JPH02100820A - 油穴付き転造タップ - Google Patents
油穴付き転造タップInfo
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- JPH02100820A JPH02100820A JP63150034A JP15003488A JPH02100820A JP H02100820 A JPH02100820 A JP H02100820A JP 63150034 A JP63150034 A JP 63150034A JP 15003488 A JP15003488 A JP 15003488A JP H02100820 A JPH02100820 A JP H02100820A
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- JP
- Japan
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- oil hole
- oil
- hole
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/0009—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
- B23Q1/0018—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means
- B23Q1/0027—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means between moving parts between which an uninterrupted energy-transfer connection is maintained
- B23Q1/0036—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means between moving parts between which an uninterrupted energy-transfer connection is maintained one of those parts being a tool
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属に明けられた穴の内周にめねじを塑性加
工するのに用いられる油穴付き転造タップに関する。
工するのに用いられる油穴付き転造タップに関する。
(従来の技4ネi)
従来、展延性がよ(硬度の低い材料、例えばアルミニウ
ム、軟鋼、ステンレス等、あるいは切削抵抗の小さいア
ルミダイキャスト等の材料に明けられた穴の内周にめね
じを形成するためにねし成形速度が早くて切屑をださな
い油穴付き転造タップが使用されている。かかる油穴付
き転造タップは特公昭40−1748号公報に開示され
ているように軸心に沿って柄の端面から食付き切り上げ
部まで止り穴の油穴が明けられ、核油穴から放射状に分
岐して食付部切り上り近傍に形成した浅い軸方向の長溝
に開口するものである。このため給油された油は油穴か
ら分岐して前記長溝の開口から噴出し、これをねじの塑
性加工部に注油させて加工抵抗を減少させ、工具の回転
トルクを小さくしている、また、食付部に続く完全ねし
山部ではめねじの塑性加工を行うための大径の突円部と
小径の逃げ部をねじ1ピッチに通数個形成している。
ム、軟鋼、ステンレス等、あるいは切削抵抗の小さいア
ルミダイキャスト等の材料に明けられた穴の内周にめね
じを形成するためにねし成形速度が早くて切屑をださな
い油穴付き転造タップが使用されている。かかる油穴付
き転造タップは特公昭40−1748号公報に開示され
ているように軸心に沿って柄の端面から食付き切り上げ
部まで止り穴の油穴が明けられ、核油穴から放射状に分
岐して食付部切り上り近傍に形成した浅い軸方向の長溝
に開口するものである。このため給油された油は油穴か
ら分岐して前記長溝の開口から噴出し、これをねじの塑
性加工部に注油させて加工抵抗を減少させ、工具の回転
トルクを小さくしている、また、食付部に続く完全ねし
山部ではめねじの塑性加工を行うための大径の突円部と
