JPH02117692A - ポリペプチドの固相製造法 - Google Patents

ポリペプチドの固相製造法

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JPH02117692A
JPH02117692A JP16099189A JP16099189A JPH02117692A JP H02117692 A JPH02117692 A JP H02117692A JP 16099189 A JP16099189 A JP 16099189A JP 16099189 A JP16099189 A JP 16099189A JP H02117692 A JPH02117692 A JP H02117692A
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dipeptide
carbonyl
polypeptide
peptide
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JP16099189A
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Auguste Commeyras
オーギユスト・コメラ
Jean Brugidou
ジヤン・ブリユジドウ
Sylvie Blondelle
シルビイ・ブロンデル
Jacques Taillades
ジヤツク・タイヤード
Louis Mion
ルイ・ミオン
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Rhone Poulenc Nutrition Animale SA
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    • C07K1/042General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length on carriers characterised by the nature of the carrier
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペプチドの同相製造法に関する。
本発明を要約すれば、本発明により下記の工程:(i)
カルボニル−含有重合体をジペプチドと反応させ、イミ
ダゾリジノン環を形成させてジペプチドを該重合体に結
合させること; (i)結合したジペプチドの末端酸基を活性化すること
; (iii)活性化された末端酸基を遊離のアミン基及び
保護されたカルボキシル基を有するペプチド誘導体とカ
ップリングさせること;及び (iiv)前工程のカップリグ生成物を加水分解してポ
リペプチドを分離し、同時に始めのカルボニル含有重合
体を再生させること、 から成るポリペプチドの固相製造方法が提供されること
である。
1963年にメリフィールド(Merrifield)
 (J。
A+n、Chem、Soc、、8°5.2149 (i
i963))により導入された固相ペプチド合成はペプ
チド化学にブームを起こした。固相合成の主な利点は中
間体が総ての過剰な反応剤及び/又は反応副産物を含ま
ずに得られる容易性にある。反応中間体は事実上不溶性
重合体に結合しており、そのために適当な溶剤で洗浄す
ることにより各種の不純物を除去することができる。高
分子量生成物を溶解する溶剤の選択に関連した問題も又
避けられる。実際上樹脂を良く膨潤させる溶剤を使用す
ることが必要である。更に、中間体の分離の問題が無く
なることによって、工程の自動化が可能となる。
始めはクロロメチル化により予め活性化されたポリスチ
レンが使用された。N末端を保護されたアミノ酸の末端
炭素は、ベンジルエステルを経由して支持体に結合して
いる。これらのエステル結合はペプチド合成の間ずっと
安定である。フェニルアンル、ヒドラジル、アンルスル
ホニル、ベンズヒドリル及びアミノメチル基等のような
他の官能基が引き続き使用された(バラニー[Bara
ny] G。
、メリフィールドR,B、、ペプチドにおける固相ペプ
チド合成[5olid phase peptide 
5ynthesis 1nThe Peptides]
 (グロス[Gross] E、、マイエンホーフy 
