JPH0211044Y2 - - Google Patents

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JPH0211044Y2
JPH0211044Y2 JP1984060515U JP6051584U JPH0211044Y2 JP H0211044 Y2 JPH0211044 Y2 JP H0211044Y2 JP 1984060515 U JP1984060515 U JP 1984060515U JP 6051584 U JP6051584 U JP 6051584U JP H0211044 Y2 JPH0211044 Y2 JP H0211044Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は内視鏡に係り、挿入部先端に固体撮像
素子を設け、該固体撮像素子から得られる映像信
号に基づいて被写体をテレビ画面等に表示して観
察する内視鏡に関する。
〔考案の背景〕
従来の内視鏡の多くは像伝送用のオプチカルフ
アイバー束の両端部に対物レンズと接眼レンズと
を配置し、対物レンズを経て被写体の像をオプチ
カルフアイバー束の一端面に結像させ、オプチカ
ルフアイバー内を伝送されて他端面に現れる伝送
像を接眼レンズを介して観察するようになつてい
る。即ち、従来の内視鏡は第1図に示すように、
操作部本体10と、この操作部本体10に連接し
て設けられ体内等の深奥部内に挿入する可撓性の
挿入部12と、この内視鏡に必要な光源その他各
種制御機構を内蔵する制御装置14とを連結する
連結部16とから構成されている。
このようなオプチカルフアイバー内を伝送され
て来る伝送像を接眼レンズを介して観察する形式
の内視鏡に於いては、必然的にその操作部本体1
0は術者が片手で杷持することが可能な把持部
と、この把持部の上方に位置して操作部本体10
の最上端に設けられる接眼部とから形成される。
すなわち第2図に示すように操作部本体10の下
端部には挿入部12の後端と接続される把持部1
0Aが形成され、更に操作部本体10の上部には
接眼レンズを含む接眼部17が設けられている。
また操作部本体の前面には送気送水用の第1の操
作ボタン18並びに吸引用の第2の操作ボタン2
0が設けられている。このような構成にあつて内
視鏡の操作部に於いては、術者は第2図に示すよ
うに左手の中指22A、薬指22B、小指22C
で操作部本体10の把持部10Aを把持し、接眼
部17を覗きながら人指し指22Dで第1、第2
の操作ボタン18,20の操作を行なう。
しかしながら第1図、第2図に示す従来の内視
鏡に於いては、接眼部17を術者が覗き込む関係
上、操作部本体10を顔を近づけるように腕を持
上げた状態で観察するか、若しくは身体を前方に
折曲げて顔を操作部の接眼部17に近づけて観察
するかのいづれかである。従つて術者が無理な姿
勢で観察することになるので、観察が長時間にわ
たる場合には術者の腕、腰等に痺れ等が発生し、
好ましくない。
また、特開昭59−139235号公報には、接眼部に
目を付けて見るタイプの内視鏡で、ピストル型グ
リツプの内視鏡が提案されている。この内視鏡も
接眼タイプのもので前記第1図、第2図の内視鏡
と同様に接眼部を術者が覗き込む関係上、接眼部
を顔に近づけるように腕を持ち上げた状態で観察
するか、若しくは身体を前方に折曲げて顔を操作
部の接眼部に近づけて観察するかのいづれかであ
り、術者が無理な姿勢で観察する。また、特開昭
59−139235号公報の内視鏡のピストル型グリツプ
は、グリツプと接続部とが直交している為に親指
の自由度が少なく、アングル操作ノブの操作が難
しい欠点がある。この為アングル操作ノブと操作
ボタンの操作は片手でできない欠点がある。
一方、最近の内視鏡に於いては、CCD、MOS
型イメージセンサ等の固体撮像素子を内視鏡の挿
入部先端に設け、この固体撮像素子から得られる
被写体の映像信号を制御装置を介してモニタテレ
ビ画面等に映し出し、被写体を観察するようにし
た形式の内視鏡が提案されている。このような形
式の内視鏡に於いてはオプチカルフアイバー内の
伝送像を観察していた形式の内視鏡と異なり、接
眼部17が不要となるため、操作部の構造上の制
約が無くなり、その操作部自体の形状も長時間の
操作に於いても疲労が少なく、扱い易い形状の操
作部の出現が望まれる。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、長時間の使用に於いても疲労が少なく、操作
