JPH0197546A

JPH0197546A - 工作機械の位置決め装置

Info

Publication number: JPH0197546A
Application number: JP25453187A
Authority: JP
Inventors: Akira Takagi; 高木　晶
Original assignee: Hitachi Seiko Ltd
Current assignee: Via Mechanics Ltd
Priority date: 1987-10-12
Filing date: 1987-10-12
Publication date: 1989-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ＮＣ装置によシ加エヘッドの位置決めをする
工作機械の位置決め装ｆｔｔＫ係る。

〔従来の技術〕

工作機械圧おいて、加工精度を確保するためには、ワー
クと工具との相対位置を精度良く管理する必要がある。

このため、工具を載置する加工ヘッドを所定の位置（以
下、原点と呼ぶ）に位置決めし、ＮＣ装置によシ原点を
基準にして、加工ヘッド１の移動距離を管理している。

以下、第３図ないし第４図によ）説明する。

第３図は工作機械の平面図を示すもので、１は工Ａ２を
載置する加工ヘッド。３は加工ヘッド１を摺動自在に支
持するベース。４はボールねじ５を回転させるモータ。

なお、ボールねじ５は加工ヘッド１に載置された図示し
ないナツトに係合しておシ、ボールねじ５の回転角に応
じて加工ヘッド１はベース３上を移動する。６はエンコ
ーダ。

７は加工ヘッドＩＫ固定されたドッグ、８はベース３に
固定されたりξットスイッチ。９は制御装［１０に接続
されたＮＣ装置。１１はワーク。なお、モータ４、エン
；−ダ６、リミットスイッチ８はＮＣ装置９に接続され
て−る。また、第４図（＆）〜（ｅ）は加工ヘッド１の
位置とりミツトスイッチ８との関係を示す図である。同
図において、Ａは原点、Ｂは加工終了時の加工ヘッド１
の位置、ＣおよびＤはそれぞれリミットスイッチ８の閉
および開に対応する加工ヘッド１の位置、Ｅはストロー
クエンドである。ここで、原点Ａと位ｆｌＤとの距離は
ボールねじ５のピッチＰに等しい。また、■は加工ヘッ
ド１の移動速度である。

以下、動作について説明する。

よく知られているように、ＮＣ装置９内に入力した原点
Ａの位置は、電源が開になると消滅してしまう。そこで
１作業開始時においては切断されていたＮＣ装置９の電
源を入れたのち、以下の手順によって、ＮＣ装置９１Ｃ
原点Ａの位置を入力すると共に加工ヘッド１を原点Ａに
位置させる。

すなわち、まず、手動操作により加工ヘッドｌを位置Ｃ
よシもＸ２側の任意の位置Ｆへ移動させる。

つぎに１図示しない制御装置１０の原点復帰ボタンを押
し原点復帰命令を出す。ここに、原点復帰命令の場合、
加工ヘッド１は常に第３図におけるＸ１方向へ移動する
ようになっている。そこで、ＮＣ装置９は加工ヘッド１
を位置Ｃまでは速度Ｖｌ１位置Ｃから速度ｖ８で移動さ
せる。また、ＮＣ装置９は、位置Ｃにおいてすなわち、
リミットスイッチ８が閉のときエンコーダ６を待機状態
にし、位置りからボールねじ５を１回転させた位置で加
工ヘッド１を停止させ、この位置を原点Ａとする。前記
したように、原点Ａと位１ｔＤとの距離はピッチＰに等
しいから、加工ヘッド１は原点Ａに位置したことになシ
、原点Ａが決まる。

加工ヘッド１が原点Ａに位置決めされ、原点Ａが決って
いれば、制御装置１０の命令に従い、ＮＣ装置９は原点
Ａを基準とし、エンコーダ６によりボールねじ５の回転
角を制御して、加工ヘッド１を精度よく移動させる。

以下余白〔発明が解決しようとする問題点〕ＮＯ装置９の電源は、停電時だけでなく、非常停止させ
たシ、アラーム信号が発生した場合にも開となる。前記
したように、原点復帰命令（よシ加エヘッド１はＸ　１
９４へ移動するようになっているから、加工ヘッド１が
位置りよシもＸｚ側で停止している場合には、加工ヘッ
ド１を原点ＡＫ位置決めでき、原点Ａも決まる。

