JPH02114242A - 光マトリクススイッチ装置 - Google Patents

光マトリクススイッチ装置

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JPH02114242A
JPH02114242A JP63269066A JP26906688A JPH02114242A JP H02114242 A JPH02114242 A JP H02114242A JP 63269066 A JP63269066 A JP 63269066A JP 26906688 A JP26906688 A JP 26906688A JP H02114242 A JPH02114242 A JP H02114242A
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JP
Japan
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switch
optical
optical matrix
substrate
stage
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Application number
JP63269066A
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English (en)
Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
Akihiro Matoba
的場 昭大
Ryoko Shibuya
渋谷 良子
Toshimasa Ishida
俊正 石田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光信号の伝送経路を電気的にスイッチングす
る偏波依存性のない光マトリクススイ・ソチ装百に関す
る。
(従来の技術) 基板に導波路及び光スイッチを設けて構成される光マト
リクススイッチは、小型に構成出来ること及び動作電圧
を小さく出来ること等の利点を有し、その研究開発が活
発に行なわれている。
この種の光スイッチは、電気光学効果や音響光学効果等
の光学効果を利用して信号光のスイッチングを行なって
いるが、実用に適した光デバイスとして電気光管効果を
利用した光スイッチの研究が進んでいる。この光スイッ
チは、例えばLIN b O3基板に代表されるような
電気光学効果を有する強誘電体結晶基板を用いて構成さ
れる。電気光学結晶基板に制御電極を介して電界(電場
)を印加すると、この基板の屈折率が変化するので、屈
折率変化を利用して信号光のスイッチングを行なえる。
屈折率の変化は、基板に印加される電界の方向Pと、信
号光の電界の振動方向(偏り方向)Qとに9接に関連し
ており、電界方向Pがある特定の方向となり、かつ偏り
方向Qがある特定の方向となるとき、低い動作電圧で効
率良く屈折率を変化させることが出来る(電気光学効果
が大となる)。しかしながら、これら方向P及びQが特
定の方向からずれでいくに従い、屈折率を変化させるた
めにより大きな動作電圧が必要となり効率が悪くなる(
電気光学効果が小きくなっていく)、これがため、過言
、電気光学効果を利用した従来の光スイッチは、特定の
偏り方向を有する信号光に対してのみスイッチングを行
なえるように、構成されていた。従って、入力される信
号光の偏り方向によって、スイッチングが行なえたり行
なえなかったりするという偏波依存性を有していた。
一方文献I ’Journal of Lightwa
ve Technoloqy(ジャーナル オフ ライ
トウェーブ テクノロジー) J V+1.LT−4゜
NO,II NOVEMBER+986 pp。
1717Jに提案されている光スイッチのように、偏波
依存性を有ざない光スイッチの検討も行なわれでいる。
文献工の光スイッチでは、基板として上述のような性質
を有するLiNbO3基板を用い、特定の偏り方向とは
異なる方向を有し電気光学効果が小どなる信号光に対し
てスイッチジグ動作可能なように光スイッチを設計する
。電気光学効果が小となる信号光のスイッチングが可能
な動作電圧では特定の偏り方向を有し電気光学効果が大
となる信号光のスイッチングも行なえるので電気光学効
果が小段び大となる信号光の双方に対してスイッチング
を行なえ、従って偏波依存性のないスイッチング動作が
可能であった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した文献工の偏波依存性のない光ス
イッチでは、特定の偏り方向を有する信号光のみをスイ
ッチングする場合の動作電圧に比較して、およそ5〜6
倍以上の動作電圧か必要となるという問題点があった。
この発明の目的は、上述した従来の問題点を解決し、よ
り低い動作電圧で偏波依存性のないスイッチングを行な
える光マトリクススイッチ装雷を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の光マトリクスス
イッチ装フは、 電気光学効果を呈する第一の基板を用いて構成され、互
いに直交する偏り方向を有する2つの光が伝搬される前
段の光マトリクススイッチと、電気光学効果を呈する第
二の基板を用いて構成され、互いに直交する偏り方向を
有する2つの光が伝搬される後段の光マトリクススイッ
チとを備え、 後段の光マトリクススイッチの入力面での偏り方向か、
