JPH02103845A - マイクロ波プラズマ装置 - Google Patents
マイクロ波プラズマ装置Info
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- JPH02103845A JPH02103845A JP63257566A JP25756688A JPH02103845A JP H02103845 A JPH02103845 A JP H02103845A JP 63257566 A JP63257566 A JP 63257566A JP 25756688 A JP25756688 A JP 25756688A JP H02103845 A JPH02103845 A JP H02103845A
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- plasma
- electrode
- discharge
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- Pending
Links
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Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は表面改質や薄膜の成膜やエツチング等の加工に
用いられるマイクロ波プラズマ装置に関するものである
。
用いられるマイクロ波プラズマ装置に関するものである
。
従来の技術
従来より、マイクロ波プラズマ装置は、放電室内にマイ
クロ波電力を供給すると共に共鳴磁界を印加して電rサ
イクロトロン放電(以下ECR放電と略)を発生させ、
高密度なプラズマを得て成膜やエツチングあるいはイオ
ン源等に供するものであり、通常は2.45GHzのマ
イクロ波電力と875Gの共鳴1)磁界を用いている。
クロ波電力を供給すると共に共鳴磁界を印加して電rサ
イクロトロン放電(以下ECR放電と略)を発生させ、
高密度なプラズマを得て成膜やエツチングあるいはイオ
ン源等に供するものであり、通常は2.45GHzのマ
イクロ波電力と875Gの共鳴1)磁界を用いている。
ここで、マイクロ波プラズマ装置をイオン源に利用した
例(特願昭Ei3−68559号)の概略構成を第4図
に示す。
例(特願昭Ei3−68559号)の概略構成を第4図
に示す。
第4図において、■は2.45GHzのマイクロ波電力
4を供給する同軸管形のマイクロ波供給回路で、内導体
2と外導体3から構成されている。5は内部でプラズマ
6を発生する放電室、7は共鳴磁界を発生するためのソ
レノイド、8はマイクロ波電力4を透過するマイクロ波
窓であり、これにより放電室5内を真空に保っている。
4を供給する同軸管形のマイクロ波供給回路で、内導体
2と外導体3から構成されている。5は内部でプラズマ
6を発生する放電室、7は共鳴磁界を発生するためのソ
レノイド、8はマイクロ波電力4を透過するマイクロ波
窓であり、これにより放電室5内を真空に保っている。
9はイオンビーム10を照射する基板11を配置した処
理室である。イオンビーム10は、プラズマ6から放電
室5の荷電粒子出口に設けられた円形もしくは矩形の孔
を有する第1電極12と第2電極13により引き山され
る。
理室である。イオンビーム10は、プラズマ6から放電
室5の荷電粒子出口に設けられた円形もしくは矩形の孔
を有する第1電極12と第2電極13により引き山され
る。
第1電極12は放電室5と接触して固定されており、放
電室5には電源14によって正電圧が印加されているた
め、第1電極12には放電室5と同電位の正の電圧がか
かっている。 また、第2電極13には電源15によ
り負電圧が印加されている。
電室5には電源14によって正電圧が印加されているた
め、第1電極12には放電室5と同電位の正の電圧がか
かっている。 また、第2電極13には電源15によ
り負電圧が印加されている。
なお、16はアルゴン等の放電ガスや原料カスを供給す
るためのガス供給口であり、17は絶縁物である。
るためのガス供給口であり、17は絶縁物である。
」二層構成により ECR放電を発生し、高密度なプラ
ズマ6から大電流のイオンビーム10を得ている。
ズマ6から大電流のイオンビーム10を得ている。
発明が解決しようとする課題
しかし近年薄膜の加工速度向」二の要求が大きく、その
ためにプラズマのより高密度化が求められている。
ためにプラズマのより高密度化が求められている。
この冴求に応えるための手段として、放電室5に投入す
るマイクロ波電力4を増やしてプラズマ密度を高くする
方法がある。
るマイクロ波電力4を増やしてプラズマ密度を高くする
方法がある。
ところか、大電力のマイクロ波電力4を投入すると、マ
イクロ波窓8が加熱されたり、また場合によればマイク
ロ波の電界集中により、マイクロ波窓8か破壊されてし
まうという問題点がある。
イクロ波窓8が加熱されたり、また場合によればマイク
ロ波の電界集中により、マイクロ波窓8か破壊されてし
まうという問題点がある。
そのために、マイクロ波電力を増やすことなくプラズマ
密度を増大する必要があるという課題がある。
密度を増大する必要があるという課題がある。
課題を解決するための手段
