JPH02112700A - 軸流フアンのブレード構造 - Google Patents

軸流フアンのブレード構造

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JPH02112700A
JPH02112700A JP26493488A JP26493488A JPH02112700A JP H02112700 A JPH02112700 A JP H02112700A JP 26493488 A JP26493488 A JP 26493488A JP 26493488 A JP26493488 A JP 26493488A JP H02112700 A JPH02112700 A JP H02112700A
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JP
Japan
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air
blade
suction
turning
blowing
Prior art date
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Application number
JP26493488A
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English (en)
Inventor
Masahiro Mochizuki
優宏 望月
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02112700A publication Critical patent/JPH02112700A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 各種電子機器に広く使用される軸流ファンのブレード構
造に関し、 軸流ファンの吸気側に障害物が存在しても風洞内の乱流
発生を防止して、送風効率の安定が図れる新しい軸流フ
ァンのブレード構造の提供を目的とし、 (1)回転羽根の送風面から吸引面へ空気を通過させる
少なくとも1本のスリットを、該回転羽根の回転中心に
対する放射線上で送風方向に対し一定角度で形成する。
(2)先端円周面が開口して内部に中空部を配設した回
転羽根に、吸引面より該中空部へ貫通する空気吸入孔を
該吸引面に複数個穿設する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種電子機器に広く使用される軸流ファンの
ブレード構造に関する。
最近、特に電算機システム等の機器においては、発熱量
の多いプリント仮ユニットおよび各種部品が高密度に装
着されて機器の内部温度が上昇が激しく上昇するので、
その筐体に複数個の軸流ファンを固着して丹部の冷気を
筐体内部に送り込むとともに、内部の空気を外部に排出
するように構成されている。しかるに、機器筐体に固着
した軸流ファンの前後にプリント板ユニット等が装着さ
れており、それが風洞内の流れに障害となって軸流ファ
ンの翼の後方で乱流が発生して送風効率を低下させてい
るため、乱流の発生を防止して安定した送風量が得られ
る新しい軸流ファンのブレード構造が要求されている。
〔従来の技術〕
従来広く使用されている軸流ファンのブレードは、第4
図(a)に示すように回転体2の円筒面に複数枚2例え
ば4枚のブレード1を等分割角度で固着して、軸流ファ
ンの図示していない風洞内でモータにより矢印A方向へ
一定の回転数で駆動した時に、(′b)図に示すように
前端で送風面1aと吸引面1bに分かれた空気がそれぞ
れ送風面1aと吸引面1bに沿った層流となり、後端で
合流した空気が(81図に示す矢印B方向への最大送風
量となる形状に送風面1aと吸引面1bが成形されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 以上説明した従来の軸流ファンのブレードで問題となる
のは、軸流ファンはその吸気側または送風側に障害物が
ないことを前提にして送風量が最大となるようにブレー
ドの形状を設定しているため、機器筐体に固着した軸流
ファンの吸気側にプリント板ユニット等が装着されてい
ると、その抵抗部材により風洞内への空気の流れが乱れ
るとともに吸入量が少な(なって、第5図に示すように
ブレードの前端で分かれた空気は吸引面1bの中間部よ
り層流が剥離して乱流状態が生じ、送風面la側を流れ
た空気は層流となるがブレード1の後端を過ぎた所で吸
引面lb側と合流して乱れ、その乱れにより軸流ファン
の送風効率を低下させているいう問題が生じている。
本発明は上記のような問題点に鑑み、軸流ファンの吸気
側に障害物が存在しても風洞内の乱流発生を防止して、
送風効率の安定が図れる新しい軸流ファンのブレード構
造の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1図に示すように回転体2に複数枚固着さ
れた各ブレード11の回転方向前縁および後縁に、回転
時そのブレード11の送風面11aから吸引面11bに
空気を通過させる一定幅のスリット11−1を、その回
転中心に対して放射線上で送風方向に対しそれぞれ一定
の角度で傾斜するように形成される。
また、第2図に示すように回転する先端の円周面が開口
して内部に中空部21cを設けたブレード21に、その
吸引面21bから前記該中空部21cに貫通する複数個
の空気吸入孔21−1を、そのブレード21の回転中心
に対する放射線上で前記吸引面21bの中間部より後縁
にかけて配列される。
〔作 用〕
本発明では、各ブレード11の回転方向前縁および後縁
に一定幅のスリット11−1を一定の傾斜角で形成して
風洞内で回転させると、第3図の(a)に示すように送
風面11a側を流れる空気が前縁と後縁に形成したスリ
ット11−2を通って吸引面11b側へ吹き出し、この
吹き出してくる空気はそのスリット11−1.11−2
より後部の吸引面11b上を速い速度で流れるため、吸
引面11b側を流れる層流の剥離が抑制されて乱流の発
生を防止することが可能となる。
また、円周面が開口した中空部2ICを設けて複数個の
空気吸入孔21−1を吸引面21bに配列したブレード
