JPH02106143A - 回転電機の回転子 - Google Patents

回転電機の回転子

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Publication number
JPH02106143A
JPH02106143A JP25699388A JP25699388A JPH02106143A JP H02106143 A JPH02106143 A JP H02106143A JP 25699388 A JP25699388 A JP 25699388A JP 25699388 A JP25699388 A JP 25699388A JP H02106143 A JPH02106143 A JP H02106143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
coil
rotor
reduced
saddle
Prior art date
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Pending
Application number
JP25699388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Yoguchi
与口 広光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02106143A publication Critical patent/JPH02106143A/ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は回転電機に係り、特に回転子のコイル端部支持
構造に関する。
(従来の技術) 従来より採用されている回転電機の回転子のコイル端部
支持構造の一例を、第3図の部分断面図を使って説明す
る。
鉄心1より突出した上コイル2aと下コイル2bは組番
縁テープや電気バインド用非磁鋼線等の支持部材3によ
り、遠心力によるコイルの変形を防止している。
本方式では、回転電機の容量の増加、及び、回転半径の
増大に対しては、支持部材3の強度を確保するため、幅
広く多層巻する必要がある。この結果、冷却効率の低下
問題と、巻回し回数に対して寸法上の制約から強度確保
が不可能な機種がでる等の問題があった。
このため、第4図のように、コイル2の端部内側に、鉄
心1に強固に固定した支えリング4を反力受けとし、非
磁性のUボルト5で固定する方式が考えられている。こ
のUボルト5によるコイル端部支持構造を第5図(a)
、 (b)に示す要部詳細図を使って説明する。
鉄心1から突出したコイル2は、絶縁されたコイルサポ
ート8を介してUボルト5の先端のR部と当たっている
。Uボルト5の平行部間にはコイル2.絶縁物9.支え
リングが、コイル固定部材のサドル6を介してナツト7
で締め付けられ回り止めされている。
(発明が解決しようとする課題) このように構成されたコイル端部支持構造の最弱点部は
、Uボルト5のネジ部となる。Uボルト5に適切な締め
付は力が与えられない場合には、コイル2.絶縁物9.
Uボルト5自身の遠心力が起動停止のたびに変動荷重と
なって、Uボルト5のネジ部に作用し、疲破壊にいたる
恐れもある。
この対策として、Uボルト5の寸法を大きくすれば、コ
イルの間隔に収まらなかったり、Uボルト5自身の重量
増加により遠心力が増え、効果が低減する等の問題があ
った。また、Uボルト5の強度を冷間加工などで高めて
も、ネジ部のような切り欠きに対しては、疲労強度を大
幅に高めることができない問題もある。
第6図は締め付は材のUボルト5と、被締め付は材のコ
イル2.絶縁物9.支えリング4の外力(遠心力) F
aに対する変動荷重FbtFcを示す線図である。ここ
で、Fbはボルトに作用する変動荷重、FCは被締め付
は材の変動荷重である。Uボルト5の疲労強度に対して
は、適切な初期締め付は方F1をUボルト5に与えるこ
とで、外力Faに対するボルト5の変動荷重Fbは著し
く低減でき、疲労強度を大幅に高めることができる。
上記理由から、疲労強度アップのためUボルト5に初期
締め付は方Fよを与え、冷却効率低下防止のため、コイ
ル2と支えリング間の絶縁物9の寸法を小さくすると、
第5図(a)、’ (b)のように支えリング4がコイ
ル2に近付き、直径は大きくなる。
このために、支えリング4は輸送上の制限を受け、分割
、 fJl地溶接することが多い。また、支えリング4
の直径増加は、自身の遠心力も増加させ、支えリング4
板幅を増加しなければならないという欠点も持つ。
この結果、Uボルト5が長くなり、Uボルト5自身の遠
心力増加を招く結果となっている。
本発明は、上記欠点を改善するためになされたものであ
り、起動停止にともなうUボルトに作用する変動荷重を
低減し、小型で一体輸送可能な支えリングにより、信頼
性の高い回転電機を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の回転電機の回転子は、
鉄心より突出したコイル端部の上コイルと下コイルをコ
イル固定部材を介してUボルトで設定初期締め付は力を
与えて固定し、前記固定部材のサドルやコイルサポート
とコイル端部内側の反力受けとなる鉄心最内周側に配置
した支えリングを高剛性の結合部材で機械的に一体化し
、コイル端部を間接的に反力受けに結合した構成とする
(作 用) 本発明は以上のように構成されているので、コイル締め
付は部材たるUボルトの重量低下による変動荷重低減が
可能となり、信頼性を高めると共に、反力受けの支えリ
ングを小さくでき、重量も低減されるので、輸送制限の
緩和・加工組立時間の短縮がはかれる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を使って説明する
第1図(a)、 (b)は本発明による回転子のコイル
端部支持構造の要部構成図である。
鉄心1より突出したコイル2は、外周側にR形状をもつ
Uボルト5とR形状を持つコイルサポート8.絶縁物9
.サドル6、ナツト7により、上コイル2aと下コイル
