JPH0211466B2 - - Google Patents
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- JPH0211466B2 JPH0211466B2 JP56068686A JP6868681A JPH0211466B2 JP H0211466 B2 JPH0211466 B2 JP H0211466B2 JP 56068686 A JP56068686 A JP 56068686A JP 6868681 A JP6868681 A JP 6868681A JP H0211466 B2 JPH0211466 B2 JP H0211466B2
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- JP
- Japan
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- webbing
- gear wheel
- shaft
- take
- latch
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 61
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 5
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乗員保護用シートベルト装置に用いら
れて乗員拘束用ウエビングの巻取力を必要に抑止
し乗員への圧迫感を解消するウエビング巻取力抑
止装置に関する。
れて乗員拘束用ウエビングの巻取力を必要に抑止
し乗員への圧迫感を解消するウエビング巻取力抑
止装置に関する。
車両衝突等の緊急時に乗員を保護するシートベ
ルト装置にあつては、ウエビングを乗員が装着
し、車両緊急時にこのウエビングが乗員を拘束し
て保護するようになつており、ウエビングの端部
は車体へ取りつけた巻取装置へ付勢力で巻取られ
ている。従つてウエビングには常に所定張力が付
与されてウエビングが乗員へ密着するようになつ
ているが、この張力が長時間運転時には乗員へ圧
迫感となつて作用し疲労の原因となる。
ルト装置にあつては、ウエビングを乗員が装着
し、車両緊急時にこのウエビングが乗員を拘束し
て保護するようになつており、ウエビングの端部
は車体へ取りつけた巻取装置へ付勢力で巻取られ
ている。従つてウエビングには常に所定張力が付
与されてウエビングが乗員へ密着するようになつ
ているが、この張力が長時間運転時には乗員へ圧
迫感となつて作用し疲労の原因となる。
このため従来、乗員がウエビングを装着した後
には巻取力がウエビングへ作用するのを抑止して
乗員に圧迫感を与えない配慮がなされた巻取力抑
止装置が各種提案されている。
には巻取力がウエビングへ作用するのを抑止して
乗員に圧迫感を与えない配慮がなされた巻取力抑
止装置が各種提案されている。
ところがこれらの抑止装置では抑止動作の作動
及び解除位置が不適切で、車両通常走行状態でウ
エビングと乗員との間に大きな隙間が生じたり、
乗員がウエビングの装着を解除した後にも抑止動
作が解除されずウエビングが適切に巻取装置へ巻
取られないのでウエビングが垂れ下つてドア閉止
動作を妨げる原因となつている。また従来の巻取
力抑止装置では乗員が車両通常走行状態において
運転姿勢を大きく変更しウエビングが巻取軸から
所定長さ以上巻出されると抑止動作が不用意に解
除される不具合をも有している。
及び解除位置が不適切で、車両通常走行状態でウ
エビングと乗員との間に大きな隙間が生じたり、
乗員がウエビングの装着を解除した後にも抑止動
作が解除されずウエビングが適切に巻取装置へ巻
取られないのでウエビングが垂れ下つてドア閉止
動作を妨げる原因となつている。また従来の巻取
力抑止装置では乗員が車両通常走行状態において
運転姿勢を大きく変更しウエビングが巻取軸から
所定長さ以上巻出されると抑止動作が不用意に解
除される不具合をも有している。
本発明は上記事実を考慮し、抑止動作の作動、
解除位置が適切でありかつ乗員が運転中に運転姿
勢を大きく変更した場合にも抑止動作が解除され
ることがないウエビング巻取力抑止装置を提供す
ることが目的である。
解除位置が適切でありかつ乗員が運転中に運転姿
勢を大きく変更した場合にも抑止動作が解除され
ることがないウエビング巻取力抑止装置を提供す
ることが目的である。
本発明にかかるウエビング巻取力抑止装置は乗
員がタングプレートをバツクル装置へ係合してウ
エビングを装着した場合に、巻取軸と一体回転し
ているギヤホイルの複数個の突起間へラツチを挿
入してギヤホイルの回転を規制することににより
巻取軸の巻取力を抑止するようになつており、ラ
ツチとギヤホイルとの間に制御板を設けこの制御
板は乗員がタングプレートをバツクル装置へ係合
させるとラツチはギヤホイルの突起間へ挿入可能
状態となり、乗員が通常走行状態の運転姿勢に至
つた後に抑止動作を開始させて抑止動作の作動を
