JPH02103399A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH02103399A
JPH02103399A JP25564988A JP25564988A JPH02103399A JP H02103399 A JPH02103399 A JP H02103399A JP 25564988 A JP25564988 A JP 25564988A JP 25564988 A JP25564988 A JP 25564988A JP H02103399 A JPH02103399 A JP H02103399A
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石川 敦弓
Takeshi Kanai
健 金井
Hirofumi Iinuma
宏文 飯沼
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機に内蔵される板状フィン形の熱交換
器に関する。
(ロ)従来の技術 板状フィン形熱交換器の熱交換効率を向上させるために
、特公昭63−11597号公報に示されるように板状
フィンに複数の細片を気流方向と交叉する方向に橋状に
切り起こして形成したり、実公昭58−49503号公
報に示されるように板状フィンに複数の細片を気流方向
と交叉する方向にルーバー状に切り起こして形成してい
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記の特公昭63−11597号公報で提示の熱交換器
では気流が板状フィンと直交する方向に流れる場合、通
風抵抗が大きい切り起こし細片と通風抵抗が小さいフィ
ン基板部とを気流が交互に流れるため熱交換器全体の通
風抵抗がほぼ同一となり熱交換効率が向上する。しかし
ながら、例えば室内の壁に取りつけられる壁掛型空気調
和機では縦長の熱交換器に対しその下部後方にクロスフ
ローブアンが設けられるため、熱交換器の上半部では気
流が斜め下向きに流れて通風抵抗の大きい切り起こし細
片を全て通過すると共に、本来、流速が熱交換器の下半
部を流れる気流よりも遅くなっており、このため熱交換
器の上半部の熱交換効率を向上させる目的でクロスフロ
ーファンの回転速度を上げると、熱交換器の下半部を略
水平方向に通る気流の速度が速くなり板状フィン間を通
過する際に騒音が発生する虞れがあった。
又、上記の実公昭58−49503号公報で提示の熱交
換器ではルーバー状の切り起こし細片の切り起こし根元
を伝熱管に沿わせて気流のほとんどが熱交換器の幅一杯
に設けた細片を通るようにすると共に伝熱管の列の中心
線に対して最も離れた外側列の細片とこの内側列の細片
とを分割してこれら分割細片の長さを短くすることによ
りフィン基板との熱伝達経路を短くして熱交換効率を向
上させるようにしている。しかしながら、外側列の細片
は伝熱管の列の中心線から最も離れ熱伝達率が劣ってい
るにもかかわらず内側列の細片よりも長くなっているた
め熱交換効率が充分発揮されないと共に、この熱交換器
を壁掛型空気調和機に組み込んだ場合、上記の特公昭6
3−11597号公報で提示の熱交換器と同様に熱交換
器の上半部では気流が斜め下向きに流れて通風抵抗の大
きい切り起こし細片を全て通過すると共に、本来、流速
が熱交換器の下半部を流れる気流よりも遅くなっており
、クロスフローファンの回転速度を上げると騒音が発生
する虞れがあった。
本発明はかかる課題に鑑み、気流が熱交換器に対して斜
め方向に横切る通風抵抗を、水平方向に横切る通風抵抗
よりも小さくなるように切り起こし細片と突起とを配列
した熱交換器を提供することを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために管挿入用の穴を千鳥
状に配列した複数枚の板状フィンと、前記穴に挿入され
