JPH02107146A - 釣用リールにおけるモータのコントロール装置 - Google Patents

釣用リールにおけるモータのコントロール装置

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JPH02107146A
JPH02107146A JP26241788A JP26241788A JPH02107146A JP H02107146 A JPH02107146 A JP H02107146A JP 26241788 A JP26241788 A JP 26241788A JP 26241788 A JP26241788 A JP 26241788A JP H02107146 A JPH02107146 A JP H02107146A
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JP
Japan
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speed
motor
spool
drive
rotational speed
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JP26241788A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Furomoto
儀幸 風呂本
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Shimano Inc
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Shimano Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は釣用リールにおけるモータのコントロール装置
、詳しくは、スプールを駆動するモータのコントロール
装置に関する。
(従来の技術) 従来、スプールを駆動するモータの駆動速度をコントロ
ールできるようにしたものとして、特開昭50−142
387号公報に見られるように、可変速モータと、該モ
ータの駆動速度を変更する可変抵抗器とを備え、前記ス
プールの回転に作用する負荷の増大により前記スプール
の回転速度が変動するとき、前記可変抵抗器を手動操作
して前記モータの駆動速度を変える如く成したものと、
実公昭55−38382号公報に見られるように、スプ
ールを駆動するモータと、前記スプールとの間の駆動系
統に、ギヤ比を変えて変速する変速歯車機構を設け、前
記スプールの回転に作用する負荷の増大により前記スプ
ールの回転速度が低下するとき、前記変速歯車機構のギ
ヤ比を低速側に変えてトルクを大きくシ、又、前記スプ
ールの回転に作用する負荷の減少により前記スプールの
回転速度が上昇するとき、前記変速歯車機構のギヤ比を
高速側に変えてトルクを小さくする如く成したものとが
知られている。
(発明が解決しようとする課題) 所が、可変速モータを用いる前者のものによれば、スプ
ールの回転に作用する負荷が変動する毎に前記可変抵抗
器を手動操作する必要があるため、その操作が繁雑であ
るばかりか、操作時期がはっきりしない問題があった。
又、ギヤ比を変えて変速する後者ものによれば、スプー
ルの回転に作用する負荷の増大時、前記スプールの回転
速度が低下するため、針掛かりした魚を釣り上げるまで
に長時間かかる問題があった。即ち、電動式の釣用リー
ルを用いて魚釣りする場合、スプールに巻装された釣糸
は200〜300m引き出されることが多いので、前記
モータの駆動が低速になった場合、針掛かりした魚を釣
り上げるまでに長時間かかつて釣り上げる間に針掛かり
した魚が横方向に移動してその釣糸が、隣の釣人が引き
出した釣糸と絡み付く問題があるばかりか、釣人の感情
が苛立つ問題があるのである。
本発明は以上の如き問題点に鑑み発明したもので、目的
は、スプールの回転に作用する負荷の変動により前記ス
プールの回転速度が変動するとき、この変動に対応して
前記スプールの回転速度を自動的に変更でき、しかも、
前記負荷の大きさ如何に拘らず前記スプールの回転速度
を、予め設定する設定回転速度に制御できて、予め予測
する所定の時間内で魚を釣り上げることができるように
するものである。
(課題を解決するための手段) しかして、本発明は可変速モータを備え、該モータの駆
動によりスプールを駆動するようにした釣用リールにお
ける前記モータのコントロール装置であって、前記モー
タの駆動速度を、前記モータに出力するパルス信号のデ
ユーティ比を変更して複数段に変速可能とすると共に、
前記パルス信号のデユーティ比を制御して前記モータの
駆動速度を設定する速度設定器(5)と、前記スプール
の回転速度を検出する速度検出器(6)と、前記デユー