適切にし、巻取軸とギヤホイルとの間には遊星歯
車減速手段を設けるとともにギヤホイルへ軸支さ
れたポールが巻取軸へかみ合うストツパ手段によ
つてギヤホイルに対する巻取軸のウエビング巻取
方向の相対回転を所定位置で規制し乗員が通常運
転姿勢から大きく移動した場合にも巻取軸をギヤ
ホイルに対して複数回相対回転可能として不用意
な抑止状態の解除を回避するようになつている。
員がタングプレートをバツクル装置へ係合してウ
エビングを装着した場合に、巻取軸と一体回転し
ているギヤホイルの複数個の突起間へラツチを挿
入してギヤホイルの回転を規制することににより
巻取軸の巻取力を抑止するようになつており、ラ
ツチとギヤホイルとの間に制御板を設けこの制御
板は乗員がタングプレートをバツクル装置へ係合
させるとラツチはギヤホイルの突起間へ挿入可能
状態となり、乗員が通常走行状態の運転姿勢に至
つた後に抑止動作を開始させて抑止動作の作動を
適切にし、巻取軸とギヤホイルとの間には遊星歯
車減速手段を設けるとともにギヤホイルへ軸支さ
れたポールが巻取軸へかみ合うストツパ手段によ
つてギヤホイルに対する巻取軸のウエビング巻取
方向の相対回転を所定位置で規制し乗員が通常運
転姿勢から大きく移動した場合にも巻取軸をギヤ
ホイルに対して複数回相対回転可能として不用意
な抑止状態の解除を回避するようになつている。
以下本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図に示される如くウエビング巻取力抑止装
置10は巻取フレーム12の側面に取りつけられ
ている。この巻取フレーム12は略中央部がリベ
ツト14で車体15(第2図)へ固着されてお
り、両側部には互いに平行な一対の脚板16,1
8が延長され、これに巻取軸20が軸支されてい
る。この巻取軸20には乗員拘束用ウエビング2
2の一端が層状に巻取られている。このウエビン
グ22の先端にはタングプレート24が取りつけ
られており、第2図に示される如く車体15へ固
着されバツクル装置28と係合可能となつてい
る。
置10は巻取フレーム12の側面に取りつけられ
ている。この巻取フレーム12は略中央部がリベ
ツト14で車体15(第2図)へ固着されてお
り、両側部には互いに平行な一対の脚板16,1
8が延長され、これに巻取軸20が軸支されてい
る。この巻取軸20には乗員拘束用ウエビング2
2の一端が層状に巻取られている。このウエビン
グ22の先端にはタングプレート24が取りつけ
られており、第2図に示される如く車体15へ固
着されバツクル装置28と係合可能となつてい
る。
従つて乗員がウエビングを装着する場合にウエ
ビング22を巻取フレーム12から引出してバツ
クル装置28へ係合させればウエビング22の中
間部を装着することができるようになつている。
ビング22を巻取フレーム12から引出してバツ
クル装置28へ係合させればウエビング22の中
間部を装着することができるようになつている。
脚板18から突出した巻取軸20の小径部30
には第3図に示される歯車軸32が固着されて巻
取軸20とともに回転するようになつている。こ
の歯車軸32は貫通孔34の一部に、第4図にも
示す如く矩形部が設けられており、この貫通孔へ
矩形外形を有する小径部30が挿入されることに
より巻取軸20と歯車軸32とが一体回転するよ
うになつている。
には第3図に示される歯車軸32が固着されて巻
取軸20とともに回転するようになつている。こ
の歯車軸32は貫通孔34の一部に、第4図にも
示す如く矩形部が設けられており、この貫通孔へ
矩形外形を有する小径部30が挿入されることに
より巻取軸20と歯車軸32とが一体回転するよ
うになつている。
この歯車軸32の一部には第5図にも示される
如く貫通孔34を挾んで一対のスリツト36,3
8が互いに平行に刻設されており、スリツト36
には大ぜんまいばね40の内端が挿入されてい
る。この大ぜんまいばね40の外端は巻取フレー
ム12の脚板18へ固着されるケーシング42の
一部へ形成された切欠44内(第5図)へ挿入さ
れている。これにより大ぜんまいばね40は歯車
軸32を介して巻取軸20をウエビング22の巻
取方向(第5図時計方向)に付勢回転させてウエ
ビング22へ張力を付与するようになつている。
如く貫通孔34を挾んで一対のスリツト36,3
8が互いに平行に刻設されており、スリツト36
には大ぜんまいばね40の内端が挿入されてい
る。この大ぜんまいばね40の外端は巻取フレー
ム12の脚板18へ固着されるケーシング42の
一部へ形成された切欠44内(第5図)へ挿入さ
れている。これにより大ぜんまいばね40は歯車
軸32を介して巻取軸20をウエビング22の巻
取方向(第5図時計方向)に付勢回転させてウエ
ビング22へ張力を付与するようになつている。
一方歯車軸32の軸方向中間部にはその外周に
ギヤホイル46が軸支されている。このギヤホイ
ル46は第6図にも示される如く円孔48が歯車
軸32の外周へ軸支されて歯車軸32及び巻取軸
20と相対回転可能となつている。このギヤホイ