しかしながら、加工ヘッド１が位置りよシもＸｌ側で停
止している場合には原点Ａを決めることができない。そ
こで、加工ヘッド１が停止している位置を確認し、もし
加工ヘッド１が位置りよりもＸｌ側にある時には、加工
ヘッド１を位置ＦＫ移動てせてから原点人を決めなけれ
ばならず、作業性が悪いという問題点がある。

本発明の目的は、上記した問題点を解決し、加工ヘッド
１の停止位置が位置りよりＸ１側にある場合でも原点人
を決めることができる、工作機械の位置決め装置を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記した問題点を解決するための手段を本発明の一実施
例図である第１図によシ説明する。

２０はベース３に固定されたスイッチで、制御装置２１
に接続でれている。２２は加工ヘッド１に固定嘔れたド
ッグで、加工ヘッド１が位置りと原点人との間（位置Ａ
および位置りを含む）に位置するとき、スイッチ２０を
閉じる。

〔作　　用〕

図示しない原点復帰ボタンを押すと、制御装置２１はＮ
Ｃ装置９に対して原点復帰命令を出す前に、スイッチ２
０を調べる。そして、制御装置２１はスイッチ２０が開
の時は直ちに、また、スイッチ２０が閉の時には加工ヘ
ッド１をたとえば１゜ＩＰだけＸ２方向へ移動式せた後
、ＮＣ装ｆ９に対し原点復帰動作を命令する。ここで、
ＮＣ装置９の電源が開になったとき、加工ヘッド１が最
もＸ１＠にある位置は原点ＡＫある時で、距離ＤＡ＝Ｐ
であるから、ピッチＰよシも大きい頃離たけＸ２側へ移
動させると、加工ヘッド１は必ず位置りよシもＸ２側に
位置することになカ、加工ヘツド１を原点Ａに位置決め
でき、原点人も決まることになる。

〔実　施　例〕

第１図は本発明の一実施例を適用した工作機械の平面図
、第２図は動作説明図である。なお、第３図ないし第４
図と同じものは同一の符号を付しである。

２０はベース３に固定されたスイッチで、制御装置２１
に接続されている。２２は加工ヘッド１に固定されたド
ッグで、加工ヘッド１が位置りと原点Ａとの間に位置す
るときには必ずスイッチ２固定しである。以下、動作に
ついて説明する。

作業者が制御装置２１の図示しない原点復帰ボタンを押
すと、制御装置２１はＮＣ装置９に対して原点復帰命令
を出す前にスイッチ２０を調べる。

そして、制御装置２１はスイッチ２０が開の時は直ちに
、また、スイッチ２０が閉の時には加工ヘッド１をピッ
チＰよりも大きい所定の距離、たとえば１．ＩＰだけＸ
２側へ移動させた後、ＮＣ装置９に対し原点復帰命令を
出す。ＮＣ装置９は加工ヘッド１をＸｌ側へ移動させ、
位置りからボールねじ５を１回転させた位置で加工ヘッ
ド１を停止させる。これにより、加工ヘッド１は原点人
に位置したことになり、原点Ａが決まる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明によれば、加工ヘッド１の
停止位置を作業者がいちいち確認しなくても、スイッチ
２０とドッグ２２からなる位置検出装置により加工ヘッ
ド１を原点人に位置決めすることができ、原点人が決ま
る。従って、作業性が良いという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例図、第２図は本発明の動作説
明図。第３図ないし第４図は従来技術の説明図。１、・・・加工ヘッド、　　３・・・ベース、　　４・
・・モータ、５・・・ボールねじ、　　６・・・エンコ
ーダ、７．２２・・・ドッグ、　　９・・・ＮＣ装置、
１０．２１・・・制御装置、２０・・・スイッチ、＄１
図

Claims

【特許請求の範囲】

１、加工ヘッドを移動させる移動装置と、移動装置を制
御するＮＣ装置と、ＮＣ装置を制御する制御装置とから
成る工作機械の位置決め装置において、位置検出装置を
持ち、位置検出装置を制御装置に接続したことを特徴と
する工作機械の位置決め装置。