
ダー11と当該エンコーター11より出力したパルス信
号を電圧信号に変換するF−V変換2ii12とを備え
た回転検出器であって、パルスエンコーダー11によっ
てプレスローラPの回転に比例した数のパルス信号が検
出されると、そのパルス信号をF−V変換器12によっ
てパルス数に比例した電圧信号値に変換しその回転信号
を後記の比較器8に出力する。
符号2で指示するものは、巻取装置の高速運転時の糸速
を設定する第1糸速設定器21と同装置の低速運転時の
糸速を設定する第2糸速設定器22とから成る糸速設定
器であって、例えば、巻取装置の運転時には、各設定器
21・22に接続された接点の開閉に伴って糸速設定器
2より第2図(a)に示すような波形の糸速信号を運転
信号として加減速調整器3に出力する。
を設定する第1糸速設定器21と同装置の低速運転時の
糸速を設定する第2糸速設定器22とから成る糸速設定
器であって、例えば、巻取装置の運転時には、各設定器
21・22に接続された接点の開閉に伴って糸速設定器
2より第2図(a)に示すような波形の糸速信号を運転
信号として加減速調整器3に出力する。
加減速調整器3に入力した糸速信号は、当該調整器3に
よって第2図(b)に示すように巻取ビームBの回転速
度が低速域から高速域にスムースに移行するような波形
に調整されて比較調整器4および後記の監視値設定器7
に出力する。比較調整器4に入力した目標の糸速信号は
、当該調整器4によってジェネレーターGからのフィー
ドバンク信号と比較され、その偏差信号は増幅器5に出
力される。増幅器5は、偏差信号が“0゛°となるよう
処理して巻取ビームBを回転させる可変速モークロを駆
動する。
よって第2図(b)に示すように巻取ビームBの回転速
度が低速域から高速域にスムースに移行するような波形
に調整されて比較調整器4および後記の監視値設定器7
に出力する。比較調整器4に入力した目標の糸速信号は
、当該調整器4によってジェネレーターGからのフィー
ドバンク信号と比較され、その偏差信号は増幅器5に出
力される。増幅器5は、偏差信号が“0゛°となるよう
処理して巻取ビームBを回転させる可変速モークロを駆
動する。
監視値設定2i7は、加減速調整器3より出力した糸速
信号に基いてプレスローラPの回転変動の下限値、つま
り巻取ビームBとプレスローラPの押圧面との間の滑り
や糸シート表面の凹凸に起因するプレスローラPの回転
数の減少を監視するための下限シキイ値を設定する下限
監視値設定器71と:前記調整器3が出力した糸速信号
に基いてプレスローラPの回転変動の上限値、つまり糸
シート表面の凹凸に起因するプレスローラPの回転数の
増大を監視するための上限シキイ値を設定する上限監視
値設定器72とから構成されている。下限監視値設定器
71では、巻取ビームBの周速度に対応した糸速信号値
を所定の抵抗値で除することによって下限シキイ値が設
定され、このシキイ値は加−IIi達調整器3から出力
した糸速信号よりも小さい電圧値となっている。他方、
上限監視値設定器72で設定される上限シキイ値は、同
ビームBの周速度に対応した糸速信号値に掛算器73に
より所定の抵抗値を乗することによって設定され、同調
整器3から出力した糸速信号よりも大きい電圧値となっ
ている。そして、下限監視値設定器71によって設定さ
れた下限シキイ値信号および上限監視値設定器72によ
って設定された上限シキイ値信号は比較器8に入力され
る。
信号に基いてプレスローラPの回転変動の下限値、つま
り巻取ビームBとプレスローラPの押圧面との間の滑り
や糸シート表面の凹凸に起因するプレスローラPの回転
数の減少を監視するための下限シキイ値を設定する下限
監視値設定器71と:前記調整器3が出力した糸速信号
に基いてプレスローラPの回転変動の上限値、つまり糸
シート表面の凹凸に起因するプレスローラPの回転数の
増大を監視するための上限シキイ値を設定する上限監視
値設定器72とから構成されている。下限監視値設定器
71では、巻取ビームBの周速度に対応した糸速信号値
を所定の抵抗値で除することによって下限シキイ値が設
定され、このシキイ値は加−IIi達調整器3から出力
した糸速信号よりも小さい電圧値となっている。他方、
上限監視値設定器72で設定される上限シキイ値は、同
ビームBの周速度に対応した糸速信号値に掛算器73に
より所定の抵抗値を乗することによって設定され、同調