ル46には巻取軸20と同軸的に内歯歯車50が
刻設されている。この内歯歯車50には第7図に
も示される如く遊星歯車52の小歯車54が噛合
つている。この遊星歯車52の大歯車56は歯車
軸32の外周へ刻設された外歯歯車58と噛合つ
ている。従つて歯車軸32、遊星歯車52及びギ
ヤホイル46は遊星歯車機構を構成している。
ギヤホイル46が軸支されている。このギヤホイ
ル46は第6図にも示される如く円孔48が歯車
軸32の外周へ軸支されて歯車軸32及び巻取軸
20と相対回転可能となつている。このギヤホイ
ル46には巻取軸20と同軸的に内歯歯車50が
刻設されている。この内歯歯車50には第7図に
も示される如く遊星歯車52の小歯車54が噛合
つている。この遊星歯車52の大歯車56は歯車
軸32の外周へ刻設された外歯歯車58と噛合つ
ている。従つて歯車軸32、遊星歯車52及びギ
ヤホイル46は遊星歯車機構を構成している。
また第8図に示される如くギヤホイル46の内
周に形成された切欠60と歯車軸32のスリツト
38との間には小ぜんまいばね61が介在されて
おり、これによつて、ギヤホイル46を歯車軸3
2を介して巻取軸20に対してウエビング引出方
向に付勢している。
周に形成された切欠60と歯車軸32のスリツト
38との間には小ぜんまいばね61が介在されて
おり、これによつて、ギヤホイル46を歯車軸3
2を介して巻取軸20に対してウエビング引出方
向に付勢している。
しかしギヤホイル46と歯車軸32との間には
第7図に示されるストツパ手段62が介在されて
おり、ギヤホイル46に対する巻取軸20のウエ
ビング巻取方向相対回転を所定位置で規制してい
る。
第7図に示されるストツパ手段62が介在されて
おり、ギヤホイル46に対する巻取軸20のウエ
ビング巻取方向相対回転を所定位置で規制してい
る。
このストツパ手段62は第4図に示される如
く、歯車軸32の外周へ形成されたノツチ64及
びポール66とを有しており、ポール66はギヤ
ホイル46から突出したピン68へ軸支されると
ともに46との間にねじりコイルばね70が介在
されてポール先端部72がノツチ64から外れる
方向に、即ち巻取軸20の半径方向外方へ付勢さ
れている。しかしこのポール66は巻取軸20が
ウエビング最大巻取位置迄回転すると第7図に示
される如く遊星歯車52の小歯車54に押上げら
れてポール先端部72がノツチ64と噛合いギヤ
ホイル46に対する巻取軸20のウエビング巻取
方向回転を規制するようになつている。
く、歯車軸32の外周へ形成されたノツチ64及
びポール66とを有しており、ポール66はギヤ
ホイル46から突出したピン68へ軸支されると
ともに46との間にねじりコイルばね70が介在
されてポール先端部72がノツチ64から外れる
方向に、即ち巻取軸20の半径方向外方へ付勢さ
れている。しかしこのポール66は巻取軸20が
ウエビング最大巻取位置迄回転すると第7図に示
される如く遊星歯車52の小歯車54に押上げら
れてポール先端部72がノツチ64と噛合いギヤ
ホイル46に対する巻取軸20のウエビング巻取
方向回転を規制するようになつている。
従つてこのストツパ手段62はポール先端部7
2がノツチ64へ噛合つた第7図の状態でギヤホ
イル46の回転が阻止されると歯車軸32及び巻
取軸20へ大ぜんまいばね40の付勢力を作用さ
せないような働きをするようになつている。
2がノツチ64へ噛合つた第7図の状態でギヤホ
イル46の回転が阻止されると歯車軸32及び巻
取軸20へ大ぜんまいばね40の付勢力を作用さ
せないような働きをするようになつている。
しかしギヤホイル46の回転が規制された後に
巻取軸20のみがウエビング巻出方向に回転力を
受けると、巻取軸20は歯車軸32を第7図反時
計方向へ回転させるので遊星歯車52を時計方向
へ自転させるとともに歯車軸32の回りに反時計
方向へ公転させて小歯車54をポール66から離
間させ歯車軸32を複数回反時計方向へ回転可能
としている(この場合、第14図の如くポール6
6は先端部72がノツチ64から外れている。)
しかし再びウエビング22が巻取られた場合には
歯車軸32、ポール66及び遊星歯車52が巻出
された長さだけウエビング22が巻取られた状態
で第7図図示位置へ復帰して再び巻取軸20のウ
エビング巻取方向回転を抑止するようになつてい
る(この場合、ポール先端部72は第7図の如
く、再びノツチ64と噛み合う)。
巻取軸20のみがウエビング巻出方向に回転力を
受けると、巻取軸20は歯車軸32を第7図反時
計方向へ回転させるので遊星歯車52を時計方向
へ自転させるとともに歯車軸32の回りに反時計
方向へ公転させて小歯車54をポール66から離
間させ歯車軸32を複数回反時計方向へ回転可能
としている(この場合、第14図の如くポール6
6は先端部72がノツチ64から外れている。)
しかし再びウエビング22が巻取られた場合には
歯車軸32、ポール66及び遊星歯車52が巻出
された長さだけウエビング22が巻取られた状態
で第7図図示位置へ復帰して再び巻取軸20のウ