2bが同時に設定初期締め付は方F工て一体化されてい
る。コイル2の内側には、鉄心1の最内周に反力受けの
支えリング4が配置され、Uポル1へ5と比べ高い剛性
を持つボルトlOでサドル6と一体化されている。
このように構成された本実施例においては、Uボルト5
の長さが従来の支えリング4の板幅だけ短くなる。この
結果、Uボルト5自身の遠心力Faの低減が可能となる
。また、Uボルト5の遠心力Faによる伸びもUボルト
5自身が短くなっただけ低減され、コイル2の変形が低
下する。
反力受けの支えリング5が鉄心1の最内周に配置してい
るため、支えリング4自身の遠心力が低減され、板幅の
低減が可能となる。この結果、支えリング4の重量は半
減も可能となる。
本実施例のコイル端部支持構造を採用することにより、
コイル締め付は部材のUボルトの重量低下による変動荷
重低減が可能となり、疲労強度が著しく改善される。こ
の結果、Uボルト径を小径にでき、コイル本数が多く、
コイル間隔の狭い機種に対しても、本構造の適用が可能
となる。また、反力受けを小さく重量低減できることか
ら、一体輸送できる支えリングを採用できる機種が増え
、輸送制限の緩和・加工組立時間の短縮等の長所を持つ
(他の実施例) 次に本発明の他の実施例を第2図(a)、 (b)を参
照して説明する。
回転子に対して、Uボルト5のR形状部を内側としてコ
イル2を固定し、絶縁されたコイルサポート8と支えリ
ング4とをサドル11を介してボルト10で固定しであ
る。
本実施例においては、Uボルト5はボルト5自身の遠心
力がネジ部にかからず、前記実施例よりUボルトに作用
する変動荷重が少なくなる利点を持つ。本実施例でも前
記実施例と同様に前記した効果があることは明らかであ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、コイルを固定するUボルトの長さ
を短くし、反力受けとなる支うリングをコイル端部内側
の鉄心最内周に配置し、コイル端部をコイル固定部材と
支えリングとで間接的に結合したことによって、Uボル
トの変動荷重低減による疲労強度の向上が達成され、信
頼性の高い回転電機の提供が可能となる。また、Uボル
トの強度アップから、Uボルト径を大きくする必要がな
いので、採用可能な機種の拡大が可能となる。更に、反
力受けが小径となることから、輸送制限がふt和され、
組立加工時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明の一実施例に係る回転
子・の要部構成図、第2図(a)、 (b)は本発明の
他の実施例を定回転子の要部構成図、第3図および第4
図は従来の回転子の要部を示す断面図、第5図(a)、
 (b)は従来の回転子の要部構成図、第6図は遠心力
とUボルトに作用する変動荷重との関係を示す図である
。 1・・・鉄心 2a・・・上コイル 3・・・支持部材 5・・・Uボルト 7・・・ナツト 9・・・絶縁物 11・・・サドル 2・・・コイル 2b・・・下コイル 4・・・支えリング 6・・・サドル 8・・・コイルサポート 10・・・ボルト 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    第子丸   健 (b) 第1図 (0L) <b) (b) 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイル端部内側に反力受けを設け、コイル端部をこの反
    力受けに固定して鉄心より突出したコイル端部の遠心力
    による変形を防止するコイル端部支持構造を有する回転
    電機の回転子において、コイル端部をコイル固定部材を
    介してUボルトにて固定し、前記固定部材と反力受けを
    結合部材で一体化したことを特徴とする回転電機の回転
    子。
JP25699388A 1988-10-14 1988-10-14 回転電機の回転子 Pending JPH02106143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25699388A JPH02106143A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 回転電機の回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25699388A JPH02106143A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 回転電機の回転子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02106143A true JPH02106143A (ja) 1990-04-18

Family

ID=17300229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25699388A Pending JPH02106143A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 回転電機の回転子

Country Status (1)

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JP (1) JPH02106143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04140037A (ja) * 1990-10-01 1992-05-14 Tokyo Electric Power Co Inc:The 回転子巻線端部の支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04140037A (ja) * 1990-10-01 1992-05-14 Tokyo Electric Power Co Inc:The 回転子巻線端部の支持装置

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