JPH0199764A - 連続鋳造設備の運転方法 - Google Patents

連続鋳造設備の運転方法

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JPH0199764A
JPH0199764A JP25556287A JP25556287A JPH0199764A JP H0199764 A JPH0199764 A JP H0199764A JP 25556287 A JP25556287 A JP 25556287A JP 25556287 A JP25556287 A JP 25556287A JP H0199764 A JPH0199764 A JP H0199764A
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Tomohiko Kimura
木村 智彦
Teruo Tanaka
輝男 田中
Shigeru Kurata
蔵田 滋
Toshihiko Imai
敏彦 今井
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は鋳片の連続鋳造設備に係り、特に鋳込み準備時
間の短縮を図ったダミーバー上部挿入方式の連続鋳造設
備とその運転方法に関する。
[3,発明の概要 本発明は連続鋳造設備における鋳込み準備時間の短縮の
実現によって設備の生産能力、稼動率の向−1−を目的
としたもので、設備のロール帯に設けた位置検出手段が
検出する前チャージ鋳片の後端とダミーバーの先端と次
チャージ鋳片の先端の各位置信号によって引抜運転中の
前チャージ鋳片の引抜運転とダミーバー挿入と次チャー
ジ鋳片の鋳造運転を可能とすると共に次チャージ鋳片の
鋳込みを連続して行う引抜鋳造運転を実施することによ
り、上記目的の達成と11【j工程、後工程との同期操
業が容易となり、高能率生産設備とすることができる。
C9従来の技術 従来一般に用いられている連続鋳造設備にはダミーバー
下部挿入方式とダミーバー上部挿入方式がある。ダミー
バー下部挿入方式の主要機構の概略を示したしのが第5
図である。同図に示す連続鋳造設備はダミーバーをモー
ルド4の直下に挿入してシールする方式で、まずピンチ
〔l−ル6によってモールド4の下部から挿入する。次
に同図に示すように、転炉で成分調整された溶鋼はし一
ドル(取鍋)Iに移される。レードルIはし一ドルクレ
ーン(図示省略)によりし−ドルターレット+15−ヒ
まで運ばれる。レードルターレットII5は旋回し、溶
鋼の入ったし一ドルlを鋳込位置にセットする。
レードル!内の溶鋼は、レードル1の下部からタンプッ
シュ3内に注がれ、タンプッシュ3内の溶鋼の量が一定
レベル以上になるとタンプッシュ3のスライディングノ
ズル(図示省略)からモールド(鋳型)4内に溶鋼が注
入される。この鋳造開始に先立しダミーバー5はビンヂ
ロール6で送られダミーバー5の先端がモールド4底部
の開口に密に嵌入しモールド4の底部が塞がれている。
なおピンヂロール6はモータにより駆動回転させられる
モールド4に注入された溶鋼はモールド4との接触によ
り熱を奪われ外周側から凝固していく。
そこでこの凝固速度に合わせてピンヂロール6を徐々に
加速し、ダミーバー5を搬出方向に引き抜く。そうする
と溶鋼を冷却・凝固してなる鋳片がダミーバー5に引か
れて連続して形成される。ごれが鋳造運転である。
ダミーバー5が切離位置へに達すると、鋳片7とダミー
バー5が切離される。切離されたダミーバー5はダミー
バーウインヂ118により巻きヒげられダミーバーテー
ブル119に収納される。
一方、切離された鋳片7は、ビンチロール後テーブル1
0、トーチ前テーブルIl+を進行し、トーチカッタ1
12により定められた長さに切断され、トーチ下テーブ
ル113、トーチ後テーブル+14により搬出される。
上記のようにダミーバー下部挿入方式による連続鋳造設
備においては、鋳造に必要な段取りを行う鋳込み準備時
間を次のように定義している。即ち、前チャージ鋳造終
了〜鋳片引抜開始y鋳片引抜終了〜ダミーバー挿入開始
