JPH02112546A - 建築化粧用ブロックとその製造方法 - Google Patents

建築化粧用ブロックとその製造方法

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JPH02112546A
JPH02112546A JP63264908A JP26490888A JPH02112546A JP H02112546 A JPH02112546 A JP H02112546A JP 63264908 A JP63264908 A JP 63264908A JP 26490888 A JP26490888 A JP 26490888A JP H02112546 A JPH02112546 A JP H02112546A
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JP
Japan
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resin
layer
base
resin layer
decorative
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Application number
JP63264908A
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English (en)
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Hideji Iwamoto
岩本 秀次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築化粧用ブロックとその製造方法、さらに
詳しくは、建築物の外壁や内壁を構成する建築化粧用ブ
ロックとその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、本発明に最も近似する先行技術として、本住出願
人による特開昭63−83353号公報所載の発明があ
る。
すなわち、この発明は、気泡コンクリートからなる母材
の表面に、セメント、モルタル等の無機質系塗装材から
なる下地層を形成し、その下地層の表面に金属層等の化
粧材を設けた構成からなるもので、気泡コンクリートの
気泡を被い隠すべく、上記化粧材によって高価な印象を
与える建築用ブロックを提供するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような建築化粧用ブロックには次
のような問題点が新たに生じていた。
(イ)すなわち、上記従来の建築化粧用ブロックにおけ
る化粧材は、無機質系塗装材の表面に金属を溶射して形
成されていたため、溶射による金属を均一な状態で付着
させることができず、よって、溶射面と下地層との付着
力を向上させることが新たな課題となっていた。
(ロ)又、気泡コンクリート自体水分を吸収し易く、そ
の水分が化粧材側へも浸透するおそれがあり、その結果
、化粧材を腐食させるおそれがあるという問題点があっ
た。
よって、建築化粧用ブロック全体についての防水効果は
未だ万全なものではなかった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とし
てなされたもので、防水効果を著しく良好とし、且つ溶
射面と下地層との付着力を向上させることを課題とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような課題を解決せんとして、建築化粧
用ブロックとその製造方法としてなされたもので、建築
化粧用ブロックとしての特徴は、気泡コンクリートから
なる母材1と、該母材1の表面側に形成された無機質系
塗装材からなる下地層3と、該下地層3の表面側に形成
された骨材8を含む樹脂層4と、該樹脂層4の表面側に
形成された金属層5等からなる化粧材とで一体的に構成
してなることにある。
又、製造方法としての特徴は、気泡コンクリートからな
る母材1の表面側に、無機質系塗装材を塗装して該無機
質系塗装材からなる下地層4を一体的に形成し、次に該
下地層4の表面側に、合成樹脂を塗着するとともに、そ
の合成樹脂の硬化前に骨材8を散布してその骨材8を含
む樹脂層4を形成し、その後、該樹脂層4の表面に金属
等を溶射して金属層5等からなる化粧材を一体的に形成
して製造することにある。
(作用) すなわち、化粧材と下地層3との間に上記のような樹脂
層が設けられているため、この1肘脂層4によって、表
面からの下地層3や母材1側への水分や湿気の浸透が阻
止されることとなる。
又、このような樹脂層4により、下地層3と化粧材間の
付着力が非常に良好となる。
特に、樹脂層4には、その硬化前に骨材8が散布されて
牛肘脂層4に含有されてなるため、この骨材によって樹
脂層4と下地層3との付着力が一層良好となるのである
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面に従って説明する
先ず、−例としての建築化粧用ブロックの製造方法につ
いて説明する。
先ず、セメントと珪酸質微粉とに水を加えてスラリ状と
したものを所定の型枠に流し込み、発泡剤によって膨張
させて成形した第1図に示すような無数の気泡2を有す
る気泡コンクリート(一般にALCと称される)からな
る母材1を準備する。
次に、若干量の樹脂を含む水を母材1の表面に散布して
いわゆるシーラ処理を行った後、第2図のように、前記
母材1の表面にモルタルを塗装して下地層3を形成する
次に、前記モルタルが硬化した後、第3図のように、前
記下地層3の表面にエポキシ樹脂を塗布して樹脂層4を
形成する。
そして、その樹脂層4を構成するエポキシ樹脂が硬化す
る前に、第4図に示すように骨材8を前記樹脂層4の表
面に吹き付ける。
次に、エポキシ樹脂が硬化した後に、前記樹脂層4の表
面に銅を溶射して、該樹脂層4の表面に化粧用としての
金属層5を形成する。
すなわち、溶射によって形成されるために、金属層5は
樹脂層4の表面に完全一体化されるのである。
この場合、前記樹脂層4を介して下地層3と金属層5が
付着されているため、上記金属層5は上記下地層4に確
実に密着することとなる。
その後、該金属層5の表面にポリウレタンからなる樹脂
塗料を塗装して該金属層5の表面に仕上材6を設ける。
このようにして、母材1、下地層3、樹脂層4、金属層