小径の逃げ部をねじ1ピッチに通数個形成している。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、油穴付き転造タンプのめねじ塑性加工速度は切
刃付きのタップの約2倍から3倍以上の早さで回転しな
からめねじの塑性加工をするのであり、このため、ワー
クの穴にねしこまれた食付部先端から食付部切り上り部
にかげては、めねじの塑性加工中に大きな加工抵抗がか
かる。つまり材料が軟らかくて粘性があるため、まず圧
縮応力が大きく摩耗抵抗が大となり、ついでねじれモー
メントが大きくなり、分岐穴及び浅い長溝を形成して強
度が小さくなった食付切り上り部に加工抵抗が集中する
ので分岐水近傍で折損している。折1員を防止し、少し
でも本体の剛性を増す為には油穴は大きくできないので
、油の噴出量には限界がある。しかも分岐穴から噴出し
た油は穴壁に当って柄部と食付部先端側に2分され、食
付郡全体に充分注油されないので、潤滑油量が不足して
、摩擦抵抗を充分減少できず、高速回転による焼付きも
発生して満足のいく高速回転によるめねじの塑性加工が
出来なかった。
刃付きのタップの約2倍から3倍以上の早さで回転しな
からめねじの塑性加工をするのであり、このため、ワー
クの穴にねしこまれた食付部先端から食付部切り上り部
にかげては、めねじの塑性加工中に大きな加工抵抗がか
かる。つまり材料が軟らかくて粘性があるため、まず圧
縮応力が大きく摩耗抵抗が大となり、ついでねじれモー
メントが大きくなり、分岐穴及び浅い長溝を形成して強
度が小さくなった食付切り上り部に加工抵抗が集中する
ので分岐水近傍で折損している。折1員を防止し、少し
でも本体の剛性を増す為には油穴は大きくできないので
、油の噴出量には限界がある。しかも分岐穴から噴出し
た油は穴壁に当って柄部と食付部先端側に2分され、食
付郡全体に充分注油されないので、潤滑油量が不足して
、摩擦抵抗を充分減少できず、高速回転による焼付きも
発生して満足のいく高速回転によるめねじの塑性加工が
出来なかった。
(課題を解決するための手段)
本発明は、■ 先細の食付部を先端に具え、食付部に続
きlピッチごとに大径の凸内部と小径の逃げ部を形成し
た完全ねじ部を設け、かつ後端に柄部を設け、柄部から
本体の軸心を通り前記逃げ部に向けて開口する油穴を穿
設した油穴付き転造タップにおいて、食付部先端に突出
部を設け、該突出部には前記油穴と連通し前記逃げ部に
向けて開口する噴出穴を穿設したことにより、噴出穴か
ら強制的に高圧力の潤滑油をねし加工部に供給させた油
穴付き転造タップ及び■突出部を本体と別体のものを用
い、食付部先端にこれを装着すると共に噴出穴が食付部
先端の開口部と連通ずるようにしたり、及び■突出部を
本体と一体に形成した油穴付き転造タップを提供するも
のである。
きlピッチごとに大径の凸内部と小径の逃げ部を形成し
た完全ねじ部を設け、かつ後端に柄部を設け、柄部から
本体の軸心を通り前記逃げ部に向けて開口する油穴を穿
設した油穴付き転造タップにおいて、食付部先端に突出
部を設け、該突出部には前記油穴と連通し前記逃げ部に
向けて開口する噴出穴を穿設したことにより、噴出穴か
ら強制的に高圧力の潤滑油をねし加工部に供給させた油
穴付き転造タップ及び■突出部を本体と別体のものを用
い、食付部先端にこれを装着すると共に噴出穴が食付部
先端の開口部と連通ずるようにしたり、及び■突出部を
本体と一体に形成した油穴付き転造タップを提供するも
のである。
(作 用)
潤滑油はねし食付き部(a)の先端から柄部に向って一
方向に噴出される。また、噴出力は分散されることなく
食付部と完全ねし山部のねじに充分注油する。またワー
クとねし山部に油が十分浸透し、摩擦抵抗の減少と、摩
擦による発熱が除去される。
方向に噴出される。また、噴出力は分散されることなく
食付部と完全ねし山部のねじに充分注油する。またワー
クとねし山部に油が十分浸透し、摩擦抵抗の減少と、摩
擦による発熱が除去される。
また、食付き部(a)切り上り部近傍の噴出口及び浅い
長溝がないので強度の低下のおそれなしに高速転造が行
われる。
長溝がないので強度の低下のおそれなしに高速転造が行
われる。
(実施例)
本発明の油穴付きみぞなしタップを実施例により説明す
る。
る。
第1図、第2図において本体(1)は柄(2)とねじ山
(3)が形成され、ねじ山(3)は先端の食付部fal