部の操作ボタンの扱いが操作し易い、内視鏡を提
案することを目的としている。
〔考案の概要〕
本考案は、内視鏡の操作部本体が、挿入部後端
と同一軸線上で連なる接続部と、その中心軸が接
続部の中心軸と角度θ傾くように構成され親指以
外の指により把持される把持部とで略ピストル形
に構成されているので、楽な姿勢で操作部を把持
することができ、長時間の使用に於いても疲労が
少ない。また操作ボタンは操作部本体の上側面
に、把持部の中心軸から後方に向けて計つた角度
が180゜−θ/2の範囲で配置されているので術者
が親指で簡単に操作することができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係る内視鏡の好
ましい実施例を詳説する。
第3図は本考案に係る内視鏡の概略構造が示さ
れ、30は操作部、32は制御装置、34はモニ
タテレビである。挿入部36の先端には固体撮像
素子37が設けられ、制御装置32はライトガイ
ドに光を供給するランプ、固体撮像素子37に駆
動信号を供給すると共に固体撮像素子37から得
られる映像信号を処理する処理部、電源等を備え
ている。モニタテレビ34は、挿入部36の先端
の固体撮像素子37から得られる映像信号を制御
装置32を介して画面に表示する。尚、内視鏡の
固体撮像素子のリード線が接続されるコネクタ3
8は制御装置32のソケツト40に接続され、ラ
イトガイド等を含むプラグ42はソケツト44に
接続される。
第4図では本考案に係る内視鏡の操作部30の
全体構造が示され、操作部30の操作部本体46
は接続部48と把持部50とから構成される。把
持部50の中心軸X−X線は接続部48の中心軸
Y−Y線に対して所定角度θだけ傾けて構成さ
れ、従つて操作部本体46は全体として略ピスト
ル形状に構成されていることになる。θは好まし
くは90゜以上で180゜以内に設定される。挿入部3
6は接続部48の中心軸Y−Y線と同軸上に連結
され、その後端が接続部48の先端部49に取付
けられる。この挿入部36には図示しないがオプ
チカルフアイバー束から成るライトガイド、固体
撮像素子37と接続されるリード線、送気送水用
パイプ等が配列されている。一方把持部50の下
面52には制御装置32と接続されるケーブル5
4が設けられ、このケーブル54は接続部48の
中心軸Y−Y線に対して直角方向に垂下してい
る。
操作部本体46の上側面58に於いては、接続
部48の後端部付近に前後に並列に起立して、送
気送水用の第1の操作ボタン64と吸引用の第2
の操作ボタン66とが設けられている。第1の操
作ボタン64は図示しない弁装置を操作するもの
で、その指当て部64Aに親指80の指先の腹を
当てて押し込まれ、押込み量に応じて送気と送水
が切替わるようになつている。同様に第2の操作
ボタン66も親指80の指先で押し込み操作する
ことにより吸引作動させることができる。この操
作ボタン64,66は中心軸Y−Y線から接続部
48の後部側に向けて(中心軸Y−Y線から反時
計方向に)計つた角度で0゜から180゜−θ/2の範
囲に設けられる。即ち、操作部本体46をピスト
ルに見立てると操作ボタン64,66は恰もピス
トルの撃鉄相当部位に位置することになる。従つ
て、この範囲に操作ボタン64,66が設けられ
ると図に示すように把持部50を人指し指67、
中指68、薬指70、小指72で把持した場合
に、親指80によつて操作ボタン64、66の操
作が極めて容易に行なえる。
操作部本体46にはアングル用操作ノブ76が
設けられ、この操作ノブ76は軸78を中心に回
動自在である。このアングル用操作ノブ76は図
に示すように操作ボタン64、66から外した親
指80により時計方向若しくは反時計方向に回動
操作され、操作部本体46内に設置した図示しな
いアングル操作機構のドラムを回転駆動し、挿入
部36内に挿通した操作ワイヤを進退させること
により、固体撮像素子37を含む挿入部36の先
端の湾曲方向を変え得るようになつている。
更に接続部48の先端部49上面には処置具口
82が設けられている。この処置具口82はキヤ
ツプ84を取外し、鉗子などの処置具を挿入部3
6内の挿通用パイプに出入れするようになつてい
る。
前記の如く構成された本考案に係る内視鏡の実
施例の作用は次の通りである。先ず術者は把持部
50を人指し指67、中指68、薬指70、小指
