JPH0210717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210717Y2 JPH0210717Y2 JP19196284U JP19196284U JPH0210717Y2 JP H0210717 Y2 JPH0210717 Y2 JP H0210717Y2 JP 19196284 U JP19196284 U JP 19196284U JP 19196284 U JP19196284 U JP 19196284U JP H0210717 Y2 JPH0210717 Y2 JP H0210717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field coil
- speaker
- circuit
- voltage
- input signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、フイルドコイル付スピーカーの駆動
回路に関し、詳しくは車載用のフイルドコイル付
スピーカーにおいて、コンパクトデイスクにみら
れる様な広ダイナミツクの信号に対して十分なレ
ンジ確保が計れ、かつ聴感上のS1Nの改善が計れ
たフイルドコイル付スピーカーの駆動回路に関す
るものである。
回路に関し、詳しくは車載用のフイルドコイル付
スピーカーにおいて、コンパクトデイスクにみら
れる様な広ダイナミツクの信号に対して十分なレ
ンジ確保が計れ、かつ聴感上のS1Nの改善が計れ
たフイルドコイル付スピーカーの駆動回路に関す
るものである。
S1N比に秀れ、ワウ、フラツター等回転系の影
響も受けないということで、コンパクトデイスク
を始めとするデジタルオーデイオソフトは今後も
増加する傾向にある。この為、スピーカーをはじ
めとする再生装置もデジタルオーデイオソフトの
秀れた特徴に対応し得るだけの性能を要求される
ようになつて来ている。
響も受けないということで、コンパクトデイスク
を始めとするデジタルオーデイオソフトは今後も
増加する傾向にある。この為、スピーカーをはじ
めとする再生装置もデジタルオーデイオソフトの
秀れた特徴に対応し得るだけの性能を要求される
ようになつて来ている。
ところで、従来使用されているフイルドコイル
付スピーカーは、第2図に示すような駆動回路が
使われている。第2図において、1はDC供給回
路であり、このDC供給回路1は5〜30Vの間の
所定値に設定された直流電圧をスピーカーAのフ
イルドコイル2へと供給する。このフイルドコイ
ル2は磁束補強用である。3は通常のパワーアン
プであり、スピーカーAのボイスコイル(図示せ
ず)を駆動するためのものである。4はプリアン
プである。
付スピーカーは、第2図に示すような駆動回路が
使われている。第2図において、1はDC供給回
路であり、このDC供給回路1は5〜30Vの間の
所定値に設定された直流電圧をスピーカーAのフ
イルドコイル2へと供給する。このフイルドコイ
ル2は磁束補強用である。3は通常のパワーアン
プであり、スピーカーAのボイスコイル(図示せ
ず)を駆動するためのものである。4はプリアン
プである。
上述の如き構成の駆動回路において、フイルド
コイル2には、常に一定の直流電圧を与えスピー
カーAのマグネツト(図示せず)の経年変化の防
止、及び直線性の改善を計つたものであるが、ダ
イナミツクレンジだけをとらえていうならば、フ
イルドコイル付でない通常使用されるスピーカー
と性能的に何ら変わる所はなくむしろ部材増加分
だけ価格が高くなる欠点がある。
コイル2には、常に一定の直流電圧を与えスピー
カーAのマグネツト(図示せず)の経年変化の防
止、及び直線性の改善を計つたものであるが、ダ
イナミツクレンジだけをとらえていうならば、フ
イルドコイル付でない通常使用されるスピーカー
と性能的に何ら変わる所はなくむしろ部材増加分
だけ価格が高くなる欠点がある。
本考案は、S1Nに秀れるというデジタルオーデ
イオソフトの特徴をひきだすための、ダイナミツ
クレンジの広いスピーカーとしてのフイルドコイ
ル付スピーカーの駆動回路を提供することを目的
としている。
イオソフトの特徴をひきだすための、ダイナミツ
クレンジの広いスピーカーとしてのフイルドコイ
ル付スピーカーの駆動回路を提供することを目的
としている。
本考案は、スピーカーの駆動入力信号の振巾に
応じて、フイルドコイルに印加されるDC電圧を