と完全ねじ山部(illからなり、ねじ山(3)には、
第2図に示すように1ピッチごとに適数のねし成形部で
ある突円部(31)と逃げ部(32)が形成されている
。本体(1)の柄(2)側の端面(5)から食付き部端
面(4)に向けて軸心を通る油穴(6)が形成されてい
る。一方、先端の食付き部端面(4)側の袖穴開口部(
11)にめねじ(12)が設けである。本体と別体に形
成された突出部材(7)には第3図に示すように前記め
ねしく12)と螺合するおねじ(13)が形成され、か
つ咳おねじを貫通する油路が穿設され、核油路(8)に
連通ずる斜めに開口する噴出路(9)が形成されている
。前記袖穴開口部(11)のめねじ(12)に突出部材
(7)のおねじ(13)をねしこみ、油穴(6)と油路
(8)とを連通させる。斜めに開口する噴出路(9)は
ねじ山(3)のにげ部(32)に向けてねじ込まれてい
る。そのためタップの端面(5)から送られた加圧油は
逃げ部(32)に噴流してねし加工物に供給される。突
出部材(7)を取りつけるには本実施例に示すねし込み
の他に第4図に示すように突出部材(7)を弾性体で作
成し、−条の凸部(14)を設けると共に油穴(6)の
開口部(11)に前記突部(7)に適合する凹部を形成
し、該凹部に突出部材(7)の凸部(14)を押しこん
で弾性を利用して嵌着する。その他図示しないが油穴開
口部から内方に拡がる逆テーパを形成し該テーパに嵌合
するテーパを突出部材(7)に設けて取りつけ、突出部
材を油穴の開口部に圧着することもできる。なお、タッ
プの外径が小さくて強度が小さい場合は食付部に強度を
もたせるため第5図に示すように突出部材(7)を食付
部(a)の端面に接着剤を用いて固着したり、あるいは
ロウ付け、レーザビーム等により固着してもその機能を
充分発揮させることができる。また第3図に示す突出部
材(7)のおねじ(13)あるいは第4図に示す凸部(
14)を設けないで単に円筒状としておき、これを油穴
(6)の開口部(11)に挿入し、接着剤等前記の手段
で固着することもできる。
(3)が形成され、ねじ山(3)は先端の食付部fal
と完全ねじ山部(illからなり、ねじ山(3)には、
第2図に示すように1ピッチごとに適数のねし成形部で
ある突円部(31)と逃げ部(32)が形成されている
。本体(1)の柄(2)側の端面(5)から食付き部端
面(4)に向けて軸心を通る油穴(6)が形成されてい
る。一方、先端の食付き部端面(4)側の袖穴開口部(
11)にめねじ(12)が設けである。本体と別体に形
成された突出部材(7)には第3図に示すように前記め
ねしく12)と螺合するおねじ(13)が形成され、か
つ咳おねじを貫通する油路が穿設され、核油路(8)に
連通ずる斜めに開口する噴出路(9)が形成されている
。前記袖穴開口部(11)のめねじ(12)に突出部材
(7)のおねじ(13)をねしこみ、油穴(6)と油路
(8)とを連通させる。斜めに開口する噴出路(9)は
ねじ山(3)のにげ部(32)に向けてねじ込まれてい
る。そのためタップの端面(5)から送られた加圧油は
逃げ部(32)に噴流してねし加工物に供給される。突
出部材(7)を取りつけるには本実施例に示すねし込み
の他に第4図に示すように突出部材(7)を弾性体で作
成し、−条の凸部(14)を設けると共に油穴(6)の
開口部(11)に前記突部(7)に適合する凹部を形成
し、該凹部に突出部材(7)の凸部(14)を押しこん
で弾性を利用して嵌着する。その他図示しないが油穴開
口部から内方に拡がる逆テーパを形成し該テーパに嵌合
するテーパを突出部材(7)に設けて取りつけ、突出部
材を油穴の開口部に圧着することもできる。なお、タッ
プの外径が小さくて強度が小さい場合は食付部に強度を
もたせるため第5図に示すように突出部材(7)を食付
部(a)の端面に接着剤を用いて固着したり、あるいは
ロウ付け、レーザビーム等により固着してもその機能を
充分発揮させることができる。また第3図に示す突出部
材(7)のおねじ(13)あるいは第4図に示す凸部(
14)を設けないで単に円筒状としておき、これを油穴
(6)の開口部(11)に挿入し、接着剤等前記の手段
で固着することもできる。
さらに、第6図乃至第8図に示す実施例は、上述の実施
例と異なり、突出部材を別体とせず、本体と一体に突出
部(7a)を設けたものを示す。
例と異なり、突出部材を別体とせず、本体と一体に突出
