JPH021054Y2 - - Google Patents

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JPH021054Y2
JPH021054Y2 JP4719486U JP4719486U JPH021054Y2 JP H021054 Y2 JPH021054 Y2 JP H021054Y2 JP 4719486 U JP4719486 U JP 4719486U JP 4719486 U JP4719486 U JP 4719486U JP H021054 Y2 JPH021054 Y2 JP H021054Y2
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JP
Japan
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handle
umbrella
locking device
locking tool
locking
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JP4719486U
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JPS62159726U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洋傘、特にその露先の係止装置の改良
に関する。
〔従来の技術〕
閉傘時に傘が半開きの状態で嵩ばつたり、或い
は不用意に開くのを防止するため、柄の軸側端部
に所謂「玉留」と称する円筒管状の係止具が設け
られており、これで多数の露先を纒めて保持する
ようになつている。
而して、これらに関連する先行技術には例えば
実公昭46−15306号、同60−2814号、実開昭58−
107022号等により開示されたものがある。
然しながら、従来の係止具は柄に対して緩く嵌
め込まれているだけであるので、柄の軸方向に沿
つて自由に移動し、纒められていた露先がその拘
束を解かれて傘が半開きとなつたり、特にスプリ
ング力を利用した自動展開式の洋傘にあつては不
用意に開傘ボタンが押されたときなど突然傘が開
いて児童等の場合不慮の事故を引き起こす危険性
があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、叙上の問題点を解訣するため為され
たものであつて、その目的とするところは、露先
を確実に保持することのできる係止装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解訣するための手段〕
而して、上記の目的は、傘の柄の軸側端部に設
けられ、閉傘時に露先を係止する装置に於て、柄
の軸側端部側面又は係止具内面に放射状に小突起
を複数設けると共に、上記柄の軸側端部に、少な
くともその一端に係止用の内方突起部を有し、中
間部が、上記柄の軸側端部に取り付けられた際相
手部材に強く接触し弾性的に変形される胴部から
成る係止具を圧嵌して成る露先係止装置によつて
達成される。
上記の突起を設けた部分の柄の外形は正多角形
柱状であるのが望ましく、また上記係止具は合成
樹脂製であるのが望ましい。
〔作用〕
上記の如き構成であると、上記係止具は柄の外
周面又はそれ自身の内壁面に設けた上記小突起に
より幾分変形されきつく嵌め込まれるため、係止
具自体の弾性力が作用して係止具の軸方向に沿つ
た遊動が抑止され、露先の確実な保持が可能とな
るものである。
これと同様な効果は、上記小突起を設けなくと
も係止具内面を柄の端部に対しシマリ嵌めとなる
ようにすれば得られるが、この場合には傘用とし
ては実用に供し得ない程の高い工作精度が要求さ
れるのに対し、本案によれば、低い精度でも日的
を達成することが可能であり、低価格で安全性の
高い露先係止装置が提供されるものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ本考案の詳細を具体的
に説明する。
第1図は、本考案にかゝる傘の露先係止装置の
一実施例を示す軸方向断面図、第2図は、第1図
中−線に沿つた拡大断面図、第3図は、係止
具の一実施例を示す軸方向断面図、第4図ないし
第7図は、本考案にかゝる傘の露先係止装置のそ
れぞれ別異の実施例を示す軸直角断面図である。
而して、第1図中、1は傘の柄、2は柄1に固
着された傘軸、3,3は露先、4は係止具であ
る。係止具4は傘の柄1の軸方向に沿つて移動可
能であり、第1図に示す如くこれを傘の先の方向
へ押しやることにより、閉じた傘の露先3,3を
保持して傘が広がるのを防止するようになつてい
る。
而して、柄1の軸側端部側面には、第2図に示
す如く放射状に小突起1a,1aが複数形成され
ており、この外側に係止具4が圧嵌されるように
なつている。
本実施例に於ては、係止具4の中間部の円筒面
の内径は、上記小突起の先端間の最大寸法よりも
小さく形成されており、そのため係止具4を柄1
の軸側端部に圧嵌すると、元来円筒状の係止具4
は第2図に示す如く幾分変形して、その弾性力に
より係止具4の内面と上記小突起1a,1aの先
端がかなりの押圧力をもつて当接せしめられる。
そのため、係止具4は柄1の軸方向に相当強い力
で引き動かさない限り自由に移動することはな
く、第1図に示す如く傘の先端方向へ押し出され
た係止具は不用意に手元側へ復帰することはな
く、これにより露先3,3が確実に保持され、不
慮の事故を防止し得るものである。
なお、係止具4の両端には、第3図に示す如く
係止用の内方突起部4a及び4bが形成され、こ