〜ダミーバー挿入終了〜次チャージ鋳造開始までの時間
であり、またダミーバー上部挿入方式はダミーバー5を
モールド4の上方から挿入する方式で、この方式の鋳込
み整備時間は前チャージ鋳造終了〜鋳片引抜開始〜鋳片
後端がダミーバー挿入可能位置〜ダミーバー挿入開始〜
グミ−バー挿入路了〜次チャージ鋳造開始までの時間で
ある。第4図はこのダミーバー上部挿入方式による鋳造
開始直後の状態を示している。前チャージ鋳片引抜運転
中にモールド4の上方から挿入終了したダミーバーは前
チャージ鋳片の引抜運転終了までモールド直下で待機し
ており、引抜運転終了(第4図)で次チャージ鋳造を開
始するものである。このダミーバー上部挿入方式はダミ
ーバー下部挿入方式より鋳込み準備時間が短縮されるが
それでも約40 分/回の鋳込み準備時間が必要であっ
た。
D0発明が解決しようとする問題点 上記の鋳込み準備時間を要する連続鋳造設備における生
産能力は通常200,000  )−27月前後の場合
が多いが鋳込み準備時間を短縮すると生産能力が大幅に
向上する。例えば210,000 トン7月の生産能力
を有する連続鋳造設備において、!チャージ鋳造300
トン、連々指数5の稼動設定では700 チャージ7月
 となり、このためには140回/月の鋳込み準備回数
が必要である。この鋳込み準備時間を1回当たり10分
短縮することにより、280,000  トン/月の生
産が可能となり、従来と比較して30%の生産能力向」
二が図られることとなる。
また稼動率について6、鋳込み準備時間の短縮が実現す
れば萌工程及び後工程との同期操業が容易となり高能率
生産体制の確立が図られる等、鋳込み準備時間の短縮は
連続鋳造設備の合理的運営にとって解決すべき重要な課
題となっていた。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたものであり、連続
鋳造設備の高能率生産体制を実現する鋳込み準備時間を
短縮した鋳造設備とその運転方法の提供を目的とする。
E1問題点を解決するための手段 本発明はダミーバー−ヒ部挿入方式の利点を生かしつつ
、前チャージ鋳片とダミーバーの間の距離を正確に検出
して保持しながら連続して引抜鋳造運転を行う連続鋳造
設備とその運転方法であり、具体的手段として注入した
溶鋼を凝固せしめるモールドに予めダミーバーを上部か
ら挿入するダミーバー挿入機構と、該ダミーバーと共に
11q記モールド内の鋳片を引抜搬送する少なくともl
灯色に駆動を制御できるピンチロールとアイドリングロ
ールから成るロール帯とを備えた連続鋳造設備とその運
転方法において、 前記連続鋳造設備のロール帯にダミーバーと鋳片の位置
を検出する位置検出センサ及びこの位置検出センサの検
出信号をカウントするカウンタとから成る複数の位置検
出手段と、該位置検出手段の計測情報を演算処理して制
御する手段と、前チャージ鋳造終了後該前チャージ鋳片
の後端がピンチロールを通過する直前にそのピンチロー
ルを開離し回転を停止)−させる手段と、前記前チャー
ジ鋳片の後端部がダミーバー挿入可能位置に進行したと
きにダミーバーを挿入する手段と、該ダミーバーの先端
がピンチロールを通過したときに該ピンチロールを接近
加圧させるとともに回転駆動せしめてダミーパを搬送す
る手段と、このダミーバーの先端と萌チャージ鋳片の後
端部間の間隔を設定値以上に保つようにダミーバーの挿
入速度を制御する手段と、ダミーバーの後端が前記モー
ルド内の定位置にきたときダミーバーを一旦停LIZさ
せ次チャージの鋳造を開始し引抜運転と鋳造運転とを同
時に行う手段と、この引抜鋳造運転開始以後前記ダミー
パの先端と前記前チャージ鋳片の後端部間の間隔を設定
値以上に保つように前チャージ鋳片の引抜速度を制御す
る手段とを備えることである。
またこの連続鋳造設備の運転方法は+1ij記連続鋳造
設備のロール帯にダミーバーと鋳片の位置を検出する位
置検出センサ及びこの位置検出センサの検出信号をカウ
ントするカウンタとから成る複数の位置検出手段を設け
、該位置検出手段の計測情報にもとづいて、前チャージ