部(7a)を設けたものを示す。
第6図に示すものは食付部(a)の先端に突出部(7a
)を本体と一体に設は軸心を通る油穴(6)を突出部先
端まで貫通させ、突出部先端に開口する油穴(6)に油
止め用ねじ部材(15)を螺着したものである。突出部
(7a)には油穴(6)と連通した噴出孔(9)が形成
されていて、該噴出孔(9)はタップの逃げ部(32)
に向いている。なお、突出部(7a)の外径は前加工孔
径よりもわずかに小さくしてあり、前加工大面との擦り
をなくするようにしである。
)を本体と一体に設は軸心を通る油穴(6)を突出部先
端まで貫通させ、突出部先端に開口する油穴(6)に油
止め用ねじ部材(15)を螺着したものである。突出部
(7a)には油穴(6)と連通した噴出孔(9)が形成
されていて、該噴出孔(9)はタップの逃げ部(32)
に向いている。なお、突出部(7a)の外径は前加工孔
径よりもわずかに小さくしてあり、前加工大面との擦り
をなくするようにしである。
このため貫通穴の場合でも潤滑はねじ山(3)の逃げ面
に向って噴出し食付部(a)、完全ねし山部の潤滑が充
分なされ、冷却効果も充分である。
に向って噴出し食付部(a)、完全ねし山部の潤滑が充
分なされ、冷却効果も充分である。
第7図に示す実施例は、突出部(7a)の油穴(6)に
連通した噴出孔(9a)は油孔(6)と直交する横穴と
し、突出部(7a)の端面側に開口する油穴(6)に油
止め栓(16)を固着しである。前加工穴径と突出部(
7a)外径は第6図に述べたと同様の関係にあるので噴
出孔(9a)が油穴と直交する横穴でも潤滑油は逃げ部
(32)側に充分噴流し所期の効果を収めることができ
る。さらに、突出部(7a)の外径(20)よりも噴出
孔(9a)の上の外径(19)を小さくしておけば、柄
部へ油を充分噴流させることができる。第8図は油穴(
6)を突出部(7a)内で止まり穴とし、斜め噴出孔(
9h)を油穴(6)に連通させ前述と同様の作用をさせ
たものである。
連通した噴出孔(9a)は油孔(6)と直交する横穴と
し、突出部(7a)の端面側に開口する油穴(6)に油
止め栓(16)を固着しである。前加工穴径と突出部(
7a)外径は第6図に述べたと同様の関係にあるので噴
出孔(9a)が油穴と直交する横穴でも潤滑油は逃げ部
(32)側に充分噴流し所期の効果を収めることができ
る。さらに、突出部(7a)の外径(20)よりも噴出
孔(9a)の上の外径(19)を小さくしておけば、柄
部へ油を充分噴流させることができる。第8図は油穴(
6)を突出部(7a)内で止まり穴とし、斜め噴出孔(
9h)を油穴(6)に連通させ前述と同様の作用をさせ
たものである。
(発明の効果)
本発明は、上述のようにねし山(3)の食付部(al先
端にねじ山(3)のない突出部を形成し、柄側端面から
穿設した油穴(6)と連通し、かつねし山の逃げ部(3
2)に向けて開口する噴出穴(9) 、 (9a) 、
(9b)を設けたので、ねじ山の食付部から切りとり
部に至る部分の強度を損することがないうえ、油の噴流
による食付部および完全ねし山部への潤滑油の供給が充
分に行なえる。このため、めねじの塑性加工部に対する
潤滑効果と冷却効果により摩擦抵抗を減じ、かつ、ねじ
れモーメントを大幅に軽減することができ、工具の寿命
を大幅に延長することができた。
端にねじ山(3)のない突出部を形成し、柄側端面から
穿設した油穴(6)と連通し、かつねし山の逃げ部(3
2)に向けて開口する噴出穴(9) 、 (9a) 、
(9b)を設けたので、ねじ山の食付部から切りとり
部に至る部分の強度を損することがないうえ、油の噴流
による食付部および完全ねし山部への潤滑油の供給が充
分に行なえる。このため、めねじの塑性加工部に対する
潤滑効果と冷却効果により摩擦抵抗を減じ、かつ、ねじ
れモーメントを大幅に軽減することができ、工具の寿命
を大幅に延長することができた。
また、油の潤滑効果、冷却効果は転造後のめねじ精度を
向上させることができ、加工中のタップの折損はなくな
った。しかも、加工速度の増大を可能としたため、生産
性を顕著に向上させることができた。
向上させることができ、加工中のタップの折損はなくな
った。しかも、加工速度の増大を可能としたため、生産
性を顕著に向上させることができた。
第1図は本発明の実施例の一部切断側面図、第2図は第
1図の突出部端面から視た底面図、第3図乃至第5図は