ティ比を制御して前記モータの駆動速度を制御する速度
制御時であって、前記スプールの回転に作用する負荷の
変動により前記スプールの回転速度が変動するとき、前
記速度検出器(6)による検出結果に基づき、前記速度
設定器(5)で設定するモータ駆動速度に対応するデユ
ーティ比を増減させて、前記モータの駆動速度を補正し
、前記スプールの回転速度を、前記速度設定器(5)で
設定するモータ駆動速度に対応する速度に制御する速度
補正手段とを備えているものである。
(作用) 予め速度設定器(5)により、モータ(M)に出力する
パルス信号のデユーティ比を制御して前記モータの駆動
速度を複数段に設定して、魚釣時、対象魚に応じて一つ
の設定段を選択し、この選択した設定段で前記モータを
駆動し、スプール(2)を駆動して引き出した釣糸を巻
取るのであって、この釣糸巻取時、針掛かりした魚の大
きさにより、前記スプール(2)の回転に作用する負荷
が増大してスプール(2)の回転速度が、前記選択した
設定段の駆動速度に対応する速度に対し低速となる場合
、このスプール(2)の回転速度の変動が速度検出器(
6)で検出され、この速度検出器(6)による検出結果
に基づいて速度補正手段により前記設定段のモータ駆動
速度に対応すルテューテイ比を増大させて前記モータ(
M) (7)駆動速度を増速し、前記スプール(2)の
回転速度を、前記選択した設定段のモータ駆動速度に対
応する速度に制御するのであり、又、前記スプール(2
)の回転に作用する負荷が減少してスプール(2)の回
転速度が、前記選択した設定段の駆動速度に対応する速
度に対し高速となる場合、このスプール(2)の回転速
度の変動が速度検出器(6)で検出され、この速度検出
器(6)による検出結果に基づいて速度補正手段により
前記設定段のモータ駆動速度に対応するデユーティ比を
減少させて前記モータ(M)の駆動速度を減速し、前記
スプール(2)の回転速度を、前記選択した設定段のモ
ータ駆動速度に対応する速度に制御するのであって、ス
プール(2)、該スプールの回転に作用する負荷の大き
さ如何に拘らず同じ速度で回転させることができるので
ある。
(実施例) 第5.6図において、(1)は一対のサイドフレーム(
11)  (12)を備えたり一ルポディであって、前
記サイドフレーム(11)(12)間にはスプール軸(
図示せず)を介してスプール(2)を回転自由に支持し
ており、又、前記一方のサイドフレーム(11)には、
前記スプール(2)を駆動する可変速モータ(M)と発
停信号を出力して前記モータ(M)を発停制御する発停
制御スイッチ(SWI )とを設けると共に、前記モー
タ(M)と前記スプール(2)との間の駆動経路に、前
記モータ(M)の駆動力を前記スプール(2)に伝達、
遮断するクラッチ(図示せず)を設け、前記スプール(
2)の釣糸引出方向への正転時、前記クラッチを切って
前記スプール(2)をフリー回転可能とし、このスプー
ル(2)に巻装した釣糸における釣仕掛けの重さで正転
方向にフリー回転させるようにし、又、スプールの釣糸
巻取方向への逆転時、前記クラッチを入れて前記モータ
(M)を駆動し、前記スプール(2)を逆転させるよう
にしており、又、前記リールホティ(1)の上部にはハ
ウジング(4)を設けて、このハウジング(4)に本発
明コントロール装置の大部分を組み込んでいる。
しかして、本発明のコントロール装置は、前記可変速モ
ータ(M)の駆動速度を、前記モータ(M)に出力する
パルス信号のデユーティ比を変更して複数段に変速可能
とすると共に、前記パルス信号のデユーティ比を制御し
て前記モータ(M)の駆動速度を設定する速度設定器(
5)と、前記スプールの回転速度を検出する速度検出器
(6)と、前記デユーティ比を制御して前記モータの駆
動速度を制御する速度制御時であって、前記スプールの
回転に作用する負荷の変動により前記スプールの回転速
度が変動するとき、前記速度検出器(6)による検出結
果に基づき、前記速度設定器(5)で設定するモータ駆
動速度に対応スルチューティ比を増減させて、前記モー
タの駆動速度を補正し、前記スプールの回転速度を、前
記速度設定器(5)で設定するモータ駆動速度に対応す
る速度に制御する速度補正手段とを備えたものである。
前記速度設定器(5)は、前記ハウジング(4)内に内
装するホール素子、リードスイッチなどの磁気感応素子
から成る二つの無接点設定スイッチ(51)(52)と
、一つのマグネット(53)と、このマグネット(53
)を保持し前記ハウジング(4)に摺動可能に支持する
設定摘み(54)とから成り、この設定摘み(54)を
、前記マグネット(53)が前記スイッチ(51)(5
2)と対向する位置に配置して、設定摘み(54)の摺
動操作で前記マグネッ) (53)を前記設定スイッチ
(51)(52)の一方と選択的に近接させ、このマグ
ネットの近接時前記スイッチ(51)(52)の一方を