れが上記小突起1a,1aにひつかかることによ
り、係止具4が柄1から脱落しないようになつて
いる。
次に、第4図に示した実施例について説明す
る。同図に示した実施例に於ては、柄1をその軸
直角断面が角がわずかに丸味を有する多角形とな
るように形成し、その頂点1b,1bが、第2図
に示した実施例に於ける小突起1a,1aと同様
の機能を果して係止具4を若干変形させ、その軸
方向の動きを抑制するようになつている。
第5図に示した実施例のものは、柄1の軸直角
断面が変則的な八角形をしており、この場合もそ
の頂点1c,1cが係止具4の内面に圧接して、
係止具4を若干変形させるようになつている。こ
の場合もその稜線部には多少の丸味をつけておく
ことが推奨される。
第6図に示した実施例のものは、柄1の外周面
に小突起を設ける代りに、係止具4の内周面に小
突起4c,4cを形成し、これが柄1の外周面と
圧接することにより係止具4が変形し、その軸方
向の動きが抑制されるようになつている。
第7図に示した実施例のものは、係止具4の内
面を、その軸直角断面が多角形となるように形成
し、その各辺4d,4dに柄1の外周面が内接す
るように構成してある。その場合、係止具4の内
面の対向する辺間の距離を柄1の直径より僅かに
小さくすることによつて、係止具4を柄1に圧嵌
したときに係止具4が若干変形し、弾性力が作用
してその軸方向の動きが抑制されるようになつて
いる。
上記実施例に於ては、柄1の軸側端部外周面又
は係止具4の内周面に小突起等が放散同形に四〜
八個形成されているが、この数は任意に選択可能
である。ただ、工作の容易性と、係止具4を圧嵌
した場合に弾性力を均等に発生させるとの観点か
らすれば三ないし十二個程度が好適であり、これ
らを放散同形となるように設けることが推奨され
る。
又、上記実施例に於ては、係止具の両端に内方
突起を設けてあるが、これは、係止具が柄から抜
け落ちないよう構成されておれば一ケ所で足り、
又その位置も適宜に選択できるものである。
尚、係止具4の材料としては、これが幾分変形
しても復元し得る程度の弾性力を有するものであ
れば任意のものが利用でき、通常は合成樹脂が好
適である。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上の如く構成されるから、本考案
によるときは、係止具の軸方向の動きが抑止さ
れ、露先の確実な保持が可能で、安全性の高い露
先係止装置が提供されるものである。
なお、本考案は叙上の実施例に限定されるもの
でなく、本考案の目的の範囲内で上記の説明から
当業者が容易に想到し得る範囲内で自由に設計変
更できるものであつて、本考案はそれらのすべて
を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかゝる傘の露先係止装置の
一実施例を示す軸方向断面図、第2図は、第1図
中−線に沿つた拡大断面図、第3図は、係止
具の一実施例を示す軸方向断面図、第4図ないし
第7図は、本考案にかゝる傘の露先係止装置のそ
れぞれ別異の実施例を示す軸直角断面図である。 1……傘の柄、1a,1b,1c……小突起、
2……傘軸、3,3……露先、4……係止具、4
a,4b……内方突起部、4c,4d……小突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 傘の柄の軸側端部に設けられ、閉傘時に露先
    を係止する装置に於て、柄の軸側端部側面又は
    係止具内面に放射状に小突起を複数設けると共
    に、上記柄の軸側端部に、少なくともその一端
    に係止用の内方突起部を有し、中間部が、上記
    柄の軸側端部に取り付けられた際相手部材に強
    く接触し弾性的に変形される胴部から成る係止
    具を圧嵌して成る上記の傘の露先係止装置。 2 上記の突起が柄側に設けられ、当該部分の外
    形が正多角形柱状である実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の傘の露先係止装置。 3 上記係止具が合成樹脂製である実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の傘の露先係止装置。
JP4719486U 1986-04-01 1986-04-01 Expired JPH021054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4719486U JPH021054Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

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JP4719486U JPH021054Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

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Publication Number Publication Date
JPS62159726U JPS62159726U (ja) 1987-10-09
JPH021054Y2 true JPH021054Y2 (ja) 1990-01-11

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ID=30867564

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