エビング巻取方向回転を抑止するようになつてい
る(この場合、ポール先端部72は第7図の如
く、再びノツチ64と噛み合う)。
次にギヤホイル46に対応したラツチ機構74
について説明すると、このラツチ機構74は第8
図に明解に示される如くケーシング42から巻取
軸20と平行に立設されたピン76に軸支される
第1ラツチ78とこの第1ラツチ78の一端にピ
ン80を介して軸支された第2ラツチ82とを有
している。第2ラツチ82は第1ラツチ78との
間にねじりコイルばね84が介在されてピン80
回りに第8図反時計方向へ回転付勢されている。
第8図図示位置で突起86はストツパ88へ当接
して第1ラツチ78に対する相対回転が停止して
いる。この第2ラツチ82の自由先端にはピン9
0が突出するとともに鉤部92がギヤホイル46
方向へ向けて突出しており、ギヤホイル46の外
周端部から巻取軸20の軸方向に向けて突出した
8個の突起94と対応している。従つて鉤部92
が突起94間の凹部95へ挿入された場合にはギ
ヤホイル46が所定回転角(この実施例では約45
度)の範囲でのみ回転可能とされてその回転が規
制されるようになつている。
について説明すると、このラツチ機構74は第8
図に明解に示される如くケーシング42から巻取
軸20と平行に立設されたピン76に軸支される
第1ラツチ78とこの第1ラツチ78の一端にピ
ン80を介して軸支された第2ラツチ82とを有
している。第2ラツチ82は第1ラツチ78との
間にねじりコイルばね84が介在されてピン80
回りに第8図反時計方向へ回転付勢されている。
第8図図示位置で突起86はストツパ88へ当接
して第1ラツチ78に対する相対回転が停止して
いる。この第2ラツチ82の自由先端にはピン9
0が突出するとともに鉤部92がギヤホイル46
方向へ向けて突出しており、ギヤホイル46の外
周端部から巻取軸20の軸方向に向けて突出した
8個の突起94と対応している。従つて鉤部92
が突起94間の凹部95へ挿入された場合にはギ
ヤホイル46が所定回転角(この実施例では約45
度)の範囲でのみ回転可能とされてその回転が規
制されるようになつている。
第1ラツチ78にはピン80と反対側の端部に
吸引板96が設けられてており、ケーシング42
へ取りつけられたソレノイド98と対応してい
る。
吸引板96が設けられてており、ケーシング42
へ取りつけられたソレノイド98と対応してい
る。
このソレノイド98は第2図に示される如く車
両電源100及びバツクル装置28内へ取りつけ
られたバツクルスイツチ102と対応している。
このバツクルスイツチ102はバツクル装置28
へタングプレート24が係合すると閉成されてソ
レノイド98を励磁し吸引板96を吸引してラツ
チ機構74を第8図反時計方向へ回転させ第2ラ
ツチ82の鉤部92をギヤホイル46へ接近させ
るようになつている。
両電源100及びバツクル装置28内へ取りつけ
られたバツクルスイツチ102と対応している。
このバツクルスイツチ102はバツクル装置28
へタングプレート24が係合すると閉成されてソ
レノイド98を励磁し吸引板96を吸引してラツ
チ機構74を第8図反時計方向へ回転させ第2ラ
ツチ82の鉤部92をギヤホイル46へ接近させ
るようになつている。
ここに第1ラツチ78は第1図に示される如く
ピン76回りに取りつけられたねじりコイルばね
104の付勢力で吸引板96がソレノイド98か
ら離間する方向に付勢されている。
ピン76回りに取りつけられたねじりコイルばね
104の付勢力で吸引板96がソレノイド98か
ら離間する方向に付勢されている。
このラツチ機構74とギヤホイル46との係合
は第9,10図に示される制御板106で制御さ
れるようになつている。この制御板106は歯車
軸32の外周へ軸支されているとともに、第1図
に示される如くギヤホイル46の突起47と接触
してギヤホイルの回転力、即ち巻取軸20の回転
力が摩擦力を介して伝わるようになつている。な
お、制御板106と大ぜんまいばね40との間に
はEリング107が歯車軸32へ取りつけられて
制御板106の巻取軸20の回転に対する摩擦力
を増大させるようになつている。
は第9,10図に示される制御板106で制御さ
れるようになつている。この制御板106は歯車
軸32の外周へ軸支されているとともに、第1図
に示される如くギヤホイル46の突起47と接触
してギヤホイルの回転力、即ち巻取軸20の回転
力が摩擦力を介して伝わるようになつている。な
お、制御板106と大ぜんまいばね40との間に
はEリング107が歯車軸32へ取りつけられて
制御板106の巻取軸20の回転に対する摩擦力
を増大させるようになつている。
この制御板106は半径方向に突出した第1壁
110、この第1壁110から連続して設けられ
円周方向に延長された第2壁112及びこの第2
壁112よりも半径方向外方に略三角形の第3壁
114が設けられており、これによつてこれらの
間に略コ字状のピン通路115を形成しており、
ラツチ機構74のピン80がこの通路を通過でき
るようになつている。