整器3から出力した糸速信号よりも大きい電圧値となっ
ている。そして、下限監視値設定器71によって設定さ
れた下限シキイ値信号および上限監視値設定器72によ
って設定された上限シキイ値信号は比較器8に入力され
る。
比較器8は、回転検出器lより検出したプレスローラP
の回転信号を監視値設定器7により設定した下限シキイ
値信号および上限シキイ値信号と比較する。そして、回
転信号値が下限シキイ値信号の電圧値を下方に超えると
、プレスローラPの周速度が巻取ビームBの周速度より
も減少しでいる旨の異常信号を出力し、他方、回転信号
値が上限シキイ値信号の電圧値を上方に超えると、プレ
スローラPの周速度が巻取ビームBの周速度よりも増大
している旨の異常信号を出力する。そして、この異常信
号は、図示しないブザーや警報ランプなどの警報器を作
動させるための警報信号として用いたり、または、巻取
装置の稼動を停止するための停止指令信号として用いら
れる。
の回転信号を監視値設定器7により設定した下限シキイ
値信号および上限シキイ値信号と比較する。そして、回
転信号値が下限シキイ値信号の電圧値を下方に超えると
、プレスローラPの周速度が巻取ビームBの周速度より
も減少しでいる旨の異常信号を出力し、他方、回転信号
値が上限シキイ値信号の電圧値を上方に超えると、プレ
スローラPの周速度が巻取ビームBの周速度よりも増大
している旨の異常信号を出力する。そして、この異常信
号は、図示しないブザーや警報ランプなどの警報器を作
動させるための警報信号として用いたり、または、巻取
装置の稼動を停止するための停止指令信号として用いら
れる。
しかして、本実施例装置によるプレスローラPの回転異
常の検出は、回転検出器lにより巻取ビームBに従動回
転しているプレスローラPの回転信号を検出して比較器
8に出力し、巻取ビームBの周速度を設定する糸速信号
を基にして監視値設定2;7の下限監視値設定器71に
より設定されたプレスローラPの回転数の減少を監視す
る下限シキイ値信号および同設定器7の上限監視値設定
器72により設定されたプレスローラPの回転数の増大
を監視する上限シキイ値信号を比較器8に出力して、回
転検出器1より入力した回転信号が監視値設定器7より
人力した下限シキイ値信号または上限シキイ値信号を超
えてプレスローラPの周速度が巻取ビームBの周速度よ
りも減少・増大しているときに比較器8によりプレスロ
ーラPの回転が異常である旨の異常信号が出力されるの
である。
常の検出は、回転検出器lにより巻取ビームBに従動回
転しているプレスローラPの回転信号を検出して比較器
8に出力し、巻取ビームBの周速度を設定する糸速信号
を基にして監視値設定2;7の下限監視値設定器71に
より設定されたプレスローラPの回転数の減少を監視す
る下限シキイ値信号および同設定器7の上限監視値設定
器72により設定されたプレスローラPの回転数の増大
を監視する上限シキイ値信号を比較器8に出力して、回
転検出器1より入力した回転信号が監視値設定器7より
人力した下限シキイ値信号または上限シキイ値信号を超
えてプレスローラPの周速度が巻取ビームBの周速度よ
りも減少・増大しているときに比較器8によりプレスロ
ーラPの回転が異常である旨の異常信号が出力されるの
である。
本実施例の基本的構成は概ね上記のとおりであるが、本
発明は前述の実施例に限定されるものでは決してなく、
「特許請求の範囲」の記載内において種々の変形が可能
であって、例えば、実施例においては、回転検出器lよ
り出力される回転信号としてプレスローラPの回転数を
パルスエンコーダー11およ’O” F V i換、
7312により検出しているが、当該ローラPの回転数
をタコジェふレータ−により検出してもよい。
発明は前述の実施例に限定されるものでは決してなく、
「特許請求の範囲」の記載内において種々の変形が可能
であって、例えば、実施例においては、回転検出器lよ
り出力される回転信号としてプレスローラPの回転数を
パルスエンコーダー11およ’O” F V i換、
7312により検出しているが、当該ローラPの回転数
をタコジェふレータ−により検出してもよい。
また、第3図に示すように、プレスローラPの回転数を
タコジェネレーター14により検出し、このタコジェネ
レーター14より求めた回転数信号を微分器15により
微分してローラPの回転数の変化を検出すると共に、監
視値設定器7にも微分器74を設けて当該設定器7に入
