JPS582152Y2 - ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト制御装置 - Google Patents

ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト制御装置

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JPS582152Y2
JPS582152Y2 JP15069776U JP15069776U JPS582152Y2 JP S582152 Y2 JPS582152 Y2 JP S582152Y2 JP 15069776 U JP15069776 U JP 15069776U JP 15069776 U JP15069776 U JP 15069776U JP S582152 Y2 JPS582152 Y2 JP S582152Y2
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JP
Japan
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gate
pulse
turn
capacitor
thyristor
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Application number
JP15069776U
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JPS5367754U (ja
Inventor
斎藤涼夫
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自己消弧形半導体素子(一般にゲートター
ンオフサイリスクと呼ばれるが、以下GTOと略称する
)のゲート制御回路に関するものである。
GTOはゲートGとカソードにの間に正のゲート制御信
号を印加すると導通し、負のゲート制御信号を印加する
と非導通となる特性を有する半導体素子である。
正のゲート制御信号はゲートターンオンゲインが高く、
一般のサイリスタのターンオン信号と同様に小容量の信
号で済むが、負のゲート制御信号はゲートターンオフゲ
インが2〜4程度しかなく、しかもゲート電流の立ち上
がりが一般のサイリスタの数十倍を要求されるため、主
回路電流の1/2〜1/4相応の大電流を数10μse
c以下の非常に短い時間に流さなければターンオフでき
ないという特性がある。
このようなゲート制御信号を得るには、たとえばインバ
ータ等において多数のGTOが用いられている場合には
、それぞれのゲート回路の直流電源を別々に絶縁し、コ
ンデンサ等の放電電流を直接にGTOのゲートGとカソ
ードにの間に印加するという手段がとられていた。
このようなゲート回路の構成をとると、ゲート回路の直
流電源が別々に必要なこと及び比較的犬容量のターンオ
フ回路が必要なことから不経済でもあり、また信頼性に
も問題が生ずる恐れがある。
これに対し各ゲート毎にパルストランスで絶縁してゲー
トを制御すれば前記の欠点を防ぐことができるが、従来
の手段ではパルストランスを数個用いてオンパルス及び
オフパルスを別々に発生していたので、その特長が充分
発揮できなかった。
この考案は、このような欠点の改善のためなされたもの
であり、直流電源とパルストランスの1次側の少なくと
も一巻線の間にそれぞれが並列接続されたコンデンサを
設けることにより、オンパルス及びオフパルスの発生回
路を非常に簡単な構成とし、信頼性を向上させるととも
に、制御回路と主回路を絶縁できるゲートターンオフサ
イリスクの制御装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を第1図の構成図と第2図の
動作波形図で説明する。
第1図において、10はパルストランスの1次側の制御
回路を構成するパルス発生回路であり、11は直流電源
、12はトランジスタ、13は限流用インピーダンス、
14と15はコンデンサ18に蓄えられた電荷を反転さ
せるためのりアクドルとサイリスタ、16はダイオード
、17はオフパルス用サイリスタ、19はオフパルス用
コンデンサ、20はGTO(Aはアノード、Kはカソー
ド、Gはゲート)、21は抵抗器、22はダイオード、
23はコンデンサ、24は定電圧ダイオード、25はダ
イオード、30はパルストランスでPTlは1次側巻線
、PT2は2次側巻線を示し、上記各部品は図示の如く
回路組みされる。
また第2図において、aはコンデンサ18を通してパル
ストランス30の1次側巻線PT1へ流れる電流I C
1、bはコンデンサ18の電圧Ec1.cはサイリスタ
15に流れる電流■S1.dはコンデンサ19の電圧E
c2.eは1次側巻線PT、へ流れる電流IPTIであ
る。
次に動作を説明する。
第1図において、第2図の時刻t、にGTO20をター
ンオンさせるとすれば、時刻t1に、トランジスタ12
をオンする。
この時、オン電流は直流電源11→トランジスタ12→
限流用インピーダンス13→コンデンサ18→パルスト
ランスの1次巻線PT1→直流電源11と流れ、GTO
のゲートGとカソードにの間に正のゲート信号を与える
限流用インピーダンス13を挿入するのは、ゲートクー
ンオンゲインが高いため、それほど大きな電流を必要と
しないためである。
これと同時に、コンデンサ18と並列に接続されたコン
デンサ19には、ダイオード16を通して充電電流が流
れ、時刻t2においてコンデンサ18がある電圧まで充
電された時、サイリスタ15をオンすると、充電された
電荷はコンデンサ18→リアクトル14→サイリスタ1
5→コンデンサ18と流れて反転し、サイリスタ15は
ターンオフし、再び充電々流が流れる。
この時コンデンサ19に蓄えられた電荷はダイオード1
6により阻止されて放電しない。
このようにGTO20がオン期間はコンデンサ18には
常に充放電々流が流れるので、パルストランス30を通
し、GTO20のゲートGとカソードにの間にオンパル
スを加え続ける。
時刻t3において、GTO20をターンオフするとすれ
ば、トランジスタ12をオフし、サイリスタ17をオン
する。
すると、コンデンサ19に第1図に示される極性で蓄え
られた電荷は瞬時に放電し、パルストランス30の2次
巻線PT2側には、大きなターンオフ電流が流へこれが
GTO20のゲートに負の制御信号として加えられるこ
とから、GTO20をターンオフさせる。
なお、第1図において、抵抗器21.ダイオード22及
びコンデンサ23は、ターンオフ電流でコンデンサ23
を充電しておき、パルス状の電流が流れた後、ゲートG
とカソードにの間に負のバイアスを与える回路であり、
また定電圧ダイオード24及びダイオード25はゲート
