JPH02108584A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、キャリッジに搭載したカセット内に収納した
転写媒体を記録ヘッドにより加熱して記録媒体に転写記
録する記録装置に関するものであ〈従来の技術〉 今日、ワードプロセッサ、電子クイブライター等の出力
装置として種々の記録装置が開発され実用化されている
が、その中で代表的なものにシリアル型の熱転写記録装
置がある。

この熱転写記録装置は、第６図に示す如く、記録ヘッド
５０を往復走行可能なキャリッジ５１に搭載し、記録時
に前記記録ヘッド５０がヘッドダウンしてカセット５２
内に収納されたインクリボン５３を記録媒体５４上に押
圧し、前記キャリッジ５１を移動させながら該移動量に
応じてインクリボン５３を順次繰り出し、該インクリボ
ン５３を記録ヘッド５０で選択的に加熱して画像パター
ン状に溶融したインクを記録媒体５４に転写記録するも
のである。

〈発明が解決しようとする５題〉 しかし、前記熱転写記録装置における記録動作は一行毎
に行われ、−持分の記録動作が終了すると、記録へラド
５０がヘンドアンプして記録動作が中断された状態で次
行の記録開始点までキャリンジ５１が戻り、再び記録ヘ
ッド５０をヘッドダウンして記録動作を開始する。

従って、−行記録後から次行記録開始までの間はキャリ
ッジ５１の移動のみの動作ゆえに、実質的な印字速度が
浪費されがちであった。

本発明は、上記従来技術の課題を解決し、往復印字動作
可能な記録装置を提供せんとするものである。

く課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、画信号に応じて発熱する発熱素子を有
する複数の前記記録ヘッドと、記録後の前記転写媒体を
巻き取るための各々独立して駆動する複数の巻き取り軸
と、前記複数の記録ヘッド及び複数の巻き取り軸を設け
た往復走行可能なキャリッジと、前記転写媒体を収納し
、前記キャリッジに搭載される複数のカセットとを有す
る記録装置に関するものである。

〈作用〉 上記手段によれば、画信号に応じて発熱する発熱素子を
有する複数の記録ヘッドと、記録後の前記転写媒体を巻
き取るための各々独立して駆動する複数の巻き取り軸と
を往復走行可能なキャリッジに搭載したので、該キャリ
ッジに転写媒体を収納した複数のカセットを搭載し、キ
ャリッジの往復走行に対応した巻き取り軸を駆動させ記
録ヘッド及びカセットを選択することにより往復印字動
作が可能となる。

従って、印字速度の効率を高めることが出来る。

〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用した記録装置の一実
施例を説明する。

第１図はリボンカセットをキャリッジに装着した状態の
シリアル型の熱転写記録装置の斜視説明図、第２図はリ
ボンカセット及びキャリッジの斜視説明図である。

先ず、本実施例に係る熱転写記録装置の概略構成を第１
図を参照して説明する。

ｌ及び２は夫々内部に転写媒体となる長尺状のインクリ
ボン３．４を収納した公知のリボンカセットであり、キ
′ヤリツジ５上に若脱可能に積み重ねて装填されている
。

上記キャリッジ５にはプーリ５ａ、６ｂ間に掛は渡した
ベル）６Ｃが接続され、前記ブーＩＪ　６　ａと連結し
たキャリッジモーター６ｄが駆動すると、前記キャリッ
ジ５はガイド軸７に沿って図の矢印Ａ、Ｂ方向に往復走
行するものである。

前記キャリッジ５の所定位置には前述のリボンカセット
１及び２のコアｌａ、ｌｂ及びコア２ａ。

２ｂに挿通し得る巻き取り軸８．９が夫々キャリッジ５
の走行に同期して図示せざる駆動手段により独自に逆方
向に回転するように構成されている。

また、前記キャリッジ５には両信号に応じて発熱する記
録へフド１０及び１１が搭載されており、前記カセット
ｌ及び２に設けられた凹所１ｃ、ｌｄ及び２ｃ、２ｄに
配置されている。

