JPH02103357A - 気液比検出装置 - Google Patents

気液比検出装置

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JPH02103357A
JPH02103357A JP25557788A JP25557788A JPH02103357A JP H02103357 A JPH02103357 A JP H02103357A JP 25557788 A JP25557788 A JP 25557788A JP 25557788 A JP25557788 A JP 25557788A JP H02103357 A JPH02103357 A JP H02103357A
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separation chamber
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健一 藤原
Kazutoshi Nishizawa
一敏 西沢
Kenji Yamada
兼二 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、気液比検出装置に係り、特に、流体路中に封
入した気液二相の流体においてその気液比を検出するに
適した気液比検出装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の気液比検出装置においては、気体と液体
の各静電容量等の物性値を電気的に測定して気体の量と
液体の量との比を検出するようにしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような構成においては、上述したような物
性値の測定の仕方が微妙なため、装置自体が非常に高価
になってしまい現実的でない。
これに対しては、特公昭61−14430号公報に示さ
れているように、冷凍サイクルのレシーバと膨張弁との
間に接続される配管の中間部位上方側に、同配管内に連
通する室を設け、かっこの室内にレシーバから前記配管
を通り流入する冷媒の気液状態を検出する検出手段を前
記室内に設置してなる冷媒不足検出装置を気液比検出装
置として利用することも考えられる。しかし、かかる構
成においては、前記室内への冷媒の流入のみに基いてそ
の気液状態を前記検出手段により検出しているために、
冷媒の気体成分量と液体成分量との比まで精度よく検出
することは困難である。
そこで、本発明は、このようなことに鑑み、流体路中に
封入した気液二相の流体においてその気液比を精度よく
検出するようにした気液比検出装置を提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段〉 かかる課題の解決にあたり、本発明の構成は、気液二相
の流体を封入した流体路の中間部位に分岐接続されて前
記流体を前記流体路から分流させる分岐路と、この分岐
路内の分流流体を気体成分と液体成分に分離しそれぞれ
分離成分として貯溜する気液分離室と、この気液分離室
の上部から前記分離成分を前記流体路へ戻す第1通路と
、前記気液分離室の下部から前記分離成分を前記流体路
へ戻す第2通路とを備え、前記第1通路の前記第2通路
に対する通路抵抗比を、検出目標とする前記気液分離室
内の気体成分の量に対する同気液分離室内の全分離成分
の量の比(以下、所定比という)に一致させるようにし
、前記気液分離室内の気液状態に基き前記流体の気液比
を表わす値を検出する検出手段を設けるようにしたこと
にある。
(作用) このように本発明を構成したことにより、前記流体路中
の流体が前記分岐路内に分流すると、この分流流体が前
記気液分離室内にて気体成分と液体成分に分離され分離
成分としてそれぞれ貯溜され、これら分離成分が前記第
1及び第2の通路を通り前記流体路へ戻る。しかして、
前記第2通路に流入する分離成分が気体成分になると、
このときの前記気液分離室内の気液状態に基き前記流体
の気液比を表わす値が前記検出手段により検出される。
(効果) 上述のように、前記第1通路の前記第2通路に対する通
路抵抗比を前記所定比に一致させるようにしたことを前
提として、前記第2通路にも前記気体成分が流入すると
きの前記気液分離室内の気液状態に基き前記流体の気液
比を表わす値を検出するので、前記流体の気液比を精度
よく検出し得るとともに、かかる検出精度をもつ気液比
検出装置を安価かつ簡単な構成にて提供できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は車両用ニアコンディショナの冷凍サイクルに本発明
が適用された例を示している。この冷凍サイクルはコン
