JPH02113152A - ボールスプラインとボールねじの複合構造 - Google Patents

ボールスプラインとボールねじの複合構造

Info

Publication number
JPH02113152A
JPH02113152A JP26142988A JP26142988A JPH02113152A JP H02113152 A JPH02113152 A JP H02113152A JP 26142988 A JP26142988 A JP 26142988A JP 26142988 A JP26142988 A JP 26142988A JP H02113152 A JPH02113152 A JP H02113152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw shaft
shaft
spline
ball
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26142988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2896677B2 (ja
Inventor
Masakazu Hayashi
正和 林
Mitsuyasu Tonokai
殿貝 光泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubaki Nakashima Co Ltd
Tsubakimoto Precision Products Co Ltd
Original Assignee
Tsubaki Nakashima Co Ltd
Tsubakimoto Precision Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubaki Nakashima Co Ltd, Tsubakimoto Precision Products Co Ltd filed Critical Tsubaki Nakashima Co Ltd
Priority to JP63261429A priority Critical patent/JP2896677B2/ja
Publication of JPH02113152A publication Critical patent/JPH02113152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2896677B2 publication Critical patent/JP2896677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転運動と直線運動を必要とする、例えば、
産業用ロボットに用いるのに好適な、ボールスプライン
とボールねじの複合構造に関するものである。
従来技術及びその課題 従来、この種装置の一例として、特開昭60−9342
号公報に記載のものがあるが、この装置のねじ軸は直線
運動するだけで回転運動ができないため、利用1i囲が
限定されるとともに、ボールねじとボールスプラインは
軸方向に一直線に設けられるので、ストロークに比して
全長が長くなる+1tl Jがある。
そこで、このような問題点に対処するものとして、特開
昭62−165057号公報に記載のものがあるが、こ
の装置は、ねじ軸にねじ溝とスプライン溝を形成すると
いう特殊な加工を施さなければならない問題点と、ねじ
軸の支持が中央部のみであるので、ねじ軸の、特に先端
荷重に対する変形が大きくなる問題点とを有している。
課題を解決するための手段 本発明は、回転自在に支持された中空のスプライン軸に
ボールを介して外筒が係合してなるボールスプラインと
、前記スプライン軸に移動自在に挿入されたねじ軸を回
転自在に支持されたボールナツトに螺合させてなるボー
ルねじとを有し、前記スプライン軸の長手方向に形成さ
れたスリットを貫通する連結部材により前記外筒と前記
ねじ軸とを結合したボールスプラインとボールねじの複
合構造により、前記課題を解決したものである。
作      用 ねじ軸は、連結部材によりボールスプラインの外筒に結
合されているので、スプライン軸とは一体的に回転する
スプライン輪番回転止めした状態で、ボールナツトを回
転させると、ねじ軸はスプライン軸により回転止めされ
るため、ポールナツトの回転運動がねじ軸の直線運動に
変換され、ねじ軸は回転しないでスプライン軸内を出没
(直線運動)する。
ポールナツトを回転止めした状態でスプライン軸を回転
させると、ねじ軸はスプライン軸によりポールナツトに
対して回転させられ、ポールナツトに対して出没する。
すなわち、ねじ軸はスプライン軸と一体に回転しながら
スプライン軸内を出没する。
スプライン軸とポールナツトの両方を同一方向に同朋回
転させると、ねじ軸、スプライン軸、ポールナツトは3
者一体に回転するので、ねじ軸は回転だけして出没しな
い。
実   施   例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明のボールスプラインとボールねじの複合構造10
は、ボールスプライン作動機構12と、ボールねし作動
機構13を結合させて構成されている。
まず、ボールスプライン作動機構12は、後述するボー
ルスプライン25を作動させるためのもので、機構全体
がフレーム20の片側にボルト21で固定されたカップ
状の支持枠22に支持されている。
スプライン軸23は中空であり、貢通孔23aにねじ軸
11が挿入され、外周23bにはねじ軸11の左端(第
1図の左側)を支持する外筒24が回転規制されて直線
移動するように嵌合している。
このスプライン軸23と外筒24で所謂ボールスプライ
ン25を構成している。このスプラインの嵌合状態は第
3図に示すようになっており、スプライン軸23の外周
23bの長手方向に突出形成された3本の突条23c、
23c、23cと。
外筒24内の長手方向に形成した負荷ボール溝24a、
