JPH02110716A - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH02110716A
JPH02110716A JP26441488A JP26441488A JPH02110716A JP H02110716 A JPH02110716 A JP H02110716A JP 26441488 A JP26441488 A JP 26441488A JP 26441488 A JP26441488 A JP 26441488A JP H02110716 A JPH02110716 A JP H02110716A
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JP
Japan
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temperature
opening
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JP26441488A
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English (en)
Inventor
Tsugio Kumaki
熊木 亜夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は石油化学をはじめ、その他一般分野で行なわれ
るバッチプロセスにおいて、原料温度を熱媒体および冷
媒体によって制御するようにした温度制御装置の改良に
関する。
(従来の技術) 従来から、石油化学をはじめ、その他一般分野で行なわ
れるバッチプロセスにおいては、原料温度を熱媒体およ
び冷媒体によって制御する温度制御装置が採用されてい
る。この温度制御装置は、熱媒体用調節弁と冷媒体用調
節弁とからなるスプリットバルブを単一の操作出力にて
制御することにより、熱媒体、冷媒体の供給量を調節し
てバッチプロセスの原料温度を制御するものである。
第6図は、この種の従来の温度制御装置の一例を示す構
成図である。第6図において、熱媒体ライン1および冷
媒体ライン2により、図示しないバッチプロセスの原料
タンクへ、スチーム等の熱媒体Hおよび冷水等の冷媒体
Cが供給されるようになっている。また、熱媒体ライン
1および冷媒体ライン2には、熱媒体用調節弁3および
冷媒体用調節弁4が設けられている。さらに、原料温度
を温度検出器5にて検出し、温度調節器6でこの検出温
度が所定の目標温度となるように比例・積分・微分(P
ID)調節演算を行なって操作出力を得、これにより熱
媒体用調節弁3および冷媒体用調節弁4を制御するよう
に構成されている。ここで、熱媒体用調節弁3は第7図
に示すように、操作出力が0〜50%の冷却域において
は全閉、50〜100%の加熱域においてはリニアに0
〜100%の開度となるバルブ特性を有するものである
。また、冷媒体用調節弁4は同様に、操作出力が0〜5
0%の冷却域においては100〜0%の開度、50〜1
00%の加熱域においては全閉となるバルブ特性を有す
るものである。
ところで、このような従来の温度制御装置においては、
温度調節器6からの操作出力に対して、操作出力が0〜
50%の冷却域では冷媒体用調節弁4が100〜O%の
開度に、また操作出力が50〜100%の加熱域では熱
媒体用調節弁3が0〜100%の開度にそれぞれ制御さ
れる。すなわち、温度調節器6からの操作出力が1%だ
け変化すると、各々の調節弁の開度は296だけ変化す
ることになり、通常の調節器の操作出力と弁開度の1対
1の組合わせの制御装置に比較して、分解能つまり精度
が2分の1となり、結果的に制御性が低下することにな
る。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来のこの種の温度制御装置では、精度
が悪く制御性が低いという問題があった。
本発明の1」的は、精度を高めて制御性を向上させるこ
とか可能な温度制御装置を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明の温度制御装置は、
バッチプロセスの原料温度と目標温度との偏差に基つき
、比例・積分等の調節演算を行なって操作出力を得る調
節演算手段と、調節演算手段による今回の操作出力と前
回の操作出力とを加算合成する加算手段と、加算手段か
らの操作出力を各別に入力し、当該操作出力が0〜10
0%の時50〜100%の開度出力および0〜50%の
開度出力をそれぞれ得る第1の熱媒体用および冷媒体用
関数発生手段と、調節演算手段による前回の操作出力を
各別に入力し、当該操作出力が50〜100%の時0〜
100%の開度出力および0〜50%の時100〜O%
の開度出力をそれぞれ得る第2の熱媒体用および冷媒体
用関数発生手段と、バッチプロセスの原料温度と目標温
度との偏差の正負を判定する正負判定手段と、第1の熱
媒体用および冷媒体用関数発生手段からの各々の出力を
入力とし、正負判定手段による判定結果に基づいてその
いずれか一方をスプリットバルブへの最終的な操作出力
として切換え送出する第1の切換手段と、第2の熱媒体
用および冷媒体用関数発生手段からの各々の出力を入力
とし、正負判足手段による判定結果に基づいてそのいず
れか一方を加算手段への前回の操作出力とじて切換え送
出する第2の切換手段とを備えて構成している。
(作用) 従って、本発明では以上のような手段を備えたことによ
り、バッチプロセスの原料温度と目標温度との偏差の正