1−記課題を解決するため本発明は、内部でプラズマを
発生し荷電粒子出口を有する放電室内にマイクロ波電力
を供給する手段と、放電室に正電圧を印加する手段を設
け、放電室の荷電粒子出口にプラズマに接して」1記正
電圧よりも低い7b位にある電極を配置する構成となっ
ている。
発生し荷電粒子出口を有する放電室内にマイクロ波電力
を供給する手段と、放電室に正電圧を印加する手段を設
け、放電室の荷電粒子出口にプラズマに接して」1記正
電圧よりも低い7b位にある電極を配置する構成となっ
ている。
作用
本発明は」二層構成により、放電室内にはマイクロ波電
力による放電と同時に、放電室の正電圧とこれより低い
電位にある電極との間に冷陰極放電が発生する。
力による放電と同時に、放電室の正電圧とこれより低い
電位にある電極との間に冷陰極放電が発生する。
実施例
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明をイオン源に用いた第1の実施例を示す
ものである。なお、第1図において、第4図の従来例と
同一の構成要素には同一の番号を付している。
ものである。なお、第1図において、第4図の従来例と
同一の構成要素には同一の番号を付している。
図中、14は従来例と同様に放電室5に正電圧(電圧を
VI4とする)を印加する電源であり、放電室5と絶縁
された第1電極18には電源19によりやはり正電圧(
電圧をV+9とする)が印加されている。
VI4とする)を印加する電源であり、放電室5と絶縁
された第1電極18には電源19によりやはり正電圧(
電圧をV+9とする)が印加されている。
ただし、電源14と19の電圧の関係はV、・4〉V
l 9としており、第1電極18はプラズマ6と接して
配置している。
l 9としており、第1電極18はプラズマ6と接して
配置している。
上記構成により、放電室5内にはマイクロ波電力4によ
る放電と同時に、v14とV + 9の電位差により放
電室5の内壁と第1電極18との間に冷陰極放電か発生
する。
る放電と同時に、v14とV + 9の電位差により放
電室5の内壁と第1電極18との間に冷陰極放電か発生
する。
そのにiG果、マイクロ波電力だけの放電に比べ放電室
5内のプラズマの密度が大幅に増大し、従来例よりも大
量のイオンビーム10を得ることができる。
5内のプラズマの密度が大幅に増大し、従来例よりも大
量のイオンビーム10を得ることができる。
しかもこの冷陰極放電は放電室5と第1電極18が共に
プラズマに接しているために、低い電位差で発生させる
ことができ、冷陰極放電の低電圧側になる第1電極18
のイオン衝撃を低く抑えることかできる。
プラズマに接しているために、低い電位差で発生させる
ことができ、冷陰極放電の低電圧側になる第1電極18
のイオン衝撃を低く抑えることかできる。
そのために、第1電極18がイオンによりスパッタされ
てプラズマ6中に不純物として混入してしまうという問
題もない。
てプラズマ6中に不純物として混入してしまうという問
題もない。
次に、本発明をイオン源に用いた第2の実施例について
、第2図を参照しながら説明する。
、第2図を参照しながら説明する。
第2図において、第4図の従来例および第1図の実施例
と同一の構成要素には同一の番号を付している。
と同一の構成要素には同一の番号を付している。
第1の実施例では放電室5より低い電位にある電極18
をイオンを引き出すための電極と併用していたが、第2
の実施例では放電室5より低い電位にあるカーボン製の
電極20を新たに設けている。
をイオンを引き出すための電極と併用していたが、第2
の実施例では放電室5より低い電位にあるカーボン製の
電極20を新たに設けている。
ただし、動作の原理は第1の実施例と全く同様である。
なお、第1と第2の実施例において、放電室5と電極1
8もしくは電極20に電位差を与えるための電源の接続
方法はこれらの実施例の方法に限るものではない。
8もしくは電極20に電位差を与えるための電源の接続
方法はこれらの実施例の方法に限るものではない。
次に、本発明をプラズマCVD装置に用いた第3の実施
例を第3図を参照しながら説明する。
例を第3図を参照しながら説明する。
第3図において、第4図の従来例および」1記の実施例
と同一の構成要素には同一の番号を付している。
と同一の構成要素には同一の番号を付している。
本実施例ではガス供給口16から放電ガスと共に原着ガ
スを供給してプラズマ化し、そのプラズマ流21を基板
11に照射するのであるから、第1と第2の実施例のよ
うなイオンを引き出すための電源と電極は必要ない。
スを供給してプラズマ化し、そのプラズマ流21を基板
11に照射するのであるから、第1と第2の実施例のよ
うなイオンを引き出すための電源と電極は必要ない。
この実施例における本発明の要点は、電源22により放
電室5に正電圧を印加し、接地電位にある電極23をプ
ラズマ6に接して放電室5と処理室9の間に設けた点に
ある。
電室5に正電圧を印加し、接地電位にある電極23をプ
ラズマ6に接して放電室5と処理室9の間に設けた点に
ある。
これにより前述の実施例と同様に、マイクロ波放電と冷
陰極放電が同時に発生するためにプラズマ密度が増大し
、CVDによる成膜速度が大幅に向」ユする。
陰極放電が同時に発生するためにプラズマ密度が増大し