突出部の一例を示す断面図、第6図乃至第8図は本体と
突出部を一体にした他の実施例の一部切断側面図である
。 1・・・本体、2・・・柄、3・・・ねじ、6・・・油
穴、7・・・突出部材、7a・・・突出部、9.9a、
9b・・・噴出穴、31・・・突円部、32・・・逃げ
部、a・・・食付部、b・・・完全ねし山部
1図の突出部端面から視た底面図、第3図乃至第5図は
突出部の一例を示す断面図、第6図乃至第8図は本体と
突出部を一体にした他の実施例の一部切断側面図である
。 1・・・本体、2・・・柄、3・・・ねじ、6・・・油
穴、7・・・突出部材、7a・・・突出部、9.9a、
9b・・・噴出穴、31・・・突円部、32・・・逃げ
部、a・・・食付部、b・・・完全ねし山部
Claims (3)
- (1)先細の食付部を先端に具え、食付部に続き1ピッ
チごとに大径の突円部と小径の逃げ部を形成した完全ね
じ部を設け、かつ後端に柄部を設け、柄部から本体の軸
心を通り前記逃げ部に向けて開口する油穴を穿設した油
穴付き転造タップにおいて、食付部先端に突出部を設け
、該突出部には前記油穴と連通し前記逃げ部に向けて開
口する噴出穴を穿設したことを特徴とする油穴付き転造
タップ。 - (2)前記突出部は本体と別体であり、食付部先端に装
着され、かつ前記噴出穴が食付部先端の開口部と連通す
る請求項1記載の油穴付き転造タップ。 - (3)前記突出部は本体と一体に形成された請求項1記
載の油穴付き転造タップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63150034A JPH02100820A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 油穴付き転造タップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63150034A JPH02100820A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 油穴付き転造タップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100820A true JPH02100820A (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=15488051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63150034A Pending JPH02100820A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 油穴付き転造タップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02100820A (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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US5993120A (en) * | 1997-04-11 | 1999-11-30 | Sandvik Aktiebolag | Internal thread-producing tool and method |
US7073988B2 (en) * | 2002-10-08 | 2006-07-11 | Sandvik Intellectual Property Ab | Threaded tool with coolant supply |
JP2006181647A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Osg Corp | タップ、タップ本体及び止めねじ |
JP2006297577A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Osg Corp | タップ及び埋め栓 |
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1988
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