鋳造終了後該萌チャージ鋳片の後端がピンチロールを通
過する直+’tfにそのピンチロールを開離し回転を停
止せしめ、rjir記前チャージ鋳片の後端部がダミー
バー挿入可能位置に進行したときにダミーバーを挿入し
、該ダミーバーの先端がピンチロールを通過したときに
該ピンチロールを接近加圧し回転駆動せしめてダミーバ
ーを搬送するにあたって、このダミーバーの先端と前チ
ャージ鋳片の後端部間の間隔を設定1−゛i以上に保つ
ようにダミーバーの挿入速度を制御するとと61と、−
ダミーバーの後端が前記モールド内の定位置にきたとき
ダミーバーを一旦停止させ次チャージの鋳造を開始して
引抜運転と鋳造運転とを同時に行ない、この引抜鋳造運
転開始以後前記ダミーバーの先端と前記萌チャージ鋳片
の後端部間の間隔を設定値以上に保つように萌チャージ
鋳片の引抜速度を制御することを特徴とする。
11作用 上記手段を用いることによりピンチロール帯には前チャ
ージ鋳片、ダミーバー、次チャージ鋳片の三元状態が常
につくり出されると共に前チャージ鋳片とダミーバーの
間隔は設定値以」−に保持されて引抜鋳造運転が実施さ
れ鋳込み準備時間の短縮が図られる。
G、実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図と第2図は本発明の実施例の連続鋳造設備の要
部の構成を示す図であり、第1図は本実施例による鋳造
開始直後の前チャージ鋳片とダミーバーと次チャージ鋳
片の位置関係と計測手段の配置位置関係を示し、第2図
は引抜鋳造運転が進行し、前チャージ鋳片、ダミーバー
、次チャージ鋳片がピンチロール帯にバランスよく制御
されていることを示している。
第1図と第2図において、モールド4の下部から相当長
に配設されたピンチロール帯には第5図と同様密接して
ロールが設けられているが、説明上本図ではロールはピ
ンチロール6のみを図示し、アイドリングロールの図示
は省略している。またピンチロール6の数も実際と比し
て簡略化して図示している。
最初に第1図を引用して本実施例の構成から説明する。
なお前記従来の技術の説明において参照した第4図及び
第5図と同一のものには同一番号を付して説明を省略す
る。
本実施例による鋳造設備ではダミーバー5をモールド4
の底部に嵌入する方式として、モールド4の上部から挿
入するダミーバー上部挿入方式を用いており、ダミーバ
ー5を挿入するダミーバー挿入機構(図示せず)はモー
ルド4の近傍に配設されている。一方図に示すようにモ
ールド4の下部から連設されたピンチロール帯の要部に
は所定間隔を有して位置検出手段である検尺ロール2a
2b、2c・・・と、検尺ロールの回転数を計測するセ
ンサIla、llb、Ilc・・・と、センサからの信
号を受けて鋳片やダミーバー5のモールド4からの位置
をカウントするカウンタ1lla、111b、1llc
・・・とが配設されている。センサ11a、flb、l
lc・・・はパルス発信器の他シンクロ発信器、リゾル
バ、カムスイッヂ等位置を連続的に検出できる機器であ
れば良く、本実施例では信号処理が容易なパルス発信器
を用いている。
検尺ロール2a、2b、2c・・・は鋳片やダミーバー
5と接触すると回転し始め、その回転数をセンサlla
、llb、llc・・・が計測することにより、検尺ロ
ールの配設位置を既知情報としてカウンタ1lla、1
llb、1llc−が鋳片等の被検出部材のモールド4
からの位置を計測する。
l−記カウンタl1la、1llb、1llc−は図示
しない制御部、例えば中央演算処理および制御装置と接
続され、計測された情報は制御情報として用いられる。
一方ピンチロール6はモールド4の直下より順次対をな
すピンチロールIPR,2PR,3PR・・・と所定位
置に配設され、各ピンチロールには個別にモータが直結
されて左右または上下−灯色に個別に駆動すると共に、
その回転数並びに鋳片を両側から挟圧する加圧力や、逆
に鋳片からの開離動作等も制御部によって個別に制御さ
れるように構成されている。
以上のように構成されている本実施例の鋳造設備の鋳造
運転方法について詳細に説明する。