プレッサ10を備えており、このコンプレッサ10は、
その付設の電磁クラッチ10aの選択的係合により、当
該車両のエンジンから動力を受けて作動し、配管Plか
らの冷媒を吸入圧縮し圧縮冷媒として配管P2内に吐出
する。コンデンサ20は、図示しない冷却ファンの放熱
作用のもとに配管P2からの圧縮冷媒を凝縮し配管P3
内に流入させる。
レシーバ30は配管P3からの凝縮冷媒を気相冷媒と液
相冷媒に分離し、液相冷媒のみを循環冷媒として配管P
4内に流入させる。膨張弁40は、その感温素子40a
の配管Pl内の冷媒の温度に対する検出結果に応じ、配
管P4からの循環冷媒を膨張させて配管P5を通しエバ
ポレータ50内に流入させる。エバポレータ50は、そ
の流入冷媒に応じ、当該車両の車室内に吹出すべき空気
流を冷却するとともに、同流入冷媒を配管P1内に流入
させる。
冷凍サイクルには、第1図に示すごとく、本発明の要部
を構成する気液比検出装置60が配設されている。この
気液比検出装置60は、第1図及び第2図に示すごとく
、迂回配管61を有しており、この迂回配管61は、第
2図に示すごとく、配管P4の中間部位から上方へ向は
延出するように同中間部位に迂回接続されている。また
、迂回配管61は、その上流端部61aにて、配管P4
の中間部位の上流側遠道口P4mに接続され、一方、そ
の下流端部61bにて、配管P4の中間部位の下流側に
形成したベンチュリ部PJb内に連通している。かかる
場合、配管P4から迂回配管61への冷媒の分流量は小
さくなるようにしである。
また、気液比検出装置60は、気液比検出機構62を有
しており、この気液比検出機構62は、迂回配管61の
上下流部間に配置支持されている。
気液比検出機構62は、非磁性材料からなる気液分離室
62aを備えており、この気液分離室62aは、その前
壁を介し、迂回配管61の上流部内に連通されて、ベン
チュリ部P4bのベンチュリ作用のもとに配管P4から
迂回配管61の上流部内に分流する冷媒を内部に導入し
、同導入冷媒を気相冷媒と液相冷媒に分離して貯溜する
。かがる場合、気液分離室62aの容積は、迂回配管6
1への冷媒の小分流量に対応して小さくしである。
また、気液検出機t11162は、上側通路62bと、
下側通路62cとを備えており、上側通路62bは、気
液分離室62aの後壁上端開口部と迂回配管61の下流
部の上流端部分との間に接続され、一方、下側通路62
cは、気液分離室62aの後壁下端開口部と迂回配管6
]、の下流部の下流端部分との間に接続されている。か
かる場合、上側通路62bの通路抵抗をrとし、一方、
下側通路62cの通路抵抗をRとすれば、通路抵抗比S
=r/R鈎0.75となるように、上側通路62b及び
下側通路62cの各全長及び各通路面積が定められてい
る。
ここにおいて、上述のように通路抵抗比S≠0゜75と
定めた根拠について説明する。冷凍サイクルの冷房能力
比、即ち、冷凍サイクルの冷房能力Qの初期冷房能力Q
oに対する比(Q/QO)と、気液分離室62a内の気
体成分量Gの同気液分離室62a内の全冷媒量GOに対
する比(G / G o )との間の関係は、第3図に
示すごとく、曲線りによって特定される。しかして、コ
ンプレッサ1゜の潤滑不足を招く冷凍サイクルの配管系
統からの冷媒の漏洩による冷媒不足を逸早く適正な時期
に検出するには、冷房能力比の低下を表わす曲線り上の
適正な点で定まる(Q/QO)及び(G/G0)を選定
すればよいことが分かる。そこで、本実施例では、例え
ば(Q/Qo)峙0.5のときの(G/Go>L=、0
175を冷媒不足の検出基準とした上で、この(G /
 G o )物0.75に対応してS物0..75とし
た。
しかして、気液分離室62a内の気体成分の量Gが、気
液分離室62a内の気体成分と液体成分の各型の和Go
X0.75以上になると、気液分離室62a内の気体成
分が上側通路62bのみならず下側通路62cにも流入
する。一方、G<0゜75Goになると、気液分離室6
2a内の液体成分が下側通路62cのみならず上側通路
62bにも流入する。
フロート62dは、気液分離室62a内に浮動自在に嵌
装されているもので、このフロート62dは、気液分離
室62a内の液体成分よりも軽くかつ気体成分よりも重
い自重を有するように発泡樹脂材料により形成されてい
る。このフロート62dの下面には、被検出片62eが
嵌着されており、この被検出片62eは永久磁石により
形成されている。気液分離室62aの底壁外面には、常
閉型リードスイッチ62fが被検出片62eの直下に対
応する位置にて固着されている。しかして、リードスイ
ッチ62fは、フロート62dがG≧0.75Goに対
応する液体成分上の浮動位置にあるときにのみ被検出片
62eを磁気的に検出して開成するようになっている。