前段の光マトリクススイッチの出力面での偏り方向とは
異なる方向となるように第一の基板の結晶軸及び第二の
基板の結晶軸を交差させてこれら基板を結合し、 この結合によって前段及び後段の光マトリクススイッチ
を直列接続し、 前段の光マトリクススイッチの制御光スイ・νチは一方
の光の伝搬経路を選択する制御光スイッチとし、 後段の光マトリクススイッチの制御光スイ・νチは他方
の光の伝搬経路を選択する制御光スイッチとしたことを
特徴とする。
この発明の実施に当っては、第一及び第二の基板を、第
一の基板の電気光学効果が最も大となる方向の結晶軸と
、第二の基板の電気光学効果が最も大となる方向の結晶
軸とを互いにほぼ直交させて、結合した構成とするのが
好適である。
この発明の実施に当っては、前段及び後段の光マトリク
ススイッチの双方の制御光スイッチを、電気光学効果が
最も大となる方向の偏り方向を有する状態の光に対して
は直進状態及び交差状態のいずれか一方の状態で選択的
に動作し、電気光学効果が最も大と、なる方向に直交す
る方向の偏り方向を有する状態の光に対しては直進状態
及び交差状態のいずれか一方の状態でのみ固定的に動作
する光スイッチとするのが好適である。
(作用) このような構成の光マトリクススイッチ装置によれば、
後段の光マトリクススイッチの入力面での偏り方向が、
前段の光マトリクススイッチの出力面での偏り方向とは
異なる方向となるように第一の基板の結晶軸及び第二の
基板の結晶軸を交差させてこれら基板を結合し、この結
合によって前段及び後段の光マトリクススイッチを直列
接続する。
第一及び第二の基板をこれらの結晶軸が任意好適な角度
で交差するように結合することによって、後段の光マト
リクススイッチの入力面での光の偏り方向を、前段の光
マトリクススイッチの出力面での偏り方向とは異なる任
意好適な方向に変更することが出来る。
従って、一方の光をスイッチングがより低い動作電圧で
行なえるような偏り方向を有する状態で及び他方の光を
スイッチングにより高い作事圧を必要とするような偏り
方向を有する状態で、前段の光マトリクススイッチに入
力したとしても、第一及び第二の基板をこれらの結晶軸
を交差させて結合することによって、他方の光をスイッ
チングかより低い動作電圧で行なえるような偏り方向に
変更して後段の光マトリクススイッチに入力することが
出来る。
その結果、前段の光マトリクススイッチにおいては低い
動作電圧で一方の光の伝搬経路を選択しく選択的に変更
し)、かつ後段の光マトリクススイッチにおいて低い動
作電圧で他方の光の伝搬経路を選択する(選択的に変更
する)ことが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例につき説明する
。尚、図面はこの発明が理解出来る程度に概略的に示し
であるにすぎず、従って各構成成分の寸法、形状、配置
関係、形成材料、構成及び数値的条件は図示例に限定さ
れるものではない。
第二j1九例 第−実施例では、前段及び後段の光マトリクススイッチ
を、二重化構成の光マトリクススイッチとした例につき
説明する。第1図は第一実施例の構成を模式的に示す斜
視図である。
同図において、10は第一実施例の光マトリクススイッ
チ装置を示す。
この光マトリクススイッチ装置10は、電気光学効果を
呈する第一の基板12を用いて構成され、互いに直交す
る偏り方向を有する2つの光が伝搬される前段の光マト
リクススイッチ(以下、単に前段スイッチと称す)14
と、電気光学効果を呈する第二の基板16を用いて構成
され、互いに直交する偏り方向を有する2つの光が伝搬
される後段の光マドックススイッチ(以下、単に後段ス
イッチと称す)1日とを備え、そして後段スイッチ18
の入力面での偏り方向が、前段スイッチ14の出力面で
の偏り方向とは異なる方向となるように第一の基板12
の結晶軸及び第二の基板16の結晶軸を交差させてこれ
ら基板12.16を結合し、この結合によって光マトリ
クススイッチ14.18ヲ直列接続し、ざらに前段スイ
ッチ14の制御光スイッチ20は一方の光の伝搬経路を
選択する制御光スイッチとし、後段スイッチ18の制御
光スイッチ22は他方の光の伝tM経路を選択する制御
光スイッチとした、構成となっている。
以下、この実施例につきより詳細に説明する。
この実施例の前段スイッチ14は、例えば2行2列に配
列した制御光スイッチ20から成る第一群Iと、例えば
2行2列に配列した制御光スイッチ20から成る第二群
11とを備え、同一行の制御光スイッチ20ヲ同−行の
光スイッチ20に対し共通な導波路24を介して接続し
、ざらに第一群■の同一行の制御スイッチ20と第二群
IIの各行から1個ずつ重複しなりように選んだ制御ス
イッチ20とを1対]に対応付けて連絡導波路26を介
し接続した構成を有する。このように前段スイッチ10
は、基板12、導波路24、制御光スイッチ20及び連
絡導波路26から成る。
後段スイッチ18も、前段スイッチ10と同様、例えば
2行2列に配列した制御光スイッチ22から成る第−詳
■と、例えば2行2列に配列した制御光スイッチ22か
ら成る第二群IIとを備え、同一行の制御光スイッチ2
2ヲ同−行の光スイッチ22に対し共通な導波路28を
介しで接続し、ざらに第−群工の同一行の制御スイッチ
22と第二群11の各行から1個ずつ重複しないように
選んだ制御スイッチ22とを1対1に対応付けで連絡導
波路30を介し接続した構成を有する。
尚、24a及び24bは導波路24の、前段スイッチ1
4の入力側及び出力側の端部、また28a及び28bは
