JPH0211512A - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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JPH0211512A
JPH0211512A JP16455188A JP16455188A JPH0211512A JP H0211512 A JPH0211512 A JP H0211512A JP 16455188 A JP16455188 A JP 16455188A JP 16455188 A JP16455188 A JP 16455188A JP H0211512 A JPH0211512 A JP H0211512A
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water
fragrance
oil
fragrances
bath
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JP16455188A
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Hazuki Ogawa
小川 葉月
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Lion Corp
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    • A61K8/23Sulfur; Selenium; Tellurium; Compounds thereof
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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    • A61Q19/10Washing or bathing preparations

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は爽快な気分を生じる芳香を与えると共に良好な
保温効果を示し、皮膚疾患の治療にも極めて有用な水溶
性硫化物を含有する浴用剤(以下硫黄泉系浴剤という)
に関するものである。
〔従来技術〕
従来用いられている浴用剤は、浴場に芳香、色調を与え
て入浴時の気分を爽快にし、血行を促進し、新陳代射を
活発にして疲労回復を図るため、香料、着色剤、硫酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム等を主として配合している。
しかし、これらの−般的浴用剤は皮膚疾患等に治療効果
を示す、いわゆる温泉的効果を奏るものではなく、使用
者にとっては未だ満足し得るものではない。
使用者の浴用剤に対する期待は酢に疲労回復、爽快感の
みではなく、温泉的治療効果にもあることは明らかであ
る。
ところで、各種温泉の中で硫黄泉は、湯冷めしにくく、
皮膚疾患に効果があることが、古くから認められている
。このため、硫黄化合物を配合し、硫黄泉の効果を家庭
で味わえるような浴用剤、例えば温泉湯で採取される湯
の華やコロイダル硫黄を浴用剤に配合することが提案さ
れている。しかしながら、湯の華やコロイダル硫黄は、
浴湯中でほとんど溶解しないため、天然硫黄のような効
果を1:することかできない、また、炭酸カリウム等を
硫黄と反応させて得られる多硫化物を浴用剤に用いる提
案(特開昭58−35108号、特開昭58−3510
9号)があるが、このものは浴場において白濁した半透
明の溶液を呈することから、上述の湯の苧よりは、溶解
性が向上するものの、これらの硫化物は吸湿性が高く、
不安定な物質であるため、その保温効果や皮膚疾患の治
療効果が、その保存時間の経過により低丁するという難
点がある。
また、浴用剤に用いられる香料としては、一般に香料産
業において、香料と称するもの全般が用いられるが、そ
の具体的な例としては、(〔アロマテラピー〈芳香療法
〉の埋置と実際〕ロバートチイスランド著、高山林太部
訳〕)にみられるようにイトスギ、ウィキョウ、クラリ
セージ、ブラックペラパー、ジャスミン、シュンバー、
ゼラニウム。
乳香、バジル、ヒソツブ、ラベンダー、ローズマリーの
精油類、また(Perfuraes、Cosmetic
s andSoapVol、3 WILLIAM A 
POVCllER)にみられるように天然香料ではブチ
グレン油、ベルガモツト油、ローズマリー油、クラリセ
ージーカ、ベンゾインレジノイド、ラベンダー油、タイ
ム油、パチュリ−油、オリスオレオレジン、オークモス
