JPH02107814A - 磁気軸受装置 - Google Patents

磁気軸受装置

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JPH02107814A
JPH02107814A JP26017988A JP26017988A JPH02107814A JP H02107814 A JPH02107814 A JP H02107814A JP 26017988 A JP26017988 A JP 26017988A JP 26017988 A JP26017988 A JP 26017988A JP H02107814 A JPH02107814 A JP H02107814A
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JP
Japan
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frequency
rotation
notch filters
magnetic bearing
bearing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP26017988A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ishida
石田 精
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP26017988A priority Critical patent/JPH02107814A/ja
Publication of JPH02107814A publication Critical patent/JPH02107814A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転体を非接触で支持する磁気軸受装置に関し
、とくに高速回転時の安定化に関するものである。
[従来の技術] 回転体を両端付近で磁気軸受により支持する場合、第2
図(a)に示す回転体lの曲げ1次固有振動モード(以
下、1次モードという)Kの節pの軸方向位置の外側ま
たは内側に、第2図(b)に示すように電磁石2L、2
Rおよび変位センサー3L、3Rを振り分けて配置し、
制御器4L。
4Rにより変位センサー3L、3Rで得られた信号を電
磁石2L、2Rにそれぞれフィードバックして回転体l
の電磁石2からの位置を制御している(例えば特開昭6
3−23024号公報)。この磁気軸受制御系をブロッ
ク図で示したのが第6図である。ここで、5は減算器、
6は補償器、X。
は変位指令値、Xは変位、ΔXは変位偏差、X、は変位
検出値、■は電流、Fは力である。
第6図における回転体lの伝達特性G、はGffi= 
X/F = X/F −1/S’である。イナータンス
X/FのゲインGは第8図に示すボード線図となる。こ
こで、Gはゲイン、Φは位相、TMは電磁石2の時定数
、T、、  tは制御器4の時定数、Sはラプラス演算
子である。ゲインGは回転体1の固有振動数f、(曲げ
1次モードの固有振動数)にピークをもち、この左側に
谷f2をもつ。flは共振点、f2は反共振点と言われ
ている。したがって、第6図の制御ループの開ループ伝
達関数は第9図に示すようになる。第9図から共振点f
、の共振ピークAおよびBに着目すれば不安定であるこ
とが分かる。なお、この理由は本出願人の特許出願(特
願昭63−219456号)からも明らかである。
この周波数域の安定性を確保するためには、第7図に示
すように、補償器6の前段に、第10図に示すような特
性をもつノツチフィルタを制御器4に持たせる方法があ
る。これによって第7図に示す制御ループの開ループ伝
達関数は第11図に示すようになり、第9図に示した共
振ピークA。
Bのところの周波数域が安定化されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、回転体lが高速回転するとジャイロ作用によ
って1次モードの固有振動数が前回り成分と後ろ回り成
分とに分かれて変化する。すなわち、前回り成分は回転
数が上昇するにつれて固有振動数が増加し、後回り成分
は減少することが広く知られている。
そこで、定格回転数において回転体lのイナータンス5
C/Fは第12図に示すように、共振点f1より低周波
側のジャイロ作用によって生ずる固有振動数f−1と、
共振点f1より高周波側のジャイロ作用によって生ずる
固有振動数ftとにピークを持っている。第7図に示す
制御ループの開ループ伝達特性は第13図のようになり
、ピークCおよびDの所から分かるように不安定系とな
る。すなわち、従来の磁気軸受は1次モードの周波数に
中心周波数をもつノツチフィルタを用いて安定化してい
たが、高速回転させるとジャイロ作用によって不安定に
なるという問題があった。
本発明は上記回転体が高速回転時に不安定になる欠点を
解消するものである。
[課題を解決するための手段] 共振点f1の低周波側と高周波側に中心周波数をもつ二
つのノツチフィルタを制御ループに用いることによって
高速回転中でも安定化を保つように構成したものである
[作用] 上記のように1次モードの固有振動数にたいして二つの
ノツチフィルタを用いるので、高速回転時の磁気軸受制
御ループの安定化を損なうことなく、共振点の低周波側
と高周波側の両方に出る共振ピークを吸収して、安定性
を保持して高速回転させることができるのである。
[実施例] 以下、本発明を図に示す実施例について説明する。なお
、従来例と共通する要素については同一符号を付し、説
明は省略する。
本発明は、先に説明した第2図に示したものと同様の構
成を備え、第1図は本発明の方法を示す制御ループのブ
ロック図であり、従来技術で説明した第7図の制御ルー
プのノツチフィルタ7の代りに共振点f1の低周波側と
高周波側に中心周波数をもつ二つのノツチフィルタ71
および72を減算器5と補償器6の間に設けである。
第3図はノツチフィルタ71.72の伝達特性を合成し
た特性を示すものであり、第4図は回転体lが定格回転
数で回転しているときの開ループ伝達特性を示し、第5
図は回転体lの回転停止中の開ループ伝達特性を示すも
のである。
定格回転数で回転しているとき、1次モードの固有振動
数は、後ろ回りが振動数fi1前回りが振動数f1とな
るのでノツチフィルタ71.72の作用によって第1図
に示す制御ループの開ループ伝達特性は第4図に示すよ
うにゲインGのピークがOdBより下の方しか現われず
、明らかに安定系であることかわかる。
これにたいし、回転停止中は、1次モードの固有振動数
はf、になり、ノツチフィルタ71.72を除いた残り
の制御ループの開ループ伝達特性は第6図に示した制御
ループと同じで、第9図に示すようになる。したがって
、ノツチフィルタ71゜72の伝達特性を合成した第3
図と第9図を合成すると回転体lの回転停止中の伝達特
性が第5図に示すように得られる。
ここで、1次モードの固有振動数f、では、イナータン
スはピークをもつが、ノツチフィルタ7172の中心周
波数に挟まれているので、これらの働きで固有振動数f
1の周波数でのゲインが下がり、第5図ではOdBを下
回るようにすることができる。
したがって、定格回転数で回転中の伝達特性を示す第4
図はど十分に安定ではないが、実用上差し支えない程度
に安定化される。
このように、定格回転数の1次モードの固有振動数f;
Sf+1に中心周波数をもつノツチフィルタを用いるこ
とにより、回転停止中も定格回転中も安定浮上させるこ
とができる。
以上、固有振動数f−1とf;が定格回転数では固有振
動数f、から少ししか離れていない例で説明したが、ジ
ャイロ作用が大きい場合、すなわち回転体が円盤のよう
に直径が相対的に大きい場合は、固有振動数f−1とf
;が固有振動数f、から離れていく比率が大きい。この
ような場合は、固有振動数f1とf;とflとに中心周
波数をもつ3つのノツチフィルタを設けるか、固有振動
数f−1とf;の間を等分割して中心周波数を配置した
多重のノツチフィルタを設けてもよい。
2次以上の曲げモードにたいしても多重のノツチフィル
タを設けることにより効果を発揮することができる。
また、電磁石と変位センサの配置は節pに対して任意の
位置で構わない。これは本出願人の特許出願(特願昭6
3−219456号)からも明らかである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、磁気
軸受により非接触で支持された回転体が高速回転し、ジ
ャイロ作用により1次モードの周波数が変化しても磁気
軸受が不安定にならないので、回転体の高速回転を高い
実用性をもって極めて安定した状態を維持させる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御ループを示すブロック図、第2図
は本発明の一実施例としての配置図、第3図、第4図、
第5図はボード線図、第6図、第7図は従来例のブロッ
ク図、第8図、第9図、第10図、第11図、第12図
、第13図は従来例のボード線図である。 l・・・回転体、2L、2R・・・電磁石、3L、3R
・・・変位センサ 4L、4R・・・制御器、71. 
72・・・ノツチフィルタ 第1図 第2区 特許出願人 株式会社 安川電機製作所第3図 第4図 第6図 第5図 f2を 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 ず、f