導波路28の、後段スイッチ18の入力側及び出力側の
端部を示し、この実施例にあっては、例えば第1行及び
第2行の入力側端部24aを製画10の入力ポート、及
び第1行〜第4行の出力側端部28bを製画10の出ツ
クボートとする。
ざらにこの実施例では第一の基板12及び第二の基板1
6を、第一の基板12の電気光学効果が実質的に最も大
となる方向の結晶軸と、第二の基板の電気光学効果か実
質的に最も大となる方向の結晶軸とを互いにほぼ直交さ
せて、結合する。
基板12.16としては例えばLiNbO3基板を用い
る。LiNbO3基板では実質的にC軸(光軸)方向に
おいて電気光学効果か最も大となる。
またL x N b O3基板では、C軸方向にほぼ平
行な方向とC軸にほぼ直交する方向とにおいて屈折率差
が大きくなるので、LiNbO3基板中の先導波路にお
ける固有モードは偏り方向(電界の撮動方向)がC軸に
平行なモード(以下平行モードと称す)と偏り方向がC
軸に直交するモード(以下直交モードと称す)との2つ
のモードとなる。従って、LiNbO3基板の先導波路
へ光を入力するとこれら2つの固有モードの光か励起さ
れこれら2つの固有モードの光がLiNbO3基板の先
導波路を伝搬しでLiNbO3基板の光導波路から出力
することとなる。
蔦2図(A)及び(B)は第一の基板の出力側端面及び
第二の基板の入力側端面を示す図であり、図(A)及び
(B)は第1図におけるII AII A線及びII 
B −II B線に沿って取った基板の端面を示す。
第2図(A)にも示すように、基板12のC軸及び基板
面+2bのなす角の角度そe゛とすると、基板16のC
軸及び基板面16aのなす角の角度をは(よ(θ−90
)°とすれば、基板12.16をこれらのC軸が実質的
に直交するように結合出来る。
基板12.16の結合に当っては 例えば、基板12の
前段スイッチ14出力側の端面(出力側端面)+2bと
、基板16の後段スイッチ18入力端の端面(入力側端
面)16bとを樹脂性の接着剤を介しで接合することに
よって、基板+2、+6の結合を行なえば良い。基板1
z、16の結合状態において導波路24の出力側端部2
4b及び導波路28の入力側端部28bとは光学的に結
合する。
角度θ0は任意好適な値1こ設定することが出来、基板
12として例えば−2板及び基板16として例えばY板
又はX板を用いることが出来る。
θ=45°としたときには、基板12.16において制
御光スイッチ及び導波路の作成条件が同じとなり、また
基板12.16の導波路構造が同一となるという利点が
ある。尚、基板12.16として=Z板及びY板を用い
る場合には、曲り導波路を一2板側に形成することによ
って曲り損失の低減を図れる。
ざらにこの実施例では制御光スイッチ20.22を電気
光学効果が実質的に最も大となる方向の偏り方向を有す
る状態の光lこ対しては直進状態及び交差状態のいずれ
か一方の状態で選択的に動作し、電気光学効果が実質的
に最も大となる方向にほぼ直交する方向の偏り方向を有
する状態の光に対しては直進状態及び交差状態のいずれ
か一方の状態でのみ固定的に動作する光スイッチとする
例えば動作条件図に基づいて上述の動作条件を満足する
ように光スイッチを設計することによって、このような
光スイッチ20.22を作成出来る。
第3図及び第4図は制御光スイッチの構成の一例を示す
平面図及び要部断面図であり、第4図(A)は第3図に
示す構成の光スイッチを制御光スイッチ20として基板
12に設けた状態及び第4図(B)は第3図に示す構成
の光スイッチを制御光スイッチ22として基板16に設
けた状態を示す。
これら図において32は方向性結合器型光スイッチを示
し、光スイッチ32は例えばe=45°としたときの制
御光スイッチ20.22の構成例である。
この光スイッチ32は、光結合領域34において近接さ
せて互いに平行となるように設けた入出力導波路36.
38と、導波路36の、導波路38とは反対の外側の領
域に設けた電極40aと、導波路36上から導波路36
.38の間の領域に延在させて設けた電極40bと、導
波路38上から導波路38の、導波路36とは反対側の
外側の領域まで延在させて設けた電極40cとから成る
。尚、図示例では電極40a〜40cをそれぞれ例えば
2分割の電極となしている。
電極40a6〜40cによって導波路36.38中に形
成される電界の、C軸に沿った方向1こあける電界成分
が大きいほど、光スイッチ32の動作電圧を低減出来る
。従って、第4図(A)及び(B)にも示すように、導
波路36.38中に形成される電界の、C軸に沿った方
向における電界成分をなるべく大きくするように、電極
40a〜40c %配ゴするのが好ましい。
M5図(A)及び(8)は制御光スイッチの構成の他の
例を示す平面図及び要部断面図であり、第5図(A)は
第5図(B)に示す光スイッチを例えば制御光スイッチ
20として基板12に配設した状態を示す。
これら図において42は方向性結合器型光スイッチを示
し、光スイッチ42は例えばθ=90°としたときの制
御光スイッチ20或は22の構成例である。
この光スイッチ42は、入出力導波路36.38と、導
波路36上から導波路36の、導波路38とは反対の外
側領域へ延在させて設けた電極44aと、導波路38上
から導波路38の、導波路36とは反対側の外側領域へ
延在させて設けた電極44bとがら成る。
尚、図示例では電極44a、44bをそれぞれ例えば2
分割の電極となしている。
光スイッチ42の動作電圧の低減のため、第5図(B)
