JPH02113879A

JPH02113879A - 灰皿

Info

Publication number: JPH02113879A
Application number: JP26401888A
Authority: JP
Inventors: Sumio Arai; 新井　澄夫
Original assignee: SHINOU GIJUTSU KK
Current assignee: SHINOU GIJUTSU KK
Priority date: 1988-10-21
Filing date: 1988-10-21
Publication date: 1990-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は灰皿に関し、詳しくは、臭気や汚れが極めて少
なく、かつ、消火が極めて確実で、調度品としても好適
な灰皿に関する。

〈従来の技術〉周知のように、従来の灰皿を用いて煙草の火を消すには
、火のついた部分を灰皿の底部にこすシつけたり、ある
いは、灰皿中に水を入れておき５この水の中釦火のつい
た部分を入れる方法が最も広く行なわれていた。

〈発明が解決すべき課題〉従来の灰皿は、上記のように、底部に煙草をとすシつけ
て消すのを容易にしたり、あるいは底部に付着したニコ
チンなどの汚れの洗浄を容易にするため、底の浅い構造
のものが多く用いられた。

しかし、このような底の浅い構造では、内部の汚れた状
態がよく見えるため、特に非喫煙者に与え交換を必要と
することが多いため、高価な材料や加工によって、好ま
しい調度品とすることは困難であった。

さらに、灰皿中に水を入れて用いると、水の着色や悪臭
による不快感が大きく、水を用いない場合は、上記のよ
うに底が浅く、　しかも上部が開放された構造のため、
消火が不完全になりやすく、火災の危険があった。

本発明の目的は７従来の灰皿の有する上記問題を解決し
、汚れや悪臭による不快感を与えることがなく、すぐれ
た美観を有する調度品とすることができ、しかも、底部
にこすシつけたり、水を用いたりすることなしに、煙草
の火を完全に消すことのできる、灰皿を提供することで
ある。

〈課題を解決するための手段〉上記目的を達成するため１本発明は、クリストバライト
、けい藻土、活性炭およびゼオライト岩からなる群から
選択された少なくとも１種を含む粒状体を、灰皿の内に
入れ、上記粒状体によって煙草の消火を行なうものであ
る。

く作　用〉灰皿内に入れた上記粒状体の中に、火のついた煙草の先
端部を入れると、酸素の供給が極度に少なく、かつ勢を
粒状体に奪われるため、はとんど瞬間的に消火される。

そのため、灰皿の底部に煙草をこすりつける必要がなく
、灰皿内部に汚れが付く恐れがない。しかも、クリスト
バライトなど、本発明で用いられる上記粒状体は、ニコ
チンなど、煙草が含有する悪臭発生物をよく吸収する。

従って、従来は煙草を消火する際および消火された後に
おいても、しばらく発生した悪臭は、本発明によれば、
はぼ完全に発生が防止される。さらに、喫煙の際に発生
した臭気も５上記粒状体によって吸収されるので、室内
に存在する、上記喫煙による臭気を減少させることもで
きる。また、上記粒状体は、消火時に流出するニコチン
などの着色物。

水分、水蒸気などを吸収するので、従来の灰皿のようＫ
、灰皿に強く汚れが固着したり、変色が生ずる恐れもほ
とんどない。

〈発明の実施例〉実施例　１第１図て本発明の一実施例を示ｇゝ上部が開放〃された容器ＩＫ、上記粒状体として１粒状のビルダーク
レイ（商品名）を入れたものである。ビルダークレイは
、上記クリストバライトを主成分とじ５　これに少量の
石英などを含んでいる。第１図に示したように、煙草３
の火のついた部分を、ビルダークレイ２の中に入れると
、上記のように、煙草３の火はほとんど瞬間的に消え５
臭気の発生や容器１の汚れは認められなかった。第１図
に示したように、上記容器１はふた４を有しているので
、容器１内の煙草３などは、外部からは全く見えず、不
快感を与える恐れはない。しかも、形状。