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転体の両端付近を電磁石と変位センサと制御器と
    を構成要素とする磁気軸受により支持する磁気軸受装置
    において、複数のノッチフィルタを直列接続させて制御
    器内の減算器と補償器との間に設けたことを特徴とする
    磁気軸受装置。 2、前記ノッチフィルタが回転体の定格回転数における
    後ろ回りの固有振動数f^−_1と前回りの固有振動数
    f^+_1に中心周波数をもつ二つのノッチフィルタで
    ある請求項1記載の磁気軸受装置。 3、前記ノッチフィルタが固有振動数f^−_1とf^
    +_1との間に分布する中心周波数をもつ3つ以上のノ
    ッチフィルタである請求項1記載の磁気軸受装置。 4、2次以上の曲げモードに対して多重フィルタを設け
    た請求項1記載の磁気軸受装置。
JP26017988A 1988-10-14 1988-10-14 磁気軸受装置 Pending JPH02107814A (ja)

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JP26017988A JPH02107814A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 磁気軸受装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5499432A (en) * 1993-05-10 1996-03-19 Yoshida Kogyo K.K. Fastening device
JP2003057267A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Hioki Ee Corp クランプセンサの開閉機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61206820A (ja) * 1985-03-11 1986-09-13 Ntn Toyo Bearing Co Ltd 磁気軸受制御装置
JPS61286609A (ja) * 1985-06-11 1986-12-17 Ntn Toyo Bearing Co Ltd 制御式ラジアル磁気軸受の制御装置

Patent Citations (2)

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