にも示すように、導波路36.38中に形成される電界
の、C軸に沿った方向における電界成分をなるべく大き
くするように、電極44a、44b %配ゴするのが好
ましい。
第6図(A)及び(B)は制御光スイッチの構成の他の
例を示す平面図及び要部断面図であり、第6図(A)は
第6図(B)に示す光スイッチを例えば制御光スイッチ
22として基板16に配設した状態を示す。
これら図において46は方向性結合器型光スイッチを示
し、光スイッチ46は例えばe=o”としたときの制御
光スイッチ22或は20の構成例である。
この光スイッチ46は、入出力導波路36.38と、導
波路36の、導波路38とは反対の外側領域に設けた電
極48aと、導波路36.38の間の領域に設けた電極
48bと、導波路38の、導波路36とは反対側の外側
領域に設けた電極48cとから成る。尚、図示例では電
極48a〜48c %それぞれ例え、ば2分割された電
極となしている。
光スイッチ42の動作電圧の低減のため、第5図(B)
にも示すように、導波路36.38中に形成される電界
の、C軸に沿った方向における電界成分をなるべく大き
くするように、電極48a〜48cを配百するのが好ま
しい。
次に第7図を参照しこの実施例の光マトリクススイッチ
装置10の動作例につき説明する。
第7図(A)及び(8)はこの実施例の動作の例を示す
図である。以下の説明では、制御光スイッチ20.22
を、平行モードに対しでは動作電圧に応して直進状態或
は交差状態で選択的に動作し直交モードに対しでは動作
電圧にかかわらず交差状態で固定的に動作する、光スイ
ッチとする。
尚、第7図においで241及び243は第1行及び第3
行の導波路24.24a1は装M10の第1行の入力ボ
ート、また281及び283は第1行及び第3行の導波
路28.28b1及び28b3は装置110の出力ポー
トを示す。
第7図(A)に示すように、例えば、一方の光X及び他
方の光Yが入力ボート24a1から入力し、出力ポート
28b3から出力する場合を考える。
この場合まず、平行モードで入力した一方の光Xの伝搬
経路を、前段スイッチ14の制御スイッチ20によって
制御して第1行の導波路241から第3行の導波路24
3に変更し、よって一方の光Xを第3行の導波路243
ヲ介し後段スイッチ18の第3行の導波路283に入力
させる。一方の光×は、後段スイッチ18に入力すると
直交モードに変換されるので、後段スイッチ18では制
御光スイッチ22ヲ通って導波路283ヲ直進し出力ポ
ート28b3から出力する。
一方、直交モードで前段スイッチ14に入力した他方の
光Yは、前段スイッチ14では制御スイッチ20を通っ
て入出力導波路241を直進し、後段スイッチ18の第
1行の導波路281に入力する。他方の光Yは後段スイ
ッチ18に入力すると平行モードに変換されるので、そ
の伝搬経路を後段スイッチ18の制御スイッチ22によ
って制御して第1行の導波路281から第3行の導波路
283へ変更し、よって他方の光Yu導波路283ヲ介
し出力ポート28b3から出力させる。
一方の光Xが直交モードで制御スイッチ20を通過する
とき生する漏れ光×1と、他方の光Yが直交モードで制
御スイッチ20を通過するとき生する漏れ光Y、とはい
ずれも、僅かであり、また漏れ光X、及びYlは図にも
示すように導波路283及び243に混入せず基板12
へ逃げてゆくので、実用上問題とならない。
また、第7図(B)に示すように、例えば、方の光X及
び他方の光Yが入力ボート24a1から入力し出力ポー
ト181から出力する場合を考える。
この場合にはまず、一方の光Xの伝搬経路を前段スイッ
チ10の制御スイッチ20によって制御して、一方の光
Xを第1行の導波路241を直進させ導波路241から
後段スイッチ18の第1行の導波路281に入力させる
。一方の光Xは、後段スイッチ18に入力すると直交モ
ードに変換されるので、後段スイッチ18の制御光スイ
ッチ22ヲ通って導波路281ヲ直進し出力ポート28
b1から出力する。
方、他方の光Yは、前段スイッチ10では直交モードで
伝搬するので制御光スイッチ20ヲ通って導波路241
を直進し前段スイッチ14の第1行の導波路241から
後段スイッチ18の第1行の導波路281に入力する。
他方の光Yは後段スイッチ18に入力すると平行モード
に変換されるので、その伝搬経路を後段スイッチ18の
制御スイッチ22によって制御することによって入出力
導波路281ヲ直進させて出力ポート28b1から出力
させることが出来る。
一方の光Xが直交モードで後段スイッチ18の制御スイ
ッチ22ヲ通過するとき生ずる漏れ光X。
と、他方の光Yが直交モードで前段スイッチ14の制御
スイッチ20ヲ通過するどき生する漏れ光Y1とはいず
れも、僅かであり、また漏れ光×1及びYlは図にも示
すように入出力導波路283及び243に混入せず基板
12へ逃げてゆくので、実用上問題とならない、漏れ光
X、及びY、は直交モードで伝搬する光が制御スイッチ
20.22によって制御されないために生ずる。
上述した実施例では、導波路24及び28の行番号の一
致するもの同志、例えば入出力導波路241及び281
同志を1対1に対応付けて接続したが、導波路24及び
28の行番号の異なるもの同志を1対1に対応付けで接
続するようにしでも良い。
例えば、前段スイッチ14及び後段スイッチ18の接続
間係や、平行モード及び直交モードに対する制御スイッ
チ20.22の動作状態ヲ任意好適に設定することによ
って、ボート24al、24a2から入力した光(入力