本発明は前チャージ鋳片の引抜運転中にダミーバーを挿
入し、前チャージ鋳片後端と挿入路rしたダミーバー先
端の間隔が設定値以−1−あれば引き続いて直ちに次チ
ャージの鋳造を開始するという引抜運転と鋳造運転とを
連続して行う引抜鋳造運転を特徴とする製造運転方法で
あり、本実施例による引抜鋳造運転について以下にその
内容を第3図のフロー図ら参照しながら説明する。
まず前チャージ鋳片の引抜運転中にダミーバーの挿入を
行う。即ち+iijチャージ鋳片7;九が引抜運転によ
って引抜速度でピンチロール帯を移動するのに当たりζ
(第3図■)、前チャージ鋳片7aの後端がモールド4
内の所定位置にある時を距離零の起点として、各検尺ロ
ール2.各センサ11゜および各カウンタIIIの少な
くと6いずれかによって、前チャージ鋳片7aの後端と
モールド4内の所定位置との距離の計測、即ち鋳片7a
の後端の位置の計測が行われて(第3図■)、各ピンチ
ロール6は前チャージ鋳片7aの後端が通過する直前に
各カウンタII+の計測結果にもとづく制御部の指令に
より、順次対を成すピンチロール間を該前チャージ鋳片
7aの厚み幅以上の間隔に開離して停市する(第3図■
)。引抜運転が進行し面チャージ鋳片7aの後端が検尺
ロール2aを通過すると検尺ロール2aの回転が停市し
く第3図■)、センサIlaの信号を受けたカウンタ1
11aからの指示に基づいてダミーバー5の挿入を開始
する(第3図■)。これは引抜運転中にダミーバー5を
挿入するので引抜挿入運転となる。
引抜挿入運転で−に方から挿入したダミーバー5の先端
が検尺ロール2aの位置を通過すると検尺ロール2aが
回転し、センサ11a、カウンタ1ltaがダミーバー
5の先端位置の計測を開始する(第3図■)。そしてダ
ミーバー5の通過に合わせて各ピンチロールPrtの接
近加圧を行う(第3図■)と共に、センサIlaと検尺
ロール2bのセンサ11bからの計測情報によりダミー
バー5の先端と前チャージ鋳片7aの後端の間隔を設定
値に保°つようにダミーバー5の挿入速度を制御する(
第3図■)。ダミーバー5の挿入運転は短時間で終了し
、引き続き次チャージ鋳片7bの鋳造を開始する(第3
図■)。これは引抜運転中に次チャージ鋳片7bの鋳造
を行うもので、第1図に運転開始直後の状態を示す引抜
鋳造運転となる。
次チャージ鋳片7bの鋳造を開始するに当たっては、転
炉からし一ドルlに溶鋼が注入され、し−ドル1は鋳込
み位置にセットされる。一方モールド4の底部開口部の
所定位置には予めダミーバー5が密に嵌入してモールド
4の底部を塞いでいる。シードル1内の溶鋼はタンデイ
ツシュ3内に注がれ、チャージ量になるとモールド4に
注入される。モールド4に注入された溶鋼はモールド4
によって熱を今われて外周側から徐々に凝固して鋳片7
bとなる。この凝固の進行に合わせてモールド4底部の
ダミーバー5.を搬出方向に引き抜くことにより鋳片7
bはダミーバー5に引かれてモールド4の下部から連設
されているピンチロール帯の中をダミーバー5と共に移
動する。第2図は前チャージ分の鋳片7aの後端と離間
距離(設定値)aをおいて、次チャージ分の鋳片7bを
後端に連接したダミーバー5がピンチロール帯を移動す
る図である。
引抜鋳造運転では前チャージ鋳片7aは引抜速度で運転
し、ダミーバー5と次チャージ鋳片7bは鋳造速度で運
転される。第2図において検尺ロール2cおよびセンサ
llcは前チャージ鋳片7aの後端位置を、検尺ロール
2bおよびセンサlIbはダミーバー5の先端位置を、
検尺ロール2aおよびセンサIlaは次チャージ鋳片7
bの先端位置を検出し、夫々のセンサに接続されている
カウンタ1llc、1llb、1llaによって制御部
へ位置信号を送出している。
引抜鋳造運転では、第1図に示すようにまず引抜挿入運
転と同様に検尺ロール2bのセンサl1b(または検尺
ロール2cのセンサ11C)と検尺ロール2aのセンサ
2λにより前チャージ鋳片7a後端とダミーバー5の先
端の間隔を計測し、間隔が設定値Qより小さく異常接近
した場合には警報を行うと同時に、引抜運転中のピンチ
ロール6を全て鋳造速度に変更する(第3図[相]、■