次に、冷凍サイクルの電気回路構成について第1図を参
照して説明すると、コントローラ7oは、操作スイッチ
SWの閉成によりバッテリBがら給電されて作動し、当
該車両の車室内の現実の温度、設定温度及びエバポレー
タ50がらの冷却空気流の温度に対する温度センサ70
aの検出結果に応じ、遅動リレー80の常閉スイッチ8
0aの閉成下にて、両リレー90,100の各コイル9
0a。
100aを共に励磁する。
遅動リレー80は、リードスイッチ62fの閉成下にて
常閉スイッチ80aの閉成により各コイル90a、10
0aの励磁を許容し、リードスイッチ62fの開成後所
定運動時間(例えば、5秒)経過したとき常閉スイッチ
80aを開成して各コイル90a、100aの励磁を禁
止する。リレー90はコイル90aの励磁(又は消磁)
により常閉スイッチ90bを開成(又は閉成)し警告ラ
ンプ110を消灯(又は点灯)させる。リレー100は
コイル100aの励磁(又は消磁)により常開スイッチ
100bを閉成(又は開成)しコントローラ70による
電磁クラッチ10aの選択的係合制御を許容(又は禁止
)する、なお、操作スイッチSWはニアコンディショナ
を作動させるとき操作されるものである。
以上のように構成した本実施例において、当該車両のエ
ンジンの作動状態にして車室内を冷房すべく操作スイッ
チSWを閉成すれば、コントローラ70が作動状態にな
る。このとき、冷凍サイクルの循環冷媒量が十分に存在
し、かつ気液分離室62a内の冷媒の液体成分の量も同
様存在すれば、フロート62dが気液分離室62a内に
て液体成分により上動されて気液分離室62aの上部に
位置しリードスイッチ62fを閉成状態に維持する。
従って、コントローラ70が遅動リレー80の常閉スイ
ッチ80aの閉成下にて両リレー90,100の各コイ
ル90a、100aを励磁する。
すると、警告ランプ110が、コイル90aの励磁に伴
う常閉スイッチ90bの開成に基き消灯状態になる。ま
た、電磁クラッチ10aが、コイル100aの励磁に伴
う常閉スイッチ100bの閉成に基きコントローラ70
により制御されて係合すれば、コンプレッサ10がエン
ジンから動力伝達されて作動し配管Pl内の冷媒を吸入
するとともに吸入冷媒を圧縮し、この圧縮冷媒を配管P
2内に吐出する。ついで、コンデンサ20が配管P2内
の圧縮冷媒を受けて同圧縮冷媒を凝縮しこの凝縮冷媒を
配管P3内に流入させる。然る後、レシーバ30が配管
P3内の凝縮冷媒を潤滑油と共に受けて同凝縮冷媒を液
相冷媒と気相冷媒に分離し液相冷媒を潤滑油と共に循環
冷媒として配管P4内に流入させる。
すると、配管P4内に流入した循環冷媒が、配管P4の
ベンチュリ部P4bのベンチュリ作用下にて、部分的に
迂回配管61の上流部内に流入する。
このように迂回配管61の上流部に流入した循環冷媒は
、気液分離室62a内での液体成分と気体成分に分離さ
れる。然るに、現段階では、冷凍サイクルの循環冷媒量
が上述のごとく十分にあるなめ、気液分離室62a内は
液体成分ではほぼ満たされることになる。従って、フロ
ート62dが気液分離室62a内の上部に浮動したまま
にて、同気液分離室62a内の液体成分が下側通路62
c及び上側通路62bを通り迂回配管61の下流部から
配管P4のベンチュリ部P4a内に流入して配管P4内
の循環冷媒に合流する。
しかして、膨張弁40が配管P4から循環冷媒を受けて
同循環冷媒を感温素子40aの検出結果に応じ膨張させ
、この膨張冷媒を潤滑油と共に配管P弓を通しエバポレ
ータ50に流入させる。このため、エバポレータ50が
その流入冷媒に応じ車室内に吹出すべき空気流を冷却す
るとともに、同流入冷媒を配管P1内に還流させる。こ
れにより、車室内の冷房が冷凍サイクル中の十分な循環
冷媒に基くエバポレータ50の冷却能力のちとに適正に
なされる。
上述のような作用を繰返している間に、冷凍サイクルの
配管系統から冷媒が漏洩してゆくと、配管P4へのレシ
ーバ30がらの循環冷媒中におけるレシーバ30内の気
相冷媒の混入量が増大してゆく。従って、気液分離室6
2a内で分離される気体成分の量が増大する一方、液体
成分の量が減少してゆきフロート62dが下動してゆく
。しがして、気液分離室62a内での気体成分と液体成
分がG≧0.75Goを満たすようになると、気液分離
室62a内の気体成分が上側通路62bのみならず下側
通路62cをも通り迂回配管61の後流部に流入するよ
うになる。このとき、フロート62dがG≧0−75G
oに対応する位置にあるため、リードスイッチ62fが
被検出片62eを検出して開成する。
このようにリードスイッチ62fが開成した後前記所定
遅動時間が経過すると、遅動リレー8゜が常閉スイッチ
80aを開成し各コイル100a。
100bを共に消磁する。すると、リレー90がコイル