信号)X及びYを、出力ポート28b1〜28b4のい
ずれかの出力ポートから選択的に出力させることが出来
る。
[IL倒 第二実施例では、前段及び後段の光マトリクススイッチ
を、クロスバ−型の光マトリクススイッチとした例につ
き説明する。
第8図は第二実施例の構成を模式的に示す平面図である
。尚、上述した第一実施例の構成成分と対応する構成成
分については同一の符号を付して示し、その詳細な説明
を省略する。
同図において、50は第二実施例の光マトリクススイッ
チ装置、52及び54はクロスバ−型の前段スイッチ及
び後段スイッチを示す。
この実施例の前段スイッチ52は、基板12と、この基
板12に設けた例えば4行の行導波路56及び例えば4
列の列導波路5日と、これら導波路56.58の交差部
に設けて例えば4行4列に配列した制御光スイッチ20
とから成る。
後段スイ・フチ44も、前段スイッチ42と同様に、基
板16と、この基板16に設けた例えば4行の行導波路
60及び例えば4列の列導波路62と、これら導波路6
0.62の交差部に設けて例えば4行4列に配列した制
御光スイッチ22とから成る。
尚、図においで56a及び56bは前段スイッチ52の
入力側及び出力側の導波路56端部、58aは前段スイ
・フチ52の入力側の導波路58端部、60a及び60
bは後段スイッチ54の入力側及び出力側の導波路60
端部、ざらに62aは後段スイッチ54の入力側の導波
路62端部を示し、この実施例にあっては、第1行〜第
4行の入力側端部56aを装置50の入力ポート及び第
1行〜第4行の出力側端部60b !装W50の出力ポ
ートとして用いる。
上述のように構成される第二実施例においでも、第一実
施例と同様の効果が得られる。
次に第9図ヲ参照しこの実施例の動作につき一例を挙げ
て説明する。
第9図は、この実施例の動作の一例の説明に供する図で
ある。以下の説明では、制御光スイッチ20.22ヲ、
平行モードに対しては動作電圧に応じて直進或は交差状
態で選択的に動作し直交モードに対しては動作電圧にか
かわらず交差状態でのみ固定的に動作する、光スイッチ
とする。
尚、第9図において564は前段スイッチ52の第4行
の行導波路56.581.582.583及び584は
前段スイッチ52の第1列、第2列、第3列及び第4列
の列導波路58、また601.602.603及び60
4は後段スイッチ54の第1行、第2行、第3行及び第
4行の行導波路60.621.621.622及び62
4は後段スイッチ54の第1列、第2列、第3列及び第
4列の列導波路621.ざらに5684は前段スイッチ
52の第4行の入力側端部56a 、 60b3及び6
0b4は後段スイッチ54の第3行及び第4行の出力側
端部60b を示す。
第9図にも示すように、例えば、装M50の入力ポート
56a4に入力した一方の光X及び他方の光Yを装置5
0の出力ポートロ0b3から出力する場合を考える。
この場合、平行モードで入力した一方の光Xの伝搬経路
を、前段スイッチ52の制御スイッチ20によって制御
することによって導波路564から導波路582に変更
させ、一方の光Xt前段スイッチ52の第4行の導波路
564から列導波路582を介し後段スイッチ54の第
3行の社運波路603に入力させる。一方の光Xは、後
段スイッチ54に入力すると直交モードに変換されるの
で、制御スイッチ22を通って社運波路603を直進し
出力ポートロ0b3から出力する。
方他方の光Yは、前段スイッチ52ヲ直交モトで伝搬す
るので、前段スイッチ52の制御光スイッチ20ヲ通っ
て第4行の導波路564を直進し、この導波路564か
ら後段スイッチ54の第1列の導波路621に入力する
。他方の光Yは、後段スイッチ54に入力すると平行モ
ードに変換されるので、後段スイッチ54の伝搬経路を
、後段スイッチ54の制御光スイッチ22によって制御
して後段スイッチ54の第1列の導波路621から第3
行の導波路603に変更しこの導波路603ヲ直道させ
、これによって、他方の光Yt行導波路603から出力
ポートロ0b3に至らしめ、出力ボートから出力させる
一方の光Xが直交モートで後段スイッチ54の制御スイ
ッチ22ヲ通過するとき生ずる漏れ光×1と、他方の光
Yが直交モードで前段スイッチ52の制御スイッチ20
ヲ通過するとき生ずる漏れ光Y。
とはいずれも、僅かである。しかも漏れ光X。
は、例えば後段スイッチ54の行違波路603上の制御
光スイッチ22から刻溝波路621〜624に漏れると
、社運波路604上の制御光スイッチ22ヲ介して基板
16へと除去される。
また漏れ光Y1は後段スイッチ548平行モードで伝搬
するので、制御スイッチ22によってその伝搬経路を制
御することによって漏れ光Y、を基板へ逃がせる。例え
ば社運波路601ヲ伝搬する漏れ光Y1の伝搬経路をこ
の導波路601上の点線丸印を付して図中に示すスイッ
チ22ヲ介して刻溝波路624に変更し、よって漏れ光
Y1を導波路624を伝搬させこの導波路624から基
板へ逃がせば良い、同様に例えば社運波路602.60
3.604を伝搬する漏れ光Y1の伝搬経路を導波路6
02.603.604上の点線丸印を付して図中に示す
スイッチ22ヲ介して刻溝波路62L622.623に
変更し、よって漏れ光Y1を導波路621.622.6
23を伝搬させ導波路621.622.623から基板
へ逃がせば良い。
例えば、前段スイッチ52及び後段スイッチ54の接続
関係や、平行モード及び直交モードに対する制御スイッ
チ20の動作状態を任意好適に設定することによって、