−[Meienhoferl J、i)第2巻、アカデ
ミツク・プレス[Academic Press]、ニ
ューヨーク、1979.3頁)。しかしアミノ酸の取込
みの速度は合成が進むに従って減少することが認められ
た。シェパード(Sheppard)はこの反応性の低
下はポリスチレンマトリックスと結合したペプチドの間
の物理化学的な非相溶性によることを示した(シェパー
ドR,C,、ペプチド 1971(ネスヴアドバ[Ne
5vadba] H,編)111頁、ノース・ホランド
[NorLh Ho1landl出版、アムステルダム
(ii973))。実際に重合体支持体は親水性のペプ
チド鎖と非相溶性である疎水的性質を有している。
この問題を解決するために、ポリアクリルアミド(アサ
−トン[Atherton] E、、シェパードR,C
,、ペプチド+974 (ウォルマン[Wo、1man
l Y、編)ウィリー[Wiley] 、ニューヨーク
l975.123頁)及びポリアクリロイルピロリジン
(スミス[Sm1LhlCW6、スタール[5Lahl
lG、L、、ウオルタ−[WalterlR6、lnL
、 J、 Pept、 Protein Res、  
13 %l O9(ii979))のような極性重合体
支持体が提案された。これらの重合体は必要な機械的強
度、及びポリスチレンよりもペプチドに近い構造を有し
ており、これらの樹脂の官能化(funcLional
ization)が重合の際に行われる。ポリアクリロ
イルピロリジンの結合の度合(0,7me、q /g)
はポリアクリルアミドを用いて得られる値(0,35m
eQ/g)よりも僅かに大きく、ポリスチレン(0゜1
ないし0.3meq/g)の場合と充分に競合する。更
に、これらの二つの新規な種類の樹脂はポリスチレンよ
りも大きい膨潤能力を有している。
実際、ポリスチレン樹脂の場合はメタノールのような極
性の強い溶剤中で膨潤は最少であり、塩素化溶剤中で強
く増大する(ライ−ランド[Wie12nd]T1、ヒ
ル[Birr] C,、、フロール[Florl F、
、Liebigs Ann、 Chem、727.13
0 (ii969))  ;一方ポリアクリロイルピロ
リジンの場合は、この膨潤の度合は大部分の溶剤中で大
である(スタール[5tahllG、L、、ウォルタ−
[Walterl R,、スミス[Sm1thlC,W
、、J、 Am、 Chem、 Soc、  l Ol
 % 5383(ii97,9))。
本発明はポリペプチドの固相製造法の改良された方法を
提供する。
本発明によれば、ポリペプチドは下記の工程:(ii)
カルボニル−含有重合体をジペプチドと反応させ、イミ
ダゾリジノン環を形成させてジペプチドを該重合体に結
合させること; (ロ)液状ジペプチドの末端酸基を活性化すること; (田)活性化された末端酸基を遊離のアミン基及び保護
されたカルボキシル基を有するペプチド誘導体とカンブ
リングさせること;及び (iiv)前工程のカップリグ生成物を加水分解してポ
リペプチドを分離し、同時に始めのカルボニル−含有重
合体を再生させること、 からなる方法によって製造される。
本発明において使用されるカルボニル−含有重合体はフ
ランス特許発明明細書FR−A第2,519.973号
に記載された方法で都合良く製造することができる。
これらのカルボニル−含有重合体はペプチド鎖と相溶性
がある親水性の性質を有し、且つ容易に使用できる完全
に満足すべき機械的性質を有している。更に、それらは
入手が容易である。ペプチド合成に使用される種々の溶
剤、並びに水中におけるそれらの膨潤度はポリアクリロ
イルピロリジンの膨潤度と同等である。最後に、それら
は容量が高い(Cpc=o −4+++e q 、/g
)ために、既往技術で記載された重合体よりも著しく高
い結合度合を有することが可能である。ペプチドの固定
はイミダゾリジノンを経由して行われるので、予め又は
重合の間に支持体を活性化することは不必要である。こ
れらの支持体のペプチドとの結合及び重合体支持体から
の脱離には、温和な条件を要するのみである。更に支持
体は脱離の際に自動的に再生される。
更に、予期しないことであったが、ケト基は支持体に結
合したイミダゾリジノンのアミン基の塩基性に影響を及
ぼすことが観察された。−例を挙ければ、ポリアクリロ
イルピペリドン上に形成されたイミダゾリジノンの有す
