JPH0211803A - タービンのトリップ保護装置 - Google Patents

タービンのトリップ保護装置

Info

Publication number
JPH0211803A
JPH0211803A JP16085588A JP16085588A JPH0211803A JP H0211803 A JPH0211803 A JP H0211803A JP 16085588 A JP16085588 A JP 16085588A JP 16085588 A JP16085588 A JP 16085588A JP H0211803 A JPH0211803 A JP H0211803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
main steam
output
trip
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16085588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tsuchida
義之 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16085588A priority Critical patent/JPH0211803A/ja
Publication of JPH0211803A publication Critical patent/JPH0211803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はタービンの主蒸気温度低下時の広範囲な主蒸気
温度の保護を可能とするタービンのトリップ保護装置に
関するものである。
(従来の技術) 火力発電プラントでのボイラー、特に強制貫流式ボイラ
ーやドラム式ボイラーにおいてPCB制御機能を有する
プラントインターロック機能をもつものについては、主
蒸気温度が急低下して、高圧タービンに流れる蒸気の密
度が高くなると、蒸気の流れる方向に同一方向のスラス
ト力が加わり、高圧タービンにスラスト力が増大する。
このようなボイラーによる主蒸気温度の急激な変化での
、特にスラスト力の増大によってタービンの最終段近辺
で相当大きな荷重が加わることになり、スラスト軸受を
損傷する危険性があり、プラント運転」−機器保護の」
−から好ましくないことである。
(発明が解決しようとする課題) 従来、タービンの制御の保護としてのインターロックに
よる主蒸気温度低下による保護装置は、タービン起動制
御で、発電機しゃ断器の併入後、プラントとして負荷を
とりはしめてから主蒸気温度低下保護が作動するような
プラントインターロック制御となっており、このために
併入前のボイラーや給水系統の不具合による主蒸気温度
低下に対しては、はとんど無保護の状態であり、機械側
の保護する立場から制御側で保護回路を組む必要があっ
た。
又、最近の大容量火力プラントは、強制貫流式ボイラー
が主流であり、タービン起動から併入までの間において
も、ボイラーへの給水と燃料の量的な変化によるアンバ
ランスで、主蒸気温度の低下を招き、タービンを損傷す
る危険性があり、プラントの運用上重大な問題に至る可
能性があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、タービン
が主蒸気温度の低下でスラスト軸受を損傷しないように
安定したプラント運転を継続し、かつボイラーとタービ
ンを含めた広範囲なプラントの主蒸気温度の保護を可能
としたタービンのトリップ保護装置を提供することを目
的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のタービンのトリップ保護装置はボイラーから発
生する蒸気が主蒸気加減弁の入口側に設けた第1の温度
検出器と第2の温度検出器と、主蒸気加減弁の出口側に
設けた第3の温度検出器と第4の温度検出器で構成され
、主蒸気加減弁の入口側の蒸気の温度がボイラーのトリ
ップ値より所定値だけ上昇した時に出力を出す第1の温
度検出器と主蒸気加減弁の出口側の蒸気の温度がボイラ
のトリップ値より所定値だけ上昇した時に出力を出す第
3の温度検出器を備える。
(作用) 該主蒸気加減弁の入1コ側の第1の温度検出器が出力し
たことを記憶して出力するホールド回路と該第1の温度
検出器の出力をNOTを通して反転した出力と、第2の
温度検出器の出力とのホール1〜回路の合i!13つの
出力のAND条件で成立した第1のグループと該主蒸気
加減弁の出口側の第3の温度検出器が出力したことを記
憶して出力するホールド回路と該第3の温度検出器の出
力をN。
Tを通して反転した出力と、第4の温度検出器の出力と
のホールド回路の合計3つの出力のAND条件で成立し
た第2のグループで、第1のグループと、第2のグルー
プのいずれかが成立した時にトリップ信号出力を出す。
(実施例) 以」二、図面に示した実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。
第1図は、本発明の火力発電プラントの構成を示したも
のである。
1は燃料であり、ボイラー2に供給され、燃焼に用いら
れる。ボイラー2で生成された蒸気は主蒸気ライン3に
より、主蒸気加減弁4を介して、タービン5へ蒸気を供
給する。
タービン5と同一軸に発電機6が直結されており、しゃ
断器が併入し、発電機6が電力を発生し、系統へ電力を
供給する。タービン5へは、主蒸気ライン3により供給
された主蒸気は、復水器7を通して、ボイラー給水ポン
プ8によりボイラー2へと給水を行なう。
主蒸気ライン3には、主蒸気加減弁4の入口側(ボイラ
ー側)に温度検出器(1)9と温度検出器(2)10と
を設置し、温度検出器(1)9は主蒸気温度がトリップ
値T工に対して、T□+α度以上になった時に出力する
