JPH0196967A - 赤外線検出器 - Google Patents

赤外線検出器

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Publication number
JPH0196967A
JPH0196967A JP62254989A JP25498987A JPH0196967A JP H0196967 A JPH0196967 A JP H0196967A JP 62254989 A JP62254989 A JP 62254989A JP 25498987 A JP25498987 A JP 25498987A JP H0196967 A JPH0196967 A JP H0196967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
substrate
current
barrier layer
photodiode
Prior art date
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Pending
Application number
JP62254989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Naruse
雄二郎 成瀬
Keitaro Shigenaka
圭太郎 重中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0196967A publication Critical patent/JPH0196967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、−枚の半導体基板にフォトダイオード・アレ
イを構成してなる赤外線検出器に関する。
(従来の技術) 第3図は、従来のフォトダイオード・アレイ赤外線検出
器の一例である。フォトダイオード・アレイは、p型C
d x Hg +−t T e基板(CMT基板)1の
表面にイオン注入等により複数のn型拡散層2(21,
22,・・・)を配列形成して構成されている。各n型
拡散層2には、In信号電極5(51,52,・・・)
が形成され、基板1裏面には全面にAu接地電極6が形
成されている。基板表面のn型拡散層5の周囲には、パ
シベーション用陽極硫化膜3が形成され、その上に更に
ZnS保護膜4が形成されている。
このように構成された赤外線検出器に、基板表面からま
たは裏面から赤外線が入射すると、CMTjZ板1中に
主1中孔対が生成され、これらの信号電荷が各フォトダ
イオードの遷移領域(即ち空乏層領域)を通過して、外
部へ信号電流が取出される。
この様な従来の赤外線フォトダイオード・アレイでは、
表面リーク電流の影響で充分大きい赤外線検出能が得ら
れないという問題がある。これを第4図の等価回路を用
いて説明する。第3図のフォトダイオード・アレイは第
4図に示すように、信号電流を発生するフォトダイオー
ドPD、。
PD2.・・・に対して、基板表面付近のダイオードS
Dが並列に入った形で表わされる。これら表面ダイオー
ドSDは、基板表面保護膜中の固定電荷の影響を受けて
、リーク電流の大きい、特性の悪いダイオードとなり、
これがフォトダイオードPDの特性に影響を与える結果
、RoA積が低下して、十分な赤外線検出能が得られな
いのである。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の赤外線フォトダイオード・アレイは
、表面ダイオードの影響で充分に高い検出能が得られな
い、という問題があった。
本発明は、この様な問題を解決した赤外線検出器を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明にかかる赤外線検出器は、フォトダイオード・ア
レイを構成する基板内の所定深さ位置に、各拡散層領域
には電流通過孔を有する、基板より禁制帯幅の広い物質
からになる障壁層を埋設したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、表面ダイオードを通って基板に流れる
不要なリーク電流に対して、基板内部の障壁層が大きい
阻止能力を有する。これにより、リーク電流の影響を効
果的に低減することができる。各、フォトダイオードの
信号電流は、障壁層の必要な領域に電流通過孔が設けら
れており、障壁層にブロックされることなく、外部に取
出される。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は一実施例の赤外線検出器である。第3図と対応
する部分には第3図と同一符号を付して詳細な説明は省
略する。この実施例では、基板1内部に障壁層7が全面
に埋込み形成されている。
この障壁層7は例えばCd Te層であり、フォトダイ
オードを構成する各n型拡散層2の拡散深さより浅い位
置に、即ち拡散層2を横切るように埋め込み形成されて
いる。但し、n型拡散層2を横切る部分には、電流通過
孔8が開けられている。
この様な構造を得るには例えば、p型CMT基板にCd
 Te層をMBE法またはMOCVD法等によりエピタ
キシャル成長させ、このCd Te層を電子ビームまた
はレーザビームにより選択的に溶融させて電流通過孔8
を形成する。更にその上にp型CMT層を成長させ、得
られたウェーハを用いて従来と同様にn型拡散層の形成
、保護膜形成、電極形成等を行なえばよい。
この実施例の赤外線フォトダイオード・アレイの動作は
基本的に従来と変らない。赤外線が基板1の表面または
裏面から入射すると、電子正孔対が生成され、少数キャ
リアである電子は各フォトダイオードのn型拡散層2に
到達し、通過孔8があるため外部に信号電流が取出され
る。一方、表面ダイオードのリーク電流が、基板1の各
n型拡散層2の間の領域を縦方向に流れようとすると、
この領域では障壁層7により電流はブロックされる。
第2図は、この実施例の赤外線フォトダイオード・アレ
イの等価回路を第4図に対応させて示す。
第4図と比較して明らかなようにこの実施例では、表面
ダイオードSDに対して障壁層7による大きい障壁抵抗
Rが入る。
こうしてこの実施例では、表面リーク電流の影響が低減
され、各フォトダイオードのR8A積が向上して、大き
い赤外線検出能が得られる。
本発明は上記実施例に限られるものではない。
例えば実施例では、CMT基板に対して障壁層としてC
d Te層を埋込む場合を説明したが、5i02等の絶
縁層、Zn Te等の半導体層等、基板より禁制帯幅の
大きい物質を用いることができる。障壁層の深さはフォ
トダイオードの拡散層内に限らず、それより僅か下であ
ってもよい。障壁層に設ける電流通過孔の大きさも適宜
設定することができる。障壁層の形成法として例えばイ
オン注入を利用することも可能である。また、障壁層を
複数層設けてもよい。その池水発明は、その趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の赤外線検出器を示す断面図
、第2図はその等価回路図、第3図は従来の赤外線検出
器を示す断面図、第4図はその等価回路図である。 1−p型Cd x Hg 1−x T e基板、2・・
・n型拡散層、3・・・陽極硫化膜1.4・・・ZnS
保護膜、5・・・In信号電極、6・・・Au接地電極
、7・・・障壁層、8・・・電流通過孔。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 1 図 @ 2 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型半導体基板の表面に複数個の第2導電
    型拡散層を配列形成してフォトダイオード・アレイを構
    成した赤外線検出器において、前記基板表面から所定の
    深さに位置し、各第2導電型拡散層領域に電流通過孔を
    有する、禁制帯幅の広い物質からなる障壁層を埋設した
    ことを特徴とする赤外線検出器。
  2. (2)前記障壁層は、前記第2導電型拡散層の拡散深さ
    より浅い位置に埋設されている特許請求の範囲第1項記
    載の赤外線検出器。
JP62254989A 1987-10-09 1987-10-09 赤外線検出器 Pending JPH0196967A (ja)

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JP62254989A JPH0196967A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 赤外線検出器

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JPH0196967A true JPH0196967A (ja) 1989-04-14

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JP62254989A Pending JPH0196967A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 赤外線検出器

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