JPH0210420Y2 - - Google Patents

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JPH0210420Y2
JPH0210420Y2 JP1984098398U JP9839884U JPH0210420Y2 JP H0210420 Y2 JPH0210420 Y2 JP H0210420Y2 JP 1984098398 U JP1984098398 U JP 1984098398U JP 9839884 U JP9839884 U JP 9839884U JP H0210420 Y2 JPH0210420 Y2 JP H0210420Y2
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hood
air volume
straight pipe
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pipe duct
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JP1984098398U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野概要〕 この考案は、空気調和設備又は換気設備(以
下、空気調和等の設備と称す)の吹出口又は吸込
口にそのフード部分を装着して風量を測定する風
量測定装置に関し、特に、分解可能な風量測定装
置に関する。
〔従来技術とその問題点〕 従来、空気調和等の設備の吹出口又は吸込口に
装着されて、風量を測定する風量測定装置は、
JISA1431−1974に定める空気調和等の設備の風
量測定方法により、フード部分、直管ダクト部分
及び風量可変送風装置から成る装置を使用するも
のとされている。
この風量測定装置としては、例えば、第1図に
示すものがある。すなわち、第1図aに示す風量
測定装置1は、フード部分2と直管ダクト部分3
と風量可変送風装置4とから成るものであり、第
1図bの風量測定装置5は、直管ダクト部分6と
風量可変送風装置7との間にフレキシブルダクト
8を有するものである。
しかしながら、これら従来の風量測定装置1,
5はいずれもフード部分2,9と直管ダクト部分
3,6、直管ダクト部分3,6と風量可変送風装
置4,7又はフレキシブルダクト8が固定されて
いるため、収納時に広い収納スペースを必要と
し、搬送時にもすみやかに移動することができな
い問題がある。
特に、集風フード部分2,9を形成するフード
においては、JIS規格により、可能なかぎり大き
いことが望ましいものとされていることから、風
量測定装置1,5の収納時、搬送時においては、
この部分が大きな障害となる問題がある。
〔考案の目的〕
この考案の目的とするところは、前記従来の問
題を解決するものであつて、収納時には広い収納
スペースを必要とせず、搬送時にはすみやかに搬
送することができ、かつ使用時には容易に組立て
ることができる風量測定装置を提供することにあ
る。
〔考案の構成〕
この考案は前記目的のために、フード部分とこ
のフード部分に接続された直管ダクト部分とこの
直管ダクト部分に接続された風量可変送風装置と
を備えた空気調和等の設備の風量測定装置におい
て、前記フード部分と前記直管ダクト部分とを着
脱自在に接続するとともに、この直管ダクト部分
と前記風量可変送風装置とを着脱自在に接続し、
さらに、前記フード部分を、底板とその周囲にあ
つて相対向する2組の側板とから構成し、前記側
板のうちの1組を、フードの内側方向に折り畳み
可能に底板に枢着し、他方の1組の側板を底板に
対し着脱可能に係合してなる風量測定装置とし
た。
このため、風量測定装置の搬送時や収納時に
は、フード部分と直管ダクト部分と風量可変送風
装置とを分離したうえ、フード部分を、1組の側
板を取り外し、且つ1組を底板に重ねるように折
り畳んで分解することができるから、風量測定装
置をコンパクトにまとめることができ、したがつ
て嵩張ることがなくなる。
〔実施例〕
次に、この考案を実施例に基づいて詳細に説明
する。
第2図に分解した形で示す風量測定装置10
は、空気調和等の設備の吹出口又は吸込口におけ
る風量を集風するフード部分11と直管ダクト部
分12とフレキシブルダクト部分13及び風量可
変送風装置14とを備える風量測定装置10であ
つて、フード内にフード内静圧用の翼型複合ピト
ー管15、直管ダクト16内に静圧・全圧の差圧
検出用の流体圧力感知装置17を有し、風量可変
送風装置14内の可変速フアンを制御して、翼型
複合ピトー管15により検出されたフード内静圧
と室内圧との差圧を差圧計(図示せず)を参照し
て等しく制御し、同一差圧計または他の差圧計を
流体圧力感知センサ17に接続して、このような
差圧計で風量として直読する風量測定装置10で
ある。
而して、フード部分11を形成するフードは、
木材・金属・樹脂等の板材を組み合わせた、底板
18と相対向する2組の側板19,20から成る
箱体である。このフードの開口端部分は、フード
の外側に張り出ていて、フランジ21を形成して
いる。
そして、このフランジ21の表面には、吹出口
の周辺の天井部分とフードとの間隙を閉塞するた
めのモルトプレンが貼付される。
また、このフードは組立可能なものであつて、
相対向する2組の側板19,19,20,20中
の1組の側板20,20は、フードの底板18に
蝶番22で固定して、底板18に対し、この1組
の側板20,20を起伏自在とする。相対向する
2組の側板19,19,20,20の他の1組の
側板19,19は、底板18及びこの底板18に
蝶番22で固定された1組の側板20に対し、取