温度検出器センサーであり、温度検出器(2)10は、
主蒸気温度がトリップ値T1に対してT1以下になった
時に出力する温度検出器センサーである。
又主蒸気加減弁4の出口側(タービン側)にも温度検出
器■11と温度検出器0)12を配置し、温度検出器(
3) 11は主蒸気温度がトリップ値T3 に対して、
T3+β度以上になった時に出力する温度検出器のセン
サーであり、温度検出器0)12は主蒸気温度がトリッ
プ値T3以上になった時に出力する温度検出器センサー
であって、主蒸気ラインの主蒸気加減弁の入口と出口に
同一の温度検出器のセンサーを設置したものである。
第2図は本発明のタービンのトリップ保護装置のブロッ
ク図を示したものである。
Aグループは主蒸気加減弁5のボイラー側に設置した温
度検出器のブロック図である。14は主蒸気温度がトリ
ップ値T1に対して、T□+α以上になった時に制御信
号を発する温度検出器(1)9の制御信号で、15は主
蒸気温度がトリップ値T1に対して、それ以下になった
時に制御信号を発する温度検出器(2)10の制御信号
である。
制御信号14はOR回路16の一方に入力し、接続され
ており該OR回路16の出力がワイプアウト回路WO1
7を介して他方の入力に接続されていることにより、ホ
ールド回路18が形成されている。該ホールド回路18
はOR回路16の出力を保持する。
ホールド回路18は主蒸気加減弁4のリミットスイッチ
信号19でワイプアウト回路W○17をリセットする。
この主蒸気加減弁4のリミットスイッチ19は主蒸気加
減弁の全開状態で動作する。NOT回路20を介した温
度検出器ω9の出力とホールド回路17の出力、温度検
出器■10の出力15はAND回路21に入力され、2
2の制御信号が発せられる。
Bグループは主蒸気加減弁5のタービン側に設置した温
度検出器のブロック図である。14Bは主蒸気温度がト
リップ値T3に対してT3+β以上になった時に制御信
号を発する温度検出器(イ)12の制御信号である。
制御信号14BはOR回路16Bの一方に入力し、接続
されており、該OR回路16Bの出力がワイプアウト回
路W017Bを介して他方の入力に接続されていること
により、ホールド回路18Bが形成されている。
該ホルト回路18BはOR回路16Bの出方を保持する
。ホールト回路18Bは主蒸気加減弁4のリミットスイ
ッチ19の主蒸気加減弁の全開状態で動作する。
N OT回路20Bを介した温度検出器■11の出力と
ホールト回路17Bの出力、温度検出器0)12の出力
15BはAND回路21Bに入力され、23の制御信号
が発せられる。
前記22の制御信号と、23の制御信号はOR回路24
に入力され、22の制御信号の条件と23の制御信号の
条件でタービン1−リップ信号25が発せられる。
次に本発明の作用について説明する。
ボイラー2が点火され、蒸気が発生し主蒸気加減弁の入
口側の主蒸気温度と、主蒸気加減弁の出口側の蒸気温度
は第3図に示すようになる。
即ち、T2=T1+αはトリップ値T□に対して、T、
+αに上昇すると、温度検出器■9の出方が発する。
ついて、タービンが起動すると、主蒸気加減弁は全開以
外となる。これにより、リミットスイッチ19はOFF
し、ホールド回路17が形成される。
次に主蒸気温度が温度曲線に従って温度低下し、その結
果トリップ値T工温度まで低下すると、 N○T回路2
0及び温度検出器■が動作するため、AND回路21は
トリップ信号22を発し、24のタービントリップ信号
を発する。このトリップ信号はタービンをトリップする
又、T3はトリップ値T3に対して、 T3+βに上昇
すると、温度検出器(3) 1.1の出力が発する。つ
ぎに、タービン起動すると、主蒸気加減弁は全開以外と
なる。これにより、リミットスイッチ19は○FFL、
、ホールド回路17Bが形成される。次に主蒸気温度が
温度曲線に従って温度低下を生し、その結果、 トリッ
プ値T3温度まで低下すると、NOT回路20B及び温
度検出器(イ)が動作するため、AND回路22Bはト
リップ信号23を発し、24のタービントリップ信号を
発生する。
ここで、主蒸気加減弁4はタービントリップで全開とな
る。このため、リミットスイッチ19はONし、その結
果ホールド回路18.18Bがリセットされる。
〔発明の効果〕
従って、以上の本発明によるタービンのトリップ保護装
置は、タービン起動時からの主蒸気温度低下による保護
を可能とし、主蒸気加減弁の前・後の各々2つの温度検
出器の出力のAND条件により、トリップ信号が発生す
るので、一方の温度検出回路が誤動作してもミストリッ
プすることはない。
本発明によれば、主蒸気温度低下に対するタービンの制
御の保護は、タービン起動から、定格運転及び定格負荷
運転までの広範囲に亘し可能とし信頼のあるタービン制
御・保護ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の火力発電プラントの構成図、第2図は
本発明のタービンのトリップ保護装置のブロック図、第
3図は主蒸気加減弁の入口側の主蒸気温度と出口側の主
蒸気温度である。 1・・・燃料      2 ボイラー3・・・主蒸気
ライン  4 主蒸気加減弁5・・・タービン    
6・・・発電機7・・復水器    8・・・ボイラー
給水ポンプ9・・温度検出器(1)   10・温度検
出器(2)11・・温度検出器■  12・・温度検出
器0)14、14B・・制御信号 15.15B・・制
御信号16、16B・・・○R回路 17、17B・・ワイプアウト回路 18、18B・・・ホールド回路 19、19B・・リミットスイッチ信号20.20B・
・NOT回路 21、21B・・・AND回路 23.23・・・制御
信号24・・・○R回路  25・・・タービントリッ
プ信号代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  第子丸 健

