JPH0210816Y2 - - Google Patents

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JPH0210816Y2
JPH0210816Y2 JP7776686U JP7776686U JPH0210816Y2 JP H0210816 Y2 JPH0210816 Y2 JP H0210816Y2 JP 7776686 U JP7776686 U JP 7776686U JP 7776686 U JP7776686 U JP 7776686U JP H0210816 Y2 JPH0210816 Y2 JP H0210816Y2
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JP
Japan
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conduit
insertion hole
cable
inner cable
terminal member
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JP7776686U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は各種産業機器に於ける、操作手段によ
り従動機器を遠隔操作する為に用いられるコント
ロールケーブルの導管用端末部材の構造の改良に
関する。更に詳しくは、コントロールケーブルの
導管用端末部材の導管挿入孔の底部の改良に関す
る。
[従来技術] コントロールケーブル(以下単にケーブルとい
う)は一般に可撓性を有する導管と、該導管内に
摺動自在に挿通された内索とからなり、該内索の
一端に連結された操作手段による押又は引きの操
作力を内索の他端に連結された従動機器側に伝え
て遠隔操作を行うのに用いられる。
かかる一方の操作力を他方に正確に伝えるため
導管の夫々の端部は操作手段側付近と、従動機器
側付近に固定しなければならない。
このような端末部材は、第2図で示したように
一方に導管1を挿入固着するための導管挿入孔4
と、これに連設され他方に貫通した内索挿通孔5
が設けられており、前記導管挿入孔4と、内索挿
通孔5との境目が底部6となつており、該底部6
は、一般に切削工具の関係上第2図で示している
ように擂鉢形になつているのが普通である。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のような導管の端末構造においては特に引
き操作が行われた場合、導管にはA方向の圧縮の
力が加わるために、固定されている端末部材3の
底部6に、フラツトに切断された導管1を構成す
る螺旋管2の端部が強力に押し付けられるので、
比較的短期間で底部6のテーパー形状に沿つて螺
旋管2の端部が変形を始め、最後には二点破線で
示した内索8に当接するようになり、内索の円滑
な摺動を阻害する原因となつている。
かかる従来の欠点に鑑み、第3図で示したよう
に底部6に平ワツシヤ9を挿入し、フラツトな導
管の端部をワツシヤのフラツトな面で受けるよう
にしたり、又図示しないが底部をフラツトな形状
に加工するなどの方法が試みられたが、いずれも
第4図で示したように導管1に加わるA方向の圧
力によつて螺旋管の端部が半径方向内向きに変形
し、やがて内索8に当接して内索の摺動を阻害す
ることは避けられなかつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案のケーブルの導管用端末部材の構造は、
筒状であつて、一方に前記導管を挿入固着するた
めの導管挿入孔が穿設されると共に、該導管挿入
孔に連設され他方に貫通させた内索挿通孔とから
なる導管用端末部材において、前記導管挿入孔の
底部を逆擂鉢形に突出させた構造が採用されてい
る。
[作用] 本考案のケーブルの導管用端末部材に於ける導
管挿入孔の底部の形状は、逆擂鉢形に突出させて
いるので、底部に当接している導管の端部に圧縮
の力が加わつた場合、螺旋管の端部は半径方向外
向きに拡がる方向に力が加わるので半径方向内向
きには変形しないようになつている。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本考案のケーブルの
導管用端末部材の構造について説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す要部の一部
切欠き側面図であつて、(従来例と同一箇所は、
同一番号を付す。)1は導管であつて金属の平板
を螺旋巻きにした螺旋管2によつて構成されてお
り、3は端末部材であつて一方には導管挿入孔4
が穿設されており、該導管挿入孔4の底部6aは
逆擂鉢形に突出させてあると共に、該底部6aに
連設され他方に貫通させた内索挿通孔5とからな
つている。
かかる構造の端末部材3は一般に、操作手段側
付近、又は従動機器側付近に固定されてケーブル
が配索され、操作手段によつて内索の引き操作が
行われた場合、第1図において端末部材3に対し
て導管1にはA方向の力が加えられるので螺旋管
2の端部は底部6aに強く押圧されるが、底部6
aは逆擂鉢形になつているため、螺旋管の端部は
底部の逆擂鉢形の形状に沿つて半径方向外向きに
拡がろうとする力が働くために、螺旋管の端部は
半径方向内向きに変形することがなく、従つて内
索の摺動を阻害することがない。
[考案の効果] 本考案の導管用端末部材の構造を採用すること
によつて、ケーブルの使用中に螺旋管の端部が半
径方向内向きには変形しないので、その結果内索
の摺動を阻害することがなく、ケーブルが比較的
長期間に亘つて使用することができる従来にない
極めて優れた品質向上の効果を奏することができ
る。
なお図面において示した端末部材の形状は、一
実施例であつて、いかなる形状であつてもよく、
この形状に限定されるものでないことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願考案に関わるものであつて、第1図
は、本考案の一実施例を示す要部の一部切欠き側
面図、第2図乃至第4図は従来例を示す要部の一
部切欠き側面図である。 1:導管、2:螺旋管、3:端末部材、4:導
管挿入孔、5:内索挿通孔、6a:底部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コントロールケーブルの導管の端部に固着する
    ための筒状であつて、一方に前記導管を挿入固着
    するための導管挿入孔が穿設されると共に、該導
    管挿入孔に連設され他方に貫通させた内索挿通孔
    とからなる導管用端末部材において、前記導管挿
    入孔の底部を逆擂鉢形に突出させたことを特徴と
    するコントロールケーブルの導管用端末部材の構
    造。
JP7776686U 1986-05-22 1986-05-22 Expired JPH0210816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7776686U JPH0210816Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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JP7776686U JPH0210816Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62188613U JPS62188613U (ja) 1987-12-01
JPH0210816Y2 true JPH0210816Y2 (ja) 1990-03-16

Family

ID=30926080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7776686U Expired JPH0210816Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

Country Status (1)

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JP (1) JPH0210816Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340976B2 (en) 2003-11-12 2008-03-11 Shimano Inc. Bicycle cable seal fitting

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340976B2 (en) 2003-11-12 2008-03-11 Shimano Inc. Bicycle cable seal fitting

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62188613U (ja) 1987-12-01

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