110、この第1壁110から連続して設けられ
円周方向に延長された第2壁112及びこの第2
壁112よりも半径方向外方に略三角形の第3壁
114が設けられており、これによつてこれらの
間に略コ字状のピン通路115を形成しており、
ラツチ機構74のピン80がこの通路を通過でき
るようになつている。
一方第1壁110の第2壁112と反対側には
軸心方向に向けて切欠116(第5図)が形成さ
れるとともにこの切欠116の第1壁110と反
対側端部には第2壁112とほぼ同一外形の第4
壁118が設けられている。これらの切欠116
及び第4壁118はラツチ機構74のピン90と
対応している。
軸心方向に向けて切欠116(第5図)が形成さ
れるとともにこの切欠116の第1壁110と反
対側端部には第2壁112とほぼ同一外形の第4
壁118が設けられている。これらの切欠116
及び第4壁118はラツチ機構74のピン90と
対応している。
ここにラツチ機構74のピン80が第1壁11
0と第3壁114との間にある場合には第11図
の如く制御板106の回転を規制しているのがソ
レノイド98へ吸引板96が吸引されると第12
図の如く第2壁112の外周へ接近して制御板1
06のウエビング巻出し方向回転を可能とし、こ
のように制御板106がウエビング巻出方向へ回
転されるとピン90が切欠116内へ落ち込んで
第13図の如く鉤部92がはじめてギヤホイル4
6の突起94間の凹部95へ挿入することができ
るようになつている。
0と第3壁114との間にある場合には第11図
の如く制御板106の回転を規制しているのがソ
レノイド98へ吸引板96が吸引されると第12
図の如く第2壁112の外周へ接近して制御板1
06のウエビング巻出し方向回転を可能とし、こ
のように制御板106がウエビング巻出方向へ回
転されるとピン90が切欠116内へ落ち込んで
第13図の如く鉤部92がはじめてギヤホイル4
6の突起94間の凹部95へ挿入することができ
るようになつている。
なお第1図に示される巻取軸22にはラチエツ
トホイル120が固着されており、脚板16へ軸
支されたロツクバー122と対応している。この
ロツクバー122は振子124によつて制御さ
れ、車両緊急時にラチエツトホイル120と噛合
つて巻取軸20のウエビング巻出回転を停止させ
るようになつている。
トホイル120が固着されており、脚板16へ軸
支されたロツクバー122と対応している。この
ロツクバー122は振子124によつて制御さ
れ、車両緊急時にラチエツトホイル120と噛合
つて巻取軸20のウエビング巻出回転を停止させ
るようになつている。
次に本実施例の作動状態を第11図〜第14図
に示す作動図に基いて説明する。
に示す作動図に基いて説明する。
第11図はウエビングの最大巻取状態を示して
おり、乗員は第11図図示状態からウエビング2
2を引出してバツクル装置へタングプレートを係
合することによりウエビング装着状態となる。
おり、乗員は第11図図示状態からウエビング2
2を引出してバツクル装置へタングプレートを係
合することによりウエビング装着状態となる。
乗員がタングプレート24をバツクル装置28
へ係合させるとソレノイド98は第12図に示さ
れる如く吸引板96を吸引するので第1ラツチ7
8は反時計回転方向へ回転し、ピン80は制御板
106の第2壁112へ接近し制御板106がウ
エビング巻出方向(反時計回転方向)へ回転可能
となる。しかしこの状態ではピン90は第4壁1
18の外周上へ接触しており、切欠116内へ落
込むことはないので第2ラツチ82の鉤部92は
ギヤホイル46と離間しており巻取軸20の回転
は規制されていない。
へ係合させるとソレノイド98は第12図に示さ
れる如く吸引板96を吸引するので第1ラツチ7
8は反時計回転方向へ回転し、ピン80は制御板
106の第2壁112へ接近し制御板106がウ
エビング巻出方向(反時計回転方向)へ回転可能
となる。しかしこの状態ではピン90は第4壁1
18の外周上へ接触しており、切欠116内へ落
込むことはないので第2ラツチ82の鉤部92は
ギヤホイル46と離間しており巻取軸20の回転
は規制されていない。
乗員がタングプレートをバツクル装置へ挿入し
てウエビング装着状態となつた後に通常の運転姿
勢に至るまでにウエビング22は若干量巻取軸2
0へ巻取られるが、この状態では未だ巻取軸20
の巻取は抑止されていないので若干の巻取により
ウエビングと乗員との間に隙間が生ずることはな
い。
てウエビング装着状態となつた後に通常の運転姿
勢に至るまでにウエビング22は若干量巻取軸2
0へ巻取られるが、この状態では未だ巻取軸20
の巻取は抑止されていないので若干の巻取により
ウエビングと乗員との間に隙間が生ずることはな
い。
その後乗員が腹部の呼吸移動等の微小移動によ
りあるいは意識的にウエビング22を若干量巻出
すとこの巻出により制御板106はギヤホイル4
6及び歯車軸36、リング107から受ける摩擦
力でウエビング巻出方向に若干量回転し、ピン9
0は制御板106の切欠116内へ落ち込む。従