アブソリュート、ゼラニウム油、レモングラス油、シト
ロネラ・ジャバ油、ボアドローズ、カナダバルサム、オ
リバナムレジノイド、アムブレットレジノイド、ゼラニ
ウムレジノイド、スチラックスレジノイド、イランイラ
ン油などが、また合成香料としてはメチルアンスラニレ
ート、ムスクケトン、β−ナフチル・エチルエーテル、
シトラール、タービニールアセテート、メチルナフチル
ケトン、ボルネオール、クマリン、ブロムスチロール、
へりオトロピン、ムスクアンブレット、ボルニルアセテ
ート、アミルシンナミックアルデヒド、リナロール、ゲ
ラニオール、イソブチルフェニルアセテート、フェニル
エチルアルコール、フェニルサリシレート等が用いられ
ている。その他に浴用剤用香料としては、においを持つ
有機化合物全てを用いてつくることが出来るが、香料用
として代表的なものは〔香料化学総覧1.II 奥田治
著〕や[Perfume andFlavor Che
micals  I 、 U 5TEFFON ARC
TANDOR著〕等にみられる。また、最近の新しい合
成香料を調香したベースコンパウンドとしては香料会社
のパンフレットに多数みられる。これらの香料の中でリ
モネン、ピネン等の不飽和炭化水素系香料、リナリルア
セテート、ベンジルアセテート、ゲラニルアセテート、
シトロネリルアセテート、ヘディオン、セドリルアセテ
ート、ベチバーアセテート、シス−3−へキセニルサリ
シレート、アミルアセテート等のエステル系香料及びリ
リーアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ペンズアルデ
ビ、シトラール、トリプラール、デセナール等のアルデ
ヒド系香料の香料を含有する常温で液体の香料(1種又
は2種以上)は、快い芳香臭を使用に与えるとともに入
手し易く、また安価であることからこの種の浴用剤の香
料として広く利用されているものである。
しかしながら、このような香料を水溶性硫化物を生体と
する浴用剤に直接配合した硫黄泉系浴用剤はその配合時
あるいは保存時において香気劣化を生じ、これらの香料
が放散する芳香が短期間において消失してしまい、使用
者が爽快な気分を味わうことができないという難点があ
る。
また、その保存時に硫化水素等のガスが発生し、使用者
に不快感を与えるばかりでなく硫黄泉系浴用剤が本来有
している保温効果、疲労回復効果。
皮膚疾患治療効果、気分爽快効果等が十分に発現しない
といった欠点も有する。
〔目  的〕
本発明の目的は上述した硫黄泉系浴用剤の欠点を解決し
ようとするものであり、具体的には長期間にわたって安
定であって、爽快な気分を生じる芳香を入浴時はもちろ
んのこと入浴後においても与えることができ、しかも良
好な保温効果を示し皮膚疾患の治療等に対しても極めて
優れた効果を有する浴用剤を提供することにある。
〔構  成〕
本発明者らは、従来の不飽和炭化水素系香料、エステル
系香料又はアルデヒド系香料を含有させた硫黄泉浴用剤
が上述したような欠陥を呈する理由は、こららの香料が
他の一般の香料とは異なり、硫黄泉系浴用剤の基本成分
である水溶性硫化物との接触によって分解を受け、その
有する香気を短時間に消失し、また水溶性硫化物も同時
に分、解され、不快臭である硫化水素等のガスを発生し
、更には水溶性硫化物の本来有する作用効果の低下を招
く点にあることを見い出した。
そこで、更に検討を進めたところ、前記香料と水溶性硫
化物を直接接触しない形態で配合し、これらの化合物の
分解が極力防止された硫黄泉系浴用剤が長期間にわたっ
て安定であって、爽快な気分を生じる芳香の持続性に優
れると共に良好な保温効果を示し皮膚疾患の治療等に対
しても優れた効果を有することを知見した。本発明はこ
のような知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明は、−最大M2Sx−yH20(M 
;アルカリ金属、x=1〜5、y=2〜4)で表わされ
る水溶性硫化物と不飽和炭化水素系香料、エステル系香
料及びアルデヒド系香料から選ばれる少なくとも1種の
香料からなり、これらの成分が接触することなく配合さ
れていることを特徴とする浴用剤を提供するものである
本発明において浴用側必須成分として用いる水溶性硫化
物は、M2Sx−yH20で表わされるものである。こ
の場合、Mとしては、ナトリウム、カリウム等が使用さ
れる。
本発明では、特にその効果の発現性からみて硫化ナトリ
ウムが好ましく用いられる。また、Xは1〜5.yは2
〜4の数を表わす、硫化物、例えば、硫化ナトリウム(
x=1)は、硫化水素と苛性ソーダの反応により9水塩
のものが又は再結晶法によって5水塩のものが得られる