るpKaは3程度であるが、ポリアクリロイルンクロヘ
キサノン上に生成されたものは5程度のpKaを有する
。この大きなpKaの差異によって追加的に保護基を導
入することなく、ペプチド合成の二つの方策(stra
Legy)を実行することができる。即ち5より小さく
ないpKaを有するイミダゾリジノンをもたらすカルボ
ニル−含有重合体を選択することにより、CからN末端
に向かって進行するペプチド合成を遂行することが可能
であり、その際アミン基は充分カップリング反応を受は
入れる程度に求核性である。この場合の出発点はα−ア
ミノアミドの支持体への結合である。
これと対照的に、3より大きくないpKaを有するイミ
ダゾリジノンをもたらすカルボニル−含有重合体は、N
からC末端に向かって進行するペプチド合成を構成する
ことを可能とする。実際、この場合には、ジペプチドか
ら誘導されたイミダゾリジノンのアミン基はカップリン
グ剤と反応しない程度に充分小さい求核特性を有し、そ
のためこれらのイミダゾリジノンは完全にアミン基の保
護基として作用する。従ってこの種の合成は保護基を追
加してアミン基を保護することを必要とせずに実行する
ことが可能であり、それにより合成の実施か著しく簡単
化される。
更に、両方の場合において、最終的なペプチドの脱離に
より重合体を自動的に再生することができる。
本発明の方法の一つの態様によれば、始めのカルボニル
−含有重合体はピペリドン単位を含有する重合体、特に
有利にはN、N″−ビスアクリロイルビペラ・ンンで架
橋されjニポリアクリロイルピペリドン樹脂から成る。
20%のN、N″−ビスアクリロイルピペラジンで架橋
された時に、この樹脂は約4meq、/gの容量、満足
すべき機械的強度及び又相当程度の膨潤度、例えば水中
で4.03、メタノール中で2.98.ジクロロメタン
中で2゜76及びジメチルホルムアミド中で2.58の
溶剤残留度(solvent reter+tio口)
Skを有している。
本発明の別な態様によれば、始めのカルボニル含有重合
体と反応するジペプチドは下記式:%式% 但し R及びR1は相互に独立に、天然又は改質アミノ
酸の側鎖を示し; R′は水素原子或いは又Rを示し、及びR″1は水素原
子或いは又R3を示す、に対応する。
特に、各残基R及びR,は1ないし12の炭素原子、及
び随時−つ又は多数の硫黄のような異種原子を含む線状
又は分校状炭化水素鎖全示すことができ、該残基R及び
R,は−度又は数度、好適には鎖の末端において、ヒド
ロキシ、アミノ、カルボニル、フェニル、ヒドロキシフ
ェニル、カルボキシアミド、インドリル、イミナジル、
及びグアニジルのような基で置換されており、或いは又
R及びR1は、α−位の窒素原子と共に、窒素のような
異種原子を少なくとも一つ含む飽和複素環式基を形成し
、該複素環式基自体が例えばヒドロキシ基で置換されて
いることも可能である。
本発明の他の有利な態様に従えば、重合体に結合してい
るイミダゾリジノン環の末端酸基の活性化は、N−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(HOBe)の存在下にジシ
クロへキシルカルボジイミド(DCC)との反応により
得られる。
変法として、この活性化は又カーチウス(Curtiu
s) T、(Ber、 dtsch、chem、 Ge
s、 1902.35.3226)により記載された周
知のペプチド・カップリング技術に相当するアジド法に
より得ることもできる。
カップリング工程(ii)の際に使用される遊離のアミ
ン基及び保護カルボキシル基を有するペプチド誘導体は
、アミノ酸エステル又はポリペプチドエステルから成る
ことが有利である。
下記の実施例は本発明の方法によるトリペプチドの製造
を記載する。
実施例 1 L−Va l −G l y−L−Ph eOMeの固
相製a)L  Val  Glyのボリアクリロイルビ
20%のN、N’−ビスアクリロイルピペラジンで架橋
された8、9gの60−115メツシユのポリアクリロ
イルピペリドン樹脂、Cpc=o= 4 raeq、/
g;を恒温反応器中に導入する。
次いで22峠のメタノール中に可溶化された5゜7ミリ
モル(ii9)のし−バリルグリシンを添加する。混合
物を撹拌しながら80℃に3時間保持する。次いで濾過
により樹脂を分離し、数回メタノールで、次いで順次H