る伝熱管とを備え、前記板状フィンの管段間に幅の狭い
複数の細片が気流方向と交叉する方向に切り起こされた
熱交換器において、前記複数の細片の切り起こし根元を
前記伝熱管に沿わせると共に、これら細片を伝熱管の列
の中心線に対して中央側に配置された中央側細片と、こ
の細片の円外側に夫々複数列配置され前記中心線と交叉
する線上に前記板状フィンの基板部を残して分割された
分割細片とから構成して、前記中心線よりも最も離れた
外側列の分割細片の長さ寸法と、この分割細片よりも前
記中心線側に配列された内側列の分割細片の長さ寸法と
を略同−に設定し、且つ外側列の分割細片間のフィン基
板部と向き合う板状フィンの縁部に気流方向と交叉する
方向へ突出する突起を設けるようにしたものである。
(ホ)作用 本発明の熱交換器は同一管列において中央側細片を挾ん
で略同じ長さの複数列の分割細片が斜め下方向に一直線
に並んでいるため、上流側管列部では、外側列の上方の
分割細片に斜め上方から流入した気流(腎、)は内側列
の上方の分割細片と中央側細片と内側列の下方の分割細
片と外側列の下方の分割細片とに順次沿って斜め下向き
に一直線に流れる。その後、下流側管列部に流れ込んで
この外側列の分割細片間をフィン基板に沿って流れ、内
側列の下方の分割細片及びこの細片とこの上方の分割細
片との間から中央側細片へと並流した後、伝熱管の上側
面に沿って流れて熱交換器を通過する。
又、上流側管列部において、外側列の分割細片間に斜め
上方から流入した気流(w、)は内側列の下方の分割細
片及びこの細片とこの上方の分割細片との間から中央側
細片へと並流した後、伝熱管の上側面に沿って流れる。
その後、下流側管列部に流れ込んでこの外側列の分割細
片間から内側列の下方の分割細片を流れた後、伝熱管の
上側面に沿って流れて熱交換器を通過する。
又、上流側管列部において、外側列の下方の分割細片に
斜め上方から流入した気流(w、)は伝熱管の上側面と
下側面とに沿って流れ、この上側面に沿って流れた気流
は外側列の分割細片間を流れる一方、下側面に沿って流
れた気流は内側列の上方の分割細片を流れて外側列の上
方の分割細片及びこの細片とこの下方の分割細片との間
を並流する。その後、下流側管列部に流れ込んで外側列
の下方の分割細片を流れた一方の気流は伝熱管の下側面
に沿って流れた後、内側列の上方の分割細片及び外側列
の分割細片間を流れ、他方の気流は外側列の分割細片間
を通って伝熱管の下側面に沿って流れた後、中央側細片
と内側列の分割細片間と外側列の分割細片間を流れ、そ
の後、突起の根元を沿って流れて熱交換器を通過する。
又、上流側管列部において、伝熱管の側方のフィン基板
に沿って流入した気流(賀、)はこの伝熱管の下側面と
中央側細片と順次流れて内側列の上方の分割細片及びこ
の細片とこの下方の分割細片との間を並流した後、外側
列の分割細片間を流れる。その後、下流側管列部に流れ
込み、中央側細片を挾んで斜め方向に一直線に並んでい
る外側列の上方の分割細片から内側列の上方の分割細片
と中央側細片と内側列の下方の分割細片と外側列の下方
の分割細片とに順次沿って斜め下向きに一直線に流れ熱
交換器を通過する。
一方、上流側管列部において、外側列の上方の分割細片
に水平方向から流入した気流(w、)は内側列の上方の
分割細片、中央側細片、内側列の上方の分割細片、外側
列の上方の分割細片を順次流れた後、下流側管列部に流
れ込み、外側列の下方の分割細片、内側列の下方の分割
細片、中央側細片、内側列の下方の分割細片、外側列の
下方の分割細片を順次流れる。このように、気流(w、
)は熱交換器を蛇行状に流れながら通過する。
又、上流側管列部において、外側列の分割細片間に水平
方向に流入した気流<wg)は内側列の両分割細片の切
り起こし根元で分流された後、中央側細片を通って再び
内側列の両分割細片の切り起こし根元で分流されて外側