自動的に変化させる駆動回路を提供するものであ
り、これにより、従来のフイルドコイル付スピー
カーの持つメリツトに加えダイナミツクレンジを
拡げることにより、S1Nを改善することができる
ものである。
応じて、フイルドコイルに印加されるDC電圧を
自動的に変化させる駆動回路を提供するものであ
り、これにより、従来のフイルドコイル付スピー
カーの持つメリツトに加えダイナミツクレンジを
拡げることにより、S1Nを改善することができる
ものである。
〔作用〕
一般にスピーカーの駆動力Fは、磁束密度を
B、ボイスコイルの線長をl、ボイスコイルに流
れる電流をIとすると、F=BlIで表わされる。
そして、通常スピーカーにおいては、磁束密度B
と線長lとはあらかじめ設定されており、このた
め駆動力Fは電流Iにより決まる。フイルドコイ
ル付スピーカーにおける駆動力F=BlIは、磁束
密度Bをフイルドコイルにより増強することによ
り能率のUPを計つたものである。本考案はこの
ようなフイルドコイルの考え方をさらに発展さ
せ、電流Iに応じて磁束密度Bも変化させるよう
にしたものである。即ち、電流Iが小さい時に
は、磁束密度Bも小さく、電流Iが大きい時には
磁束密度Bも大きくなるように成したもので、こ
れにより、大きい音はより大きく、小さい音はよ
り小さくなるため、見かけ上ダイナミツクレンジ
の拡大を計ることができる。
B、ボイスコイルの線長をl、ボイスコイルに流
れる電流をIとすると、F=BlIで表わされる。
そして、通常スピーカーにおいては、磁束密度B
と線長lとはあらかじめ設定されており、このた
め駆動力Fは電流Iにより決まる。フイルドコイ
ル付スピーカーにおける駆動力F=BlIは、磁束
密度Bをフイルドコイルにより増強することによ
り能率のUPを計つたものである。本考案はこの
ようなフイルドコイルの考え方をさらに発展さ
せ、電流Iに応じて磁束密度Bも変化させるよう
にしたものである。即ち、電流Iが小さい時に
は、磁束密度Bも小さく、電流Iが大きい時には
磁束密度Bも大きくなるように成したもので、こ
れにより、大きい音はより大きく、小さい音はよ
り小さくなるため、見かけ上ダイナミツクレンジ
の拡大を計ることができる。
第1図は、本考案の一実施例のブロツク図を示
すものである。図において1はDC供給回路で、
このDC供給回路1はスピーカーAへの駆動入力
信号イの振幅に応じて、フイルドコイル2への供
給電圧を変化させるためのものである。3はスピ
ーカーAを駆動するためのパワーアンプ、4はプ
リアンプ、5はフイルドコイル2が動作するまで
駆動入力信号を遅延する信号遅延回路である。
すものである。図において1はDC供給回路で、
このDC供給回路1はスピーカーAへの駆動入力
信号イの振幅に応じて、フイルドコイル2への供
給電圧を変化させるためのものである。3はスピ
ーカーAを駆動するためのパワーアンプ、4はプ
リアンプ、5はフイルドコイル2が動作するまで
駆動入力信号を遅延する信号遅延回路である。
上述の如き構成の駆動回路において、プリアン
プ4を通つた駆動入力信号ロは、DC供給回路1
及び信号遅延回路5に入力される。DC供給回路
1は大別すると、5〜30Vの直流電圧を発生する
DC発生回路1C、入力振幅分析回路1a、DC制
御回路1bより構成される。プリアンプ4からの
駆動入力信号ロは入力振幅分析回路1aにて波高
値を例えば4段階に分割され、この4分割された
波高値に合つたフイルドコイル2のコントロール
信号ハを作り出す。コントロール信号ハはDC制
御回路1bに入力され、DC発生回路1cにより
フイルドコイル2に供給されるDC電圧を5〜
30Vの間でコントロールする。これにより、磁束
密度Bの増減をコントロールすることができる。
プ4を通つた駆動入力信号ロは、DC供給回路1
及び信号遅延回路5に入力される。DC供給回路
1は大別すると、5〜30Vの直流電圧を発生する
DC発生回路1C、入力振幅分析回路1a、DC制
御回路1bより構成される。プリアンプ4からの
駆動入力信号ロは入力振幅分析回路1aにて波高
値を例えば4段階に分割され、この4分割された
波高値に合つたフイルドコイル2のコントロール
信号ハを作り出す。コントロール信号ハはDC制
御回路1bに入力され、DC発生回路1cにより
フイルドコイル2に供給されるDC電圧を5〜
30Vの間でコントロールする。これにより、磁束
密度Bの増減をコントロールすることができる。