前段スイッチ52の第1行〜第4行の入力端部56aに
入力した光(入力信号)X及びY%、後段スイッチ54
のいずれかの行の出力側端部60から選択的に出力させ
ることが出来る。
箸=jei例 第三実施例では、前段及び後段の光マトリクススイッチ
を、簡約化されたツリー構成の光マトリクススイッチと
した例につき説明する。
第10図は第三実施例の構成を模式的に示す平面図であ
る。尚、上述した実施例の構成成分と対応する構成成分
についでは同一の符号を付して示し、その詳細な説明を
省略する。
同図においで、66は第三実施例の光マトリクススイッ
チ装置、68及び70は簡約化されたツリー構成の前段
及び後段スイッチを示す。
この実施例の前段スイッチ68は、基板12と、1×2
入力端制御光スイツチ72及び2X1出力側制御光スイ
ツチ74と、これらスイッチ72及び74ヲ接続するた
めの2X2制御光スイツチ76とを備え、1個の入力側
スイッチ72に対して、全ての出力側スイッチ74が光
スイツチ76ヲ介して接続されるようなツリー構成を有
する。
図示例では、例えば、スイッチ72.76.74ヲ各4
個ずつ基板12に設け、こわらスイッチ72.76.7
4%4行3列に配列して次に述べるように接続する。
第1行及び第2行の入力側スイッチ72ヲそれぞれ、第
1行及び第2行の光スイッチ76の双方に接続し、同様
に第3行及び第4行の入力側スイッチ72ヲそれぞれ、
第3行及び第4行の光スイッチ76の双方に接続する。
そして、第1行及び第4行の光スイツチ76ヲ、それぞ
れ第2行及び第3行の出力側スイッチ74の双方に、さ
らに、第2行及び第3行の光スイツチ76ヲそれぞれ、
第1行及び第4行の出力側スイッチ74の双方に接続す
る。
これらスイッチ72.76.74の接続に当っては、同
一行のスイッチ72.7618行導波路78を介し接続
し、異なる行のスイッチ72.76.74を連絡導波路
79を介し接続し、スイッチ74ヲ前段スイッチ68の
同一行の出力ポートと社運波路78ヲ介し接続する。
後段スイッチ70も、前段スイッチ68と同様に、基板
16と、IX2入力端制御光スイッチ80及び2×1出
力側制御光スイツチ82と、これらスイッチ80及び8
2を接続するための2x2制御光スイツチ84とを備え
、1個の入力側スイッチ80に対して、全ての出力側ス
イッチ82が光スイツチ84ヲ介して接続されるような
ツリー構成を有し、これらスイッチ80.82.84の
接続に当っては、同一行のスイッチ80.84を社運波
路86を介し接続し、異なる行のスイッチ80.84.
82を連絡導波路87を介し接続し、ざらにスイッチ8
2を社運波路86を介し後段スイッチ70の同一行の出
力ポートと接続する。
そして、前段スイッチ68及び後段スイッチ70を、例
えば同一行番号の前段スイッチ68の出力側スイッチ7
4と後段スイッチ70の入力側スイッチ80とを接続す
るように、直列接続する。
上述のように構成される第三実施例においても、第一実
施例と同様の効果が得られる。
尚、第10図において78a1〜78a4及び86a1
〜86a4は装フロロの入力ポート及び出力ポートを示
す。
次に第11図%9照しこの実施例の動作の例につき説明
する。
第11図は、第三実施例の動作の例の説明図である。以
下の説明では、制御光スイッチ12.76.74が平行
モードに対しては動作電圧に応じて直進或は交差状態で
選択的に動作し直交モードに対しては動作電圧にかかわ
らず交差状態で固定的に動作する、光スイッチとする。
尚、第11図において781.782及び783は前段
スイッチ68の第1行、第2行及び第3行の導波路78
.861〜864は後段スイッチ70の第1行〜第4行
の導波路86、また78a1は前段スイッチ68の入力
側の導波路781端部であって装M66の入力ポート、
ざらに8681は後段スイッチ70の出力側の導波路8
61端部であって装=66の出力ポートを示す。
第11図に示すように、例えば、一方の光X及び他方の
光Yを入力ポードア8a1から入力して出力ポート86
alから出力する場合を考える。
この場合まず、平行モードで入力した一方の光Xの伝搬
経路を、前段スイッチ68の制御光スイッチ72.76
によって制御して前段スイッチ68の第1行の導波路7
81から第2行の導波路782に変更させ、一方の光X
を導波路781から導波路79.782ヲ介して後段ス
イッチ70の第2行の導波路862に入力させる。一方
の光Xは、後段スイッチ70に入力すると直交モートに
変換されるので、制御光スイッチ80.84.82を通
って後段スイッチ70の導波路862.87.861を
伝搬しで出力ポート86a1に至り、出力ポート86a
lから出力する。
一方他方の光Yは、前段スイッチ68を直交モードで伝
搬するので、制御光スイッチ72.76を通って前段ス
イッチ68の導波路781.79.783を伝搬して後
段スイッチ70の第3行の導波路863に入力する。他
方の光Yは後段スイッチ70に入力すると平行モードに
変換されるので、他方の光Yの伝搬経路をスイッチ80
.84.82を介して制御して後段スイッチ70の第3
行の導波路863から第1行の導波路861に変更させ
、他方の光Y8導波路863から導波路87.861ヲ
介して出力ポート86a1に至らしめ、出力ポート86
a1がら出力させる。
一方の光Xが直交モートで後段スイッチ70のスイッチ
84及び82を通過するとき生する漏れ光Xはスイッチ
82から基板に逃がされ、他方の光Yか直交モードで前
段スイッチ68のスイッチ76及び74を通過するとき