5、及び仕上材6によって一体形成された建築化粧用ブ
ロック7の製造が完成するのである。
そして、このようにして製造された建築化粧用ブロック
7は、気泡コンクリート(A L C)からなる母材1
と、その母材1の表面に形成されたモルタルからなる下
地層3と、該下地層3の表面に形成された樹脂層4と、
該+i脂層4の表面に銅の溶射によって形成された金属
層5と、ポリウレタンからなる仕上材6とで一体的に構
成されたものである。
すなわち、このような構成からなる建築化粧用ブロック
において、金属層5と下地層3間には上記のようなエポ
キシ1M脂からなる樹脂層4が介装されているため、こ
の樹脂層4によって下地層3と金属層5との付着力が非
常に良好となる。特に、上記(樹脂層4には骨材8が含
有されているため、この骨材によって付着力が一層良好
となるのである。
又、この樹脂層4によって、裏面側からの水や湿気の浸
透も防止されるのである。従って、金属層5は、この樹
脂層4と前記仕上材6とによって表裏両面側において水
、湿気の浸透、錆の発生等から保護されることとなるの
である。
尚、上記実施例では、樹脂層4を構成する樹脂として、
エポキシ樹脂を使用してなるが、このIM脂の種類は必
ずしもエポキシ樹脂に限定されるものではなく、要は、
合成樹脂によって(肘脂層4か構成されていればよいの
である。
又、上記のような樹脂層4を構成する合成樹脂に炭酸カ
ルシウム又はセメントを予め混入しておくことも可能で
あり、この場合には、樹脂を母材1に塗布する際に、樹
脂が弾かれて離散するのを防止できるという利点がある
。又、樹脂に対する増量的な効果も有する。
さらに、該実施例では、下地層3を構成する無機質系塗
装材として、モルタルが使用されているが、無機質系塗
装材の種類も決してこれに限定されるものではなく、た
とえばセメント等のものであってもよい。
さらに、該実施例では銅の溶射によって金属層5を形成
してなるが、金属層5を形成する金属の種類も銅に限定
されず、たとえば亜鉛等のものであってもよく、その種
類は問わない。
さらに、上記実施例では金属層5の表面に仕上材8を設
けたため、耐候性、耐水性及び耐食性が向上するという
効果が得られたが、この仕上材6を設けることは条件で
はない。
さらに、上記実施例の製造方法においては、下地層3に
エポキシ樹脂を塗布して樹脂層4を形成してなるが、I
M樹脂層の形成は該実施例のような塗布による手段に限
らず、たとえば吹き付けによって形成してもよい。
さらに、骨材8を樹脂層4中に設ける手段も該実施例の
ような吹き付けによる手段に限らず、これ以外の手段に
よって設けてもよい。
又、該実施例では、無機質系塗装材を母材1に塗装する
前に、予め上記のようなシーラ処理を行ったため、無機
質系塗装材の母材1に対する付着力が良好になるという
奸ましい効果が得られたか、このようなシーラ処理を行
うことは条件ではない。
尚、金属層5を形成する前に、低融点の合金材を樹脂層
4の表面に設けておいてもよく、この場合には、金属の
溶射が一層容易に行えるという利点がある。
又、化粧材の材質も該実施例のような金属に限らず、た
とえばセラミックであってもよい。
(発明の効果) (イ)斜上のように、本発明は金属層等からなる化粧材
と無機質系塗装材からなる下地層間に樹脂層を介装せし
めたため、その樹脂層によって裏面側すなわち母材や下
地層からの化粧材側への水分の浸透が阻止され、よって
化粧材に対する防水効果か従来に比べて著しく良好にな
るという顕著な効果を有するに至った。
(ロ)しかも、上記のような樹脂層の介装によって、化
粧材と下地層との付着力が従来に比べて著しく向上する
という効果を得た。
特に、上記樹脂層には、骨材が含有されているため、こ
の骨材によって上北付着力が一層良好になるという利点
がある。
(ハ)さらに、樹脂層に骨材が含有されてなるため、こ
の骨材によって樹脂が増量され、樹脂の量を節減できる
という利点がある。
(ニ)又、骨材は樹脂の硬化前に散布されるため、樹脂
中に確実に混入されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例としての母材を示す断面図。 第2図は下地層を形成する工程を示す断面図。 第3図は樹脂層を形成する工程を示す断面図。 第4図は骨材を吹き付ける工程を示す断面図。 第5図は金属層を形成する工程を示す断面図。 第6図は仕上材を設ける工程を示す断面図。 1・・・母材 4・・・樹脂層 3・・・下地層 5・・・金属層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、気泡コンクリートからなる母材1と、該母材1の表
    面側に形成された無機質系塗装材からなる下地層3と、
    該下地層3の表面側に形成された骨材8を含む樹脂層4
    と、該樹脂層4の表面側に形成された金属層5等からな
    る化粧材とで一体的に構成してなることを特徴とする建
    築化粧用ブロック。 2、前記無機質系塗装材がモルタルである特許請求の範
    囲第1項記載の建築化粧用ブロック。 3、前記樹脂層4を構成する合成樹脂が、エポキシ樹脂
    である特許請求の範囲第1項記載の建築化粧用ブロック
    。 4、前記樹脂層4に炭酸カルシウム又はセメントが混入
    されてなる特許請求の範囲第1項記載の建築化粧用ブロ
    ック。 5、気泡コンクリートからなる母材1の表面側に、無機
    質系塗装材を塗装して該無機質系塗装材からなる下地層
    3を一体的に形成し、次に該下地層3の表面側に、合成
    樹脂を塗着するとともに、その合成樹脂の硬化前に骨材
    8を散布してその骨材8を含む樹脂層4を形成し、その
    後、該樹脂層4の表面に金属等を溶射して金属層5等か
    らなる化粧材を一体的に形成して製造することを特徴と
    する建築化粧用ブロックの製造方法。
JP63264908A 1988-10-20 1988-10-20 建築化粧用ブロックとその製造方法 Pending JPH02112546A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04107254A (ja) * 1990-08-29 1992-04-08 Ohbayashi Corp コンクリートライニングの施工方法

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