*O,l M N a Cl 、 H2O、CH,OH
及びCH,C12で洗浄する。次いで樹脂を減圧下(i
i0””mmHg )で乾燥する。ヒドロキンラミン試
験により測定された容量は約3me Q 、/9である
。結合の度合は乾燥樹脂1g当たり0.6ミリモルであ
る。
1))L−PheOMeのカップリング15mQの無水
CH,CI!で希釈された14.3ミリモル(ii,8
+++Q)のN−エチルモルホリンを13.8ミリモル
(2,99)のL −P h e OM e ・HCI
に添加する。N−エチルモルホリン塩酸塩を濾過により
分離し、その後濾液を上記で製造さnf:Va I −
G I y−ピペリドン樹脂に添加する。
13.8ミリモル(ii,89)のHOB を及び13
゜8ミリモル(2,89)のDCCを添加する。
混合物を室温で24時間撹拌し、次いで濾過により樹脂
を分離し、減圧下で乾燥する前に順次CH。
CI 2、CH,OH及びCH2Cl2で洗浄する。
C)加水分解 二つのカラム、緩87液貯留器及びポンプから成る閉回
路組立物を製造する。
60°Cに恒温調整された第一のカラムに、L−Val
−Gly−L−PheOMe−ピペリドン樹脂を入れ、
恒温調整されていない第二のカラムにデュオライト(D
uolite)■(CF204)スルホン樹脂を導入す
る。50 : 50水/メタノ一ル混合物で加水分解す
ることによりトリペプチドエステルを遊離し、次いでス
ルホン樹脂に結合させる。60時間後、スルホン樹脂カ
ラムを取り外し、INの水酸化アンモニウム溶液で溶離
することにより粗製のトリペプチドを回収する。溶液を
蒸発及び凍結乾燥後、残渣を5NHCIのメタノール溶
液中で一夜撹拌する。無水エーテルを添加すると、1.
1169の、3ミリモルに相当するLVal−Gly−
L−PheOMe−HClが沈澱する。m、p、−70
°C(分解)Eal W=+45.1’  (c = 
l、DMF)。
相製造 a)L−アラニル−L−アラニンの固定化:L−Vat
−Glyを固定化する上記の技術を用いて、37mQの
メタノール中の6.24ミリモル(iig)のL−A 
I a−L−A l aを用いて出発し、60°Cで2
0時間撹拌後、乾燥樹脂log上に770mgのジペプ
チドを固定化する。結合の度合は乾燥樹脂1g当たり0
.5ミリモルである。
b)L−アラニンベンジルエステルのカップリング L−Phe−OMeをL−Val−Gly樹脂にカップ
リングさせる方法を使用して、無水CH。
CI、及び無水DMF中の12.5ミリモル(2゜69
6g)のL−Ala−OBz−HCl、13゜5ミリモ
ル(ii,9++++2)のNEt3.12.5ミリモ
ル(2,575g)のDCC及び12.5ミリモル(i
i,6889)のHOBtを用いてカップリングを行い
、室温で72時間撹拌状態を保つ。
C)加水分解 加水分解に70°Cの蒸留水を使用し、トリペプチドL
−Va I−Gly−L−Phe−OMeを遊離するの
に用いた技術により加水分解を行う。
4日後、スルホン樹脂カラムを取り外し、lNの水酸化
アンモニウムで溶離することにより粗製のトリペプチド
を回収する。溶離液CH,OH/34%NHI (95
: 5)を使用すると、TLCにより痕跡量のジペプチ
ドL−A l a−L−A I aか検出される。アン
モニア溶液を減圧下で蒸発及び凍結乾燥後、溶離液とし
てCH,OH/34%NH3(95: 5)を使用し、
シリカゲル上でクロマトグラフィーにより残留するジペ
プチドを除去する。次いで溶離液としてH2O(ii:
1000  TFA)を用い、l攬Q/分の流速で、2
゛lOnmでのUV検出を使用して、RP18(メルク
・リクロソープ[Merck Lichrosorbl
)カラム上で生成物をHPLCにより分析する。蒸留水
0.5i中番:粗製生成物13.6mgの濃度の場合、
保持時間はり、L、Lエピマーに対しては2.76分で
、L、D、Lエピマーに対しては6.77分である。エ
ピマー化の度合は1%の程度である。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1、下記の工程: (ii)カルボニル−含有重合体をジペプチドと反応さ
せ、イミダゾリジノン環を形成させてジペプチドを該重
合体に結合させること; (ii)結合したジペプチドの末端酸基を活性化するこ