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボイラーから発生する蒸気が主蒸気加減弁の入口側に設
    けた第1の温度検出器と第2の温度検出器と、主蒸気加
    減弁の出口側に設けた第3の温度検出器と第4の温度検
    出器で構成され、主蒸気加減弁の入口側の蒸気の温度が
    ボイラーのトリップ値より所定値だけ上昇した時に出力
    を出す第1の温度検出器と主蒸気加減弁の出口側の蒸気
    の温度がボイラーのトリップ値より所定値だけ上昇した
    時に出力を出す第3の温度検出器において、該主蒸気加
    減弁の入口側の第1の温度検出器が出力したことを記憶
    して出力するホールド回路と該第1の温度検出器の出力
    をNOTを通して反転した出力と、第2の温度検出器の
    出力とのホールド回路の合計3つの出力のAND条件で
    成立した第1のグループと該主蒸気加減弁の出口側の第
    3の温度検出器が出力したことを記憶して出力するホー
    ルド回路と該第3の温度検出器の出力をNOTを通して
    反転した出力と、第4の温度検出器の出力とのホールド
    回路の合計3つの出力のAND条件で成立した第2のグ
    ループで、第1のグループと、第2のグループのいずれ
    かが成立した時にトリップ信号出力を出す事を特徴とす
    るタービンのトリップ保護装置。
JP16085588A 1988-06-30 1988-06-30 タービンのトリップ保護装置 Pending JPH0211803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16085588A JPH0211803A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 タービンのトリップ保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16085588A JPH0211803A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 タービンのトリップ保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0211803A true JPH0211803A (ja) 1990-01-16

Family

ID=15723846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16085588A Pending JPH0211803A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 タービンのトリップ保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0211803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515570A (ja) * 2012-03-30 2015-05-28 アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd ガスタービンプラントの安全動作方法及び安全動作装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515570A (ja) * 2012-03-30 2015-05-28 アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd ガスタービンプラントの安全動作方法及び安全動作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6136604A (ja) ポンプ及びポンプ・モ−タを保護する方法と装置
JPH0211803A (ja) タービンのトリップ保護装置
KR20160016730A (ko) 발전소 터빈의 종합 감시 방법
KR960010703B1 (ko) 비-반응 요소가 원자력 발전소의 원자로에 낙하하는 것을 검출하는 방법 및 이러한 낙하에 대해 보호되는 발전소
US4151712A (en) Protective shutdown system for combined cycle plant having a dual liquid fuel system
Cushing et al. Fast valving as an aid to power system transient stability and prompt resynchronization and rapid reload after full load rejection
Rawdon et al. Effects of partial load rejection on fossil fuel utility steam generators
JP2826394B2 (ja) 複合発電プラントの圧力制御装置
JPS6217081B2 (ja)
JPH10206590A (ja) コンバインド型原子力発電所
KR101603426B1 (ko) 발전소 터빈의 물 유입 보호 방법
JP2000204906A (ja) 火力発電プラントにおける送電線容量の過負荷防止装置
JPS63248903A (ja) 蒸気タ−ビンの保護方法
JP2664826B2 (ja) 原子炉停止装置
JPH0331962B2 (ja)
JPH06109892A (ja) 原子炉出力制御装置
JPS5812450B2 (ja) タ−ビン保護装置
JPS61126310A (ja) 複合サイクル発電プラントのランバツク制御装置
Oki et al. Fast Cut Back Control in Thermal Power Plants
JPH06284797A (ja) 発電設備の緊急対応システム
JPH0617741A (ja) 水車発電機の自動制御保護装置
JPS5835206A (ja) タ−ビンバイパス制御方法
JPH03138462A (ja) 調速制御方法
JPS60175709A (ja) 蒸気タ−ビン保護用主蒸気温度低下検出装置
JPH0644070B2 (ja) 原子炉発電プラントのキヤビテ−シヨン防止装置