前記記録ヘッド１０及び１１は記録時に図示しない駆動
機構により前記キャリッジ５の走行方向に応じて交互に
ヘッドダウンして対応するカセット１及び２内に収納さ
れたインクリボン３．４を普通紙、プラスチックシート
等の記録媒体である記録シート１２を介してプラテン１
３ａに押圧すると共に、前記キャリッジ５の走行と同期
してインクリボン３．４を選択的に加熱し、画像パター
ン状に溶融したインクを記録シート１２に転写して記録
を行う。

前記プラテン１３ａは平板状のＣＲゴム等からなりプラ
テンホルダー１３ｂに貼着されて保持されている。

１４ａは搬送ローラー１４ｂに連結するノブであって、
手動により該搬送ローラー１４ｂを回転することが出来
る。上記搬送ローラー１４ｂは図示せざる搬送モーター
によって間歇的に駆動され、また上記搬送ローラ１４ｂ
には図示せざる従動ローラが圧接する如く構成されてい
る。そして−行記録が終了する毎に、記録ヘッド１０及
び１１が交代して記録を行うと共に、前記搬送ローラ１
４ｂ及び図示しない従動ローラに挾持された記録シート
１２が該搬送ローラ１４ｂの回転によって図の矢印Ｃ方
向に一持分づつ間歇的に搬送される。

次に、前記リボンカセット１，２及びキャリッジ５の構
成について第２図を参照して説明する。

リボンカセットｌのコアｌａには歯形１ｅが、リボンカ
セット２のコア２ｂには歯形２ｅが夫々設けられており
、後述の巻き取り軸８及び巻き取り軸９と嵌合係止する
。

また、コア１ｂの内径は巻き取り軸９の外径より大きく
構成され、該巻き取り軸９の回転力が伝達されないよう
に構成されており、同様にコア２ａの内径は巻き取り軸
８の外径より大きく構成され、該巻きをり軸８の回転力
が伝達されないように夫々構成されている。

上記カセット１，２はコアｌａ、２ａが巻き取り軸８に
コアｌｂ、２ｂが巻き取り軸９に夫々挿通ずる如くキャ
リヤテーブル５ａ上に装填されるものである。尚、上記
カセット１．２は上下反転させることにより順番を入れ
換えて使用することも可能である。

次にキャリッジ５を構成するキャリヤテーブル５ａには
凹所５ｂ、５ｃが設けられており、該凹所５ｂ、５ｃに
は記録ヘッド１０．１１が夫々図示せざる駆動機構によ
り図の矢印Ｄ−Ｅ、Ｆ−Ｇ方向に可動に搭載されている
。

また、上記キャリヤテーブル５ａ上にはリボン、カセッ
ト１．２のコアｌａ、ｌｂ及びコア２ａ。

２ｂに対応する位置に巻き取り軸８．９が夫々独自に逆
方向、即ち図の矢印Ｈ方向、■方向に巻き取りモーター
等の図示せざる駆動手段によって回転し得る如く設けら
れている。上記巻き取り軸８には上記コア１ａが、巻き
取り軸９にはコア２ｂに夫々嵌合係止するための突起３
ａ、９ａが突設されている。尚、上記巻き取り軸８．９
の駆動系には夫々図示せざるワンウェイクラッチが設け
られており、駆動力を図の矢印Ｈ方向、■方向のみに伝
達する如（構成されている。

また、前記キャリヤテーブル５ａの側縁には、前記リボ
ンカセット１．２を装填する際にこれらを保持するガイ
ド部材５ｄ、５ａ、５ｆが突設されている。

更に、前記キャリヤテーブル５ａの下面にはシャフト５
ｇが設けられており、キャリッジ５にはソレノイド５ｈ
及び該ソレノイド５ｈにより駆動される軸５Ｎに連結し
た先端部にテーパー面を有する移動部材５ｊが設けられ
ている。上記ソレノイド５ｈを作動制御して移動部材５
ｊを図の矢印Ｌ−Ｍ方向に移動させることにより、上記
シャツ）５ｇを上下させてキャリヤテーブル５ａが図の
矢印Ｊ−に方向に移動する如く構成されている。