り外し可能なものであつて、箱蓋状を成すもので
ある。而して、フードは、底板18に蝶番22で
固定した1組の側板20,20を底板18に対し
直角に起立し、箱蓋状を成す1組の側板19,1
9を、この1組の側板20の表面がフード内側を
成すように嵌め込む。そして、箱蓋状を成す1組
の側板19,19の縁の部分と、底板18及び1
組の側板20,20との重合部分をクリツプ止め
するものである。このようにクリツプ止めするこ
とにより、1組の側板19,19は取り外し可能
なものとなる。そして、フードが組立て可能に構
成される。
ところで、フードの底板18に形成された開口
23周辺面にはネジ穴24が形成されている。こ
のネジ穴24は、直管ダクト16にフードを取り
付けるためのものである。そして、直管ダクト1
6の上端のフランジ25には、フード底板18に
形成したネジ穴24に対応するネジ穴25aが形
成されている。そして、これらネジ穴24とネジ
穴25aとを介してフードと直管ダクト16が組
立てられるものである。なお、この直管ダクト1
6の上部はラツパ状を成すものである。
一方、直管ダクト16の下部にビス止め又はリ
ベツト止め等で固定したガイドスライド板接合フ
ランジ26が設けられていて、このフランジ26
の下部に、フレキシブルダクト27が取り付けら
れた構成を採る。この取り付け方法は、ガイドス
ライド板接合フランジ26の下方に突出した直管
ダクト16の下端部に、フレキシブルダクト27
の上端部をフレキシブルダクトバンド27aで締
め着けて取り付ける。ここで、フレキシブルダク
ト27の下端部は、風量可変送風装置14に取り
付けられるものであつて、風量可変送風装置14
の外部に突出した取付部分にフレキシブルダクト
27の下端部をフレキシブルダクトバンド27a
で締め着けて取り付ける。
この風量測定装置10は、昇降装置を備えてい
る。
昇降装置は、風量可変送風装置14の上面14
aに取り付けたフレキシブルダクト27の外側
に、所定の長さの4つの中空のガイドボール28
を取り付ける。この4つのガイドポール28は、
風量可変送風装置14の上面14aから上方に垂
直に延びるものであつて、この上面14aのガイ
ドポール28の取り付け部分を凹状に形成して、
ガイドポール28の下端部を嵌合して取り付け
る。
そして、4つのガイドポール28,28,2
8,28のそれぞれの中空内に各ガイドポール2
8の上端から鉛等のバランスウエイト29,2
9,29,29を吊り込む。各バランスウエイト
29は、ワイヤ30で滑車(図示せず)を介して
吊り込み、このワイヤ30の他端は、スライド板
31,31に掛止する。このスライド板31,3
1は、それぞれ2つのガイドポール28,28に
対し上下方向にスライド自在にこれを貫通させて
係合する。そして、この2枚のスライド板31,
31の端は、それぞれ直管ダクト16の下部のガ
イドスライド板接合フランジ26に、クランプ又
はボルト止め等で取り付けられる。
このようにして、この昇降装置は、4つのガイ
ドポール28,28,28,28の中空内に4つ
のバランスウエイト29,29,29,29を吊
り込むことにより、フード部分11の重量及び直
管ダクト部分12の重量と、フレキシブルダクト
27の反力が一定の状態で釣り合うようにしたも
のである。
なお、風量測定装置10には、移動を容易にす
るため、キヤスタ32が四隅に設けられている。
以上のように構成した風量測定装置10は、こ
の風量測定装置10の使用時には、空気調和・換
気設備の測定吹出口又は吸込口の下に風量測定装
置10を移動する。そして、測定吹出口までフー
ド部分を上昇させる際には、ガイドスライド板接
合フランジ26に取り付けたガイドスライド板3
1を持ち上げる。ガイドスライド板31を持ち上
げることにより、4つの各ガイドポール28の中
空内にそれぞれ吊り込んだ4つの各バランスウエ
イト29が下降し、フード部分11及び直管ダク
ト部分16が上昇する。
フード部分11を下降する際には、ガイドスラ
イド板31を下げる。ガイドスライド板31を下
げることにより前記バランスウエイト29が上昇
する。
そして、フード部分11の重量及び直管ダクト
部分12の重量とフレキシブルダクト27の反力
が一定の状態で釣り合うようにしたことから、こ
のフード部分11の昇降は少ない力で行うことが
できる。
なお、フードのフランジ21にモルトプレンを
貼付したことから、測定吹出口の周囲の天井面に
フード部分11を密着することができる。
また、測定吹出口又は吸込口の真下に障害物が
ある場合や測定吹出口又は吸込口が壁面に設けら
れたものである場合には、昇降装置を取り外し
て、フード部分を直接持つて測定する。
次に、風量測定装置10の収納について説明す
ると、収納の際には、フレキシブルダクト27の
下端部と風量可変送風装置14を固定するフレキ
シブルダクトバンド27aを解除する。そして、
フレキシブルダクト27の上端部と直管ダクト1
6の下部を固定するフレキシブルダクトバンド2
7aを解除する。また、直管ダクト16の上端の
フランジ25とフードの底板18を固定するネジ
を取り外す。次に、フードの箱蓋状を成す1組の
側板20の縁の部分と、底板18及びこの底板1
8に蝶番22で固定した1組の側板20との重合
部分のクリツプを取り外す。
而して、風量測定装置10は、風量可変送風装
置14とフレキシブルダクト27と直管ダクトと
フード部分とに分割することができる。そして、
フード部分は、更に、箱蓋状の1組の側板19を
取り外して、底板18とこの底板18に蝶番で固
定した1組の側板20を三つ重ねにすることがで
きるものである。
一方、昇降装置は、4つのガイドポール28の
中空内に吊り込んだ各バランスウエイト29を取
り出して、スライド板31に掛止したワイヤ30
