JPH02117519A

JPH02117519A - 板体供給装置

Info

Publication number: JPH02117519A
Application number: JP27168788A
Authority: JP
Inventors: Masamitsu Nakajima; 真実中島
Original assignee: Sekisui House Ltd
Current assignee: Sekisui House Ltd
Priority date: 1988-10-27
Filing date: 1988-10-27
Publication date: 1990-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、積み重ねられた板体を各装置に順次自動的に
供給する板体供給装置に関する。

（従来の技術）従来、積み重ねられた複数枚のベニヤ等の板体を搬送コ
ンベヤや次の加工工程となる各加工装置等に搬入させる
場合、作業員が手作業により上部の板体から順次各装置
に搬入していた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来のような作業員による手作業で
は、作業員に多大な負担を負わせることになるとともに
、作業効率の向上を図るうえで大きな障害になっていた
。

（課題を解決するための手段）本発明の板体供給装置は、積み重ねられた板体を上部か
ら各装置に順次供給する板体供給装置であって、適宜枚
数積み重ねられた板体を載置し、昇降自在に構成された
リフタと、前記板体の一側縁と係合する係合ツメを有し
、板体を各装置に送り出すプッシャとを備えてなるもの
である。

（作用）適宜枚数積み重ねられた板体はリフタ上に載置され、こ
れら板体のうち最上部の板体の一側縁とプッシャの係合
ツメとを係合させた後プッシャを伸長させ、係合ツメを
前方に押し出すことにより最上部の板体を各装置側に送
り出す。そして、プッシャを元の位置まで縮退させた後
、リフタを板体１枚分の厚みだけ上昇させ、上述と同様
にプッシャで最上部の板体を送り出す。このような動作
を順次繰り返すことでリフタ上の板体を順次送り出す。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明に係る板体供給装置を示している。

板体供給装置は、リフタ１０と、該リフタ１０の一側部
に配設されたプッシャ２０とを備えたものである。

リフタ１０は、基台１１が該基台１１の下部に連設され
た適宜な昇降装置１５により昇降自在に構成されている
。

基台１１は、床面Ａに設けられた取付穴Ａ１の開口部に
該床面Ａと略同じ高さになるよう配置されており、従っ
て、昇降装置１５は取付穴Ａｌ内に配設されている。基
台１１は昇降装置１５により床面Ａと略同じ高さ位置か
ら所定高さ位置までの間で昇降自在になされている。ま
た、床面Ａには適宜枚数積み重ねられたベニヤ板等の板
体３０・・・をリフタ１０に搬送する搬送ローラコンベ
ヤＡ２が複数本並設されており、前記基台１１の上面に
はこれら搬送ローラコンベヤＡ２・・・と対応して搬入
ローラコンベヤ１２・・・が配設されている。

プッシャ２０は、台座２１上に設けられたプッシャ本体
２２に第１伸縮部２３、第２伸縮部２４が嵌装されたも
ので、これら第１伸縮部２３、第２伸縮部２４は各シリ
ンダ２５．２６によりプッシャ本体２２から２段に伸縮
自在に構成されている。第２伸縮部２４の先端には、板
体３０の一側縁３０ａと係合可能に構成された係合部４
０．４０が設けられている。

係合部４０は、第２図に示すように、第２伸縮部２４の
先端から延設されたベース部材４１と、基端部が該ベー
ス部材４１の先端部に回動自在に支持された回動部材４
２とを備えている。回動部材４２の先端部下面には切欠
４３が形成されており、この切欠４３が板体３０の一側
縁３０．ａと係合する係合ツメを構成している。また、
回動部材４２の先端には案内ローラ４４が枢支されてい
る。