次に上述の如く構成された記録ｖｔｆｆの各部材を駆動
制御する制御系について第３図のブロック図を参照して
説明する。

本実施例の記録装置の制御系はマイクロプロセッサ等の
ＣＰＵ１６ａ、該ＣＰＵ１６ａの制御プログラムや各種
データを格納しているＲＯＭ１６ｂ、及びＣＰＵ１６ａ
のワークエリアとして使用されると共に、各種データの
一時保存等を行うＲＡＭ１６ｃ等を備えた制御部１６、
インターフェース１７、操作パネル１８、Ｗｉ信号を入
力する外部装置１９、各モーター（キャリッジモーター
６ｄ、ＩＩ送モモ−ター１４ｃ＠き取りモーター２０．
２１）を駆動するためのモータードライバー２２、ソレ
ノイド５ｈを駆動するためのドライバー２３、記録ヘッ
ド１０．１１を駆動するためのドライバー２４．２５等
よりなる。

前記制御部１６には、インターフェース１７を介して操
作パネル１８からの各種情報（例えば記録を二度。

記録枚数、記録サイズ等）、更には外部装置１９からの
両信号が入力する。また、前記制御部１６からはインタ
ーフェース１７を介して各モーターを駆動させるための
ＯＮ、ＯＦＦ信号、キャリヤテーブル５ａのアップ、ダ
ウン信号、及び画信号を出力し、これらの信号によって
各部材を駆動させる。

次に上記制御部１６により駆動制御された記録装置の記
録動作について第５図（ａ）（ｂ＞を参照しつつ、第４
図に示すフローヂャートにより説明する。

先ず、記録待機状態にあっては、第５図（ａ）に示す如
く、カセット１．　２を装填したキャリッジ５はプラテ
ン１３ａに向かって左端に位置し、キャリフジ５は矢印
入方向に走行し得る状態にある。

ステップ３１に於いて、記録開始信号が入力すると、ス
テップＳ２に於いてキ中リッジ５上に装填したリボンカ
セット１．２のうち上側のカセット１を選択する。即ち
、記録に使用する記録ヘッド１０の図示せざる発熱素子
がカセットｌのインクリボン３に対向する如く、ソレノ
イド５ｈを駆動させて移動部材５ｊを第２図の矢印Ｍ方
向に移動させ、これによってシャフト５ｇを下降させて
キャリヤテーブル５ａを第５図（ａ）の矢印に方向にリ
フトダウンして高さを調節する。

次にステップＳ３．Ｓ４に示す如く、記録へンド１０が
矢印り方向にヘッドタウンしてインクリボン３．記録シ
ート１２を介してプラテン１３ａを押圧する。そして巻
き取りモーター２０が駆動して巻き取り軸８を図の矢印
！１方向に回転させ転写記録を終了したインクリボン３
をコアｌｂからコア１ａに巻き取る。ｌＩ！ＩＪ、この
時巻き取り軸９は巻き取り軸８の回転と共に従動回転す
る。

次にステップＳ５．３６に於いて、キャリッジモーター
６ｄが駆動してキャリッジ５を矢印入方向に走行させる
と共に、記録ヘッドｌＯを画信号に応じて発熱させてイ
ンクリボン３のインクを画像パターン状に記録シー目２
に転写記録を行う。

そして、ステップＳ７で一持分の記録の終了を検出する
と、ステップ８８〜ステツプ３１１に示す如（巻き取り
モーター２０の駆動を停止して巻き取り軸８の回転を停
止すると共に、キャリッジモーター６ｄの駆動を停止し
てキャリッジ５をプラテン１３ａの右端で停止させ、次
いで記録へ７ド１０を矢印Ｅ方向にヘッドアップし、搬
送モーター１４Ｃを駆動させて記録シー）１２を第１図
に示す如く一持分矢印Ｃ方向に搬送する。

次に、ステップ３１２で次行記録が有るか否か判断し、
次行記録が有る場合はステップ３１３に進行し、次行記
録が無い場合は記録動作を終了する。

ステップＳ１３に於いては、第５図【ｂ）に示す如く、
キャリッジ５上に装填したリボンカセット１．２のうち
下側のカセット２を選択する。即ち、記録に使用する記
録ヘッド１１の図示せざる発熱素子がカセット２のイン
クリボン４に対向する如く、ソレノイド５ｈを作動させ
て移動部材５ｊを第２図の矢印り方向に移動させ、これ
によってシャツ）５ｇを上昇させてキャリヤテーブル５
ａを第５図（ｂ）の矢印Ｊ方向にリフトアップして高さ
を調節する。