24aとによって、複数の負荷ボール26゜26が夫々
の突条23cを両側から挾むように配置されている。外
筒24はボール26を介在してスプライン軸23上を円
滑に直線移動する。その際、ボール26はスプライン軸
23と外筒24との間に介在しているリテーナ27の外
周8927 aと、外筒24内周の無負荷ボール溝24
bとで形成されている戻り孔28に移動し、無限循環す
るようになっている。なお、このボールスプラインは一
例を示したもので、この外にも各種のものがあり、いず
れも使用可能である。
スプライン軸23(第1図)は、支持枠22に設けられ
た一対のボールベアリング30.30に密F111合し
ている鰐付きの筒体31に一体化されて回転自在に支持
されている。筒体31の右端部にはナツト32の締め付
けと、キー33とキー溝31aによりプーリ34が具え
られている。ナツト32の締め付は力は一対のベアリン
グ30,30にスラスト方向の予圧を与え、ベアリング
30゜30内の部品用後間の隙間を解消している。
プーリ34にはサーボモータ35の回転を伝達するタイ
ミングベルト36ががけである。
スプライン軸23の中間部の長手方向には、ねし軸11
の出没移動量に相当する長さを有するスリット40が3
本、120度間隔に形成されている(第1図には1本し
か表われていない、)。
スプライン軸23の左端には舌片41が設けられている
6舌片41はセンサ42に対向しスプライン軸23の回
転始点位置を定める。このセンサ42は、スプライン軸
23に平行なセンサ支持杆43の左端に具えられている
。センサ支持杆43は支持枠22に具えられている。
ボールねじ作動機構13は、後述するボールねじ52を
作動させるためのものである。
ねじ軸11は中空状になっており、外周に形成したねじ
溝11aに複数のボール(図面では1aだけ図示)50
を介在してボールナツト51に螺合している。このねじ
軸11とポールナツト51で所謂ボールねじ52を構成
している。ねじ軸11の貫通孔11bはねじ軸11の右
端に設けたアクチュエータA用のリード線(図示省略)
を案内している。
ポールナツト51は、一対のボールベアリング53.5
3の内輪に密着嵌合するように、ナツト54を締め付け
て取付けられる。
ボールベアリング53.53は、ボルト55によってフ
レーム20に取り付けたカップ状のボールナツト支持枠
56に密着収納され、この支持枠56にキャップ57を
取り付けるボルト58の締め付けによりスラスト方向の
予圧が加えられる。
従って、ポールナツト51は固定のフレーム20に対し
左右方向の移動が規制されて回転自在に支持される。
ポールナツト支持枠56の左側にはプーリ60がボルト
61により取り付けられている。
プーリ60にはサーボモータ62の回転を伝達するタイ
ミングベルト63がかけである。さらにプーリ60には
舌片64が設けられている。この舌片64は支持体22
に具えたフォトセンサ65とでポールナツト51の回転
始点位置を定める。
タイミングベルト63と、前述のタイミングベルト36
は減速比が同一になってお番ハボールナット51と、ス
プライン軸23は同期回転できるようになっている。
ねじ軸11の左端には3つの連結部材66a。
66b、66cが120度間隔で放射状に取付られてい
る。連結部材86a、66b、66cの外端は前記スプ
ライン軸23の3つのスリット40を夫々貫通して外筒
24に取り付けられている。
この連結部材66a、66b、66cと外筒24により
、ねじ軸11はスプライン軸23と一体に回転する。
なお、各連結部材66a、66b、66cには(第2図
)、取付部80a、80b、80cが外筒24の同一平
面に取り付けられるように、ねじ軸11に取り付ける孔
81a、81b、81cを形成したリング状部82a、
82b、82cが各部片毎に高さを異にして形成されて
いる。
ねじ軸11の移動始点位置はセンサ支持杆43に具えら
れた始点センサ67によって定められる。
また、ねじ軸11が所定の移動範囲以上に移動したとき
はオーバーランセンサ68,69によって検知される。
次に動作を説明すると、一方のサーボモータ35を通電
して停止させ、スプライン軸23を回転止めし他方のサ
ーボモータ62を回転させると、ベルト63とプーリ6
0を介してポールナツト51が回転する。ねじ軸11は
、スプライン軸23によって回転止めされているので、
ポールナツト51の回転運動がボール50とねじ溝11
aとの係合により直線運動に変換され、ねじ軸11はス
プライン軸23内を(回転せず)出没(m1図中矢矢印
の方向の直線運動)する。
ねじ軸11の出没にともなって、外筒24は前述のボー
ル26に案内されてスプライン軸23上を、連結部材6
6はスリット40内を、夫々ねじ軸11と一体に移動す
る。
従って、ねじ軸11はポールナツト51と外筒24の2
点で支持されて出没する。しかも、一方の支持点である
外筒24はねじ軸11と一体に移動するので、ねじ軸1
1の略々全長を出没移動量にすることができる。
次に、サーボモータ62を通電して停止させポールナツ
ト51を回転止めし、サーボモータ35のみを回転させ
ると、ベルト36とプーリ34を介してスプライン軸2
3が回転する(第1図中、矢印C方向)、ねじ軸11は
、連結部材66a。
66b、66cと外筒24とを介してスプライン軸23
と一体に回a(第1図中矢印Cの方向)する、従って、
回転停止しているポールナツト51によって、ねじ軸1
1は出没動作をすることになる。すなわち、ねじ軸11
は回転しながら、スプライン軸23内を出没する。
さらに、2台のサーボモータ35.62を同時に回転さ
せると、ねじ軸11、スプライン軸23゜ボールナツト
51の3者が同時に回転するが、この場合、前述のよう
に、各モータの回転数及び減速比は同じになっているの
で、ポールナツト51とねじ軸11との間に相対的回転
が生じないから、ねじ軸11は回転のみし、スプライン
軸23から出没することはない。
ねじ軸11の回転角、出没量は、各センサ42゜65.
