JPH02104820A - 構造物の基礎構造 - Google Patents

構造物の基礎構造

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JPH02104820A
JPH02104820A JP25543388A JP25543388A JPH02104820A JP H02104820 A JPH02104820 A JP H02104820A JP 25543388 A JP25543388 A JP 25543388A JP 25543388 A JP25543388 A JP 25543388A JP H02104820 A JPH02104820 A JP H02104820A
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floating
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Atsuo Onoe
尾上 篤生
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Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野−j この発明は、ウォーターフロントなどの軟弱地盤−トに
構築される構造物の基礎構造に係り、特に中高層以上の
構造物の基礎構造に関するものである。
「従来の技術」 −aに、臨海部などのウォーターフロントは、立地条件
に優れていることから、各種の構造物を構築することが
望まれているが、このようなウォーターフロントはその
ほとんどが埋立地であるため、その地盤は極めて軟弱で
あり、その上に中高層以上の建築構造物を構築すること
は極めて困難である。
このため、従来は、ウォーターフロントなどの軟弱地盤
に中高層以上の建築構造物を構築する際の基礎工法の一
例として、例えば、建築構造物の下部を浮き基礎として
軟弱地盤中に埋設することにより上記建築構造物を軟弱
地盤中に浮かべるように支持することが考えられていた
[発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記のように建築構造物を浮き基礎によ
って支持した場合には、施工後長期間経つと地盤のクリ
ープによって建築構造物がピサの斜塔のように傾く恐れ
があり、また、地震により転倒する恐れもある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、施工後
長期間経っても構造物が傾くことがなく、かつ地震によ
り転倒する恐れのない構造物の基礎構造を提供すること
を目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明の構造物の基礎構造は、ウォーターフロントな
どの軟弱地盤上に構築される構造物の基礎構造であって
、上記構造物の下部が浮き基礎とされて上記軟弱地盤中
に埋設され、この浮き基礎がアンカーによって上記軟弱
地盤の深層部の基盤に支持されているものである。
「作用」 この発明の構造物の基礎構造においては、構造物の下部
を浮き基礎としてウォーターフロントなどの軟弱地盤中
に埋設したことによって構造物を軟弱地盤に浮かせた状
態で支持していると共に、f記17き基礎をアンカーに
よって上記軟弱地盤の深層部の基盤に支持したことによ
って、地盤のクリープおよびロッキング動等によって構
造物が傾(ことはなくなる。このため、この基礎構造に
よって構造物を支持した場合には、施工後長期間経って
も構造物が傾くことがなく、しかも地震により転倒する
恐れもない。
「実施例」 以下、この発明の一実施例を第1図を参照して説明する
第1図において、符号1はウォーターフロント等の軟弱
地盤、2はこの軟弱地盤l上に構築された建築構造物(
構造物)である。
上記建築構造物2は、中高層以上の建物であって、その
骨格となる四つの柱3および壁4を地下に延長して、そ
の地下部分を浮き基礎5としたものである。
この浮き基礎5は、容性3の下端部に隣合う柱3の間を
掛は渡すようにして互いに平行な一対の梁6.6を設け
、これら一対の梁6.6の間に下方に凸んだ円弧板状の
スラブ7を設けたものであって、建築構造物2の地下部
分を壁4のおよびスラブ7によって外部から遮蔽するよ
うに構成したものである。また、上記各梁6.6は、ア
ンカー8によって上記軟弱地盤1の深層部の基盤9に支
持されている。このアンカー8は、例えばpci線、P
C鋼より線、PC鋼棒などのように、プレストレスコン
クリートにおいて緊張材として使用されている鋼材など
からなるものであって、各梁6.6の両端部にそれぞれ
固定されて、一方の梁6のアンカー8が他方の梁6のア
ンカー8とX状に交叉した状態で、各アンカー8の下端
部が上記基盤9に固定されている。
なお、この実施例ではスラブ7を円弧板状としているが
、これは、アンカー8を緊張した場合に、スラブ7に発
生する応力が主に圧縮応力だけとなるため、スラブ7を
円弧板状とすることによって、スラブ材であるコンクリ
ートの耐圧縮応力特性を十分に活用するようにしている
ためである。
次に、この基礎構造の構築方法について説明する。
この基礎構造の建築構造物2を施工する場合には、予め
、軟弱地盤l中に杭および地中壁を打ち込んで、これら
を住3および壁4とすることにより建築構造物2の地下
部分を構築しておき、次いでその地下部分の壁4の内側
を掘削して排土した後、上記柱4の下端部に梁6および
取り付けて浮き基礎5を構築し、さらに上記柱3および
壁4を上方へ延長させていくことによって建築構造物2
の地上部分を構築していく。この場合、建築構造物2の
重量を排土の重量とほぼ等しくしてバランスさせること
により建築構造物2の沈下を防ぐ必要があるが、その場
合、通常は、建築構造物2の地下部分の深さD (メー
トル)と地上部分の階数Nとの関係を、 地下部分の深さD=地上部分の階数N とすれば良い。
また、このようにして、建築構造物2を浮き基礎5によ
って支持する場合、その浮き基礎5をアンカー8で基盤
9に固定する必要があるが、その場合には、予め基盤9
にアンカー8の下端部を固定してお(と共に、上記梁6
の両端部に上記アンカー8を挿入する孔を形成しておき
、この孔に上記アンカー8の上端部を挿入して緊張させ
た後、その孔にグラウティングを行なって上記アンカー
8の上端部を梁6の両端部に定着することにより、上記
建築構造物2を上記アンカー8の張力によつて軟弱地盤
l中に支持する。
この基礎構造によれば、建築構造物2の下部を浮き基礎
5として軟弱地盤1中に埋設したことによって、その浮
き基礎5内の地下空間を有効に利141することができ
ると共に、建築構造物2の重量をTJF上の重量とほぼ
等しくしてバランスさせたことによ−)で、建築構造物
2の沈下を防ぐことができる。その上、この基礎構造で
は、上記浮き基礎5をアンカー8の張力上って基盤9に
固定したので、地盤のクリープによる傾斜、および地震
による転倒を防ぐことができる。
[発明の効果−1 この発明の構造物の基礎構造によれば、構造物のF部を
l−7き基礎としてウォ・−ターフロントなどの軟弱1
11!盤中に埋設置2、かつこのlデき基礎をアンカー
によって七紀軟弱It盤の深層部の基盤に支持したので
、施丁後長期間経っても地盤のクリープ笠によりか構造
物か傾くことがなく、12かも地震等により転倒する恐
れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の−・実施例を示ず図あって、軟弱
地盤におi′jる構造物の基礎構造の概略構成図である
。 l・・・・・・軟弱地盤、 2・・・・・建築構造物(構造物)、 5・・・・l乎き基礎、 8・・・・・・アンカー、 9・・・・・基盤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウォーターフロントなどの軟弱地盤上に構築される構造
    物の基礎構造であって、上記構造物の下部が浮き基礎と
    されて上記軟弱地盤中に埋設され、この浮き基礎がアン
    カーによって上記軟弱地盤の深層部の基盤に支持されて
    いることを特徴とする構造物の基礎構造。
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