JPH021040Y2 - - Google Patents

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JPH021040Y2
JPH021040Y2 JP1981033145U JP3314581U JPH021040Y2 JP H021040 Y2 JPH021040 Y2 JP H021040Y2 JP 1981033145 U JP1981033145 U JP 1981033145U JP 3314581 U JP3314581 U JP 3314581U JP H021040 Y2 JPH021040 Y2 JP H021040Y2
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JP
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voltage
circuit
impulse
electric fence
power source
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JP1981033145U
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JPS57145300U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電池等の直流電源を用いた電気柵電
源装置(電柵器という)に関し、昇圧トランスの
一次側にトランジスタを介設して、該トランジス
タのスイツチング動作により前記トランスの二次
側に衝撃電圧を得るようにしたものである。
従来より、家畜動物の逃亡防止等の飼育管理又
は野生動物の田畑への侵入を防ぐ為に電気柵が多
く使用されているが、使用場所が田畑や山間地で
あるので、電源としては通常電池が用いられ、電
池の交換に多大の労力と費用を必要としていたの
みならず、電池の寿命に制限されて強力な電柵器
を得ることが難しかつた。
そこで電池の寿命を延長する為に消費電力の少
ない電柵器として、回路を半導体化する試みがな
されてきたが、出力には数千ボルト以上の高電圧
パルスを発生させるので、そのサージ電圧による
半導体素子の破壊が問題となり、高電圧パルスを
発生させる為のスイツチング素子としてはサイリ
スタを使用するのが常であつた。従つて電池の直
流電圧をコンバータ(DC−DCコンバータ)を使
用して一旦昇圧し、これをサイリスタに印加して
動作させなければならず、電池の利用効率が非常
に低いと共に、サイリスタに特有の複雑な回路も
必要として部品点数が増し、かつ故障率も高くな
る問題点があつた。
然るにこの考案は前記スイツチング素子に高耐
圧、高速トランジスタ(瞬時大電流がとれるも
の)を使用したので、前記コンバータ等のサイリ
スタに特有の回路を不要として、回路の複雑化、
部品点数の増大を免れると共に、故障が少なく、
電池の利用効率を高めた電柵器を得ることに成功
し、従来の問題点を悉く解決したのである。
即ちこの考案を実施例について説明すれば、昇
圧トランス1の一次側(低圧側)をスイツチ2、
抵抗3および高耐圧、高速トランジスタ4を介設
して電池5に接続し、前記スイツチ2の昇圧トラ
ンス1側にインパルス発生回路6を設置して、そ
の出力を前記トランジスタ4のベース端子へ抵抗
7を介して接続する。前記昇圧トランス1の二次
側(高圧側)は、一端を出力端子8と接続し、他
端は接地端子9と接続すると共に、二次側線間に
は抵抗10およびネオン管11を直列接続して、
出力表示回路を構成する。前記インパルス発生回
路6は第2図の如く通常の半導体集積回路ICで
構成され、その外部端子に接続される抵抗R、コ
ンデンサCの抵抗値又は容量を変化することによ
り、出力インパルスのパルス巾、周波数が設定で
きるようになつている。
上記実施例においてスイツチ2をONにすると
インパルス発生回路6が動作すると共に、高耐
圧、高速トランジスタ4には電池5の電圧が印加
される。然してインパルス発生回路6の出力から
前記トランジスタ4のベース端子には、インパル
ス発生回路6の外部端子に設けた設定回路で定め
られたパルス巾、周波数のパルス信号が与えら
れ、それに従つて高耐圧、高速トランジスタ4が
スイツチング動作をする結果、昇圧トランス1の
二次側即ち出力端子8には衝撃電圧がバルス状に
発生する(この衝撃電圧が電気柵を構成する導電
線に印加される。)。衝撃電圧としては5千ボルト
乃至1万ボルトの電圧が通常使用される。前記半
導体集積回路によるインパルス発生回路6の外部
端子に設けた設定回路によつて衝撃電圧のパルス
巾は2乃至30ミリセコンドの範囲で変化させるこ
とが可能である。前記のように衝撃電圧を繰り返
す形式においては衝撃パルスの電流が安全上規制
されている。従つて動物に対して有効な衝撃を確
保する為には、パルス巾を調整して放出電気量を
変化させる必要があり、この要請に対して前記設
定回路の調整で対応することが可能である。
即ちこの考案によれば、直流電源を用いて電気
柵用の衝撃電圧を発生させる電柵器において、昇
圧トランスの一次側のスイツチング素子として高
耐圧、高速トランジスタを設けたので、回路を簡
略化して故障の発生率を小さくできると共に、直
流電源の利用効率を高め、(従来の2倍以上の電
池寿命を実現できる。)理想的な電柵器を提供で
きる効果がある。又、前記トランジスタのベース
端子に接続するインパルス発生回路に衝撃電圧の
パルス巾を変化する為の設定回路を設けたので、
衝撃パルスにより放出する電気量を対象とする動
物に最も有効となるように調整できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の回路図、第2図は
同じく実施例のインパルス発生回路の回路図であ
る。 1……昇圧トランス、2……スイツチ、3……
抵抗、4……高耐圧、高速トランジスタ、5……
電池、6……インパルス発生回路、7,10……
抵抗、8……出力端子、9……接地端子、11…
…ネオン管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源を用いて電気柵用の衝撃電圧を発生さ
    せる回路において、昇圧トランスの一次側に、前
    記直流電源と、高耐圧、高速トランジスタが直列
    に接続してあり、高耐圧、高速トランジスタに
    は、該トランジスタにスイツチング動作をさせる
    為のインパルス発生回路が接続してあり、該イン
    パルス発生回路は、衝撃電圧のパルス巾を設定す
    る為の設定回路を有していることを特徴とした直
    流電源を用いた電柵器。
JP1981033145U 1981-03-10 1981-03-10 Expired JPH021040Y2 (ja)

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JP1981033145U JPH021040Y2 (ja) 1981-03-10 1981-03-10

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Publication Number Publication Date
JPS57145300U JPS57145300U (ja) 1982-09-11
JPH021040Y2 true JPH021040Y2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=29830511

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JP (1) JPH021040Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4328982Y1 (ja) * 1964-11-04 1968-11-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4328982Y1 (ja) * 1964-11-04 1968-11-28

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JPS57145300U (ja) 1982-09-11

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