次にステップ３１４．　　Ｓ１５に示す如く、記録ヘッ
ド！１が矢印Ｆ方向にヘッドタウンしてインクリボン４
．記録シーＨ２を介してプラテン１３ａを押圧する。そ
して巻き取りモーター２１が駆動して巻き取り軸９を図
の矢印！方向に回転させ転写記録を終了したインクリボ
ン４をコア２ａからコア２ｂに巻き取る。尚、この時巻
き取り軸８は巻き取り軸９の回転と共に従動回転する。

次にステップＳ１６．　　ＳＩＴに於いて、キャリッジ
モーター６ｄが逆転駆動してキャリッジ５を矢印Ｂ方向
に走行させると共に、記録ヘッド１１を画体°号に応じ
て発熱させてインクリボン４のインクを画像パターン状
に記録シート１２に転写記録を行う。

そして、ステップ５１Ｂで一持分の記録の終了を検出す
ると、ステップ８１９〜ステツプ３２２に示す如く巻き
取りモーター２１の駆動を停止して巻き取り軸９の回転
を停止すると共に、キャリッジモーター６ｄの駆動を停
止してキャリッジ５をプラテン１３ａの左端で停止させ
、次いで記録ヘッド１１を矢印Ｇ方向にヘッドアップし
、搬送モーター１４ｃを駆動させて記録シー）１２を第
１図に示す如く一持分矢印Ｃ方向に搬送する。

次に、ステップＳ２３で次行記録が有るか否か判断し、
次行記録が有る場合はステップＳ２に戻って前述の記録
動作を繰り返し、次行記録が無い場合は記録動作を終了
する。

〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、画信号に応じて発熱する発熱素子
を有する複数の記録ヘッドと、記録後の前記転写媒体を
巻き取るための各々独立して駆動する複数の巻き攻り軸
とを往復走行可能なキャリッジに搭載したので、該キャ
リッジに転写媒体を収納した複数のカセットを搭載し、
キャリフジの往復走行に対応した巻き取り軸を駆動させ
記録ヘッド及びカセットを選択することにより往復印字
動作が可能となる。

従って、印字速度の効率を高めることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はリボンカセットをキャリッジに装着した状態の
シリアル型の熱転写記録装五の斜視説明図、第２図はリ
ボンカセット及びキャリッジの斜視説明図、第３図は上
記記録装置の制御系のブロック図、第４図は該制御系に
よる記録動作を示すフローチャート、第５図（ａ）（ｂ
）は記録動作の説明図、第６図は従来例の説明図である
。 １．２．１５はカセット、ｌａ、ｌｂ、２ａ、２ｂ、１
５ａ、１５ｂはコア、Ｉｃ、ｌｄ、２ｃ、２ｄ。 ５ｂ、５ｃは凹所、ｌｅ、２ｅは山形、３，４はインク
リボン、５はキャリッジ、５ａはキャリヤテーブル、５
ｄ、５ｅ、５ｆはガイド突起、５ｇはシャフト、５ｈは
ソレノイド、５ｊは移動部材、６ａ、６ｂはプーリ、６
ｃはベルト、６ｄはパルスモータ−１７はガイド軸、８
．９は巻き取り軸、８ａ、９ａは突起、１０．１１は記
録ヘッド、１２は記録シート、１３ａはプラテン、１３
ｂはプラテンホルダー、１４ａはノブ、１４ｂは搬送ロ
ーラーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　記録ヘッドにより転写媒体を加熱して記録媒体に転写
   記録する記録装置に於いて、 画信号に応じて発熱する発熱素子を有する複数の前記記
   録ヘッドと、 記録後の前記転写媒体を巻き取るための各々独立して駆
   動する複数の巻き取り軸と、 前記複数の記録ヘッド及び複数の巻き取り軸を設けた往
   復走行可能なキャリッジと、 前記転写媒体を収納し、前記キャリッジに搭載される複
   数のカセットと、 を有する記録装置。