67.68.69の検知により自動的に制御される。
なお、以上の実施例の2つのプーリ34,60は互いに
向いあうように配置されているが、何れか一方を支持枠
22,56の外側に、あるいは。
両方を外側に配置してもよい。
発  明  の  効  果 以上のように、本発明は、ねじ軸を中空のスプライン軸
に挿入し、ねじ軸は固定の支持点とねじ軸と一体に移動
する支持点との2点で支持される構造であるので、ねじ
軸の、特に先端荷重に対する変形が小さくなる。
しかも、ねじ軸にはねじ溝のみを形成すればよく、スプ
ライン溝は別の円筒面に設けられるから、ストロークに
対して全長が短くできるとともに、構造が簡単であり、
製造も容易になる。
なお、ボールスプラインとボールねじに予圧を与えるこ
とによって、剛性の高い、高精度の装置を実現できるこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例で、第1図は軸方同所面図、12
図は連M部材の斜視図、第3図は第1図中の3−3矢視
拡大断面図である。 11・・・ねじ軸 23・・・スプライン軸 24・・・外筒 25・・・ボールスプライン 40・・・スリット 51・・・ポールナツト 52・・ボールねじ 66 a 、 66 b 、 66 c一連結部材第2
図 80b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転自在に支持された中空のスプライン軸にボールを介
    して外筒が係合してなるボールスプラインと、 前記スプライン軸に移動自在に挿入されたねじ軸を回転
    自在に支持されたボールナットに螺合させてなるボール
    ねじとを有し、 前記スプライン軸の長手方向に形成されたスリットを貫
    通する連結部材により前記外筒と前記ねじ軸とを結合し
    たことを特徴とする、 ボールスプラインとボールねじの複合構造。
JP63261429A 1988-10-19 1988-10-19 ボールスプラインとボールねじの複合構造 Expired - Lifetime JP2896677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63261429A JP2896677B2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19 ボールスプラインとボールねじの複合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63261429A JP2896677B2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19 ボールスプラインとボールねじの複合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02113152A true JPH02113152A (ja) 1990-04-25
JP2896677B2 JP2896677B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=17361755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63261429A Expired - Lifetime JP2896677B2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19 ボールスプラインとボールねじの複合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2896677B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5769184A (en) * 1996-09-27 1998-06-23 Brooks Automation, Inc. Coaxial drive elevator
US5809829A (en) * 1996-11-25 1998-09-22 Amada Mfg America Inc. Ball screw and work feeding device using same
JP2006509979A (ja) * 2002-12-17 2006-03-23 アイエヌエイ−シャエフラー カーゲー 回転体ねじ機構付き駆動装置
WO2007034539A1 (ja) * 2005-09-20 2007-03-29 Toshiaki Shimada 産業用ロボット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155461A (ja) * 1984-08-27 1986-03-19 Masanobu Fukuzumi 直動形駆動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155461A (ja) * 1984-08-27 1986-03-19 Masanobu Fukuzumi 直動形駆動装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5769184A (en) * 1996-09-27 1998-06-23 Brooks Automation, Inc. Coaxial drive elevator
US5809829A (en) * 1996-11-25 1998-09-22 Amada Mfg America Inc. Ball screw and work feeding device using same
JP2006509979A (ja) * 2002-12-17 2006-03-23 アイエヌエイ−シャエフラー カーゲー 回転体ねじ機構付き駆動装置
WO2007034539A1 (ja) * 2005-09-20 2007-03-29 Toshiaki Shimada 産業用ロボット
JP4754572B2 (ja) * 2005-09-20 2011-08-24 利晃 島田 産業用ロボット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2896677B2 (ja) 1999-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5941128A (en) Machine tool having parallel structure
US5094118A (en) Splined ball screw assembly having a nested structure
US5129273A (en) Actuator
JPH0531683A (ja) 運動機構
JP2535248Y2 (ja) Xyテーブル装置
JP2781178B2 (ja) 駆動機構及びマニピュレータ
US5193408A (en) Actuator
US5540113A (en) Drive apparatus equipped with a ball screw
US4715241A (en) Mechanical linear drive system
JPH02113152A (ja) ボールスプラインとボールねじの複合構造
JPH02298445A (ja) 保持器のずれ防止装置つき薄肉形直動案内ユニット
JP2722345B2 (ja) 産業用ロボットの手首用2自由度駆動機構
JP4489199B2 (ja) リニアアクチュエータ
JP2003278873A (ja) 直線運動装置
JPH0738737Y2 (ja) ラックリニアガイド装置
JPH09229020A (ja) 位置検出器付きシリンダ
JP3080252B2 (ja) 直線作動ユニット
JPH0613401Y2 (ja) 一軸テーブル送り装置
JPH062446Y2 (ja) ボールネジ一体形モータ
JPH02269591A (ja) ロボット
JPH01206153A (ja) 直線送りの機構
JPH0523980A (ja) 直進ロボツト
JPH0737765Y2 (ja) ドリルユニット
JP4242630B2 (ja) テーブル可動型リニアアクチュエータ
JP2532934Y2 (ja) パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 10