と; (ij)活性化された末端酸基を遊離のアミン基及び保
護されたカルボキシル基を有するペプチド誘導体とカン
プリングさせること;及び (iiv)前工程のカップリグ生成物を加水分解してポ
リペプチドを分離し、同時に始めのカルボニル含有重合
体を再生させること、 からなるポリペプチドの固相製造方法。
2、前記の始めのカルボニル−含有重合体がピペリドン
単位を含む重合体である、上記lに記載の方法。
3、前記のピペリドン単位を含む重合体が、N。
N″−ヒスアクリロイルピペラジンで架橋されていても
よいポリアクリロイルピペリドン樹脂である、上記2に
記載の方法。
4、始めのカルボニル−含有重合体と反応するジペプチ
ドが下記式: %式% 但し R及びR1は相互に独立に、天然又は改質アミノ
酸の側鎖を示し; R′は水素原子或いは又Rを示し、及びR′1は水素原
子或いは又R,を示す、に対応する、上記lないし3の
いずれかに記載の方法。
5 各残基R及びR1は、一つ又は多数の硫黄のような
異種原子を有し又は有しない、lないし12の炭素原子
を含む線状又は分枝状炭化水素鎖を示し、該残基R及び
R,は置換されていないか又は−度又は数度、好適には
鎖の末端において、ヒドロキシ、アミン、カルボニル、
フェニル、ヒドロキンフェニル、カルボキシアミド、イ
ンドリル、イミナジル、及びグアニジルのような基で置
換されており、或いは又R及びR,は、α−位の窒素原
子と共に、窒素のような異種原子を少なくとも一つ含む
飽和複素環式基を形成し、該複素環式基自体が置換され
ていないか又は例えばヒドロキシ基で置換されている、
上記4に記載の方法。
6、隣接する窒素に結ばしていてもよいR及びR1が天
然に生じるアミノ酸の側鎖を示し、そしてR′及びR1
′の両者が水素である、上記4に記載の方法。
7、始めのカルボニル−含有重合体と反応する該ペプチ
ドが; L−Val−Gly 又は L−A  l  a−L−A  l  aである、上記
lないし6のいずれかに記載の方法。
8、結合したジペプチドの末端酸基が、N−ヒトミキン
ベンゾトリアゾール(HOBt)の存在下にジノクロヘ
キシルカルボジイミド(DCC)との反応により活性化
される、上記lないし7のいずれかに記載の方法。
9、結合したジペプチドの末端酸基がアジド化により活
性化される、上記1ないし7のいずれかに記載の方法。
10  カンブリング工程(ii)で使用される遊離の
アミノ酸及び保護されたカルボキシル基を有するペプチ
ド誘導体がアミノ酸エステル又はポリペプチドエステル
である、上記1ないし9のいずれかに記載の方法。
11、該エステル75CL−Pheメチルエステル又は
L−A l aベンジルエステルである、上記lOに記
載の方法。
12、加水分解が水性アルコール媒体中で60°C程度
の温度に加熱することによる、上記lないしIIに記載
の方法。
13、ポリペプチドがエステルの形で得られる、上記1
2に記載の方法。
14、得られるポリペプチドエステルがスルホン樹脂に
結合している、上記13に記載の方法。
15 スルホン樹脂に結合したポリペプチドエステルか
次いで水酸化アンモニウム溶液で溶離され、ポリペプチ
ドを生じる、上記14に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の工程: (i)カルボニル含有重合体をジペプチドと反応させて
    イミダゾリジノン環の形成によりジペプチドを該重合体
    に結合させ; (ii)結合したジペプチドの末端酸基を活性化させ; (iii)活性化された末端酸基を遊離のアミン基及び
    保護されたカルボキシル基を有するペプチド誘導体とカ
    ップリングさせ;及び (iv)前工程のカップリグ生成物を加水分解してポリ
    ペプチドを分離しそして同時に始めのカルボニル含有重
    合体を再生させる、 ことを特徴とするポリペプチドの固相製造法。
JP16099189A 1988-06-27 1989-06-26 ポリペプチドの固相製造法 Pending JPH02117692A (ja)

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EP0349402A3 (fr) 1990-01-10

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