JPH02101270A - 建築用膜材の張力調節方法 - Google Patents

建築用膜材の張力調節方法

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JPH02101270A
JPH02101270A JP25144788A JP25144788A JPH02101270A JP H02101270 A JPH02101270 A JP H02101270A JP 25144788 A JP25144788 A JP 25144788A JP 25144788 A JP25144788 A JP 25144788A JP H02101270 A JPH02101270 A JP H02101270A
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tension
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rope
film material
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Takashi Arai
高志 荒井
Masatake Yomo
四方 正武
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の屋根等に張設される膜材の張力の調節
方法に関する。
(従来の技術) 建築用膜材は、例えば、展示場や遊戯基等を建設する場
合、屋根フレームに張設する等して用いられている。
そして、膜材に所定の張力を持たせるため、従来、骨組
膜構造の場合では、膜材をフレームより小さく形成し、
膜材を広げる方向に引っ張りつつフレームに取付け、或
いはサスペンション膜構造の場合には、膜材をフレーム
に取付けた後、フレーム自体の幅等を広げるようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題) そのため、従来の方法では、膜材の材質によって張力が
不均一となり、また、膜材が伸びてきたとき等に張力を
再び与える場合、機構的に解決しようとすると機構が複
雑化せざるを得す、また、その張力調節作業も面倒であ
る等の不具合があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって1本発
明の目的は、簡易な操作、簡易な構造で膜材に張力を均
一に与えることができ、また、その張力調節作業も簡易
に行うことができる膜材の張力調節方法を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための第1発明を、実施例に対応す
る第1図乃至第4図を参照して説明する。
第1発明はフレーム5に膜材7を張設して建築物lの所
定面を形成するに際して、 膜材7の縁部の多数箇所を夫々取付用ロープ21で該膜
材7を張る方向に引っ張りつつ膜材7をフレーム5に取
付け、 前記各取付用ロープ21に夫々接続させて張力調節用ロ
ープ23を環状に配設し、 この張力調節用ロープ23の長さを調節することで膜材
7の張力を調節するようにしたことを特徴とする。
また、第2発明について第7図を参照して説明すると、
第2発明はフレーム5に膜材7を張設して建築物lの所
定面を形成するに際して、膜材7の縁部の多数箇所を夫
々取付用ロープで該膜材7を張る方向に引っ張りつつ膜
材7をフレーム5に取付け、 膜材7上に張力調節用ロープ43を環状に取付け。
この張力調節用ロープ43の長さを調節することで膜材
7の張力を調節するようにしたことを特徴とする。
(作用) 張力調節用ロープ23.43の長さを調節するという簡
易な操作で、また、張力調節用ロープ23.43を環状
に配設するという簡易な構造で膜材7の張力調節を行う
ことができる。
そして、張力調節用ロープ23.43により膜材7の多
数箇所を一律に動ずので、膜材7の張力を均一に設定で
きる。
この場合、張力調節用ロープ23は第1図乃至第4図に
示すように建築物の側面マもよく、第5図及び第6図に
符号33で示すように地面の下方でもよく、或いは第7
図に符号43で示すように膜材7上でもよい。
(実施例) 以下1本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1実施例について第1図乃至第4図を参照して説明す
ると、第1図は展示場の斜視図を、第2図は同・断面側
面図を示す。
lは展示場で、展示場1はまず円周上に間隔をおいて支
柱3を立設し、次に、ドーム状の屋根フレーム5をこの
支柱3上に組付け、屋根フレーム5上に膜材7を取付け
て建設する。
前記各支柱3は、第3図及び第4図に示すように、鉛直
状に立設された主柱9と、斜めに立設された副柱11と
で構成されている。
前記屋根フレーム5は各支柱3上で支持された円径の枠
フレーム13と、この枠フレーム13の内側に架設され
た複数のフレーム材15とで構成されている。
膜材7はこの屋根フレーム5上に張設し、実施例では膜
材7により展示場1の屋根及び天井が形成される。
膜材7の周縁には端末パイプ17が取着されている。
次に、膜材7の張設方法及び張力調節方法について説明
する。
膜材7の周縁の周方向に間隔をおいた各箇所に取付用ロ
ープ21を取着し、この取付用ロープ21の下端を地面
側に連結し、まず、fli材7を引っ彊りつつ屋根フレ
ーム5上に張設する。
次に、各取付用ロープ21に係合させ全ての取付用ロー
プ21を囲む如く環状に張力調節用ロープ23を配設す