材料、模様あるいは色彩などを、従来の灰皿とは全く異
なるものとすることができ、家庭をはじめレストランも
しくはオフィスなど、多くの場所において、広く使用で
きる。ビルダークレイの代υに、活性炭、ゼオライト岩
もしくはけい藻土をそれぞれ使用した場合も同様の結果
が得られた。

実施例　２第２図は１本発明の他の実施例を示し、容器１′および
ふた４′の直径もしくは幅を上記実施例により小さくし
、これに実施例１と同じ粒状体２を入れたものである。

全体の高さは、煙草の長さより、若干大きい程度とする
のが適当である。底部にゴムなどからなる滑り止め５を
設ければ、このようであり、しかもふた付きであるため
、携滞用として特に便利である。この場合も、容器１′
やぶだ・１′の表面に彫刻、彩色もしくはメツキなどを
施すことばよって、日常携滞するのに好適なものとする
ことができる。

実施例　３第３図は、本発明のさらに他の実施例を示し、従来の灰
皿６中に、上記実施例１および２で用いたと同じ粒状体
２を入れたものである。本実施例しかし、火のついた煙
草／の先端を粒状体２の中に挿入すると、上記のように
火はほとんど瞬間的シて消え、不快な臭気もほとんど発
生しない。また、灰皿６の汚れも生じないので、従来の
灰皿において生じた不快感や不潔感は大幅に減少し、使
用後における煩雑な洗浄も不要である。

上記説明から明らかなように、本発明は粒子体を用いて
煙草の消火を行なう点に最大の特徴である。上記粒状体
は、比重が太きすぎると、煙草が挿入時に折れたり曲っ
たりすることがあり１反対に比重が小さすぎると、風で
飛散しやすくなるので、実用上不便である。検討の結果
、比重が１．３〜２．０程度の粒状体が実用上好適であ
ることが認められた。粒状体の好適な粒径は比重と関係
があるが、例えば１ＩＩＲψｘ２ｗＭψの円筒形のもの
などを用いて良好な結果が得られた。

きいときは、粒状体が動きやすいので、多量（深さ１５
１以上）入れてもよい。容器の直径がほぼ６０回より小
さいとき、もしくは深い容器を用いるときは、煙草は直
立となり、粒状体の移動が少ないので５粒状体の量があ
まり多いと、煙草の挿入が難しくなる。このような場合
は、粒状体の深さは、はぼ１５〜２０頷程度とするのが
好ましい。

上記粒状体としては、臭気成分をよく吸収する。

水分も吸収できる。毒性を有さない、水分の吸収によっ
て固化したり、べとついたりしない、などの性質を有し
ているものを使用できる。このよりな性質を有するもの
の最も代表的なものとしては、上記クリストバライト、
活性炭、ゼオライト岩およびけい藻土があり、これらを
単独もしくは複数組み合わせて使用できる。また、これ
らの材料にらかである。

また２本発明の特徴は、上記粒状体中に臭気発生物を挿
入して火を消し、消火時における臭気の発生を防止する
とともに、器具の汚れを防止するものである。従って、
本発明は灰皿以外にも、種々な適用が可能である。

〈発明の効果〉本発明によれば、煙草の火を安全確実に消火できる。消
火時における悪臭の発生を効果的に防止できる。器具の
汚れが生ぜず、煩雑な洗浄が不要となる。従来は不可能
であった高価な材料の使用や装飾、彩色、メツキあるい
はデザインなどが可能となり、多くの場所において、非
喫煙者に不快感を与えることなくに使用できるなど、従
来の灰皿では不可能であった多くの効果を得ることが可
能である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は、それぞれ、本発明の異なる実施例
を示す図である。１　、１．’　：容器、２′粒状体、３゛煙草、４．４
′：ふた、５：滑り止め、６　灰皿。 −Ａ＝Ｉｌ￥ｊ乍Ｌ（７）

Claims

【特許請求の範囲】１、上部が開放された容器内に無機粒状体からなる消火
剤が入れてある灰皿。２、上記無機粒状体は、クリストバライト、けい藻土、
活性炭およびゼオライト岩からなる群から選択された少
なくとも１種である特許請求の範囲第１項記載の灰皿。３、上記容器はふたを有している特許請求の範囲第１項
もしくは第２項記載の灰皿。