列の分割細片間を流れる。その後、下流側管列部の隣り
合う管段間に設けた外側列の分割細片間に気流が狭めら
れながら流れ込み、伝熱管で分流されてこの上下両側面
に沿って流れる。このように気流(賢、)は熱交換器を
蛇行状に流れながら通過する。
又、上流側管列部において、外側列の下方の分割細片に
水平方向から流入した気流(w、)は上述した気流(W
a)と上下対称に通過する。又、伝熱管の側方のフィン
基板に沿って流入した気流(冒、)は上述した気流(賢
、)と前後対称に夫々熱交換器を蛇行状に流れながら通
過する際、流出側縁部の位置で突起により整流される。
(へ〉実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第1図に
おいて、(1)は機体(2)の上面と前面とに空気吸込
口(3)(4)を、下面前方に空気吹田口(5)を有し
、この両日と連通ずる通風路(6)中に熱交換器(7)
とクロスフローファン(8)とを組み込んだ空気調和機
で、上面の空気吸込口(3)から吸い込まれた空気流は
斜め下方向に、前面中央の空気吸込口(4)から吸い込
まれた空気流は略水平方向に夫々実線矢印で示すように
熱交換器(7)を通過した後、クロスフローファン(8
)で圧送され、空気吹田口(5)から吹き出されるよう
になっている。
(9)はこの吹田空気の向きを左右方向へ変える縦羽根
、(10)はこの吹出空気の向きを上下方向へ変える横
羽根、(tt)はクロスフローファン(8)のスタビラ
イザ(12)が一体に形成され熱交換器(7)で生じた
露水を受ける露受皿、(13)は空気調和機(1)を室
内の壁(14)に取りつけるための据付板である。
第2図はこの熱交換器(7)の要部拡大図、第3図は第
2図の■−■断面図、第4図はこの熱交換器(7)の上
部(A)の拡大図、第5図はこの熱交換器(7)の中央
部(B)の拡大図で、熱交換器(7)は管挿入用の穴(
15)を千鳥状に配列した複数枚の板状フィン(16)
と穴(15)に挿入される伝熱管(17)とを備え、板
状フィン(16)の伝熱管(17−1)と伝熱管(17
−3)との間、及び伝熱管(17−1)と伝熱管(17
−a )との間の夫々の管段間に気流方向と交叉する方
向に切り込みを入れて板状フィン(16)の両面に交互
に橋状に起こした幅(l、)の狭い複数の細片(18)
が形成されている。
これら複数の細片(18)は切り起こし根元(19)が
伝熱管(17)に沿っており、且つこれら細片(18)
は伝熱管(17−1)(17−−及び伝熱管(17−1
)(17−、)の夫々の列の中心線(xi)(y+)に
対して中央側に配置された同一長きの中央側細片(ts
−、)Us−* )と、この細片(18−I)(18−
ffi)の両外側に夫々複数列配置され中心線(xi 
)(y+ >と交叉する垂直二等分線(x*)(yD上
に板状フィン(16)ノ基板部(20−1)(20−t
 )(20−s)(zo−n)を残して分割された分割
細片(ts−m)(tg−a)(ts−i)(ts−6
)(ts−、)(ts−、)(ts−s)(ts、。)
とから構成され、各管段間において夫々の中心線(X、
)〈yl)よりも最も離れた外側列の分割細片(18−
m )(+8−4)(18−* )(18−1゜)の長
さ寸法(j2 、)と、この分割細片同志の間隔寸法(
1,)と、この分割細片よりも夫々中心線(xi )(
y+ )(+1に配列された内側列の分割細片(ts−
a)(is−a)(is−y)(ts−m)の長さ寸法
(!4)とが略凹−に設定されている。
そして、これら中央側細片(18−、)(181)と分
割細片(18−s)(18−4)(18−s)(18−
s)(18−?)(18−a)(18−1>(LL、。
)とは夫々の中心線(xi >(y+ )の垂直二等分
線(x*)(y*)に対して対称に配列され、且つ、同
じ管列の隣り合う管段間に設けた外側列の分割細片(1