生する漏れ光Y+は、スイッチ74から基板に逃がされ
る。
例えば前段スイッチ68及び後段スイッチ70の接続関
係や、平行モード及び直交モードに対する制御光スイッ
チ72.76.74.80.82.84の動作状態を任
意好適に設定することによって、入力ポードア8a1〜
78a4から入力した光(入力信号)X及びYF3、出
力ポート86al〜86a4のいずれかの出力ポートか
ら選択的に出力させることが出来る。
三二  の注形 第12図は第三実施例における前段及び後段の光マトリ
ウススイッチの変形例の説明図であり、その構成を模式
的に示す。
同図においで、88は光マトリクススイッチであり、こ
の光マトリクススイッチ88ヲ前段及び後段の光マトリ
クススイッチとしで用いる。
この光マトリクススイッチ88は、スイッチ88の入力
側に設けた]×2入力端制御光スイッチ90及び出力側
に設けた2×1出力側制御光スイツチ92と、これらス
イッチ90及び92の間]こ設けた4×4単位マトリク
ス制御スイッチ94とを備えで成る。
1個の入力側スイッチ90に対して、全ての出力側スイ
ッチ92か単位トリクススイッチ94ヲ介して接続され
るようなツリー構成を有する。入力側スイッチ90をそ
れぞれスイッチ88の入力ポート96に及び出力側スイ
ッチ92をそれぞれスイッチ8日の出力ポート98に接
続し、任意に選んだ1個の入力ポート96から全ての出
力ポート98に至る光の伝搬経路を形成する。
単位マトリクススイッチ94は第10図に示す4×4光
マトリクススイツチ68と同様、入力側スイッチ72.
2×2光スイッチ76及び出力側スイッチ74から成る
そして、単位マトリクススイッチ94は2個ずつ1組の
グループpを、入力ポート96は4ポートずつ1組のグ
ループqM、ざらに出力側スイッチ92は8個で1組の
グループrを構成する。
グループqの入力ポート96のひとつに入力した光の伝
搬経路は、入力側スイッチ90によって2つに分岐し、
ざらにグループルの2個の単位マトリクススイッチ94
によってこれら2つの分岐がそれぞれ4つに分岐されて
合計8つに分岐し、そして合計8つに分岐した伝搬経路
がそれぞれグループrの出力側スイッチ92ヲ介し8個
の出力ポート98と接続する。
この実施例の光マトリクススイッチ88は、2組のグル
ープp、2組のグループq及び1組のグループr%備え
、1組のグループrの出力側スイッチ921F!:重複
使用することによって、グループpの入力ポートの任意
の入力ポートから8つの出力ポートに至る伝搬経路を形
成している。
尚、上述した実施例の説明において第7図、第9図及び
第11図における符号p、は漏れ光を基板へ逃がすため
のボートを示す。
この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、設計に応じて各構成成分の構成、形成材料、配設位
置、数値的条件その他の設計条件を任意好適に変更する
ことか出来る。
例えば基板材料として電気光学効果を有する例えばLi
Nb03Nの強誘電体結晶を用いることか出来る。
また前段及び後段光マトリクススイッチの構成も従来提
案されている種々の構成の光マトリクススイッチを用い
ることが出来、例えば二重化構成や、クロスバ−型や、
−船釣なツリー構成や、正方構成や、簡約化されたツリ
ー構成の光マトリクススイッチを用いることが出来る。
好ましくは完全非閉塞型の光マトリクススイッチを用い
るのが良い。
また制御光スイッチを1個の光スイツチ素子から構成し
ても良いし、複数個の光スイツチ素子から構成するよう
にしても良い、また制御光スイッチが、電気光学効果が
小ざくなる偏り方向の光に対して直進状態或は交差状態
のいずれか一方の状態で固定的に動作するように構成し
ても良いし、或は受動分岐としで機能するように構成し
でも良い。制御光スイッチを構成するための光スイツチ
素子としては、種々の構成のものを用いて良く、例えば
方向性結合型の光スイツチ素子や全反射型の光スイツチ
素子を用いて良い。
また漏れ光排除手段(例えば直交モード透過型の偏光フ
ィルタや平行モード透過型のモードフィルタ)を、前段
及び又は後段の光マドックススイッチ内の光の伝搬経路
上の、漏れ光を排除できる任意好適な位置に設けるよう
にしでも良い。漏れ光排除手段を設けることによって、
クロストーク特゛iを偏波依存性を有する光マトリクス
ススイッチのクロストーク特性と同等とすることが可能
である。
この発明の光マトリクススイッッチ製画は、特に偏波多
重(2重)のスイッチングに用いて好適である。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の光マト
リクススイッチ製画によれば、後段の光マトリクススイ
ッチの入力面での偏り方向が、前段の光マトリクススイ
ッチの出力面での偏り方向とは異なる方向となるよう1
こ第一の基板の結晶軸及び第二の基板の結晶軸を交差さ
せてこれら基板を結合し、この結合によって前段及び後
段の光マトリクススイッチを直列接続する。
第一及び第二の基板をこれらの結晶軸が任意好適な角度
で交差するように結合することによって、後段の光マト
リクススイッチの入力面での光の偏り方向を、前段の光
マトリクススイッチの出力面での偏り方向とは異なる任
意好適な方向に変更することが出来る。
従って、一方の光をスイッチングがより低い動作電圧で
行なえるような偏り方向(特に電気光学効果がより大と
なる方向に平行な偏り方向)を有する状態で及び他方の
光をスイッチングに、より高い作電圧を必要とするよう