0本発明は、これらの塩を適当は脱水方法によりyの含
量を2〜4に減らしたもの、即ち、硫化物(M2Sx)
の2水塩、3水塩、4水塩のものを用いる。無水塩では
製造時の混合撹拌等の衝撃により爆発を起す危険性があ
り、かつ吸湿性が高いため、安定な浴用剤を得ることが
できない。
又、5水塩以上になると製品保存時、特に高温において
分解が起り、硫化水素が発生し、これらより包装容器が
膨張して外観を損ねて、商品価値を低下させ、また、使
用時における保温効果や皮膚疾患の治療効果が低下する
本発明で用いる水溶性硫化物は、粉状または粒状で浴用
剤に配合されるがその粒径は特に制限されるものではな
い。
本発明で使用する香料は不飽和炭化水素系香料、エステ
ル系香料又はアルデヒド系香料から選ばれる少なくとも
1種である。
不飽和炭化水素系香料としては、たとえば、リモネン、
ピネン等が、エステル系香料としてはリナリルアセテー
ト、ベンジルアセテート、ゲラニルアセテート、シトロ
ネリJJ、/アセテート、ヘデイオン、セドリルアセテ
ート、ベチバーアセテート、シス−3−ヘキセニルサリ
シレート、アミルアセテート等が、アルデヒド系香料と
しては、たとえばリリーアルデヒド、シクラメンアルデ
ヒド、ベンズアルデヒド、シトラール、トリプラール、
デセナール等が挙げられる。
本発明の浴用剤は前記水溶性硫化物と不飽和炭化水素系
香料、エステル系及びアルデヒド系香料から選ばれる少
なくとも1粍の香料を直接接触させることなく配合され
る形態が採られる。配合形態は特に制約されず、水溶性
硫化物と香料の接触を防止でき、これらが実質的に分解
しない状態に維持できるものであればいずれの形態でも
よいが、特に前記香料を包接化合物好ましくはシクロデ
キストリンに包接して配合する形態や水溶性硫化物と香
料を別々に包装し、使用時に両者を配合するいわゆる2
成分系形態とする方法が保存安定性の向上及び作業効率
等の面からみて好ましく採用される。
シクロデキストリンは、澱粉に転移酵素を作用させるこ
とによって得られ、ブドウ糖が6〜12個環状に結合し
た特殊な構造をとることで知られている。現在、工業的
に生産されているのは6−ブドウ糖環のα−シクロデキ
ストリン、7−ブドウ糖環のβ−シクロデキストリン、
8−ブドウ糖環のγ−シクロデキストリン及びそれらの
誘導体(エーテル化物等)である。通常シクロデキスト
リンと称するものはα、β、γ−シクロデキストリン及
びそれらの誘導体と分岐部分の多い未反応のデキストリ
ンの混合物が多く、その他に増址剤をも含有するものが
あるが純品は工業生産品には少ない。
このようなシクロデキストリンに水溶性硫化物と直接接
触すると分解変質する香料である不飽和炭化水素系香料
、エステル系香料及びアルデヒド系香料の少なくとも1
種の香料を包接させたシクロデキストリン包接香料にあ
っては、水溶性硫化物と前記香料が直接接触することが
ない。従ってこの配合形態による本発明の浴用剤は長期
間にわたって安定であって、爽快な気分を生じる芳香を
入浴時はもちろんのこと入浴後においても与えることが
でき、しかも良好な保温効果を示し、皮膚疾患の治療に
対しても極めて優れた効果を有する。
このようなシクロデキストリン包接香料を使用する場合
には、前記香料と共に水溶性硫化物に安定な他の香料を
同時に配合することもできる。
更に、水溶性硫化物と香料を直接接触させない為、浴用
剤組成を2成分系とする配合形態においては、浴用剤組
成を水溶性硫化物を含有する組成と香料を含有する含有
する組成に分け、別々に包装するが、使用時には同時に
開封して、同時に浴槽に投入することによって安定な香
りが得られる。
水溶性硫化物と香料を別々に配合する形態においては、
上記シクロデキストリン包接香料を併用することもでき
るし、また水溶性硫化物に安定な香料は水溶性硫化物を
含有する組成に配合してもよいし、香料を含有する組成
に配合してもよい。
本発明の浴用剤には上記成分の外に、以下のような任意
成分を水溶性硫化物に安定な成分の場合は同時配合でよ
く、また不安定な成分の場合には2成分系組成において
水溶性硫化物を含有する組成でない方に添加しうる。こ
のような任意成分としては塩化ナトリウム、ヨウ化カリ
ウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム、硫酸アルミニウム、硫酸カリウム、ホウ酸、
ホウ砂、無水ケイ酸、メタケイ酸、リン酸、リン酸水素
ナトリウム、リン酸二水素カリウム、ケイ酸ナトリウム
、ポリリン酸ナトリウム、リン酸水素カルシウム、リン
酸ナトリウム等の無機塩類及び無機酸が挙げられる。
更に本発明の浴用剤には、前記成分の他必要に応じて、