つて第2ラツチ82の鉤部92は巻取軸軸心方向
へ移動しギヤホイル46の複数個の突起94間の
凹部95内へ入り込む。
りあるいは意識的にウエビング22を若干量巻出
すとこの巻出により制御板106はギヤホイル4
6及び歯車軸36、リング107から受ける摩擦
力でウエビング巻出方向に若干量回転し、ピン9
0は制御板106の切欠116内へ落ち込む。従
つて第2ラツチ82の鉤部92は巻取軸軸心方向
へ移動しギヤホイル46の複数個の突起94間の
凹部95内へ入り込む。
これによつてギヤホイル46は複数個の突起9
4間の角度のみの回転が可能となり(本実施例で
は約45度)、再び乗員の腹部縮小によりギヤホイ
ル46がウエビング巻取方向に回転すると突起9
4が鉤部92へ当接してギヤホイル46のウエビ
ング巻取回転が阻止される。
4間の角度のみの回転が可能となり(本実施例で
は約45度)、再び乗員の腹部縮小によりギヤホイ
ル46がウエビング巻取方向に回転すると突起9
4が鉤部92へ当接してギヤホイル46のウエビ
ング巻取回転が阻止される。
この状態が巻取力抑止状態でありウエビング2
2には大ぜんまいばね40の巻取力が作用しない
ので無張力状態となり乗員は圧迫感から解消され
快適な居住性が確保される。
2には大ぜんまいばね40の巻取力が作用しない
ので無張力状態となり乗員は圧迫感から解消され
快適な居住性が確保される。
次に乗員がこの巻取力抑止状態で、すなわち車
両走行中に上体を移動するとウエビング22は巻
取軸20から巻出されるので巻取軸20は第13
図反時計方向へ回転される。
両走行中に上体を移動するとウエビング22は巻
取軸20から巻出されるので巻取軸20は第13
図反時計方向へ回転される。
しかしギヤホイル46は突起94間の長さに相
当する回転角だけ回転した後(これと同時に巻取
軸20へは大ぜんまいばね40の付勢力が作用す
る)にラツチ機構74の鉤部92でその巻出回転
を阻止されるので、遊星歯車52が回転する。第
14図に示される如く遊星歯車52が公転して小
歯車54がポール66から外れるので、ポール6
6はねじりコイルばね70の付勢力により歯車軸
32のノツチ64からはずれ、巻取軸に連結した
歯車軸32は複数個ウエビング巻出方向に回転す
ることができる。この状態では、巻取軸20へ大
ぜんまいばね40及び小ぜんまいばね61の双方
の付勢力が作用している。
当する回転角だけ回転した後(これと同時に巻取
軸20へは大ぜんまいばね40の付勢力が作用す
る)にラツチ機構74の鉤部92でその巻出回転
を阻止されるので、遊星歯車52が回転する。第
14図に示される如く遊星歯車52が公転して小
歯車54がポール66から外れるので、ポール6
6はねじりコイルばね70の付勢力により歯車軸
32のノツチ64からはずれ、巻取軸に連結した
歯車軸32は複数個ウエビング巻出方向に回転す
ることができる。この状態では、巻取軸20へ大
ぜんまいばね40及び小ぜんまいばね61の双方
の付勢力が作用している。
しかし、この状態から乗員が通常の運転姿勢に
戻る動作をし始めると遊星歯車52は逆転し第1
3図に示される如く小歯車54がポール66を押
上げてノツチ64と噛合わされギヤホイル46は
第13図図示状態から突起94のピツチだけ時計
方向に回転して、それまで鉤部92と離れていた
突起94は鉤部92と噛合い、再び巻取力抑止状
態となる。その後乗員がタングプレート24をバ
ツクル装置28から抜き出してウエビングの装着
を解除するとソレノイド98の吸引力が解消され
てラツチ機構74は第13図時計方向に若干量回
転されるのでピン90は制御板106の切欠11
6から抜け出し、ギヤホイル46はウエビング巻
取方向に回転可能となる。従つて大ぜんまいばね
40の付勢力でギヤホイル46は巻取軸20と一
体的にウエビング巻取方向に回転し、ウエビング
22が最大量巻き取られる。
戻る動作をし始めると遊星歯車52は逆転し第1
3図に示される如く小歯車54がポール66を押
上げてノツチ64と噛合わされギヤホイル46は
第13図図示状態から突起94のピツチだけ時計
方向に回転して、それまで鉤部92と離れていた
突起94は鉤部92と噛合い、再び巻取力抑止状
態となる。その後乗員がタングプレート24をバ
ツクル装置28から抜き出してウエビングの装着
を解除するとソレノイド98の吸引力が解消され
てラツチ機構74は第13図時計方向に若干量回
転されるのでピン90は制御板106の切欠11
6から抜け出し、ギヤホイル46はウエビング巻
取方向に回転可能となる。従つて大ぜんまいばね
40の付勢力でギヤホイル46は巻取軸20と一
体的にウエビング巻取方向に回転し、ウエビング
22が最大量巻き取られる。
従つて、乗員のウエビング装着解除と共に大ぜ
んまいばね40の大きな付勢力で巻き取られたウ
エビング22は車内に散乱することはなく、従来
乗員がウエビングの装着を解除した後も巻取力低
減状態が解除されず散乱したウエビングがドアと
車両との間に挾まれることがあつた等の不具合が
解消される。