負に基づき、今回の操作出力と前回の操作出力とを加算
合成する加算手段からの操作出力が0〜100%の時、
50〜100%の開度出力が熱媒体用調節弁に与えられ
、また0〜50%の開度出力が冷媒体用調節弁に与えら
れる。
そしてこの場合、操作出力が1%だけ変化すると弁開度
が0.5%たけ変化することにより、分解能すなわち精
度が従来の4倍となって制御性を向上することか可能と
なる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明によるバッチプロセス用の温度制御装
置の構成例を示す機能ブロック図であり、第6図と同一
部分には同一符号を付して示している。第1図において
、熱媒体ライン]および冷媒体ライン2により、バッチ
プロセスの原料タンクの加熱・冷却部7へ、スチーム等
の熱媒体Hおよび冷水等の冷媒体Cを供給するようにし
ている。
また、熱媒体ライン1および冷媒体ライン2には、熱媒
体用調節弁3および冷媒体用調節弁4を設けている。さ
らに、原料タンクの原料収容部8に温度検出器5を設け
、原料温度PVを検出するようにしている。ここで、熱
媒体用調節弁3は前述同様に、操作出力が0〜50%の
冷却域においては全閉、50〜100%の加熱域におい
てはリニアに0〜100%の開度となるバルブ特性を有
し、また冷媒体用調節弁4は同様に、操作出力が0〜5
0%の冷却域においては100−0%の開W、50〜1
00%の加熱域においては全閉となるバルブ特性を有す
るものである。
一方、減算器9は、温度検出器5による検出温度PVと
目標温度SVとの温度偏差(SV−PV)を算出するも
のである。また、比例・積分・微分(PID)調節演算
器10は、減算器9からの温度偏差に基づき、比例・積
分・微分の調節演算を行なって操作出力ΔM V nを
得るものである。さらに、加算器11は、比例・積分・
微分調節演算器10による今回の操作出力ΔM V n
と、前回の操作出力M V n−1とを加算合成して操
作出力M V n  (= M V n−1+ΔMVn
 )を得るものである。
一方、第1の熱媒体用関数発生器12および第1の冷媒
体用関数発生器13は、加算器11からの操作出力M 
V nを各別に入力し、それぞれ第2図および第3図に
示す如く、当該操作出力M V nが0〜1゛00%の
時50〜100%の開度出力および0〜50%の開度出
力をそれぞれ得るものである。また、第2の熱媒体用関
数発生器14および第2の冷媒体用関数発生器15は、
比例・積分・微分調節演算器10による前回の操作出力
M V n−、を各別に入力し、それぞれ第4図および
第5図に示す如く、当該操作出力MVn−1が50〜1
00%の時0〜100%の開度出力および0〜50%の
時100〜0%の開度出力をそれぞれ得るものである。
一方、正負判定器16は、温度検出器5による検出温度
PVと目標温度SVとの温度偏差(SVPv)の正負を
判定するものである。また、第1の切換器17は、第1
の熱媒体用および冷媒体用関数発生器12および13か
らの各々の出力を入力とし、正負判定器16による正ま
たは負の判定結果に基づいて、そのいずれか一方を熱媒
体用調節弁3および冷媒体用調節弁4への最終的な操作
出力として切換え送出するものである。さらに、第2の
切換器18は、第2の熱媒体用および冷媒体用関数発生
器14および15からの各々の出力を入力とし、正負判
定器16による正または負の判定結果に基づいて、その
いずれが一方を加算器11への前回の操作出力として切
換え送出するものである。
次に、以上のように構成した温度制御装置の作用につい
て説明する。
第1図において、減算器9では、温度検出器5からの検
出温度PVと目標温度SVとの温度偏差(sv−pv)
が算出される。この温度偏差は比例・積分・微分調節演
算器10に入力され、当該温度偏差に基づき比例・積分
・微分の調節演算を行なって操作出力ΔM V nが得
られ、加算器11へその加算要素として入力される。一
方、第2の熱媒体用関数発生器14および第2の冷媒体
用関数発生器15には、比例・積分・微分調節演算器1
0による前回の操作出力MVn−1がそれぞれ入力され
、第2の熱媒体用関数発生器14では当該操作出力MV
n−1が50〜100%の時0〜100%の開度出力が
、また第2の冷媒体用関数発生器では当該操作出力MV
n−1が0〜50%の時100〜0%の開度出力がそれ
ぞれ得られる。
これらの開度出力は第2の切換器18に入力され、その
いずれか一方が加算器11へ、その加算要素(前回の操
作出力)として入力される。すると加算器11では、比
例・積分・微分調節演算器10からの今回の操作出力Δ
M V nと、第2の切換器18からの前回の操作出力
MVn−1とが加算合成して、操作出力MVn  (=
MVn−1+ΔMVn)が得られる。
次に、加算器11からの操作出力M V nは、第1の
熱媒体用関数発生器12および第1の冷媒体用関数発生
器13にそれぞれ入力され、第1の熱媒体用関数発生器
12では当該操作出力M V nが0〜100%の時5
0〜100%の開度出力が、また第1の冷媒体用関数発
生器13では当該操作出力M V nが0〜100%の
時0〜50%の開度出力がそれぞれ得られる。これらの
開度出力は第1の切換器17に入力され、そのいずれか
一方が熱媒体用調節弁3および冷媒体用調節弁4へ、そ
の最終的な操作出力として与えられる。
この場合、第1の切換器17および第2の切換器18に
おける出力の切換えは、正負判定器16による正または
負の判定結果に基づいて行なわれる。すなわち、正負判
定器16では、温度検出器5による検出温度PVと目標