さらに、ベース部材４１の中央部と回動部材４２の先端
部間にはロッド４５が設けられている。ロッド４５は、
その上端部がベース部材４１に止着されるとともに、下
端部に設けられたピン４６が回動部材４２の先端部に形
成された長孔４２ａに摺動自在に嵌入されており、これ
によって回動部材４２の回動量を規制している。また、
ロッド４５にはスプリング４７が嵌装され、このスプリ
ング４７により回動部材４２をベース部材４１から離間
する方向に常に付勢している。

さらに、第１図に示すように、リフタ１０を挟んでプッ
シャ２０の向かい側にはプッシャ２０により送り出され
る板体３０を次の加工工程へ搬送するコンベヤ５０ａ、
５０ａからなる搬送装置５０が配置されている。この搬
送装置５０には、板体３０の姿勢を制御するためのサイ
ドプンシャ５１とストッパ５２、板体３０の２枚送りを
検出するリミットスイッチ５３、板体３０の位置を検出
する光電管スイッチ５５、及び押えベルト５６が設けら
れている。また、搬送装置５０の始端部には２枚送り防
止ストッパ５７が設けられている。

次に、以上のように構成された板体供給装置の動作につ
いて説明する。

まず、適宜枚数積み重ねられた板体３０・・・を搬送ロ
ーラコンベヤＡ２によりリフタ１０に搬送して基台１１
上に搬入ローラコンベヤ１２・・・を介して載置する。

この時、プッシャ２０の第１．第２伸縮部２３．２４は
縮退している。そして、昇降装置１５により基台１１を
最上部の板体３０がプッシャ２０により送り出し可能な
位置まで上昇させる。ここで、最上部の板体３０が送り
出し可能な位置まで移動したかどうかは光電管スイッチ
やリミットスイッチにより検出してもよいし、あるいは
予め上昇移動量を板体３０の積み重ね枚数や厚みに基づ
いて設定しておいてもよい。

そして、プッシャ２０のシリンダ２５．２６により第１
伸縮部２３、第２伸縮部２４を伸長させると、プッシャ
２０の係合部４０の切欠（係合ツメ）４３が最上部の板
体３０の一側縁３０ａと係合し、第１伸縮部２３、第２
伸縮部２４の伸長に伴ってこの板体３０を搬送装置５０
に送り出す。

搬送装置５０ではサイドプッシャ５１により板体３０を
ストッパ５２に沿わせて搬送することでこの板体３０の
姿勢を制御するとともに、リミットスイッチ５３により
板体３０が一枚であるか否かを判断した後、この板体３
０を次の加工工程となる適宜な加工装置に搬送する。

また、プッシャ２０は第１伸縮部２３、第２伸縮部２４
を縮退させて元の状態に戻す。この縮退時において、第
１伸縮部２３、第２伸縮部２４は、係合部４０の案内ロ
ーラ４４が上述の送り出しによって新たに最上部となっ
た板体３０の上面を転勤しながら後退することで円滑に
縮退することかできる。このようにプッシャ２０を縮退
させた後、昇降装置１５により新たに最上部となった板
体３０を送り出し可能な位置まで上昇させ、上述と同様
にこの板体３０を搬送装置５０に送り出す。よって、こ
のような動作を繰り返すことでリフタ１０の基台１１上
に適宜枚数積み重ねられた板体３０・・・をその最上部
から順次送り出す。

（発明の効果）以上述べたように、本発明によれば、適宜枚数積み重ね
られた板体をコンベヤや次の加工工程となる各加工装置
等に自動的に搬送することができ、作業員の作業負担を
軽減できるとともに、人員の削減が可能になり、低コス
ト化及び作業効率の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る板体供給装置の概略構成を示す斜
視図、第２図は係合部の構成を示す拡大の側面図である
。

Claims

【特許請求の範囲】１）積み重ねられた板体を上部から各装置に順次供給す
る板体供給装置であって、適宜枚数積み重ねられた板体を載置し、昇降自在に構成
されたリフタと、前記板体の一側縁と係合する係合ツメを有し、板体を各
装置に送り出すプッシャとを備えてなることを特徴とす
る板体供給装置。