8−r。>(18−*)同志の間隔寸法(!、)を、こ
の管列と隣り合う別管列における外側列の分割細片(I
Ls)(IL4)同志の間隔寸法(り、)より小さく設
定しである。
(22)は外側列の分割細片(ts−*)(1g−to
)間のフィン基板部(20−4)と向き合う板状フィン
(16)の流出側縁部(23)に設けられた突起で、気
流方向と交叉する方向へ板状フィン(16)のフィン間
隔寸法よりも幾分大きく突出させており、細片(18)
を切り起こし成形して金型を板状フィン(16)から押
し放すための押しピンをこの突起(22)の成形に兼用
している。
従って、第1図において上述したように熱交換器(7)
の上部(A)を斜め下方向に通過する空気流は第4図の
仮想線で示すように流れる。即し、上流側管列部(X)
において外側列の上方の分割細片(18−1)に斜め上
方から流入した気流(w、)は、中央側細片(ts、)
(ts−*)を挾んで同じ長き寸法(ρ、)(424)
の外側列及び内側列の分割細片(ts−s)(is−、
)(ts−m )(18−la )が斜め下方向に一直
線に並んでいるため、内側列の上方の分割細片(1B−
i)、中央側細片(1g−、)(ts−n)、内側列の
下方の分割細片(18−1)、外側列の下方の分割細片
(18−+++)とに順次沿って斜め下向きに一直線に
流れる。その下流側管列部(Y)に流れ込んでこの外側
列の分割細片(18−1)(18−4)間をフィン基板
部(20−、)に沿って流れ、内側列の下方の分割細片
(1B−s )及びこの細片とこの上方の分割細片(t
S−、)との間のフィン基板部(20−1)から中央側
細片(LL、)へと並流した後、伝熱管(17−、)の
上側面に沿って流れる。このように下流側管列部(Y)
では一部の細片(18−g)(18−+)のみを流れて
熱交換器(7)を略−直線状に通過する。
又、上流側管列部(X)において、外側列の分割細片(
ts−*)(+8−、)間のフィン基板部(20−1>
に沿って斜め上方から流入した気流(W、)は内側列の
下方の分割細片(18−、)及びこの細片とこの上方の
分割細片(18,)との間のフィン基板部(20−*)
から中央側細片(ILI)へと並流した後、伝熱管(1
7−1)の上側面から外側列の分割細片Ds−、o )
(ts−s )間のフィン基板部(20−、)に沿って
流れる。その後、下流側管列部(Y)に流れ込んでこの
外側列の分割細片(18−1>(18−、)間のフィン
基板部(20−1)から内側列の下方の分割細片(IS
−a)を流れた後、伝熱管(17−4)の上側面に沿っ
て流れる。このように上流側管列部(X)では細片(i
a−a )(ta−+ )のみを、下流側管列部(Y)
では細片(18−、)のみを流れて熱交換器(7)を略
−直線状に通過する。
又、上流側管列部(X)において、外側列の下方の分割
細片(18−4)に斜め上方から流入した気流(w、)
は伝熱管(17−りの上側面と下側面とに沿って流れ、
この上側面に沿って流れた気流は外側列の分割細片(i
s−t。)(18−1’)間のフィン基板部(20−s
)に沿って流れる一方、伝熱管(+7−t)の下側面に
沿って流れた気流は内側列の上方の分割細片(tS−、
)を流れて外側列の上方の分割細片(tS−*)及びこ
の細片とこの下方の分割細片(18−1a)との間のフ
ィン基板部(zo−i)を並流する。その後、下流側管
列部(Y)に流れ込んで外側列の下方の分割細片(IL
、)を流れた一方の気流は伝熱管(17−4>の下側面
に沿って流れた後、内側列の上方の分割細片(18−y
)より外側列の分割細片(ts−e )(tg−Io 
)間のフィンε 基板部(20−41!て突起(22)の根元を流れ、他
方の沿って流れた後、中央側細片(1B−1>と内側列
の分割細片(tg−、)(ts−a)間のフィン基板部
(20−s )と外側列の分割細片(ILI)(LL、
。)間のフィン基板部(20−4>を流れる。このよう
