JPH0211457Y2 - - Google Patents

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JPH0211457Y2
JPH0211457Y2 JP19147784U JP19147784U JPH0211457Y2 JP H0211457 Y2 JPH0211457 Y2 JP H0211457Y2 JP 19147784 U JP19147784 U JP 19147784U JP 19147784 U JP19147784 U JP 19147784U JP H0211457 Y2 JPH0211457 Y2 JP H0211457Y2
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hollow tube
opening
arm
closing lid
lid
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は土木工事において、軟弱な土層中に
柱状に土質安定層を形成するために用いられる中
空管の開閉蓋の閉鎖装置に関するものである。
従来の技術 従来、第7図〜第9図に示すように、土木工事
において、軟弱な土層a中に中空管bをその周方
向に回動させながら挿入させ、この中空管b内に
生石灰及び砂等の土質安定材cを充填し、中空管
bの下端部に設けた開閉蓋dを開き、次に中空管
aを上方に引き抜き、その後に、土質安定材cか
ら成る柱eを造成する場合がある。このような工
事において前記開閉蓋dの取扱いについては、従
来次のように行われている。第4図に示すよう
に、まず地上に引き上げられた中空管bの開閉蓋
dは開いており、この中空管bの軟弱土層a中へ
の貫入の際はこれを閉じる必要がある。そして、
その閉止は第5図及び第6図に示すように、作業
員fにより、手作業によつて閉じられている。h
は蝶番である。又、上記のような手作業によらな
い方法としては第10図及び第11図に示すよう
に、全体を一体として形成した開閉蓋gを用い
る。
更に図示は省略するが分割された開閉蓋を手作
業によらずに閉止する装置としては特公昭47−
37572号公報記載の発明がある。
又上記発明の外に、中空管の内側にワイヤー等
を取り付けて、これにより開閉蓋を操作する装置
も用いられている。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の方法及び装置はそれぞれ次のような
問題点を有している。即ち、作業員の手作業によ
る方法は危険を伴い、かつ注意力を要し面倒であ
る。又、全体を一体に形成した開閉蓋9を用いる
装置によれば、その開閉蓋gの下端の先端部iの
角度θは鈍角となることが避けられず、このため
土層中に挿入する際の鉛直精度が悪く、かつ多大
の動力を要することが避けられない。
又、前記特公昭47−37572号公報記載の発明に
よると、中空管の外周に開閉に用いる各種装置が
設けられているため、この部分が土層内通行の際
に抵抗をもたらし、多大の動力を必要とする。
又、中空管の内側にワイヤー等を設けて開閉蓋
を操作する装置は、その中空管内に材料を収容し
た際、その材料の棚吊りの原因となり、材料送出
が悪化し、不具合となる。
この考案は上記の各種問題を解決するためにな
されたもので、その目的は前記手作業の際のよう
な危険性が少く、土層中の通行の際の動力も比較
的少くてすみ、かつ中空管からの材料の送出も良
好に行われる中空管開閉蓋の閉鎖装置を得ること
である。
この考案を実施例を示す図面について述べると
第1図〜第3図において、軸方向を上下方向とし
て、上下動及び回動自在に設けられた中空管1;
該中空管1の下端部に設けられた閉鎖の際にほぼ
錐状となる分割された開閉蓋2;前記中空管1の
外側に、該中空管1と離間して設けられたフレー
ム3;該フレーム3に、前記開閉蓋2の各蓋部材
4にそれぞれ対応して、伸縮及び上下方向回動自
在に設けられたアーム5から成ることを特徴とす
る中空管開閉蓋の閉鎖装置である。
作 用 初めに、第1図に示す状態においてアーム5を
矢印A5方向に伸張させて各蓋部材4を、第2図
に示すように閉止する。次に中空管1を矢印A1
方向に、即ち下方に下す。この場合アーム5は支
点7を中心として矢印A7方向に回動し、それと
共にアーム5を更に伸張させ、蓋部材4の閉止を
維持したまま中空管1の下降動作に追従して作動
する。次に中空管1が下降して、第3図に示すよ
うに開閉蓋2の先端部が接地したらアーウ5を矢
印A8方向に移動させ、開閉蓋2から離脱させ
る。
実施例 前記アーム5は油圧シリンダ、又はエアシリン
ダ、又はラツクピニオン等から成り、モータによ
り駆動される電動アーム等であつてもよく、伸縮
し得るアーム構造であれば公知のものを任意に用
いてよく、一例として油圧シリンダが用いられ
た。これは装置の運転室(一例として抗打機の運
転室)9において操作できるように形成された。
なおアーム5は重力の作用で、第1図に示す状
態が最も安定となるように形成されているが、こ
の外、図示しないモータ等を用いてその上下方向
の回動を制御するように形成してもよい。又中空