21を回転すると、第3図の(b)に示すように中空部
21cの内部に存在する空気が遠心力により開口部から
排出されて内部圧力が著しく低下し、これにより吸引面
21b上を流れる空気を空気吸入孔21−1より中空部
21cに吸い込んで円周面の開口部よりまた排出される
から、その吸い込まれる空気で吸引面21b側を流れる
空気の剥離が抑制されて乱流がなくなるために、吸気側
に障害物が存在しても安定した風量の送風が可能となる
〔実 施 例〕
以下第1図および第2図について本発明の実施例を説明
する。
第1図は本発明の第一実施例による軸流ファンのブレー
ド構造を示す斜視図、第2図は第二実施例の斜視図を示
し、図中において、第4図と同一部材には同一記号が付
しであるが、その他の11゜21は軸流ファンの風洞内
で回転することにより軸方向に送風するブレードである
ブレード11は、第1図に示すように矢印Aの回転方向
、即ち羽根の進行方向前縁と後縁に、回転時その送風面
11aから吸引面11bに空気を通過させる一定幅1例
えば3龍幅のスリン)ILIを、前記回転の中心に対し
て放射線上でスリン)1.1−1を形成する位置の送風
面11aに対し、それぞれ一定の角度2例えば15°で
傾斜するように配設した軽金属、或いは合成樹脂よりな
るものである。
ブレード21は、第2図に示すように矢印入方向に回転
する先端の円周面を開口させて、吸引面21bと送風面
21aが一定の強度となる肉厚で中空部21Cを設け、
その吸引面21bの中間部より後縁側の回転中心に対す
る放射線上に、前記中空部21の開口部と略等しい面積
となる数量の小径2例えば2龍の空気吸入孔21−1を
、吸引面21bがら前記該中空部21cに貫通させて配
列した同じく軽金属、或いは合成樹脂より形成したもの
である。
上記部材を使用した軸流ファンは、回転体2の円周面に
複数9例えば4枚のブレード11.または21を等分割
角度で固着し、その回転体2を図示していない風洞内に
配設したモータと直結して、そのモータを一定の回転数
で駆動することにより回転体2に固着したブレード11
.21を回転させ、それによりブレード11.21の回
転軸方向へ送風するよう構成されている。
その結果、回転方向前縁および後縁に一定幅のスリンI
−ILIを一定の傾斜角で形成したブレード11におい
ては、第3図の(alに示すように送風面11a側を流
れる空気がスリンl−11−2から吸引面11b側へ吹
き出してその吸引面11b上を速い速度で流れるため、
吸引面11b側を流れる層流の剥離が抑制されて乱流の
発生を防止することできる。
また、円周面が開口した中空部21cを設けて吸引面2
1bに空気吸入孔21−1を配列したブレード21にお
いては、(b)図に示すように中空部21cの空気が遠
心力により開口部から排出されて内部圧力が低下し、こ
れにより吸引面21b上を流れる空気を空気吸入孔21
−1より吸い込まれるので空気の剥離が抑制されて、吸
気側に障害物が存在しても安定した風量を送風すること
ができる。
以上、図示実施例に基づき説明したが、本発明は上記実
施例の態様のみに限定されるものでなく、例えば送風面
11aから吸引面1ibに空気を通過させるスリソ目1
−1は、ブレード11の前縁のみ、又は後縁のみに配設
しても良い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば極めて簡
単な構造で、乱流の発生が無くなって送風量が多くなる
等の利点があり、著しい経済的及び、信顛性向上の効果
が期待できる軸流ファンのブレード構造を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例による軸流ファンのブレー
ド構造を示す斜視図、 第2図は第二実施例による軸流ファンのブレード構造を
示す斜視図、 第3図は作用を説明する図、 第4図は従来の軸流ファンのブレード構造を示す斜視図
、 第5図は課題を説明する図である。 図において、 2は回転体、 11.21はブレード、 11a、21aは送風面、 11b、21bは吸引面、 11−1はスリット、 21cは中空部、 21−1は空気吸入孔、 を示す。 2回転停 本発明−せmlわ畑J列1: jj軸壕タヤ殉アL−ド
ル遣やぶ7糾技図第1図 オニ笑於伊11よT斜了!図 第2図 B (Q) Cb) 61東tsM3’R77>p7”L−)−メ1JEat
(21第4図 117’L−ド (Q) (b) イ¥月’)t−ffe耳1耳口3 G3図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転羽根(11)の送風面(11a)から吸引面
    (11b)へ空気を通過させる少なくとも1本のスリッ
    ト(11−1)を、該回転羽根(11)の回転中心に対
    する放射線上で送風方向に対し一定角度で形成してなる
    ことを特徴とする軸流フアンのブレード構造。
  2. (2)先端円周面が開口して内部に中空部(21c)を
    配設した回転羽根(21)に、吸引面(21b)より該
    中空部(21c)へ貫通する空気吸入孔(21−1)を
    、該吸引面(21b)に複数個穿設してなることを特徴
    とする第1項記載の軸流フアンのブレード構造。
JP26493488A 1988-10-19 1988-10-19 軸流フアンのブレード構造 Pending JPH02112700A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010046502A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Creaidea B.V. Propeller for gas displacement apparatus
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NL2004618C2 (en) 2010-04-27 2011-10-28 Brain Mining Factory B V Propeller for liquid displacement apparatus.
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