JPH02106674A - 製氷皿 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の第１」用分野 本発明は、透明氷を造る為の上下二槽式製氷皿に関する
。

従来の技術 近年、家庭用冷蔵庫での透明製氷が冷蔵庫業界で注目を
浴び一部商品化もされているが、透明度、離水性にまだ
課題があり完全な物とはなっていないのが実情である。

以下、従来例につき第３図、第４図に従い説明まる。１
１は上皿で、底面１１，１には複数個の小孔１１ｂが穿
設され、上端外周部にはフランジ１１ｃが設けられてい
る。又、側面１１ｄば、離水性を良くする為、傾斜面と
している。１２は下皿で、底面１２ａは上皿１１の底面
１１　、ａと一定の間隔をもって設けられ、フランジ１
２ｂ、側面１２Ｃは、上皿１１とほぼ嵌合状態にある。

１３は断熱材であり、下皿１２の外側を覆っている。

尚、ここで１４は透明製氷部であり、１５は濁水残存部
である。

かかる構成において、上皿１１に注水された水は、透明
製氷部１４を満たすとともに小孔１１ｂを介し白濁水残
存部１６内に流入し、上皿１１、下皿１２とも調水状態
となる。

上皿１１、下皿１２に注水後、冷蔵庫の冷凍室内で製氷
を開始すると、下皿１２の底面１２ａ、側面１２Ｃが断
熱材１３により櫨われている為、結氷は直接冷気に晒さ
れている上皿１１の水面から徐々に始まり、水面から下
方に向かって氷の結晶が成長して行く。通常の製氷皿に
おいて氷が白濁するのは、水中に溶解している気体等の
不純物が氷の成長に伴い、細かい気泡となって氷の中に
封じ込まれる為であるが、この従来例の場合は、これら
不純物が氷の下の水中に濃縮して溶存し、上方からの氷
の成長に伴い下方に押しやられ、上皿１１の底面１１ａ
に設けた小孔１１ｂより白濁水残存部１５内へ総て集結
する事となる。この為、白濁水残存部１６の下層は、白
濁水となるものの、それより上層の透明製氷部４内はは
ぼ透明な氷となるものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる構成においては、上皿１１と下皿
１２とが、上皿１１と下皿１２との隙間に出来た氷や、
上下の氷を繋ぐ小孔１１ｂの氷等により強固に固着し、
両者を容易に引き剥す事が出来ず、したがって上皿１１
内に透明氷が出来ても、この透明氷を実用に供する事が
出来ないと言う課題があった。本発明は、上記従来例の
課題に鑑み、氷の透明度を落とす事なく上皿と下皿の離
氷を容易に行ない、透明氷を実用に供する事を目的とす
る。

課題を解決するための手段 上記課題を解決する為本発明の製氷皿は、上皿と下皿の
上端外周部に、梃子の原理を利用したレバー機構を設け
るという構成を備えたものである。

作　　用 本発明は、上記した構成によって上皿と下皿との離氷が
、レバーをつまむだけの非常に簡単な操作で、容易に出
来るものである。

実施例 以下、本発明の一実施例につき、第１図及び第２図に従
い説明する。尚、従来と同一構成については、同一符号
を付し、その詳細な説明を省略し、異なる部分について
のみ述べる。

図において、６はレバー機構であシ、下皿２のフランジ
２ｂに設けた突起７と、レバー８とにより構成される。

レバー８と、突起７との係止はレバー８の支点軸８ａを
突起７の小孔７ａＫｉ人して行なわれている。又、レバ
〜８の作用点８ｂは、上皿１の上端外周に設けたりブ９
と係合している。

かかる構成において、レバー８と下皿２のフランジ２ｂ
とをつまむと、その力は梃子比により倍加され作用点８
ｂ、リブ９に加わり、上皿１を下皿２より、容易に引き
剥す事が出来るものである。

上皿１を取り高す事が出来れば、その中の透明氷は、従
来の製氷皿の取シ扱いと全く同様の操作（例えば、ひね
りを加えるとか、底面を押す）により、簡単に離氷する
事が出来るものである。

以上のように、本実施例によれば、氷の透明度には全く
影響を与えずに、簡単な操作で出来た透明氷を容易に取
り出す事が出来る物である。

発明の効果 以上の様に本発明の製氷皿は、底面に複数個の小孔を設
けた上皿と、前記上皿よシ深さが深く、前記上皿を内装
する下皿を備え、前記上皿と下皿の上端外周部に、梃子
の原理を利用したレバー機構を設けるという構成を備え
たものであり、上皿内では、はぼ完全な透明氷を造る事
が出来、出来た透明氷を簡単なレバー操作により、容易
に離氷する事が出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す製氷皿の断面図、第２
図は同実施例のレバー機構部の破断図、第３図は従来例
を示す製氷皿の断面図、第４図は同従来例の製氷皿の斜
視図である。 １・・・・・・上皿、１ａ・・・・・・底面、１ｂ・・
・・・・小孔、１ｃ・・・・・・２ランジ、２・・・・
・・下皿、２ｂ・・・・・・７ランジ、６・・・・・・
レバー機構、７・・・・・・突起、７ａ・旧・・小孔、
８・・・・・・レバー、８ａ・・・・り支点軸、９・・
・・・・リブ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名１−
・ １０　−・ ｂ　　−− ＩＣ，２ｂ　　・ ２−・ ６−・ ８−・− ＼　　＼ ２ａ　　　／α よ　　　　皿 底面 小　　　　死 フランジ 下　　　工 しバーｇＩＬ慣 しバー リ　　　　　ブ １　゛ ｔα　−・− １ｂ　・・・ Ｉｃ、２ｂ　−一 ６　　・ ７　・・・ ａ ８　・・ よ皿 底　　　面 小　　　１ フランジ 下　　　皿 しバー糎孤 ９起 小　　　見 し　　バ　−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）底面に複数個の小孔を設けた上皿と、前記上皿よ
   り深さが深く、前記上皿を内装する下皿と、前記上皿及
   び下皿の上端外周部のフランジに設けたレバー機構とよ
   り成る製氷皿。
2. （２）フランジに複数の突起を設け、前記突起に円形の
   小孔を穿設した下皿と、前記小孔に嵌入する梃子の支点
   軸を有するレバーと、前記レバーの一端に係合するリブ
   を設けた上皿とより成る特許請求の範囲第１項記載の製
   氷皿。