本発明の効果を阻害しない量の範囲で生薬、粘結剤、精
油類、油類、ビタミン類、アミノ着順、蛋白分解酵素、
保湿剤、その他の成分を添加することもできる。それら
の具体例を以下に示す。
生薬としては、例えば、ソウジュラ、ビヤクジュツ、カ
ノコソウ、ケイガイ、コウボク、センキュウ、1〜ウヒ
、トウキ、ショウキョウ、オウゴン、サンシン、ガイヨ
ウ、アロエ、ニンジン、ケイヒ。
シャクヤク、ハツカ葉、オウゴン、ブクリヨウ、ショウ
ブ、マツブサ、ビヤクシ、サフラン、オウバク、ウィキ
ョウ、チンピ、ガンピ、カミツレ、ダイコン、ヤナギ、
クスノキ、ニワトコ、ソクズ。
ナキナタコウジュ、ヤツデ、セキショウ、ヨモギ。
オトギリソウ、ユズ、ダイダイ、モモ、サイカチ、ビワ
、スイカズラ、ヨロイグサ、ボダイジュ、1−チノキ、
ノコギリソウ、ホップ、ローズマリーカバツキ、マツ、
ヤレンズラ、ランタナ、カンゾウ、キラソウコン、マロ
ニエ等がある。これらは、その粉末でも抽出エキスであ
ってもよい。
粘着剤としては、例えば、カゼイン、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、水溶性ゼラチン、ペクチン、デ
ンプン、メチルセルロース、エチルセルロース、アルギ
ン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレング
リコール、カラヤゴム、ローカストビーンガム、トラカ
ントガム、カラギナン、カーボポール、アカシャガム、
カンテン等がある。
精油類としては、例えば、ハツカ油、ジャスミン油、シ
ョウ脳油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油
、ケイ皮油、ベルガモツト油、ミカン油、ショウブ油、
パイン油、ラベンダー油、ペイ油、クローブ油、ヒバ油
、バラ油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミ
ント油、ローズ油、セージ油、メントール、シネオール
、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ボンネ
オール、リナロール、ゲラニオール、カンフアーチモー
ル、スピラントール、ピネン、リモネン、テルペン系化
合物等がある。
油類としては、例えば、オリーブ油、大豆油、アーモン
ド油、落下牛油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム浦、タード
ル油、ヌカ油、アボガド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、
ラノリン、スクワレン、ホホバ油、シリコーン、流動パ
ラフィン、ワセリン、パラフィン等がある。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、ビタミンB
、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、
ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フ
ェルラ酸、α−オリザノール、α−リボ酸、オロット酸
及びその誘導体等がある。
アミノ酸としては1例えば、グリシン、アラニン、バリ
ン、ロイシン、イソロイシン、セリン。
トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトフ
ァン、シスチン、システィン、メチオニン。
プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グル
タミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン及びその誘
導体等がある。
蛋白分解酵素としては、例えば、ペプシン、トリプシン
、キモトリプシン、カテプシン、パパイン、プロメライ
ン、フィシン及び細菌酵母、カビ由来のプロテアーゼ等
がある。
保湿剤としては、例えば、プロピレングリコール、グリ
セリン等の多価アルコール;ペプチド、ポリアミノ酸、
コラーゲン加水分解物及びその誘導体;ヒアルロン酸な
どのムコ多糖類;核酸、エラスチン等の蛋白質及びその
誘導体等がある。
その他の成分としては、例えば、アニオン系、カチオン
系、両性及びノニオン系の界面活性剤。
海藻エキス、香料、殺菌剤等があげられる。
本発明の硫黄泉系浴用剤は、上記成分を用いて、粉末状
、顆粒状、錠剤状等の各種剤型にすることができる。
〔効  果〕
本発明の硫黄泉系浴用剤は特定の水溶性硫化物と不飽和
炭化水素系、エステル系及びアルデヒド系の香料とが直