んまいばね40の大きな付勢力で巻き取られたウ
エビング22は車内に散乱することはなく、従来
乗員がウエビングの装着を解除した後も巻取力低
減状態が解除されず散乱したウエビングがドアと
車両との間に挾まれることがあつた等の不具合が
解消される。
なお乗員のウエビング装着解除後に制御板10
6の第3壁114に対し第1壁110と反対側の
通路115内にあつたピン76は制御板106が
巻取軸とともに巻取方向に回転すると第3壁11
4の斜面を滑り上つて再び第1壁110と第3壁
114との間に至り第11図図示状態となる。
6の第3壁114に対し第1壁110と反対側の
通路115内にあつたピン76は制御板106が
巻取軸とともに巻取方向に回転すると第3壁11
4の斜面を滑り上つて再び第1壁110と第3壁
114との間に至り第11図図示状態となる。
また第14図に示されるウエビング巻出状態に
おいて乗員がウエビング装着を解除した場合にも
前記説明と同様、大ぜんまいばね40及び小ぜん
まいばね61はそれぞれギヤホイル46と巻取軸
20を第13図図示状態に復帰させるとともに巻
取軸20をウエビング巻取方向に回転させてウエ
ビング22を最大量巻取ることができる。
おいて乗員がウエビング装着を解除した場合にも
前記説明と同様、大ぜんまいばね40及び小ぜん
まいばね61はそれぞれギヤホイル46と巻取軸
20を第13図図示状態に復帰させるとともに巻
取軸20をウエビング巻取方向に回転させてウエ
ビング22を最大量巻取ることができる。
上記実施例においてはストツパ手段62として
ノツチ64及びポール66を設けたが、第7図図
示状態で遊星歯車52の反時計方向自転又は公転
を停止させるストツパを設けることによりポール
66を省略することも可能である。さらにギヤホ
イル46の突起94の個数を変更すれば通常運転
姿勢での乗員とウエビング22との〓間を自由に
設定できる。
ノツチ64及びポール66を設けたが、第7図図
示状態で遊星歯車52の反時計方向自転又は公転
を停止させるストツパを設けることによりポール
66を省略することも可能である。さらにギヤホ
イル46の突起94の個数を変更すれば通常運転
姿勢での乗員とウエビング22との〓間を自由に
設定できる。
以上説明した如く本発明にかかるウエビング巻
取力抑止装置は制御板でラツチ機構とギヤホイル
との係合を制御するので巻取力抑止動作は乗員が
正確に通常走行状態の運転姿勢に至つた場合に開
始されて通常運転姿勢において乗員とウエビング
との間の隙間が最小となり、かつ遊星歯車及びス
トツパ手段を用いるので巻取力抑止後に乗員が大
きな移動をした場合にも不用意に巻取力抑止状態
が解除されることがない優れた効果を有する。
取力抑止装置は制御板でラツチ機構とギヤホイル
との係合を制御するので巻取力抑止動作は乗員が
正確に通常走行状態の運転姿勢に至つた場合に開
始されて通常運転姿勢において乗員とウエビング
との間の隙間が最小となり、かつ遊星歯車及びス
トツパ手段を用いるので巻取力抑止後に乗員が大
きな移動をした場合にも不用意に巻取力抑止状態
が解除されることがない優れた効果を有する。
第1図は本発明にかかるウエビング巻取力抑止
装置の実施例を示す断面図、第2図はバツクル装
置とタングプレートとの対応を示す説明図、第3
図は歯車軸を示す断面図、第4図は第3図−
線断面図、第5図は第1図−線断面図、第6
図はギヤホイルを示す断面図、第7図は第1図
−線断面図、第8図は第1図−線断面図、
第9図は制御板を示す正面図、第10図は第9図
−線断面図、第11図〜第14図は本実施例
の作動状態を示す説明図である。 10……ウエビング巻取力抑止装置、20……
巻取軸、22……ウエビング、24……タングプ
レート、28……バツクル装置、32……歯車
軸、40……大ぜんまいばね、46……ギヤホイ
ル、50………内歯歯車、52……遊星歯車、5
4……小歯車、56……大歯車、58……外歯歯
車、61……小ぜんまいばね、62……ストツパ
手段、64……ノツチ、66……ポール、74…
…ラツチ機構、78……第1ラツチ、82……第
2ラツチ、98……ソレノイド、102……バツ
クルスイツチ、106……制御板。
装置の実施例を示す断面図、第2図はバツクル装
置とタングプレートとの対応を示す説明図、第3
図は歯車軸を示す断面図、第4図は第3図−
線断面図、第5図は第1図−線断面図、第6
図はギヤホイルを示す断面図、第7図は第1図
−線断面図、第8図は第1図−線断面図、
第9図は制御板を示す正面図、第10図は第9図
−線断面図、第11図〜第14図は本実施例
の作動状態を示す説明図である。 10……ウエビング巻取力抑止装置、20……
巻取軸、22……ウエビング、24……タングプ
レート、28……バツクル装置、32……歯車
軸、40……大ぜんまいばね、46……ギヤホイ
ル、50………内歯歯車、52……遊星歯車、5
4……小歯車、56……大歯車、58……外歯歯
車、61……小ぜんまいばね、62……ストツパ
手段、64……ノツチ、66……ポール、74…
…ラツチ機構、78……第1ラツチ、82……第