の他端を取り外す。そして、ガイドスライド板接
合フランジ26にクランプ又はボルト止め等で取
り付けたガイドスライド板31を取り外す。4つ
の各ガイドポール28は、凹状に形成した風量可
変送風装置14の表面の嵌合部分からその下端部
を抜き出して取り外す。而して、昇降装置は分解
されて、収納されるものである。
なお、実施例においては、直管ダクト16の上
部がラツパ状を成すことから、直管ダクト16内
に装着した流体圧力感知装置17に偏流の少ない
状態で流体圧力を供給することができる。
ここで、昇降装置は、実施例に示すようなポー
ルとバランスウエイトによる昇降方式に限定され
るものではなく、モータ等の駆動力により昇降、
下降させるようにしてもよい。また、ポールは4
つ設けているが、これは少なくとも1つあれば昇
降及びガイドが可能であることはもちろんであ
る。
ところで、実施例に示すごとく、フード内静圧
検出器が(翼型複合ピトー管)が、少なくも集風
フード内の中心から見て異なる2方向配置されて
各測定点の平均静圧を検出するようにしているの
で、集風フードの高さを大きくしなくても済み、
小型化した形で風量測定が行える。
また、風量計量管の風量測定のための圧力セン
サ等を平均圧力等を検出するセンサとすれば、風
量計量管の助走直管長を十分にとる必要がなく、
精度のよい測定ができ、その管長も小さくできる
ことになる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の風量測定装置
は、搬送時や収納時には、フード部分と直管ダク
ト部分と風量可変送風装置とを分離したうえ、フ
ード部分を、1組の側板を取り外し、且つ他の1
組を底板に重ねるように折り畳んで分解すること
ができるから、フード部分のみならず風量測定装
置全体をコンパクトにまとめることができ、した
がつて嵩張ることがなくなる。このため、収納及
び搬送のためのスペースを狭くすることができる
とともに、使用時にはその組立ても容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは、従来の風量測定装置を示す説
明図、第2図は、この考案の一実施例を示す概略
分解斜視図である。 10……風量測定装置、11……フード部分、
12……直管ダクト部分、13……フレキシブル
ダクト部分、14……風量可変送風装置、16…
…直管ダクト、18……底板、19,20……側
板、22……蝶番、23……開口、24……ネジ
穴、25……フランジ、25a……ネジ穴、26
……ガイドスライド板接合フランジ、27……フ
レキシブルダクト、28……ガイドポール、29
……バランスウエイト、30……ワイヤ、31…
…ガイドスライド板、32……キヤスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フード部分とこのフード部分に接続された直管
    ダクト部分とこの直管ダクト部分に接続された風
    量可変送風装置とを備えた空気調和等の設備の風
    量測定装置において、前記フード部分と前記直管
    ダクト部分とを着脱自在に接続するとともに、こ
    の直管ダクト部分と前記風量可変送風装置とを着
    脱自在に接続し、さらに、前記フード部分を、底
    板とその周囲にあつて相対向する2組の側板とか
    ら構成し、前記側板のうちの1組を、フードの内
    側方向に折り畳み可能に底板に枢着し、他方の1
    組の側板を底板に対し着脱可能に係合したことを
    特徴とする風量測定装置。
JP9839884U 1984-06-29 1984-06-29 風量測定装置 Granted JPS6114321U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9839884U JPS6114321U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 風量測定装置

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JP9839884U JPS6114321U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 風量測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS6114321U JPS6114321U (ja) 1986-01-28
JPH0210420Y2 true JPH0210420Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=30657940

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JP9839884U Granted JPS6114321U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 風量測定装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329211U (ja) * 1986-08-08 1988-02-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329211U (ja) * 1986-08-08 1988-02-26

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JPS6114321U (ja) 1986-01-28

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