る。
張力調節用ロープ23には第1図に示すように該張力調
節用ロープ23の長さの調節を自在としたターンバック
ル25を取付ける。
そして、ターンバックル25の操作により張力調所用ロ
ープ23の長さを調節して膜材7の張力の調節を行う。
即ち、張力調節用ロープ23の全長を短くすれば、第3
図の状態から第4図の状態へと張力調節用ロープ23で
形成される多角形の寸法が縮小し、泡封用ロープ21を
介して膜材7の周縁は下方に引っ張られ、膜材7は張ら
れる。
また、張力調節用ロープ23の全長を長くすれば、上記
とは逆に膜材7の周縁は上方に戻り、膜材7の緊張状態
は緩められる。
このように本実施例によれば、簡易な操作、簡易な構造
で膜材7の張力調節作業を行うことができる。
また、張力調節用ロープ23により全ての取付用ロープ
21を一律に動かすので、膜材7への応力集中を防止で
き、膜材7の張力を均一に設定できる。
また、S材7に伸びが生じた場合等、膜材7に張力を再
び与える場合でも、単にターンバックル25の操作で張
力調整を行えるので、その作業も簡易に行うことができ
る。
次に第5図及び第6図を参照して第2実施例について説
明する。
第2実施例では張力調節用ロープ33を展示場lが構築
される地表面(G L)の下方に、詳細には展示場1の
フロア(FL)の下方に配設した点が前記第1実施例と
異なる。
第1実施例と同一部材箇所に同一符号を付して説明する
と、第5図に要部断面側面図で示すように、膜材7は取
付用ロープ31を引っ張りつつ屋根フレーム5上に張設
する。
37は地中に埋込まれたアースアンカー 39はアース
アンカー37の上端に取着された滑車で、取付用ロープ
31は地表面(G L)の下方で滑車39を介してフロ
ア(FL)の内側に延出させる。
そして、第6図に斜視図で示すように、各取付用ロープ
31の内端と接続させて張力調節用ロープ33を環状に
配設し、張力調節用ロープ33にはターンバックル25
を設ける。
ターンバックル25の操作で張力調節用ロープ33の長
さを調節し、取付用ロープ31を介して膜材7の張力を
調節する作用効果ついては第1実施例と同様である。
次に第7図を参照して第3実施例について説明する。
第3実施例では、第7図に斜視図で示すように、膜材7
の頂面上に張力調節用ロープ43を環状に取付け、この
張力調節用ロープ43にターンバックル25を設けてい
る・ ターンバックル25の操作で張力調節用ロープ43の長
さを調節し、張力調節用ロープ43で形成される円を拡
縮して膜材7の張力を調節する作用効果は前記第1.第
2実施例と同様である。
尚、実施例では膜材7で形成される面が骨組膜構造の場
合について説明したが、本発明はサスペンション膜構造
等にも同様に適用゛可能である。
また、実施例では張力調節用ロープ23.3343の長
さを調節するためにターンバックル25を用いたが、長
さ調節のための構造は任意である。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように1本発明に係かる膜材の張
力調節作業によれば、簡易な操作、簡易な構造で膜材に
張力を均一に与えることができ、また、その張力調節作
業も簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は展示場の斜視図、第2図は同・断面側面図、第
3図及び第4図は取付用ロープと張力調節用ロープ部分
の拡大図、第5図は第2実施例に係かる取付用ロープと
張力調節用ロープ部分の拡大図、第6図は張力調節用ロ
ープ部分の斜視図、第7図は第3実施例に係かる張力I
n用ロープ部分の斜視図である。 尚、図中1は展示場、3は支柱、5は屋根フレーム、7
は膜材、21.31は取付用ロープ、23.33.43
は張力調節用ロープ、25はターンバックルである。 特 許 出 願 人   フジタ工業株式会社代理人 
 弁理士   野  1)   茂第 図 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレームに膜材を張設して建築物の所定面を形成
    するに際して、 膜材の縁部の多数箇所を夫々取付用ロープで該膜材を張
    る方向に引っ張りつつ膜材をフレームに取付け、 前記各取付用ロープに夫々接続させて張力調節用ロープ
    を環状に配設し、 この張力調節用ロープの長さを調節することで膜材の張
    力を調節するようにした、 ことを特徴とする建築用膜材の張力調節方法。
  2. (2)前記フレームは屋根フレームで、膜材が屋根フレ
    ームに張設されて建築物の屋根が形成され、張力調節用
    ロープは建築物の側面に臨んで配設されている請求項1
    記載の建築用膜材の張力調節方法。
  3. (3)前記フレームは屋根フレームで、膜材が屋根フレ
    ームに張設されて建築物の屋根が形成され、張力調節用
    ロープは地面の下方に配設されている請求項1記載の建
    築用膜材の張力調節方法。
  4. (4)フレームに膜材を張設して建築物の所定面を形成
    するに際して、 膜材の縁部の多数箇所を夫々取付用ロープで該膜材を張
    る方向に引っ張りつつ膜材をフレームに取付け、 膜材上に張力調節用ロープを環状に取付け、この張力調
    節用ロープの長さを調節することで膜材の張力を調節す
    るようにした、 ことを特徴とする建築用膜材の張力調節方法。
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