JPH0211786B2 - - Google Patents

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JPH0211786B2
JPH0211786B2 JP15205984A JP15205984A JPH0211786B2 JP H0211786 B2 JPH0211786 B2 JP H0211786B2 JP 15205984 A JP15205984 A JP 15205984A JP 15205984 A JP15205984 A JP 15205984A JP H0211786 B2 JPH0211786 B2 JP H0211786B2
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JP
Japan
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valve
valve body
stage
valve seat
cylindrical member
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JP15205984A
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JPS6131772A (ja
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Masami Okano
Takeshi Nakahara
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K47/00Means in valves for absorbing fluid energy
    • F16K47/04Means in valves for absorbing fluid energy for decreasing pressure or noise level, the throttle being incorporated in the closure member

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多段の中空室に区分された可変オリ
フイスを内蔵した絞り弁に関するものである。
従来の技術 従来の高差圧水用減圧弁は、一般に、弁に多段
固定オリフイスを付属して設置したものや、弁内
部に多段の弁座絞り部を設けた多段減圧構造など
が採られているが、前者の公知の多段固定オリフ
イス付属弁においては、オリフイス面積が一定で
あるので、低開度の小流量域においてはオリフイ
スの減圧機能が発揮されず、弁側減圧比が大幅に
増大することに基づき、弁絞り部におけるキヤビ
テーシヨンによるエロージヨンが発生するという
欠点がある。一方、後者の多段減圧構造弁におい
ては、絞り部の後部において発生した高速の噴流
や、加速された酸化スケールなどの異物が、直接
的に金属部に衝突するので、金属部がエロージヨ
ンを受けるという欠点がある。その上、不可避的
に配管側から送られて来る酸化スケールなどの異
物のかみ込みに基づく高差圧水の弁座漏れによる
エロージヨンも激しく発生するという欠点もあ
る。
そこで、これら従来公知の弁におけるようなエ
ロージヨンなどの発生のない絞り弁の出現が各方
面から強く望まれているところである。
今、ここで、この種の従来公知の高差圧用減圧
弁の1例として、後者の多段減圧構造弁の1例を
示すと、添付図面の第4図に示すとおりであり、
この図に基づいてこの弁の構造及び作用を説明す
ると、次ぎのようである。
図に示すように、弁箱1と、出口フランジ2と
の間に中空円筒状の弁座3が取り付けられてお
り、この弁座3は、ガスケツト4及び5を介して
弁箱1とフランジ2とに固定されると共に流体が
シールされるようにしてある。
また、弁箱1には、高圧側パイプに連通する開
口部6があり、一方、出口フランジ2には、低圧
側パイプに連通する開口部7があり、開口部6か
ら弁箱1内に流入した流体は、弁座3の内部を矢
印fによつて示す方向へ流れ、出口フランジ2の
開口部7の方へ流れて行く。
更に、中空円筒状の弁座3には、その内部に多
段ののど部8と、それらの間に形成された圧力を
回復させるための多数の空間9とが設けられてお
り、この弁座3の内部には、上部をブシユ10に
より、また、下部を弁座3の下端部に形成された
弁体案内部11によりしゆう動自在に案内されて