一方、入力信号イをDC供給回路1を介してフ
イルドコイル2にDC電圧として印加したとして
も、プリアンプ4、パワーアンプ3を介して入力
信号イをスピーカーAのボイスコイル(図示せ
ず)に入力したのでは、フイルドコイル2の動作
の立上がりが悪いため、フイルドコイル2の立上
がり動作が完了するまで入力信号ロは、信号遅延
回路5を通すことにより、一定時間遅らせてから
スピーカーAに入力させることによつて、フイル
ドコイル2の動作とボイスコイルを駆動する入力
信号とのタイミングを合わせている。
イルドコイル2にDC電圧として印加したとして
も、プリアンプ4、パワーアンプ3を介して入力
信号イをスピーカーAのボイスコイル(図示せ
ず)に入力したのでは、フイルドコイル2の動作
の立上がりが悪いため、フイルドコイル2の立上
がり動作が完了するまで入力信号ロは、信号遅延
回路5を通すことにより、一定時間遅らせてから
スピーカーAに入力させることによつて、フイル
ドコイル2の動作とボイスコイルを駆動する入力
信号とのタイミングを合わせている。
本考案は次のような特有の効果を有する。
特に車載用オーデイオの場合のように、各機
器を動作させる電圧として12Vという低い電源
電圧を用いている為に広いダイナミツクレンジ
がとれないものでも、本考案の駆動回路を使用
することによりそれを補い広いダイナミツクレ
ンジを得ることができる。
器を動作させる電圧として12Vという低い電源
電圧を用いている為に広いダイナミツクレンジ
がとれないものでも、本考案の駆動回路を使用
することによりそれを補い広いダイナミツクレ
ンジを得ることができる。
高能率スピーカーとして動作が可能である。
フイルドコイルへの直流電圧の電圧調整によ
りLR間の音量バランスが調整できる。
りLR間の音量バランスが調整できる。
第1図は本考案による一実施例のブロツク図、
第2図は従来例のブロツク図である。 1…DC供給回路、2…フイルドコイル、3…
パワーアンプ、4…プリアンプ、5…信号遅延回
路。
第2図は従来例のブロツク図である。 1…DC供給回路、2…フイルドコイル、3…
パワーアンプ、4…プリアンプ、5…信号遅延回
路。
Claims (1)
- フイルドコイル付スピーカーのフイルドコイル
にスピーカーの駆動入力信号の振巾に応じた直流
電圧を供給する直流電圧供給回路と、前記フイル
ドコイルへの直流電圧の印加に同期するように駆
動入力信号をスピーカーへ供給するための信号遅
延回路を具備することを特徴とするフイルドコイ
ル付スピーカーの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19196284U JPH0210717Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19196284U JPH0210717Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61107299U JPS61107299U (ja) | 1986-07-08 |
JPH0210717Y2 true JPH0210717Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30749394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19196284U Expired JPH0210717Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210717Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102329871B1 (ko) * | 2014-01-09 | 2021-11-23 | 하르만 베츠케르 기코찌렌세 야르토 코르라토르트 y레르쉬그 타르쇼샤그 | 음향 트랜스듀서 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP19196284U patent/JPH0210717Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61107299U (ja) | 1986-07-08 |
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