90aの消磁により常閉スイッチ90bを閉成し警告ラ
ンプ110を点灯させる。また、リレー100がコイル
100aの消磁により常開スイッチ100bを開成し電
磁クラッチ10aを解離させてコンプレッサ10を停止
させる。このため、起動直後数秒間、配管P4に気泡が
入りフロート62dが下がることがあり得るが、運動リ
レー80が設けであるので誤作動はない。
以上説明したように、コンプレッサ10の作動に伴う冷
凍サイクルによる冷媒の循環の繰返し中において、冷凍
サイクルの配管系統からの冷媒及び潤滑油の漏洩のなめ
に、冷凍サイクル中の冷媒の残存量が潤滑油と共に減少
してゆくと、気液分離検出器6oの気液分離室62a内
の冷媒の気体成分及び液体成分が、G=0.75 (第
3図参照)を満たしなとき、リードスイッチ62fが、
被検出片62eとの協働により、フロート62dの下動
位置を検出し警告ランプ110を点灯させるとともにコ
ンプレッサ10を停止させるので、精度のよい簡単かつ
安価な構成でもって、冷凍サイクルの冷房能力比が(Q
/Qo)=0.5 (第3図参照)を満たすまで減少し
たとき、冷媒不足を警告するとともに、この冷媒不足に
伴う潤滑油不足に起因したコンプレッサ10の潤滑不良
による同コンプレッサ10の故障の発生を未然に防止し
得る。このようなことから気液比検出装置60は冷媒不
足検出装置としての役割を果すことが理解される。なお
、冷媒液中には潤滑油も溶けて循環しているが、2〜3
(%)程度であり殆ど影響はない。また、この遅動リレ
ーによりリードスイッチ62fの開成後側コイル100
a、90aの消磁までの間の回路系統の誤動作を招くこ
とはない。
次に、前記実施例の変形例について第4図〜第6図を参
照して説明すると、本変形例においては、前記実施例に
て述べた気液比検出装置6oに代えて、気液比検出装置
120を採用したことにその構成上の特徴がある。気液
比検出装置120は、装置本体120aを備えており、
この装置本体120aは、その上方両側部にて、前記実
施例における配管P4の中間部位を除去してなる上流側
配管P4゜と下流側配管P4dとの間にロー付けされて
垂下している。装置本体120aの上方部内には、上流
側配管P4Cと下流側配管P4dの各対向端間にて連通
路121が形成されており、この連通路121の中間部
位にはベンチュリ部121aが形成されている。
また、装置本体120aの下方部内には、下方に向けて
開口する段付円筒部122が穿設されており、この段付
円筒部122の小径部上壁内には、連通路123が段付
円筒部122の内部を連通路121の内部にベンチュリ
部121aの上流側にて連通させるように穿設されると
ともに、連通路124が段付円筒部122の内部をベン
チュリ部り22a内に連通させるように穿設されている
また、段付円筒部122の小径部周壁内には、連通路1
25が段付円筒部122の大径部内をベンチュリ部り2
1a内に連通させるように穿設されている。かかる場合
、連通路124の連通路125に対する通路抵抗比は、
前記実施例における上側通路62bの下側通路62cに
対する通路抵抗と同様である。
段付円筒部122の大径部には、非磁性材料からなる蓋
体127がOリング126を介し締着されて段付円筒部
122の内部を液密的に密閉している9段付円筒部12
2内には、前記実施例におけるフロート62dと同様の
材料により形成したフロート128が浮動自在に嵌装さ
れており、このフロート128の下面には、永久磁石か
らなる被検出片128dが嵌着されている。フロート1
28の上面には、フロート128の上昇時にも気液分離
室を確保するための突起128aが設けられており、第
6図に示すように下側通路125のためにくぼみ128
cが設けられている。また、蓋体127の中央に形成し
た薄肉部127aには、前記実施例におけるリードスイ
ッチ62fが被検出片128dの直下に対応する位置に
て外方がら固着されている。その他の構成は前記実施例
と同様である。
しかして、このように構成した本変形例においては、ベ
ンチュリ部121a、段付円筒部122の小径部、連通
路123、連通路124、連通路125、フロート12
8及び被検出片128dが、前記実施例におけるベンチ
ュリ部P4b、気液分離室62a、迂回路61、上側通
路62b、下側通路125、フロート62d及び被検出
片62eにそれぞれ対応するので、前記実施例と実質的
に同様の作用効果を達成し得る。
また、本発明の実施にあたっては、フロート62d(ま
たは、128> 、被検出片62e(又は128a)及
びリードスイッチ62fに代えて、自己放熱量により内
部抵抗値を変化させるサーミスタを気液分離室62a(
又は段付円筒部122)内に設け、気液分離室62a(
又は段付円筒部122)内に冷媒の気体成分がGa4.