力された糸速信号を微分し、この微分信号を掛算2i7
3および割算器75に入力し、掛算器73および割算器
75は、それぞれ上限および下限監視値設定器72・7
1に設定された値で微分信号を乗除し、上限および下限
シキイ値を出力するようにしてもよい。
タコジェネレーター14により検出し、このタコジェネ
レーター14より求めた回転数信号を微分器15により
微分してローラPの回転数の変化を検出すると共に、監
視値設定器7にも微分器74を設けて当該設定器7に入
力された糸速信号を微分し、この微分信号を掛算2i7
3および割算器75に入力し、掛算器73および割算器
75は、それぞれ上限および下限監視値設定器72・7
1に設定された値で微分信号を乗除し、上限および下限
シキイ値を出力するようにしてもよい。
そして、プレスローラPの周速度の変化が比較対象きな
る糸速信号の変化の上限および下限のシキイ値信号の変
化を超えたときに比較器8より異常信号を出力するよう
にすれば、ローラPの回転数の変化が比較されることに
なるのでローラPの回転数を検出するものに比してロー
ラPの回転異常をより敏感に感知できるという利点があ
る。
る糸速信号の変化の上限および下限のシキイ値信号の変
化を超えたときに比較器8より異常信号を出力するよう
にすれば、ローラPの回転数の変化が比較されることに
なるのでローラPの回転数を検出するものに比してロー
ラPの回転異常をより敏感に感知できるという利点があ
る。
さらに、前記微分器に代えて回転検出器lおよび監視値
設定器7に積分器を設け(図示せず)、プレスローラP
の回転量の変化が比較対象となる糸速信号の積分量の上
限および下限のシキイ値信号の変化を超えたときに比較
器8より異常信号を出力するようにしてもローラPの回
転異常を敏感に感知できる。
設定器7に積分器を設け(図示せず)、プレスローラP
の回転量の変化が比較対象となる糸速信号の積分量の上
限および下限のシキイ値信号の変化を超えたときに比較
器8より異常信号を出力するようにしてもローラPの回
転異常を敏感に感知できる。
更にまた、監視値設定器7によるシキイ値の設定は、下
限および上限のシキイ値を設定してプレスローラPの回
転数の増大・減少の両方を監視しているが、下限のシキ
イ値だけを設定してローラPの回転数の減少のみを監視
してもよく、更には、上限のシキイ値だけを設定してロ
ーラPの回転数の増大のみを監視するようにしてもよい
。
限および上限のシキイ値を設定してプレスローラPの回
転数の増大・減少の両方を監視しているが、下限のシキ
イ値だけを設定してローラPの回転数の減少のみを監視
してもよく、更には、上限のシキイ値だけを設定してロ
ーラPの回転数の増大のみを監視するようにしてもよい
。
また、監視値設定器7に入力する糸速信号は、巻取装置
の実際の糸速信号であってもよく、例えば、ティクアッ
プローラTに連結されたジェネレーター〇の出力信号を
利用してもよい。
の実際の糸速信号であってもよく、例えば、ティクアッ
プローラTに連結されたジェネレーター〇の出力信号を
利用してもよい。
以上、実施例をもって説明したとおり、本発明によれば
、巻取ビームの周速度と対応するプレスローラの回転数
が、プレスローラの支持機構の故障や巻取ビームへのプ
レスローラの押圧力の設定ミスなどにより減少または増
大しても、巻取装置の糸速信号に基いて設定されたプレ
スローラの回転数の減少・増大を監視する所定レベルの
シキイ値によって監視されるので、巻取ローラの巻姿が
悪くなる前にプレスローラの回転異常を検出できて常に
品質の安定した巻糸を得ることができる。
、巻取ビームの周速度と対応するプレスローラの回転数
が、プレスローラの支持機構の故障や巻取ビームへのプ
レスローラの押圧力の設定ミスなどにより減少または増
大しても、巻取装置の糸速信号に基いて設定されたプレ
スローラの回転数の減少・増大を監視する所定レベルの
シキイ値によって監視されるので、巻取ローラの巻姿が
悪くなる前にプレスローラの回転異常を検出できて常に
品質の安定した巻糸を得ることができる。
また、プレスローラの回転数の減少または増大の回転変
動を監視するシキイ値が、巻取装置の糸速信号に基いて
設定されるので、たとえ巻取装置の運転状態が低速から
高速へと変化しても当該シキイ値のレベル設定精度が向
上してプレスローラの微小の回転変動をも精度よくしか
も正確に検出することができて頗る精度が高いものとな