)。
しかし上記間隔が設定値0以上を保持している場合には
、引抜運転中のピンチロール6は前チャージ鋳片7aの
後端の通過直前に、例えばピンチロール3PRはセンサ
Ilbの信号を受けたカウンタ1llbのピンチロール
4Prt、5PR,6PRはセンサIlcの信号を受け
たカウンタ111Cの計測結果にもとづく制御部の指令
により鋳片の厚み幅以上の間隔に順次開離する。開離し
たピンチロール3P11.・・・6PRはカウンタl1
la。
ztbの指令によりダミーバー5の先端の通過直後に再
び接近加圧するとともに鋳造速度で回転駆動し、鋳造運
転に移行する。
次に前チャージ鋳片7aの後端がセンサIlbの検尺ロ
ール2bを通過すると、検尺ロール2bは回転を停止し
その計測信号をカウンタl1lbと」(に受けたカウン
タ1llcが、その瞬間から既知であるモールド4から
検尺ロール2bまでの距#!(またはカウンタ1llb
による前チャージ7aの後端位置の計測値)をもとに引
き継いで検尺ロール2cとセンサlieにより該前チャ
ージ鋳片7aの後端の位置の計測を開始して、センサ1
1aの検尺ロール2aとセンサIlcの検尺ロール2c
により前チャージ鋳片7aの後端とダミーバー5の先端
との間隔Qを計測して上記と同様の制御を行う。またピ
ンチロール6の開離〜接近加圧の制御もカウンタ1ll
cの指令が加えられて行われる(第3図■)。
さらに第2図に示すようにダミーバー5の先端がセンサ
llbの検尺ロール2bを通過すると、以後はセンサI
lbの検尺ロール2bによってダミーバー5の先端位置
の計測が行われ、センサIIhの信号を受けたカウンタ
I I I ))とセンサllcの信号を受けたカウン
タl1lcによって前チャージ鋳片7aとダミーバー5
との間隔gを計測して上記と同様に制御を実施する(第
3図00)。またダミーバー5への接近加圧が行われて
いた各ピンヂロール6は各検尺ロール2のセンサl!の
信号により、次チャージ鋳片7bの先端の通過に合わせ
てダミーバー5への加圧力から鋳片圧へと加圧力を切換
えていく。萌チャージ鋳片7aが全てのピンチロール6
間を移動して抜けると引抜鋳造運転は終了し、そのまま
停山−することなく鋳造運転だけの状態となる(第3図
■■)。
」−記のように連続鋳造設備における鋳造方法を鋳片の
引抜運転〜引抜挿入運転〜引抜鋳造運転〜鋳造運転とい
う運転方法で連続運転することができる。なお1iη記
の引抜挿入運転〜引抜鋳造運転において、モールド4内
の所定位置は距離零の起点とする前チャージ鋳片7aの
後端位置の計測を運転の最初から最後まで検尺ロール2
cおよびセンサllcによって行うようにしてもよい。
この場合は計測のための検尺ロールおよびセンサ!■の
切換はない。またこの場合カウンタl1lcによって前
チャージ鋳片7aの先端位置の計測を行うと同時に、セ
ンサIlcの信号を受けてモールド内の所定位置を起点
としてカウンタl1lbによって萌チャージ鋳片7aの
後端位置の計測を行うようにしてもよい。
なお上記の実施例においては検尺ロール2、センサ11
.およびカウンタ111を夫々3ケづつ配設した場合に
ついて記述したが、これらは3ケづつに限定されるもの
ではなく夫々2ケづつ、または夫々4ケ以上でも良い。
H,発明の詳細 な説明したように、本発明は鋳造設備のピンチロール帯
に設けた位置検出手段による位置情報を用いて、ピンチ
ロール1対或いは複数対毎にその回転数並びに加圧、開
離の駆動制御を行うと」(に萌チャージ鋳片とダミーバ
ーとの間隔を設定値以上に保持することにより次チャー
ジ鋳片の鋳込みを連続して行う引抜鋳造運転を可能とし
たしのである。更にまた従来の鋳造設備に制御系を付加
するのみで鋳込み間隔を短縮して、稼動率を95%以上
に引き上げることにより生産能力を30%以」−向」二
することができた。
また鋳片の鋳造が途切れる鋳込め備時間を短縮すること
により、鋳造工程のn;j−T:程と後工程との同期操
業が可能となり、−riシた高能率生産設備となる結果
全ラインの生産性向上、歩留まり向上。
高品質化、熱ロスの少ない省エネ効果等の波及効果を得