2ラツチ、98……ソレノイド、102……バツ
クルスイツチ、106……制御板。
Claims (1)
- 1 乗員拘束用ウエビングを付勢力で巻取る巻取
軸と、この巻取軸と相対回転可能で外周へ複数個
の突起が突出されたギヤホイルと、前記巻取軸及
びギヤホイルと噛合う遊星歯車と、前記巻取軸と
ギヤホイルとの間に介在された巻取軸をギヤホイ
ルに対しウエビング巻取方向へ付勢する弾性体
と、ギヤホイルに対する巻取軸のウエビング巻取
方向の相対回転を所定位置で規制するストツパ手
段と、前記ウエビングへ取りつけられたタングプ
レートがバツクル装置へ係合した状態で前記ギヤ
ホイル方向へ付勢されるラツチと、このラツチと
前記ギヤホイルとの間へ介在され前記ラツチが付
勢された後にウエビングが巻出された場合に前記
ラツチをギヤホイルの突起間へ挿入可能としてギ
ヤホイルの回転を規制する制御板と、を有し、前
記ストツパ手段は巻取軸外周へ形成されたノツチ
及びギヤホイルへ軸支されてこのノツチへ噛合い
巻取軸とギヤホイルとの相対回転を阻止するポー
ルとを備え、前記ギヤホイルがラツチと係合した
状態でウエビングが引出されると遊星歯車はこの
巻取力抑止後のウエビング引出による巻取軸の回
転を減速して受けて移動しポールをノツチから離
すが前記巻取力抑止後のウエビング引出量だけウ
エビングが巻取られると再びポールをノツチへ噛
合わせることを特徴したウエビング巻取力抑止装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56068686A JPS57183866A (en) | 1981-05-07 | 1981-05-07 | Apparatus for suppressing webbing winding force |
US06/373,298 US4467982A (en) | 1981-05-07 | 1982-04-29 | Webbing winding force restraining device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56068686A JPS57183866A (en) | 1981-05-07 | 1981-05-07 | Apparatus for suppressing webbing winding force |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57183866A JPS57183866A (en) | 1982-11-12 |
JPH0211466B2 true JPH0211466B2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=13380865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56068686A Granted JPS57183866A (en) | 1981-05-07 | 1981-05-07 | Apparatus for suppressing webbing winding force |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57183866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584263U (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-16 | 大橋陶器株式会社 | 急 須 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124532A (en) * | 1980-03-07 | 1981-09-30 | Takata Kk | Seat belt retractor with memory |
-
1981
- 1981-05-07 JP JP56068686A patent/JPS57183866A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124532A (en) * | 1980-03-07 | 1981-09-30 | Takata Kk | Seat belt retractor with memory |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584263U (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-16 | 大橋陶器株式会社 | 急 須 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57183866A (en) | 1982-11-12 |
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