弁体12が配置されている。
また、弁体12には、弁座3の各のど部8と対
応する位置から、長手軸下方向に先細りテーパ状
の制御部13が多段に設けられており、弁体12
を矢印Xによつて示されるように上下方向に運動
させることにより、弁座3の各のど部8と、弁体
12の制御部13との間に形成される図に示す箇
所Aの部分の通過面積を順次変化させ、これによ
り、流体の圧力や、流量を調整するようにする。
なお、図中、14及び15は、それぞれ弁体1
2及び弁座3のシール面を示すものである。
このようにして、この弁においては、弁座3の
各のど部8と、弁体12の各制御部13との間に
形成される各段のすきま部Aは最小通過面積部と
なり、矢印Bにより示す流体の流れは、これらの
最小通過面積部Aを通過した直後にかなりの高速
噴流となり、酸化スケールなどの異物が加速され
弁体12の制御部13に衝突した後、矢印Cによ
り示す方向に進む。
この場合、弁体12の各制御部13への高速噴
流や、加速された酸化スケールなどの異物の衝突
は、弁体12の上下運動中において常に受けるも
のであり、この結果、弁体12の制御部13は、
エロージヨンを受けることが多く、更に、弁座3
の各段ののど部8の内径寸法と、弁体12の制御
部13の形状・寸法とが同一構造の弁において
は、弁体12の上下運動中に、各段の最小通過面
積部Aにおける減圧比が同一となるので、下流側
に行くに従い、流体温度に対する飽和蒸気圧力に
近付き、最下段の最小通過面積部Aの附近におい
ては、フラツシングや、キヤビテーシヨンの発生
も加わり、エロージヨンは一層激しいものとな
り、振動や、騒音なども発生することとなる。
また、弁の締切り時に、酸化スケールなどの異
物を、弁体12及び弁座3のシール面14と、1
5との間にかみ込んだ場合には、シール面14及
び15だけに高差圧が加わり、高差圧水の弁座漏
れにより、弁体12及び弁座3のシール面14及
び15は、短期間に激しくエロージヨンされるこ
ととなる。
このエロージヨンをできる限り防止するため
に、弁体12及び弁座3のシール面14及び15
や、弁体12の制御部13にステライト盛り金な
どを施すことが普通に行われているが、この効果
は、必ずしも、完全とはいえないのが現状であ
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来公知のものにおける弁体及び弁
座のシール部や、絞り部の後部におけるエロージ
ヨンの発生を有効に防止することが可能である可
変オリフイスを内蔵した絞り弁を提供すること
を、その目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、この目的を達成するために、弁体を
多段の中空室に区分された可変オリフイスによつ
て形成し、対称的に設けたオリフイスからの高速
噴流を相互に衝突させ、その運動エネルギー損失
の繰返しにより減圧し、これによつて、高速噴流
の金属部への衝突を防ぎ、また、各開度に対し、
各段のオリフイス面積比が一定であり且つ下流側
に行くに従つて減圧比が小さくなるように構成
し、最下段オリフイス部におけるキヤビテーシヨ
ンをも防ぎ、更に、弁座シール部は、下流側にメ
タルシート及び閉塞状態となつている各段オリフ
イス部による多段減圧バツクアツプ機能を有する
ようにしたことを特徴とするものであり、これに
よつて、気密性の優れたソフトシート構造とする
ことができ、高差圧減圧の使用条件の下において
も、耐キヤビテーシヨン・耐エロージヨン性を発
揮し、全閉締切り時の異物のかみ込みに耐え得る
弁とすることができるものである。
実施例 以下、本発明をその1実施例を示す添付図面の
第1〜3図に基づいて詳細に説明する。
まず、第1図に示すように、弁箱20には、ほ
ぼ直交するように、高圧側パイプに連通する開口
部21と、低圧側パイプに連通する開口部22と
が設けられており、これらの開口部21と22と
が交差する位置には、開口面積を十分広く取つて
いる弁室23が設けられており、開口部21から
矢印fによつて示す方向に流体が流れるようにな
つている。弁室23には、各段のオリフイス部の
外周部へ流れを案内すると共に弁箱20の内壁を
流れから保護するための中空円筒状の弁座24が
はめ込まれており、また、この弁座24の上端部
には、ソフトシート25がはめ込み・固定されて
いるが、その弁座24への組込み及び弁座24か
らの取り外し作業を容易とさせるために、中空円
筒状のケージ26が、その下端部において弁座2
4の上端部にねじ込まれ、両者は一体化の状態と