75G、を満たす量だけ存在するときのその熱容量に対
する前記サーミスタの抵抗値を利用して遅動リレー80
の常閉スイッチ80aを開成するよう実施してもよい。
かかる場合、前記サーミスタに代えて、気液の電導率の
違いを検出してもよい。
また、本発明の実施にあたっては、ベンチュリ部P4b
(又は121a)に限ることなく、例えば、このベンチ
ュリ一部に代えて適宜な圧力損失部を配管P4  (又
は連通路121)に設けるようにしてもよい。また、流
体路中に突起を出し突起の前後の全圧と背圧の差を利用
してもよい。また、ベンチュリを用いる場合等、流水の
下流から取入れ上流へ戻すことも可能である。
また、本発明の実施にあたり、上流通路62b(又は連
通路124)と下側路62c(又は連通路125)の一
方の中間部位に可変絞りを設けて、気液比の検出値を可
変とするようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、ニアコンディショナ
の冷凍サイクルに限ることなく、各種冷凍サイクルの冷
媒不足の検出に本発明を適用し得るのは勿論のこと、一
般的に気液二相の流体の気液比の検出にも本発明を適用
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した車両用ニアコンディショナの
冷凍サイクルのブロック図、第2図は第1図の気液分離
検出装置の一実施例を示す断面図、第3図は冷凍サイク
ルの冷房能力比と第2図の気液分離室内の気液状態との
関係を示すグラフ、第4図は前記実施例の変形例を示す
断面図、第5図は同下面図、及び第6図は第4図のフロ
ートの平面図である。 符号の説明 P4 ・・・配管、P4゜・・・上流側配管、P4.・
・下流側配管、61・・・迂回配管、60,120・・
・気液分離検出装置、62a・・・気液分離室、62b
・・・上側通路、62c・・・下側通路、62d、12
8・・−フロート、62e。 128d・・・ 被検出片、62f・・・リードスイッ
チ、121,123,124,125・・連通路、12
2・・・段付円筒部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  気液二相の流体を封入した流体路の中間部位に分岐接
    続されて前記流体を前記流体路から分流させる分岐路と
    、この分岐路内の分流流体を気体成分と液体成分に分離
    しそれぞれ分離成分として貯溜する気液分離室と、この
    気液分離室の上部から前記分離成分を前記流体路へ戻す
    第1通路と、前記気液分離室の下部から前記分離成分を
    前記流体路へ戻す第2通路とを備え、前記第1通路の前
    記第2通路に対する通路抵抗比を、検出目標とする前記
    気液分離室内の気体成分の量に対する同気液分離室内の
    全分離成分の量の比(以下、所定比という)に一致させ
    るようにし、前記気液分離室内の気液状態に基き前記流
    体の気液比を表わす値を検出する検出手段を設けるよう
    にした気液比検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4391398C2 (de) * 1992-03-31 1997-11-20 Unisia Jecs Corp Verfahren und Vorrichtung zum Feststellen eines Mangels an Kühlmittel in einer Klima-Anlage

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DE4391398C2 (de) * 1992-03-31 1997-11-20 Unisia Jecs Corp Verfahren und Vorrichtung zum Feststellen eines Mangels an Kühlmittel in einer Klima-Anlage

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JP2600337B2 (ja) 1997-04-16

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