管1が上方に引き上げられた際、図示は省略する
が中空管の上部又は上端等が一定位置に達したこ
とを、リミツトスイツチ等の検出装置により検出
し、この検出信号により自動的にアーム5を作動
させ、開閉蓋2を閉止するように形成されてい
る。又、第3図に示すように、リミツトスイツチ
10と、これを作動させる作動杆11から成るよ
うな検出器12を形成し、開閉蓋2の接地を検出
し、この検出信号によりアーム5を、開閉蓋2か
ら離脱させるように形成された。
又、図示は省有するが、リミツトスイツチ等の
検出装置を用いて、アーム5が前記の自動的作動
を行わない場合は、すべての場合にアーム5を収
縮させてしまうように形成してもよい。又前記ア
ーム5の先端部12は蓋部材2の外面の湾曲面に
合致するよう湾曲させて形成された。又好ましく
はその先端部12にゴム等の弾性部材を設ける。
前記開閉蓋2は、一例として3箇の蓋部材5に
分割され、閉止した際に円錐状となるように形成
された。
13は蝶番、14,15は中空管1の上げ下げ
装置、16はアーム5の支持部、17は移動装置
を示す。又フレーム3は中空管1を囲むように、
又は両側に挾むように形成されており、抗打機の
リーダー等を用いてもよい。リーダーを用いる
と、アーム5と中空管1間の間隔は常時比較的精
密に一定に保つことができよう。実施例の作用に
ついて述べると、図示しない検知装置が中空管1
が地表から一定位置迄上昇したことを検知し、こ
の検知信号により前記アーム5を作動させ、開閉
蓋2を閉止する。中空管1は、上げ下げ装置1
4,15により下げられる。
この間アーム5は伸張、回動して前記閉止を維
持する。開閉蓋2が接地すると、接地検出装置1
2が作動し、この作動信号によりアーム5は開閉
蓋2から、収縮しつつ離脱する。なお前記の中空
管1が一定位置迄上昇したことを検出する装置、
及び開閉蓋2が接地したことを検出する装置等が
無く、従つて前記の各自動的な作動が行われず、
それらの作動は運転室9内、又は同9外の図示し
ない作業員の認識によつて行われてもよい。又前
記の各検出器があつて、その各検出器は運転室9
内、又は同9外に設けた報知装置に接続されてい
て、同報知装置の報知信号により、作業員がアー
ム5を作動させるようにしてもよい。
考案の効果 この考案は前記のように構成されたことにより
作業員の手作業による危険をなくすことができ
る。又前記従来例に述べたような、中空管の外面
に突出部を形成しないので、その地中貫入の際に
多大の動力を要することがない。又中空管内に材
料の棚吊りされるのを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1図〜第3図はそれぞれ中空管開閉蓋の閉
鎖装置の作動の工程を示す図、第4図〜第9図は
それぞれ従来の同種装置の作業の工程を示す図、
第10図は第4図に示すものと異る従来の同種装
置の概略側面図、第11図は同装置の他の状態を
示す図である。 1……中空管、2……開閉蓋、3……フレー
ム、4……蓋部材、5……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向を上下方向として、上下動及び回動自在
    に設けられた中空管1;該中空管1の下端部に設
    けられた閉鎖の際にほぼ錐状となる、分割された
    開閉蓋2;前記中空管1の外側に、該中空管1と
    離間して設けられたフレーム3;該フレーム3
    に、前記開閉蓋2の各蓋部材4にそれぞれ対応し
    て、伸縮及び上下方向回動自在に設けられたアー
    ム5から成ることを特徴とする中空管開閉蓋の閉
    鎖装置。
JP19147784U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPH0211457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19147784U JPH0211457Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19147784U JPH0211457Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61106533U JPS61106533U (ja) 1986-07-07
JPH0211457Y2 true JPH0211457Y2 (ja) 1990-03-23

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ID=30748916

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JP19147784U Expired JPH0211457Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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JPS61106533U (ja) 1986-07-07

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