温度S■との温度偏差(SV−PV)の正負の判定が行
なわれる。この結果、温度偏差が正(SV−PV>0)
である場合には、検出温度PVが目標温度S■よりも低
く加熱する必要があるため、第1の切換器17において
は第1の熱媒体用関数発生器12からの出力が、また第
2の切換器18においては第2の熱媒体用関数発生器1
4からの出力がそれぞれバンプレスに切換えて送出され
る。逆に、温度偏差が負(SV−PV<0)である場合
には、検出温度PVが目標温度Svよりも高く冷却する
必要があるため、第1の切換器17においては第2の冷
媒体用関数発生器13からの出力が、また第2の切換器
18においては第2の冷媒体用関数発生器15からの出
力がそれぞれバンプレスに切換えて送出される。
上述したように、本実施例によるバッチプロセス用の温
度制御装置においては、従来操作出力が1%だけ変化す
ると弁開度が2%だけ変化するのに比較して、操作出力
が1%だけ変化すると弁開度が0.5%だけ変化するた
め、分解能すなわち精度が従来の4倍となって制御性を
大幅に向上することが可能となる。
尚、上記実施例では、第1の切換器17および第2の切
換器18における出力の切換えを、検出温度PVと目標
温度SVとの温度偏差(SV−PV)の正負の判定結果
に基づいて行なったが、これに限らず検出温度PVと目
標温度S■との温度偏差(SV−PV)の変化率の正負
の判定結果に基づいて行なうようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、精度を高めて制御
性を向上させることが可能な信頼性の高い温度制御装置
が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による温度制御装置の一実施例を示す機
能ブロック図、第2図ないし第5図は同実施例における
関数発生器の特性をそれぞれ説明するための図、第6図
は従来の温度制御装置の一例を示す構成図、第7図は第
6図における操作出力と弁開度との関係を示す図である
。 1・・・熱媒体ライン、2・・・冷媒体ライン、3・・
・熱媒体用調節弁、4・・・冷媒体用調節弁、5・・・
温度検山型、7・・・加熱・冷却部、8・・原料収容部
、9・・・減算器、10・・・比例・積分・微分調節演
算器、11・・加算器、12・・・第1の熱媒体用関数
発生器、13・・・第1の冷媒体用関数発生器、14・
・・第2の熱媒体用関数発生器、15・・・第2の冷媒
体用関数発生器、16・・・正負判定器、17・・・第
1の切換器、18・第2の切換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  操作出力が0〜50%の冷却域で全閉、50〜100
    %の加熱域で0〜100%の開度となる熱媒体用調節弁
    と、操作出力が0〜50%の冷却域で100〜0%の開
    度、50〜100%の加熱域で全閉となる冷媒体用調節
    弁とからなるスプリットバルブを単一の操作出力にて制
    御し、熱媒体、冷媒体の供給量を調節してバッチプロセ
    スの原料温度を制御する温度制御装置において、前記原
    料の温度と目標温度との偏差に基づき、比例・積分等の
    調節演算を行なって操作出力を得る調節演算手段と、前
    記調節演算手段による今回の操作出力と前回の操作出力
    とを加算合成する加算手段と、前記加算手段からの操作
    出力を各別に入力し、当該操作出力が0〜100%の時
    50〜100%の開度出力および0〜50%の開度出力
    をそれぞれ得る第1の熱媒体用および冷媒体用関数発生
    手段と、前記調節演算手段による前回の操作出力を各別
    に入力し、当該操作出力が50〜100%の時0〜10
    0%の開度出力および0〜50%の時100〜0%の開
    度出力をそれぞれ得る第2の熱媒体用および冷媒体用関
    数発生手段と、前記原料の温度と目標温度との偏差の正
    負を判定する正負判定手段と、前記第1の熱媒体用およ
    び冷媒体用関数発生手段からの各々の出力を入力とし、
    前記正負判定手段による判定結果に基づいてそのいずれ
    か一方を前記スプリットバルブへの最終的な操作出力と
    して切換え送出する第1の切換手段と、前記第2の熱媒
    体用および冷媒体用関数発生手段からの各々の出力を入
    力とし、前記正負判定手段による判定結果に基づいてそ
    のいずれか一方を前記加算手段への前回の操作出力とし
    て切換え送出する第2の切換手段とを備えて成ることを
    特徴とする温度制御装置。
JP26441488A 1988-10-20 1988-10-20 温度制御装置 Pending JPH02110716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147005A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Honda Motor Co Ltd 水素充填装置及び水素充填方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007147005A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Honda Motor Co Ltd 水素充填装置及び水素充填方法

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