に上流側管列部(X)では細片(tg−、>(ts、)
(ts−e)のみを、下流側管列部(Y)では細片(t
g−a)(18−t)(ts−v)のみを流れて熱交換
器(7)を通過する。
又、上流側管列部(X)において、伝熱管(17−ハの
側方のフィン基板部(20−s)に沿って流入した気l
ilε(W4)は伝熱t(t7−t)の下側面と中央側
細片(18−りと順次流れて内側列の上方の分割細片(
18−v)及びこの細片とこの下方の分割細片(ta−
、)との間のフィン基板部(2L、)を並流した後、外
側列の分割細片(18−1)(1g−1,)間のフィン
基板部(20−4)を流れる。その後、下FE側管列部
(Y)に流れ込んだ気流(腎、)は、中央側細片(18
−1)(18−1)を挾んで同じ長さ寸法<!1.)(
1,)の外側列及び内側列の分割細片(18−s)(1
8−s)(18−i)(18−+。)が斜め下方向に一
直線に並んでいるため、外側列の上方の分割細片(18
−、)、内側列の上方の分割細片(tS−S )、中央
側細片(LL 、 )(18−一、内側列の下方の分割
細片(18−1)、外側列の下方の分割細片(18−+
。)とに順次沿って一直線に流れる。このように上流側
管列部(X)では細片(ta−、)(is−t )のみ
を流れて熱交換器(7)を略−直線状に通過する。
一方、第1図において上述したように熱交換器(7)の
中央部(B)の略水平方向に通過する空気流は第5図の
仮想線で示すように流れる。即ち、上流側管列部(X)
において外側列の上刃の分割細片(18−1)に水平方
向から流入した気流(w8)は内側列の上方の分割細片
(18−s)、中央側細片(ts−、)(18−8)、
内側列の上方の分割細片(IL、)、外側列の上方の分
割細片(18−1)を順次流れた後、下流(111管列
部(Y)に流れ込み、外側列の下方の分割細片(18−
4〉、内側列の下方の分割細片(IL、)、中央側細片
(ts−1)(tg−t )、内側列の下方の分割細片
(1B−s)、外側列の下方の分割細片(18−、。)
を順次流れる。
このように、気流(WS)は上流側及び下流側の両管列
部(X)(Y)の気流方向に並ぶ全ての細片を流れなが
ら熱交換器(7)を蛇行状に通過する。
又、上流側管列部(X>において、外側列の分割細片(
ts−s)(ts−4>間のフィン基板部(20−+ 
)に沿って水平方向に流入した気1(Wa)は内側列の
両分側細片us−i)(tg−a)の切り起こし根元(
21)(21)で分流された後、中央側細片(tg−I
)(ig−t )を通って再び内側列の両分側細片(1
8−y)(18−)の切り起こし根元(21)(21)
で分流されて外側列の分割細片(18−、)Us−+。
)間のフィン基板部(20−4>を流れる。その後、下
流側管列部(Y)における外側列の分割細片(is−a
)(tg−i)間にフィン基板部(20−s )に沿っ
て気流が狭められながら流れ込み、伝熱管(17−1)
で分流されてこの上下両側面に沿って流れる。このよう
に気流(w6)は熱交換器(7)を蛇行状に流れながら
通過する。
又、上流側管列部(X)における外側列の下方の分割細
片<18−、)に水平方向から流入した気fi(Wt)
は上述した気流(wi)と上下対称に、即ち、内側列の
分割細片(is−、)、中央側細片(18−+)(18
−t)、内側列の分割細片(LL、)、外側列の分割細
片(18−。
。)を順次流れた後、下流側管列部(B)に流れ込み、
外側列の上方の分割細片(18−a)、内側列の分割細
片(IL、)、中央側細片Os−、)(ts−* )、
内側列の分割細片(is−、)、外側列の分割細片(t
g−s)を順次流れる。このように気流(w、)は気流
(腎、)と同様に、上流側及び下流側の両管列部(X)
(Y)の気流方向に並ぶ全ての細片を流れながら熱交換
器(7)を蛇行状に通過する。
又、上流側管列部(X)において、伝熱管(17−*)