なつている。
この弁座24と一体化の状態となつているケー
ジ26は、弁急開及び急閉操作時の熱膨張及び収
縮により生ずる両者の間の押し付け面圧に変化の
生ずることをなくし、常に適正な面圧値を確保す
るために、ケージ26の上端面に皿ばね27を配
置されており、この皿ばね27を、弁箱20に内
装された中空円筒状のガイド28の下端部によつ
て押圧するようにするが、このガイド28は、弁
ぶた29にジヨイントボルト30により弁箱20
へ固定されている。また、ケージ26及びガイド
28の内部には、対応する外径を有している弁体
31がしゆう動可能に挿入されており、その上端
部には弁棒32がその下端部においてねじ込まれ
ており、弁棒32はセツトピン33により弁体3
1に固定され、セツトピン33の外表面は、抜け
止め溶接をされている。
また、弁体31の下端部には、やや小径の中空
円筒部材34が一体に形成されているが、この円
筒部材34の内部には、多段に中空室35a〜d
が各隔室36a〜cによつて区分されて形成され
ている他、この円筒部材34の周壁には、各中空
室35a〜dに連通するように、多段に小径の円
形孔37があけられている。なお、この場合、各
段の円形孔37は、弁体31が、第1図に示すよ
うに、弁の開放状態にある時に、弁座24の内部
に長手方向に間隔を置かれて形成された各環状の
弁体案内部材24a〜dの上方部において、周壁
にあけられるようにすると共に各環状の弁体案内
部材24a〜dの下部において、弁体31の円筒
部材34の周壁には、やや大きな連絡孔38が円
筒部材31の内部から、その外壁と、弁体24の
内壁との間において、弁座24の各環状の弁体案
内部材24a〜dによつて境界される各環状空間
39a〜cと連通するようにあけられている。な
お、弁体31の円筒部材34の内部は、各隔壁3
6a〜cによつて、その周壁にあけられた開口3
8と、円形孔37との間を区画されていること
は、上記のとおりである。このようにして、弁棒
32を矢印Xによつて示すように、上下方向に運
動させることにより、弁体31も上下にしゆう動
し、同時に、弁体31の下端部の円筒部材34の
周壁に設けられた円形孔37の通過面積を、弁座
24の内面に形成された環状の弁体案内部材24
a〜dの内周面により順次変化させ、流体の圧力
や、流量を絞り調整することができるようにして
ある。
なお、図中40〜43は、シール部材を示し、
また、バランス穴44は、弁体31の下端部の円
筒部材34の中空室35aと、弁ぶた空間45と
を連通することにより、弁操作力を軽減させるた
めに設けたものであるが、若しも、弁操作機(図
示していない)の能力が十分にある場合には、バ
ランス穴45を設けなくても良く、これにより、
シール部材42,43も省略することができる。
次ぎに、第2図は、第1図に弁の開放状におい
て示してある本実施例を、弁の締切り状態におい
て、その要部を拡大して示すものであるが、弁締
切り附近においては、弁体31の下端部の円筒部
材34に設けられた円形孔37は、最上部のもの
も、すべて、弁座24の各段の弁体案内部材24
a〜dにより閉塞された状態にあり、弁体31の
下端部の円筒部材34の外径と、弁座24の各段
の弁座案内部材24a〜dの内径には、はめ合い
程度の微小なすきましかないので、各段オリフイ
ス部による多段減圧効果が発揮され、ソフトシー
ト25の部分の差圧を大幅に減少させた状態にお
いて弁体シール面50によりソフトシート25を
締切ることができる。
また、ソフトシート25は、弁座24の上端面
に設けられたメタルシート51よりも若干突出し
た状態において設置されており、適性なシール面
圧以外の余分な弁閉力は、メタルシート51によ
つて受け持つようにしておくことより、高差圧条
件の下における弁締切りにおいて、酸化スケール
などの異物のかみ込みに対しても、十分なシール
性と、耐久性とを与えることができるものとす
る。
若しも、万一、主気密部であるソフトシート2
5が損傷した場合においても、下流側に設置され
ているメタルシート51と、各段オリフイス部に
よる多段減圧効果により、弁座漏れ量の増加や、
エロージヨンの進行を、最小限に抑えることがで
きるものである。
なお、酸化スケールなどの異物がなく、そのか
み込みを考えなくて良い場合には、ソフトシート
25を取外し、メタルシート51だけによつてシ
ールする構造とすることもできる。
更に、第3図は、第1図に示した実施例を、そ
の中間絞り状態において要部を拡大して示したも