オン動作させ、又、スイッチ(51)(52)の中間位
置にマグネット(53)が位置するとき、前記各スイッ
チ(51)(52)をオフ動作させて、前記設定スイッ
チ(51)がオンで、設定スイッチ(52)がオフの場
合、前記モータ(M)の駆動速度が高速段となり、又、
設定スイッチ(51)(52)の両方がオフの場合、前
記モータ(M)の駆動速度が中速段となり、又、設定ス
イッチ(51)がオフで、設定スイッチ(52)がオン
の場合、モータ(M)の駆動速度が低速段となるように
設定している。具体的には、第3図に周面す如く電圧を
一定としてパルス信号のデユーティ比のみを変えるので
あって、例えば、高速段の場合は、デユーティ比を10
0%とし、又、中速段の場合は、デユーティ比を75%
とし、又、低速段の場合は、デユーティ比を50%とし
てモータ(M)の駆動速度を設定するのである。
又、前記速度検出器(6)は、第5図に示す如く前記ス
プール(2)におけるフランジ(2a)に埋設する一つ
のマグネット(61)と、ホール素子、リードスイッチ
などの磁気感応素子から成る二つの無接点検出スイッチ
(62)(63)とから成り、これら検出スイッチ(6
2)(63)を前記ハウジング(4)に内装して、前記
マグネッ)(61)と対向する位置に前記スプール(2
)の回転方向に変位して配置するのである。そして、前
記スプール(2)の1回の回転により各検出スイッチ(
82)(E33)が1回オン・オフ動作し、そのオン動
作時、パルス信号を出力するようになっている。又、こ
れら検出スイッチ(62)(63)は、前記スプールの
正転時、検出スイッチ(62)がオン動作した後、検出
スイッチ(63)がオン動作し、又、前記スプール(2
)の逆転時、検出スイッチ(63)がオン動作した後、
検出スイッチ(62)がオン動作するようになっており
、前記スプール(2)の回転方向と、その回転数信号が
、前記ハウジング(4)に内装されるコントローラ(7
)の演算部に入力されるのである。
このコントローラ(7)は、前記速度検出器(6)の検
出結果に基づいて前記スプール(2)から引き出す釣糸
長さを演算して記憶できるようになっていると共に、前
記速度補正手段を入力している。
この速度補正手段は、前記速度設定器(5)で設定した
設定段の一つを選択し、この選択した設定段の駆動速度
でモータ(M)を駆動して釣糸を巻取る場合、針掛かり
した魚の大きさにより、前記スプール(2)の回転に作
用する負荷が増大してスプール(2)の実際の回転速度
が、前記選択した設定段のモータ駆動速度に対応する設
定回転速度に対し低速となる場合、選択した設定段のモ
ータ駆動速度に対応するデユーティ比を増大させて前記
モータ(M)の駆動速度を増速し、前記スプール(2)
の実際の回転速度を、前記選択した設定段のモータ駆動
速度に対応する設定回転速度に制御するのであり、又、
前記スプール(2)の回転に作用する負荷が減少してス
プール(2)の回転速度が、前記選択した設定段の駆動
速度に対応する速度に対し高速となる場合、選択した設
定段のモータ駆動速度に対応するデユーティ比を減少さ
せて前記モータ(M)の駆動速度を減速し、前記スプー
ル(2)の実際の回転速度を、前記選択した設定段のモ
ータ駆動速度に対応する設定回転速度に制御するのであ
る。
次に、前記コントローラ(1)内のプログラムにより制
御される動作を第4図に示すフローチャートに基づいて
説明する。尚、スプール(2)に巻装した釣糸の引出時
は、クラッチを切り、スプール(2)をフリー回転させ
るのであり、又、この引出した釣糸の前記スプール(2
)への巻取時は、発停制御スイッチ(SW、)を入力操
作し、モータ(M)を駆動するのである。
しかして、発停制御スイッチ(SW、)から発動信号が
あるかどうかが判断され(ステップ101)、発動信号
があってモータ(M)に通電されていると(ステップ1
02)、速度設定器(5)によるモータの駆動速度設定
段は高速段になっているかどうかが判断(ステップ10
3)され、高速段でないと、次に速度設定器(5)によ
るモータの駆動速度設定段は低速段(L)になっている
かどうかが判断(ステップ104)され、低速段(L)
であると、速度設定器(5)によるモータの駆動速度を
、スプールの回転速度が低速段に対応した設定回転速度
(St)になるように指令する(ステップ105)。次
に、速度検出器(6)で検出されたスプール(2)の実
際の回転速度(S、)と、設定した低速段のモータ駆動
速度に対応する設定回転速度(Sl)との差が、前記設
定回転速度(S 、)の許容速度差(AI)、詳しくは
、設定回転速度(Sl)を中心とする高速側と低速側と
の許容速度の範囲内の回転速度よりも大きいかどうかが
判断(ステップ106)され、許容回転速度差(A、)
よりも小さいと、モータ(M)は速度補正手段で駆動速
度が補正されることなくデユーティ比50%の低速段の