の側方のフィン基板部(20−It)に沿って流入した
気流(6)は上述した気流(w、)と前後対称に流れる
即ち、伝熱管(17−、)で分流されこの上下両側面に
沿って流れて外側列の分割細片(18−、。>(tg−
、)間のフィン基板部(20−s)を流れた後、下流側
管列部(Y)の外側列の分割細片(18−fi >(I
L 、 )間のフィン基板部(20−、)に流れ、その
後、内側列の両分割細片(ts−、>(tg−s)の切
り起こし根元(21)(21)で分流された後、中央側
細片(18−+>(18−t)を通って再び内側列の両
分割細片(xs−t)(tS−、)の切り起こし根元(
21)(21)で分流されて外側列の分割細片(tS−
、)(1g−+。)間のフィン基板部(20−4)を流
れる。そして、切り起こし根元(21)(21)で二度
分流して流れが乱れた気流(W、)は流出側縁部(23
)の位置で突起(22)により整流されて渦の発生が抑
えられる為、渦がクロスフローファン(8)に衝突して
騒音が発生する虞れは少ない。
以上の如く、熱交換器(7)の上部(A)の斜め下方向
に通過する主空気流(W+)(Ws)(W、)は略−直
線状に流れると共に、上流側及び下流側の両管列部(X
)(Y)に形成した通風抵抗の大きい細片を一部流れず
に外側列及び内側列の分割細片間の通風抵抗の小さいフ
ィン基板部を流れるのに対し、熱交換器(7)の中央部
(B)を水平方向に通過する主空気流(ws)(wt)
は蛇行状に流れると共に、上流側及び下流側の両管列部
(X)(Y)に気流方向に形成した通風抵抗の大きい細
片を全て流れる。一方、熱交換器(7〉の上部(A)を
斜め下方向に通過する気流(w、)、及び熱交換器(7
)の中央部(B)を水平方向に通過する気流(wa)(
ws)は何れも伝熱管に衝突して上下方向へ分流した後
、この伝熱管の下流側に回り込むため、通風抵抗が大き
くなっているが、気流(w、)(W、)は内側列の分割
細片の切り起こし根元(21)で二度分流されて蛇行す
ると共に外側列の分割細片同志の間隔寸法(!、)を、
これと隣り合う別管列の分割細片同志の間隔寸法(!、
)よりも小さくして通風抵抗をもたしである。
しかも、気流(ν、)は板状フィン(16)から流出す
る直前で伝熱管(17−、)によって分流されることに
より整流され、且つ気流慴、)は板状フィン(16)か
ら流出する直前で突起(22)によって整流キれるため
騒音の発生が抑えられる。
従ってクロスフローファン(8)に対し熱交換器(7)
の上部(A)が熱交換器(7)の中央部(B)よりも遠
ざかっているためこの中央部の気流(Wig(Ws)(
ν、)(w、)よりも上部の気流(w、 )(we)(
wa)(w4)は流速が遅くなっているが、上述の如く
これら気流(賀、)〜(W4)の通風抵抗は気流(w、
)〜(w、)の通風抵抗よりも小さくなっているためク
ロスフローファン(8)の回転速度を騒音が発生しない
程度に低く抑えても熱交換器(7)の上部(A)でも熱
交換効率を向上させることができる。
しかも、各細片(18)は第3図に示すように気流方向
に沿って板状フィン(16)の表裏両面へ交互に切り起
こされているので、熱交換器(7)の上部(A)及び中
央部(B)を通過する気流(wl)〜(W、)は板状フ
ィン(16)間で各細片(18)により分流と合流を繰
り返しながら流れるため熱交換効率が向上すると共に、
伝熱管(17)の列の中心線(xs)(y+)から最も
離れ熱伝導率が劣る外側列の分割細片(1g−M )(
18−4)(18−I)(18−1゜)を内側列の分割
細片(ta−i)(is−1)(LL、)(18,)と
同じ長さになるよう短くしたのでその短くなった分だけ
熱伝達率が向上する。
尚、上記実施例では板状フィン(16)の流出側縁部(
23)の金縁に突起(22)を設けたが、クロスフロー
ファン(8)と接近しているために気流速度が速くなっ