る。
動を監視するシキイ値が、巻取装置の糸速信号に基いて
設定されるので、たとえ巻取装置の運転状態が低速から
高速へと変化しても当該シキイ値のレベル設定精度が向
上してプレスローラの微小の回転変動をも精度よくしか
も正確に検出することができて頗る精度が高いものとな
る。
第1図は本発明に係る実施例装置の概略を示す機能ブロ
ック図、第2図(a)は糸速設定器から出力する信号波
形図、第2図(b)は加減速調整器から出力する信号波
形図、第3図は本実施例装置の変形例の一部分を示す機
能プロ・ツク図である。 特許用111人 津田駒工業株式会社
ック図、第2図(a)は糸速設定器から出力する信号波
形図、第2図(b)は加減速調整器から出力する信号波
形図、第3図は本実施例装置の変形例の一部分を示す機
能プロ・ツク図である。 特許用111人 津田駒工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 巻取ビームB上に巻かれる線状物Wの外層に接触して従
動するプレスローラPを備える巻取装置において、 前記巻取ビームBの周速度と対応するプレスローラPの
回転数を検出してその従動回転信号を出力する回転検出
手段1と;前記プレスローラPの回転数の減少を監視す
る下限シキイ値および同ローラPの回転数の増大を監視
する上限シキイ値の少なくとも何れか一方のシキイ値を
巻取装置の糸速信号を基に設定してそのシキイ値信号を
出力する監視値設定手段7と;前記回転検出手段1から
入力した回転信号と監視値設定手段7から入力したシキ
イ値信号とを比較して回転信号が比較対象となるシキイ
値信号を超えたときにプレスローラPの回転が異常であ
る旨の異常信号を出力する比較手段8とを包含すること
を特徴としたプレスローラの回転異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27008888A JPH02118133A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 巻取装置におけるプレスローラの回転異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27008888A JPH02118133A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 巻取装置におけるプレスローラの回転異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118133A true JPH02118133A (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=17481363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27008888A Pending JPH02118133A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 巻取装置におけるプレスローラの回転異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02118133A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101906688A (zh) * | 2010-07-05 | 2010-12-08 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 立式弹力整经机的纱筒与罗拉之间压力的自动补偿方法 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP27008888A patent/JPH02118133A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101906688A (zh) * | 2010-07-05 | 2010-12-08 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 立式弹力整经机的纱筒与罗拉之间压力的自动补偿方法 |
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