のであるが、開口部21に連通する弁箱20内に
通路内における流れfは、開口面積を十分広く取
つてある弁室23を経てケージ26により整流さ
れ、ケージ26にあけられたケージ孔52を通
り、ケージ26の全周から均一に、ケージ26と
弁体31の下端部の円筒部材34との間に形成さ
れた空間53内に流れ込む。この場合、ケージ孔
52は、弁体31の下端部の円筒部材34に多段
に設けられた円形孔37に比べ、通過面積ははる
かに大きく、従つて、絞り効果は、ほとんどない
ものである。
このように、ほとんど減圧はされてないが、均
一に整流されて空間53内に流入した流体は、弁
体31の下端部の円筒部材34の内部に多段に区
分された第一段目の中空室35a内に流入する
が、円筒部材34に設けられた円形孔37は、弁
座24の最上端部に突設された環状の第一段目の
弁体案内部材24aの内周面によつて円形孔37
の通過面積を制限された状態にあり、同図に示す
箇所Aの範囲内にある多段の円形孔37だけが第
一段目の可変オリフイスの最小通過面積となり、
これらの円形孔37の出口部の弁体31の円筒部
材34の内部の第一の号空室35a内においては
高速噴流となる。
この高速噴流は、円筒部材34の周壁に対称的
に設けられた多数の小径の円形孔37によつて、
第一の中空室35a内において高速噴流が相互に
衝突し、運動エネルギーを相殺し、減圧する。
このようにして減圧された流体は、第一の中空
室35aの下端部にある連絡孔38から弁座24
の内壁に形成された環状空間39aに導かれる。
こゝで、第一の中空室35aの内面積、連絡孔3
8の通過面積及び弁座24の内壁と、弁体31の
下端部の円筒部材34の外壁との間に形成された
環状空間39aの環状面積は、いずれも、多段に
設けられた円形孔37の通過面積に対し、はるか
に大きく、従つて、絞り効果は、ほとんどないも
のである。
このようにして、弁座24の内壁に形成された
環状空間39aに導かれた流体は、弁体31の下
端部の円筒部材34の外周部から、その周壁の円
形孔37を通り、第二段目の中空室35b内に流
入する。
この場合、第二段目の中空室35bの中に流入
する流体の通過面積は、第二段目の弁体案内部材
24bの上方内周面によつて制限され、同図に示
す箇所Bの範囲内にある多段の円形孔37だけの
通過面積となる。
この箇所Bの部分において発生した高速噴流
も、第二の中空室35bの内部において相互に衝
突し、運動エネルギーを相殺し、減圧すること
は、第一段目と同様である。
以下、第三段目及び第四段の中空室35c及び
35bにおいても、第一段目及び第二段目の中空
室35a及び35bの場合と全く同様の方法で減
圧を繰返すことにより、すべての段において、金
属部へ高速噴流が衝突することなく、流体相互の
衝突により、高差圧減圧を行うことができる。
また、弁座31の下端部の円筒部材34に多段
に設けた円形孔37の孔径、個数、通過面積など
は、自由に選択することが可能であり且つ従来公
知の多段減圧構造弁に較べ絞り部の後部において
発生する高速噴流や、酸化スケールなどの異物の
衝突がないことにより、絞り部一段当たりの減圧
比は、大幅に増加させることができる。
従つて、差圧の小さい絞り弁の場合には、多段
に区分された中空室の個数を減らすことができ、
その個数を減圧比に応じて自由に選択することが
可能であるが、差圧200Kg/cm2程度以上の高差圧
減圧の場合には、各開度の各段の円形孔37の面
積比を同一とすると共に下段側に行くに従つて、
円形孔37の通過面積を大きくし、これによつ
て、減圧比を順次小さくするように構成すること
により、各段、特に、最下段におけるキヤビテー
シヨンの発生を確実に防止することができる。一
般には、中空室を四段程度設けることが望まし
い。
このように、本発明によると、全開度域に対
し、絞り部の後部における局部的な高差圧が生ず
ることなく、高差圧流体を飽和温度近くまで減圧
した場合においても、キヤビテーシヨンを防止す
ることができる。
なお、本実施例において、シール面50,5
1、各段の弁体案内部材24a〜d及び弁体31
の下端部の円筒部材34などの箇所に、表面硬化
肉盛(ステライト盛)又は硬化処理などを施すこ
とにより、耐エロージヨン性並びに耐久性が一層
増加させることのできることは、無論のことであ
る。
発明の効果 以上の説明から分かるように、本発明による
と、弁棒の上下運動中の全開度域において、絞り
部の後部において発生する高速噴流や、加速され
た酸化スケールなどの異物を、相互に衝突させ、