駆動速度で駆動され、スプール(2)は前記低速段の駆
動速度に対応する回転速度で回転するのである。
そして、発停制御スイッチ(SW、)から停止信号があ
るかどうかが判断され(ステップ107)、停止信号が
あればモータ(M)の駆動は停止しくステップ108)
、このステップ(108)でモータの駆動が停止する。
又、前記ステップ(10f3)において速度検出器(6
)で検出されたスプール(2)の実際の回転速度(S 
R)と、設定した低速段のモータ駆動速度に対応する設
定回転速度(S、)との差が、前記許容速度差(A、)
よりも大きいと判断された場合、即ち、針掛かりした魚
の大きさにより前記スプール(2)の回転に作用する負
荷が大きく変動して実際の回転速度が、前記許容速度差
(A、)よりも高速回転、又は低速回転になっている場
合、実際の回転速度(SR)が、低速段の設定回転速度
(S、)より大きいかどうかが判断(ステップ109)
され、大きい場合、即ちスプール(2)の回転に作用す
る負荷が小さくて、スプールが前記許容速度差(A、)
よりも高速回転している場合、速度補正手段により低速
段のモータ駆動速度に対応するデユーティ比50%を例
えば40%に減少させて前記モータ(M)の駆動速度を
減速させ、前記スプール(2)の実際の回転速度を、前
記設定回転速度(Sl)と同じになるように制御(ステ
ップ110)L、ステップ(107)へ移る。
又、前記ステップ(109)においてスプール(2)の
回転に作用する負荷が太き(て、スプール(2)の実際
の回転速度(S R)が、前記許容速度差(A1)より
も小さい場合、速度補正手段により低速段のモータ駆動
速度に対応するデユーティ比50%を例えば60%に増
大させて前記モータ(M)の駆動速度を増速させ、前記
スプール(2)の実際の回転速度(A、 )を、前記設
定回転速度(S、)と同じになるように制御(ステップ
111)L、、ステップ(107)へ移る。
又、ステップ(104)において速度設定器(5)によ
るモータの駆動速度設定段が低速段(L)になっていな
い場合、即ち、中速段(M)になっている場合、速度設
定器(5)にょるモータの駆動速度を、スプールの回転
速度が中速段に対応した設定回転速度(S2)になるよ
うに指令する(ステップ112)。次に、速度検出器(
6)で検出されたスプール(2)の実際の回転速度(S
、)と、設定した中速段のモータ駆動速度に対応する設
定回転速度(S2)との差が、前記設定回転速度(S2
)の許容速度差(A2)、詳しくは、設定回転速度(s
2)を中心とする高速側と低速側との許容速度の範囲内
の回転速度よりも大きいかどうかが判断(ステップ11
3)され、許容回転速度差(A2)よりも小さいと、モ
ータ(M)は速度補正手段で駆動速度が補正されること
な(デユーティ比75%の中速段の駆動速度で駆動され
、スプール(2)は前記中速段の駆動速度に対応する回
転速度で回転するのである。
そして、ステップ(107)へうつる。
又、前記ステップ(113)において速度検出器(6)
で検出されたスプール(2)の実際の回転速度(Sn)
と、設定した中速段のモータ駆動速度に対応する設定回
転速度(S2)との差が、前記許容速度差(A2)より
も大きいと判断された場合、即ち、針掛かりした魚の大
きさにより前記スプール(2)の回転に作用する負荷が
大きく変動して実際の回転速度(S R)が、前記許容
速度差(A2)よりも高速回転、又は低速回転になって
いる場合、実際の回転速度(S R)が、中速段の設定
回転速度(S2)より大きいかどうかが判断(ステップ
114)され、大きい場合、即ちスプール(2)の回転
に作用する負荷が小さくて、スプールが前記許容速度差
(A2)よりも高速回転している場合、速度補正手段に
より中速段のモータ駆動速度に対応するデユーティ比7
5%を例えば65%に減少させて前記モータ(M)の駆
動速度を減速させ、前記スプール(2)の実際の回転速
度(S R)を、前記設定回転速度(S2)と同じにな
るように制御(ステップ115)L、ステップ(107
)へ移る。
又、前記ステップ(114)においてスプール(2)の
回転に作用する負荷が太き(て、スプール(2)の実際
の回転速度(SR)が、前記許容速度差(A2)よりも
小さい場合、速度補正手段により低速段のモータ駆動速
度に対応するデユーティ比75%を例えば85%に増大
させて前記モータ(M)の駆動速度を増速させ、前記ス
プール(2)の実際の回転速度(SR)を、前記設定回
転速度(S2)と同じになるように制御(ステップ11
f3)L、ステップ(107)へ移る。
又、ステップ(103)においてモータの駆動速度設定
段が高速段であると、モータ(M)は速度補正手段で駆
動速度が補正されることなく(ステップ117)、デユ
ーティ比100%の高速段の駆動速度で駆動され、スプ
ール(2)は前記高速段の駆動速度に対応する回転速度
で回転し、ステップ(107)へ移る。