ることができた。
【図面の簡単な説明】 第1図と第2図は本発明の実施例における連続鋳造設備
の要部の構成を示した図で、第3図は実施例における鋳
造設備の工程のフロー図であり、第4図と第5図は従来
技術の構成を示す図である。 2a、2b、2c・・・検尺ロール(位置検出手段)、
4・・・モールド、5・・・ダミーバー、6・・・ピン
チロール、7a・・・前チャージ鋳片、7b・・・次チ
ャージ鋳片、II・・・センサ(位置検出手段)、■1
・・・カウンタ(位置検出手段)、Q・・・設定間隔長

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モールドにダミーバーを上部から挿入するダミー
    バー挿入機構と、該ダミーバーと共に前記モールド内の
    鋳片を引抜搬送する少なくとも1対毎に駆動を制御でき
    るピンチロールとアイドリングロールから成るロール帯
    とを備えた連続鋳造設備において、 前記連続鋳造設備のロール帯にダミーバーと鋳片の位置
    を検出する位置検出センサ及びこの位置検出センサの検
    出信号をカウントするカウンタとから成る複数の位置検
    出手段と、該位置検出手段の計測情報を演算処理して制
    御する手段と、前チャージ鋳造終了後該前チャージ鋳片
    の後端がピンチロールを通過する直前にそのピンチロー
    ルを開離し回転を停止させる手段と、前記前チャージ鋳
    片の後端部がダミーバー挿入可能位置に進行したときに
    ダミーバーを挿入する手段と、該ダミーバーの先端がピ
    ンチロールを通過したときに該ピンチロールを接近加圧
    させるとともに回転駆動せしめてダミーバーを搬送する
    手段と、このダミーバーの先端と前チャージ鋳片の後端
    部間の間隔を設定値以上に保つようにダミーバーの挿入
    速度を制御する手段と、ダミーバーの後端が前記モール
    ド内の定位置にきたときダミーバーを一旦停止させ次チ
    ャージの鋳造を開始し引抜運転と鋳造運転とを同時に行
    う手段と、この引抜鋳造運転開始以後前記ダミーバーの
    先端と前記前チャージ鋳片の後端部間の間隔を設定値以
    上に保つように前チャージ鋳片の引抜速度を制御する手
    段とを備えたこと特徴とする連続鋳造設備。
  2. (2)モールドにダミーバーを上部から挿入するダミー
    バー挿入機構と、該ダミーバーと共に前記モールド内の
    鋳片を引抜搬送する少なくとも1対毎に駆動を制御でき
    るピンチロールとアイドリングロールから成るロール帯
    とを備えた連続鋳造設備の運転方法において、 前記連続鋳造設備のロール帯にダミーバーと鋳片の位置
    を検出する位置検出センサ及びこの位置検出センサの検
    出信号をカウントするカウンタとから成る複数の位置検
    出手段を設け、該位置検出手段の計測情報にもとづいて
    、前チャージ鋳造終了後該前チャージ鋳片の後端がピン
    チロールを通過する直前にそのピンチロールを開離し回
    転を停止せしめ、前記前チャージ鋳片の後端部がダミー
    バー挿入可能位置に進行したときにダミーバーを挿入し
    、該ダミーバーの先端がピンチロールを通過したときに
    該ピンチロールを接近加圧し回転駆動せしめてダミーバ
    ーを搬送するにあたって、このダミーバーの先端と前チ
    ャージ鋳片の後端部間の間隔を設定値以上に保つように
    ダミーバーの挿入速度を制御するとともに、ダミーバー
    の後端が前記モールド内の定位置にきたときダミーバー
    を一旦停止させ次チャージの鋳造を開始して引抜運転と
    鋳造運転とを同時に行ない、この引抜鋳造運転開始以後
    前記ダミーバーの先端と前記前チャージ鋳片の後端部間
    の間隔を設定値以上に保つように前チャージ鋳片の引抜
    速度を制御すること特徴とする連続鋳造設備の運転方法
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