72で把持し、把持部50を把持した腕の上腕と
下腕とを直角に折曲げ、上腕を術者の脇腹に当
て、手首の部分を安定させる。次にモニターテレ
ビ34を観察しながら操作ノブ76を回動し挿入
部36の先端部を観察位置に向ける。また操作ボ
タン64,66を必要に応じて親指80で操作
し、送水操作、送気操作、吸引操作を行なう。更
に必要に応じて処置具口82から鉗子等を挿入
し、患部の肉片の採取等を行なう。
前記実施例では操作部本体46に2個の操作ボ
タン64,66を設けた場合に着いて説明した
が、本考案では3個以上の操作ボタンを設けるよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る内視鏡によ
れば、別設のモニタで観察しながら操作するの
で、内視鏡はハンドダウンの姿勢で操作できる利
点がある。また、把持部がアングル操作ノブの位
置より手許側に傾けて形成されているので、親指
の自由度もあり、接続部の中心軸から後方に向け
て計つた角度が0゜から180゜−θ/2の範囲に操作
ボタンが設けられているので、操作ボタンの操作
が容易となる。この為片手でアングル操作ノブと
操作ボタンの両方の操作が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内視鏡の全体構造を示す説明
図、第2図は従来の内視鏡の操作部の形状を示す
正面図、第3図は本考案に係る内視鏡の全体構造
を示す説明図、第4図は本考案に係る内視鏡の操
作部の形状を示す正面図である。 30……操作部、36……挿入部、46……操
作部本体、48……接続部、50……把持部、5
8……上側面、64……第1の操作ボタン、66
……第2の操作ボタン、X−X……把持部の中心
軸線、Y−Y……接続部の中心軸線、θ……接続
部と把持部とのなす角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手許操作部の右側面に設けたアングル操作ノブ
    の回動操作により湾曲操作される湾曲部を備えた
    挿入部の先端に固体撮像素子を設け、該固体撮像
    素子から得られる映像信号に基づいて、別体のモ
    ニタにて被写体を表示画面に表示して観察する内
    視鏡に於いて、内視鏡の操作部本体は、挿入部後
    端と同一軸線上で連なる接続部と、その接続部に
    連なり上記アングル操作ノブの配設位置よりも手
    許側に傾けて形成された把持部とからなると共に
    上記接続部の上側面には、上記接続部の中心から
    後方に向けて計つた角度が0゜から180゜−θ/2の
    範囲に操作ボタンが配設されていることを特徴と
    する内視鏡。
JP6051584U 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡 Granted JPS60171403U (ja)

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JP6051584U JPS60171403U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡

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JP6051584U JPS60171403U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡

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JPS60171403U JPS60171403U (ja) 1985-11-13
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628727A (ja) * 1985-07-03 1987-01-16 株式会社町田製作所 内視鏡
JP5567766B2 (ja) * 2008-04-30 2014-08-06 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139235A (ja) * 1983-01-20 1984-08-10 ワ−ナ−・ランバ−ト・テクノロジ−ズ・インコ−ポレ−テツド 内視鏡

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