Gとカソードにの間に発生する電圧をクリップする回路
であるが、それぞれの回路とも、GTOの保護のために
挿入してあり、この考案の主旨には影響しない。
以上のようにしてGTO20はターンオフするが、ター
ンオフ電流が流れる時、コンデンサ18に蓄えられてい
た電荷も共に放電し、次のターンオン時にそなえること
になり、次のターンオン時がくると、前と同じ動作を繰
り返す。
第3図は、この考案の他の実施例を示したものである。
第3図において、パルストランス31の1次側には、2
つの1次巻線PTI、PT12を設け、第1図に示した
実施例であるパルス発生回路10を2回路設けて制御回
路を構成している。
第3図の動作は第1図に示される実施例と全く同じであ
るが、オンパルスを発生させるタイミングをこれら2個
のパルス発生回路10相互間でずらし、結果的にパルス
トランス31の1次側に印加されるオンパルスをパルス
発生回路10の各々におけるオンパルスのリップル周期
の例えば半分に取ることにより、パルストランス31の
2次側PT2には比較的リップルの少ないオン信号を得
ることができ、しかもこれら2個のパルス発生回路10
でオフパルスを同時に発生させれば、1回路当りの容量
は比較的小さくてよいという利点がある。
なお、第3図には、パルストランス31の1次側に2つ
のパルス発生回路を設けて制御回路を構成したが、2つ
に限られないことはいうまでもない。
第4図は更に他の実施例を示したものである。
第4図においては、第3図に示した2回路のパルス発生
回路10の一方に代えて、直流電源111゜トランジス
タ121、限流用インピーダンス131、リアクトル1
41、サイリスタ151およびターンオフパルス発生用
のコンデンサ181からなる補助パルス発生回路32を
設けている。
この第4図の実施例ではオンパルスについてはパルス発
生回路10より第1図の場合と同様にパルストランス3
1に印加するが、オフパルスについてはパルス発生回路
10のオフパルス発生に同期してトランジスタ121ま
たはサイリスタ151をオン(第1図におけるオンパル
スの発生動作と同様)とすることにより補助パルス発生
回路32からオフパルスを発生させこれら両オフパルス
を同時にパルストランス32の1次側に印加する。
この実施例の場合、第1図の場合に比して立上りが速く
、しかも大電流のターンオフパルスが得られるので第1
図の構成だけではターンオフパルスの立上り速度および
電流が不足する場合に適用して効果がある。
この場合も第1図に示したパルス発生回路10を用いて
制御回路を構成しているので、第1図の場合と同様の構
成の簡単化、信頼性の向上等の効果がある。
なお、第4図における直流電源111は、パルス発生回
路10の中にある直流電源11と共用(共用した場合の
構成は特に図示していない。
)できることは熱論のことである。以上詳述のように、
この考案によれば、直流電源とパルストランス1次側の
少なくとも一巻線との間に、オンパルス及びオフパルス
発生回路用のそれぞれのコンデンサを設け、スイッチン
グ素子を用いて切換えてオンパルス及びオフパルスを発
生させるようにしたので、回路を構成する部品数を減ら
すことができるとともに、制御回路と主回路を絶縁する
ことができるので、信頼性が高く、しかも経済的なGT
Oのゲート制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は同実施例
の動作波形図、第3図及び第4図はそれぞれ他の実施例
の回路図である。 10・・・パルス発生回路、11,111・・・直流電
圧、12,121・・・トランジスタ、13,131・
・・限流用インピーダンス、14,141・・・リアク
トル、15,151 .17・・・サイリスク、16゜
22.25・・ダイオード、 18,181 .19゜
23・・・コンデンサ、20・・・ゲートターンオフサ
イリスク(GTO)、21・・・抵抗器、24・・定電
圧ダイオード、30,31・・・パルストランス、32
・・・補助パルス発生回路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)2次巻線をゲートターンオフサイリスタのゲート
    とカソード間に接続された所要数の1次巻線を持つパル
    ストランスと、直流電源、この直流電源と前記パルスト
    ランスの1つの1次巻線との間にゲートターンオン時オ
    ンされる半導体スイッチを介して接続されたターンオン
    パルス用コンデンサ、ゲートターンオン時このターンオ
    ンパルス用コンデンサに充放電を繰返させ正のターンオ
    ンパルスを前記パルストランスを通してゲートターンオ
    フサイリスクのゲートに供給させる充放電繰返し回路、
    および前記ターンオンパルス用コンデンサと並列に設け
    られたターンオフパルス用コンデンサ、ゲ−トターンオ
    フゲインされこのターンオフパルス用コンデ′ンサの充
    電電荷を前記パルストランスを通して放電させゲートタ
    ーンオフサイリスクのゲートに負のターンオフパルスを
    供給させる半導体スイッチで構成されたパルス発生回路
    を有する制御回路とを具備してなるゲートターンオフサ
    イリスタのゲート制御装置。
  2. (2)パルストランスの1次巻線を複数設け、制御回路
    を、前記複数の1次巻線の各々にパルス発生回路を設け
    た構成としこれら各パルス発生回路によるターンオンパ
    ルスのタイミングを互いにずらすようにしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のゲート
    ターンオフサイリスタのゲート制御装置。
  3. (3)パルストランスの1次巻線を複数設け、制御回路
    を、前記複数の1次巻線のうち一部の1次巻線に接続さ
    れたパルス発生回路と、残りの1次巻線に接続され前記
    パルス発生回路のターンオフパルスの発生に同期してタ
    ーンオフパルスのみを発生する補助パルス発生回路とで
    構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(
    1)項記載のゲートターンオフサイリスタのゲート制御
    装置。
JP15069776U 1976-11-10 1976-11-10 ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト制御装置 Expired JPS582152Y2 (ja)

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JPS5367754U JPS5367754U (ja) 1978-06-07
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