又、ステップ(107)において発停制御スイッチ(S
W、)から停止信号がなければ、舟べり停止信号がある
かどうかが判断(ステップ118)され釣仕掛けが舟べ
りに近づいていて舟べり停止信号があれば、ステップ(
108)へ移ってモータ(M)の駆動を停止(ステップ
108)し、又、舟ベリ停止信号がなければステップ(
102)へ戻る。
尚、以上説明した実施例では、モータの変速段を3段と
したが、この変速段は2段或は4段以上であってもよい
。又、各変速段におけるモータの駆動速度は、リールの
大きさなどを考慮して適宜設定するのである。
又、前記速度設定器(5)の構造は特に限定されるもの
でないが、前記した如く設定スイッチ(51)(52)
と、マグネット(53)をもった設定摘み(54)とを
備え、この設定摘み(54)を摺動可能とした構造にす
れば、前記設定スイッチ(51)(52)を、密閉構造
のハウジング(4)に内装することができる利点がある
又、前記マグネットを備えた構造とする場合、このマグ
ネットは一つである他、複数個であってもよい。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、速度設定器(5)により設
定した設定段の一つを選択して魚釣りすることができる
のであって、この魚釣時、スプール(2)の回転に作用
する負荷の変動により前記スプール(2)の回転速度が
変動すると、この変動に対応して前記スプールの回転速
度を、速度補正手段により補正して自動的に変更できる
ので、頻繁に操作を行うことなく魚を確実に釣り上げる
ことができるのであり、しかも、前記負荷の大きさ如何
に拘らず前記スプールの回転速度を、予め設定する設定
回転速度に制御できるので、スプールの回転速度を低下
させることなく、予め予測する所定の時間内で魚を釣り
上げることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の機能ブロック図、第2図は電気系
統回路図、第3図はパルス信号の波形説明図、第4図は
フローチャート、第5図は両軸受リールにsA置した場
合における一部を省略した拡大断面図、第6図は同全体
の正面図である。 (5)・・・・速度設定器 (6)・・・・速度検出器 (MT)・・・・モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)可変速モータを備え、該モータの駆動によりスプー
    ルを駆動するようにした釣用リールにおける前記モータ
    のコントロール装置であって、前記モータの駆動速度を
    、前記モータに出力するパルス信号のデューティ比を変
    更して複数段に変速可能とすると共に、前記パルス信号
    のデューティ比を制御して前記モータの駆動速度を設定
    する速度設定器(5)と、前記スプールの回転速度を検
    出する速度検出器(6)と、前記デューティ比を制御し
    て前記モータの駆動速度を制御する速度制御時であって
    、前記スプールの回転に作用する負荷の変動により前記
    スプールの回転速度が変動するとき、前記速度検出器(
    6)による検出結果に基づき、前記速度設定器(5)で
    設定するモータ駆動速度に対応するデューティ比を増減
    させて、前記モータの駆動速度を補正し、前記スプール
    の回転速度を、前記速度設定器(5)で設定するモータ
    駆動速度に対応する速度に制御する速度補正手段とを備
    えていることを特徴とする釣用リールにおけるモータの
    コントロール装置。
JP26241788A 1988-10-17 1988-10-17 釣用リールにおけるモータのコントロール装置 Pending JPH02107146A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148609A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Miyamae:Kk 魚釣用電動リール
JP2010051288A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Globeride Inc 魚釣用電動リール
CN102475076A (zh) * 2010-11-30 2012-05-30 株式会社岛野 电动渔线轮的马达控制装置

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JP2012115177A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Shimano Inc 電動リールのモータ制御装置

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