接接触をしないように配合されていることから、保存時
における水溶性硫化物の減少や香料の分解が防止される
ために入浴時はもとより入浴後においても爽快な気分を
生じる芳香を与えることができる。また硫黄泉系浴用剤
が本来有している保温効果、疲労回復効果、皮膚疾患治
療効果、気分爽快効果等の作用効果がそのまま発現され
る。
〔実施例〕
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜10、比較例1〜10 表−1に示される成分組成の浴用剤を各々調製し、その
機能を評価した。評価法としては、それぞれの浴用剤を
1ケ月保存(45℃)した後、その内容物の変臭の有無
、水溶性硫化物の残存率及び芳香の持続性を以下の試験
方法及び基準で行なった。
(1)1ケ月保存したイニシャル品と比較した時の変臭
の有無 評価基*  O;変臭なし Δ;やや変臭している X;変臭している (2)水溶性硫化物の残存率 評価基準 08951以上 Δ ;90〜95% ×;90%未満 (3)芳香の持続性 O;入浴後においても芳香が持続している。
Δ;入浴後においては芳香がない。
X;芳香がない。
実施例1〜10で使用した浴用剤は表−1記載の香料を
シクロデキストリンで包接し、水溶性硫化物と直接接触
しないように配合したものであるが、これらの浴用剤は
1ケ月保存後(45’)においても変臭がなく、また芳
香の持続性にも優れており、使用者に爽快な気分を与え
ることが判る。また水溶性硫化物のほとんどが残存して
おり、硫黄臭系浴用剤が有する保温効果、疲労回復効果
、皮膚疾患治療効果、気分爽快効果を保持することが判
った。
これに対して1表−1記載の香料と水溶性硫化物が直接
接触して配合されている比較例1〜10の浴用剤は1ケ
月保存後、硫化水素等の発生に伴なう不快臭を生じ、ま
た香料の放散する芳香が全くなく、極めて使用感の悪い
ものであった。
更に、この浴用剤は水溶性硫化物の分解が著しく、硫黄
泉系浴用剤の有する保温効果等が十分に発現しなかった
実施例11〜20 表−2に示されるように硫化ナトリウム、亜硫酸ナトリ
ウム及び硫酸ナトリウムを所定割合で混合してAパック
(水溶性硫化物成分)とし、一方、硫酸ナトリウム、色
素及び各種香料を所定割合で混合してBパック(香料成
分)とした2成分系の浴用剤を作製し、使用時にこれら
のパックを同時に開封し、その後浴用剤としての機能を
実施例1と同様に評価した。その結果を表−2に示す。
表−2の結果から、水溶性硫化物を含有する組成と香料
を含有する組成に分け、これらを別々に包装した後、使
用時に開封して同時に浴槽に投入しても、実施例1−1
0と同様の作用効果を呈することが判る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式M_2Sx・yH_2O(M;アルカリ金
    属、x=1〜5、y=2〜4)で表わされる水溶性硫化
    物と不飽和炭化水素系香料、エステル系香料及びアルデ
    ヒド系香料から選ばれる少なくとも1種の香料からなり
    、これらの成分が接触することなく配合されていること
    を特徴とする浴用剤。
  2. (2)香料がシクロデキストリンで包接されている特許
    請求の範囲第(1)項記載の浴用剤。
  3. (3)水溶性硫化物と香料が別々に配合されている特許
    請求の範囲第(1)項記載の浴用剤。
JP16455188A 1988-06-30 1988-06-30 浴用剤 Pending JPH0211512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024388A1 (fr) * 1997-11-12 1999-05-20 Nippon Zeon Co., Ltd. Composes d'acide jasmonique et procede de preparation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024388A1 (fr) * 1997-11-12 1999-05-20 Nippon Zeon Co., Ltd. Composes d'acide jasmonique et procede de preparation
US6187946B1 (en) 1997-11-12 2001-02-13 Nippon Zeon Co., Ltd. Jasmonic acid compounds and process for the preparation thereof

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