、CVDによる成膜速度が大幅に向」ユする。
なお、第3図の構成でガス供給口16からエツチング装
置を供給すると亮速のエツチング装置として使用できる
。
置を供給すると亮速のエツチング装置として使用できる
。
なお、本実施例ではマイクロ波供給回路1に同軸管を用
いたか、これは同軸管に限るものではなく、円形導波管
や矩形導波管なと他のマイクロ波供給回路であってもか
まわない。
いたか、これは同軸管に限るものではなく、円形導波管
や矩形導波管なと他のマイクロ波供給回路であってもか
まわない。
さらに、放電室の形状についても本発明は何ら規定する
ものではない。
ものではない。
発明の効果
本発明により、高密度なプラズマを発生でき、薄膜の加
工速度を大幅に向」ニすることができる。
工速度を大幅に向」ニすることができる。
第1図は本発明のマイクロ波プラズマ装置を用いたイオ
ン源の一実施例の概略構成図、第2図は同プラズマ装置
を用いたイオン源の他の一実施例の概略構成図、第3図
は同プラズマ装置を用いたプラズマCVD装置の一実施
例の概略構成図、第4図は従来例のプラズマ装置を用い
たイオン源の概略構成図である。 4・・働マイクロ波電力、 5・拳・放電室、 6−・
争プラズマ、9φ・争処理室、14・・・電源、 18
・ ・0電極、 19・拳拳電源。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名Φ −m− 5−・ −m− ? 14.19 7B −m− マイクロ 放電室 プラズマ 処理室 t 源 t 楯 電力 0001\11 第 図 ■ 一11 第 図
ン源の一実施例の概略構成図、第2図は同プラズマ装置
を用いたイオン源の他の一実施例の概略構成図、第3図
は同プラズマ装置を用いたプラズマCVD装置の一実施
例の概略構成図、第4図は従来例のプラズマ装置を用い
たイオン源の概略構成図である。 4・・働マイクロ波電力、 5・拳・放電室、 6−・
争プラズマ、9φ・争処理室、14・・・電源、 18
・ ・0電極、 19・拳拳電源。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名Φ −m− 5−・ −m− ? 14.19 7B −m− マイクロ 放電室 プラズマ 処理室 t 源 t 楯 電力 0001\11 第 図 ■ 一11 第 図
Claims (3)
- (1)内部でプラズマを発生し荷電粒子出口を有する放
電室内にマイクロ波電力を供給する手段と、前記放電室
に正電圧を印加する手段を有し、前記荷電粒子出口にプ
ラズマに接して前記正電圧よりも低い電位にある電極を
配置したマイクロ波プラズマ装置。 - (2)電極は被加工物を配置する処理室と放電室の間に
配置された請求項1記載のマイクロ波プラズマ装置。 - (3)電極は放電室からイオンを引き出すための孔を有
するイオン引出し電極である請求項1または2記載のマ
イクロ波プラズマ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63257566A JPH02103845A (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | マイクロ波プラズマ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63257566A JPH02103845A (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | マイクロ波プラズマ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02103845A true JPH02103845A (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=17308051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63257566A Pending JPH02103845A (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | マイクロ波プラズマ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02103845A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980071355A (ko) * | 1997-02-14 | 1998-10-26 | 야스이 사다죠 | 플라즈마 발생장치 및 그것을 이용한 이온원 |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP63257566A patent/JPH02103845A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980071355A (ko) * | 1997-02-14 | 1998-10-26 | 야스이 사다죠 | 플라즈마 발생장치 및 그것을 이용한 이온원 |
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