運動エネルギー損失の繰返しにより減圧し、ま
た、減圧比を順次小さくするように構成された多
段の中空室に区分された可変オリフイスや、弁座
シール部に気密性の優れたソフトシート構造とす
ることにより、金属部への高速噴流や酸化スケー
ルなどの異物の衝突を防ぎ、高差圧減圧の使用条
件の下においても、キヤビテーシヨンの発生する
ことがなく、しかも、全閉締切り時の異物のかみ
込みにも耐え得る絞り弁を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例を示す断面図、第
2図は、その弁締切り状態において示した要部の
拡大図、第3図は、その中間絞り状態において示
した要部の拡大図、第4図は、従来公知の多段減
圧構造弁の1例を示す断面図である。 20……弁箱、24……弁座、24a〜d……
弁座各段の弁体案内部材、25……ソフトシー
ト、26……ケージ、31……弁体、34……円
筒部材、35a〜d……多段の中空室、37……
円形孔、50……弁体シール面、51……弁座シ
ール面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弁箱と、これに取り付けられたほぼ中空円筒
    状の弁座と、弁座にその上端においてねじ込まれ
    一体化の状態となつているケージと、これらの弁
    座及びケージの内部を往復動自在な弁体とから成
    り立つており、弁体の下端部には内部に多段に中
    空室を区分されて形成された可変オリフイス部を
    設けられた円筒部材が一体に形成されており、弁
    体と一体の円筒部材は、弁座内壁にその長手方向
    に間隔を置いて設けられた多数の環状の弁体案内
    部材によつてしゆう動自在に支持され、各環状の
    弁体案内部材の間には、弁座内壁及び円筒部材外
    壁によつて境界されて多数の環状空間が区画され
    るようにし、弁体と一体の円筒部材の周壁には、
    その各中空室及び環状空間を連通するように多数
    の小径の円形孔及び少数の大径の連絡孔を設けた
    ことを特徴とする可変オリフイス内蔵絞り弁。 2 ケージ及び弁体の下端部にこれと一体に形成
    された円筒部材の周壁に各中空室に連通するよう
    に設けられた円形孔が弁体の軸心に対して対称的
    に設けられ、円形孔の中空室内への出口部に発生
    する高速噴流や、加速された酸化スケールや、異
    物を相互に衝突させ、運動エネルギー損失の繰返
    しにより減圧させ、これによつて、金属部にエロ
    ージヨンが発生しないようにした特許請求の範囲
    第1項記載の絞り弁。 3 弁体下端部のそれと一体の円筒部材に設けら
    れた多数の円形孔と、弁座の各段の弁体案内部材
    とが、弁締切り附近において、各段部の円形孔が
    弁案内部材によつて閉塞されるような状態となる
    ように配置され、これによつて、多段減圧効果に
    より弁締切り時に弁体、弁座シール面の差圧を減
    少させるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    絞り弁。 4 弁体と一体の円筒部材の周壁に、各中空室ご
    とに設けられた円形孔の面積比を、弁の各開度域
    において同一で且つ下段側に行くに従つて円形孔
    の通過面積を順次大きくした特許請求の範囲第1
    項記載の絞り弁。 5 弁体の一部に形成された弁体シール面と協同
    するように弁座の上端面に形成された弁座シール
    面を、ソフトシートとした特許請求の範囲第1又
    は第2項記載の絞り弁。 6 弁体シール面及び弁座シール面並びに弁座内
    面に形成された各段の弁体案内部材及び弁体下端
    のそれと一体の円筒部材の表面に硬化肉盛又は硬
    化処理を施した特許請求の範囲第5項記載の絞り
    弁。
JP15205984A 1984-07-24 1984-07-24 可変オリフイス内蔵絞り弁 Granted JPS6131772A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3037680A1 (en) 2014-12-23 2016-06-29 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Throttle valve

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