な偏り方向を有する状態で、前段の光マトリクススイッ
チに入力したとしでも、第一及び第二の基板をこれらの
結晶軸を交差させて結合することによって、他方の光を
スイッチングがより低い動作電圧で行なえるような偏り
方向、特に電気光学効果がより大となる方向に平行な偏
り方向に変更して猜段の光マトリクススイッチに入力す
ることが出来る。
その結果、前段の光マトリクススイッチにあいでは低い
動作電圧で一方の光の伝搬経路を選択しく選択的に変更
し)、かつ後段の光マトリクススイッチにおいで低い動
作電圧で他方の光の伝搬経路を選択する(選択的に変更
する)ことが出来る。
これがため、従来より低い動作電圧(従来の動作電圧の
例えばほぼ1/3〜1/6の動作電圧)て偏波依存性の
ないスイッチング動作を行なえる光マトリクススイッチ
装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例の構成を概略的に示す斜
視図、 第2図(A)及び(B)は前段の光マトリクススイッチ
の出力端面及び後段の光マトリクススイッチの入力端面
を示す図、 第3図は制御光スイッチの構成の一例を示す平面図、 第4図(A)及び(B)は第3図に示す制御光スイッチ
の説明に供する要部断面図、 第5図(A)及び(B)は制御光スイッチの他の例の構
成の説明に供する平面図及び要部断面図、 第6図(A)及び(B)は制御光スイッチの他の例の構
成の説明に供する平面図及び要部断面図、 第7図(A)及び(8)は第一実施例の動作の一例を説
明するための図、 第8図はこの発明の第二実施例の構成を概略的に示す平
面図、 第9図は第二実施例の動作の一例を説明するための図、 第10図はこの発明の第三実施例の構成を概略的に示す
平面図、 第11図は第三実施例の動作の一例を説明するための図
、 第12図は前段或は後段の光マトリクススイッチの変形
例の説明に供する平面図である。 10.50.66・・・光マトリクススイッチ装冨12
・・・第一の基板、  14・・・第二の基板16.5
2.68・・・前段の光マトリクススイッチ18.54
.70・・・後段の光マトリクススイッチ20.22.
72.74.76.80.82.84.90.92.9
4・・・制御光スイッチ88・・・(前段或は後段の)
光マトリクススイッチ。 特許出願人   沖電気工業株式会社 16  第二の基板 1計後段スイッチ 20.22制御光スイツチ 第−実施例の光マトリクススイッチ製画32:方向性結
合器型光スイッチ 34:光結合領域 36.38人出力導波路 40a、 40b、 40c電極 制御光スイッチの平面図 第3 図 出力端面及び入力端面を示す図 第2 制御光スイッチの他の例 第5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気光学効果を呈する第一の基板を用いて構成さ
    れ、互いに直交する偏り方向を有する2つの光が伝搬さ
    れる前段の光マトリクススイッチと、 電気光学効果を呈する第二の基板を用いて構成され、互
    いに直交する偏り方向を有する2つの光が伝搬される後
    段の光マトリクススイッチとを備え、 前記後段の光マトリクススイッチの入力面での偏り方向
    が、前記前段の光マトリクススイッチの出力面での偏り
    方向とは異なる方向となるように前記第一の基板の結晶
    軸及び第二の基板の結晶軸を交差させてこれら基板を結
    合し、 該結合によって前記前段及び後段の光マトリクススイッ
    チを直列接続し、 前記前段の光マトリクススイッチの制御光スイッチは一
    方の光の伝搬経路を選択する制御光スイッチとし、 前記後段の光マトリクススイッチの制御光スイッチは他
    方の光の伝搬経路を選択する制御光スイッチとしたこと
    を特徴とする光マトリクススイッチ装置。
  2. (2)前記第一及び第二の基板を、 前記第一の基板の電気光学効果が最も大となる方向の結
    晶軸と、前記第二の基板の電気光学効果が最も大となる
    方向の結晶軸とを互いにほぼ直交させて、 結合して成ることを特徴とする請求項1に記載の光マト
    リクススイッチ装置。
  3. (3)前記前段及び後段の光マトリクススイッチの双方
    の制御光スイッチを、 電気光学効果が最も大となる方向の偏り方向を有する状
    態の光に対しては直進状態及び交差状態のいずれか一方
    の状態で選択的に動作し、 電気光学効果が最も大となる方向に直交する方向の偏り
    方向を有する状態の光に対しては直進状態及び交差状態
    のいずれか一方の状態でのみ固定的に動作する光スイッ
    チとしたこと を特徴とする請求項1又は2に記載の光マトリクススイ
    ッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006251089A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光変調器

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JP2006251089A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光変調器
JP4494257B2 (ja) * 2005-03-08 2010-06-30 日本電信電話株式会社 光変調器

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