ている熱交換器(7)の中央部(B)及び下部(C)に
のみ突起(22)を設けても騒音の発生を抑えられる。
又、突起(22)は上述の理由により板状フィン(16
)の流出側縁部(23)に設けた方が好ましいが、気流
速度が速い熱交換器(7)の中央部(B)及び下部(C
)の流入側縁部(24)に設けて通風抵抗を増やすよう
にしても良い。
又、上記実施例において、各細片(18)は橋状に切り
起こして形成したが、よろい戸状に切り起こした所謂ル
ーバー状のものでも良い。
(ト)発明の効果 本発明によれば、熱交換器の上部を斜め下方に通過する
主空気流は略−直線に流れると共に通風抵抗の大きい細
片を一部流れずに外側列及び内側列の分割細片間の通風
抵抗の小さいフィン基板部を流れるのに対し、熱交換器
の中央部を水平方向に通it−る主空気流は蛇行状に流
れると共に通風抵抗の大きい細片を全て流れるため、熱
交換器の上部は中央部と比較して通風抵抗が小さくなっ
ており、騒音が発生しない程度に気流速度を低く抑えて
も熱交換器の上部でも熱交換効率を向上きせることがで
きる。
しかも、流れが速く且つ渦を発生し易い主空気流は突起
で整流されるため、騒音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は空気調和
機の縦断面図、第2図は熱交換器の要部拡大図、第3図
は第2図の■−■断面図、第4図は熱交換器の上部の拡
大図、第5図は熱交換器の中央部の拡大図である。 (15)・・・管挿入用の穴、 (16)・・・板状フ
ィン、(17)・・・伝熱管、 (ts−、)(ts−
1>・・・中央側細片、(18−s)(18−4)(1
8−s)(18−+。)・・・外側列の分割細片、  
(tg−i)(is−a)(tg−t>(tg−i)・
・・内側列の分割細片、 (19)・・・切り起こし根
元、 (20)・・・フィン基板部、 (22)・・・
突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 管挿入用の穴を千鳥状に配列した複数枚の板状フ
    ィンと、前記穴に挿入される伝熱管とを備え、前記板状
    フィンの管段間に幅の狭い複数の細片が気流方向と交叉
    する方向に切り起こされた熱交換器において、前記複数
    の細片の切り起こし根元を前記伝熱管に沿わせると共に
    、これら細片を伝熱管の列の中心線に対して中央側に配
    置された中央側細片と、この細片の両外側に夫々複数列
    配置され前記中心線と交叉する線上に前記板状フィンの
    基板部を残して分割された分割細片とから構成して、前
    記中心線よりも最も離れた外側列の分割細片の長さ寸法
    と、この分割細片よりも前記中心線側に配列された内側
    列の分割細片の長さ寸法とを略同一に設定し、且つ外側
    列の分割細片間のフィン基板部と向き合う板状フィンの
    縁部に気流方向と交叉する方向へ突出する突起を設けた
    ことを特徴とする熱交換器。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410272U (ja) * 1990-05-16 1992-01-29
KR100442806B1 (ko) * 2002-02-08 2004-08-04 위니아만도 주식회사 열교환기
CN106595368A (zh) * 2016-11-29 2017-04-26 国电南京自动化股份有限公司 一种翅片管换热器

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JPS63183391A (ja) * 1987-01-23 1988-07-28 Matsushita Refrig Co フインチユ−ブ型熱交換器

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