JPH0196562A

JPH0196562A - ロジック・アナライザ

Info

Publication number: JPH0196562A
Application number: JP25426187A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Kawasaki; 川崎　康
Original assignee: Iwatsu Electric Co Ltd
Current assignee: Iwatsu Electric Co Ltd
Priority date: 1987-10-08
Filing date: 1987-10-08
Publication date: 1989-04-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は被測定装置における信号状態を解析するロジッ
ク・アナライザに関する。ざらに具体的には、被測定装
置から得た入力データに含まれるパルス数をカウントし
、これを表示することによって、被測定装置の動作状態
をより容易に観測することができるようにしたロジック
・アナライザを提供せんとするものである。

［従来の技術］従来のロジック・アナライザの回路構成を第６図に示し
説明する。

１１は被測定装置から図示されてはいないプローブで取
り出した入力データをサンプルするためのサンプリング
部、１２はサンプリング部１１でサンプルした結果を格
納するためのデータ・メモリ部、１３はデータ・メモリ
部１２に納められた内容を圧縮するためのデータ圧縮部
、１４はデータ圧縮部１３′ｃ圧縮された表示用の圧縮
データを格納するための表示メモリ部、１５は表示メモ
リ部１４から送出される圧縮データを表示するための表
示部、２１は装置全体を制御するための制御部でおる。

以上のように構成された回路の動作によって、データ・
メモリ部１２に格納された入力データを圧縮部１３で、
設定された圧縮比によって圧縮し、これを納めた表示メ
モリ部１４の出力を受けて表示部１５は、圧縮されたデ
ータを波形として表示する。

［発明が解決しようとする問題点１画面に表示されたデータに含まれるパルス数をカウント
覆ることによって、その表示波形が、たとえば、あるＩ
１０ポートの信号を含むものでおれば、マイクロプロセ
ラυのそのＩ１０ポートのアクセス数を知ることができ
、あるいはプログラムの割り込みの信号を含むデータで
あれば、その割り込みの回数を確認することにより、マ
イクロプロセッサが正常に動作しているか否かを判断す
ることができる。

このＪ：うな場合、従来のロジック・アナライザでは取
り込まれたデータに含まれるパルス数を力ラン１〜して
表示する機能を具えていないために観測者は画面に表示
される波形を観て、そこに現われるパルスの数を逐一カ
ウントせざるを得なかった。

しかしながら、たとえば入力データが圧縮されて表示さ
れている場合は、データの遷移点（情報“ＯＩＩから“
１′′または゛１パから“ＯＩＩに移る点）を正確に確
認することは不可能であり、またそのデータが頻繁に遷
移するものであったり、取り込まれるデータ足が膨大な
ものである場合には、すべての遷移点の数をもれなく観
測してカウントすることは実際上困難をともない、時間
も費やされるという問題点がおった。

［問題点を解決するための手段］本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のでおり、入力データに含まれるパルス数をカウントす
るための計数手段を設け、得られたパルス数を入力デー
タと同時に画面に表示するようにした。

［作用］画面に表示された多くのデータのうち、とくに遷移点の
多いデータにおいては、そこに現われているパルス数の
カウントをする必要が生じた場合には、サンプルされた
入力データを格納しているデータ・メモリ部から該当す
るチＶネルを指示してそのデータを取り出し、そこに含
まれているパルス数をたとえば画面の上部に入力データ
と併せて表示するので、観測者は容易にパルス数を観測
でき、したがって被観測装置の動作状態を正確に判断す
ることができるようになった。

［実施例コ本発明の一実施例を第１図に示し説明する。

ここで第６図における構成要素と対応するものについて
は同じ記号を用いた。

１１は入力データをサンプルするサンプリング部、１２
はサンプルされたデータを格納するデータ・メモリ部、
１３はサンプルされたデータをデータ・バス４１によっ
て受は取り、設定された圧縮比で圧縮するデータ圧縮部
、１４は圧縮されたデータを格納する表示メモリ部、１
５は納められたデータおよびカウントされたパルス数を
表示する表示部、１６はデータ圧縮部１３によって圧縮
される前のサンプルされたデータをデータ・メモリ部１
２からデータ・バス４１により受は取って、そこに含ま
れるパルス数をカウントして、そのカウントしたパルス
数を表示部１５に送出するためのパルス計数部、２１は
データ・バス４１の信号を監視して装置全体を制ｍ′ｇ
るための制御部で心る。

以上の回路構成において、第６図に示した従来例の回路
構成と異なるところは、圧縮される前の入力データを取
り出して含まれるパルス数をカウントするパルス計数部
１６を設けている点であり、このパルス計数部１６をも
含めて制御部２１で制御している点である。

パルス計数部゛１６は第２図に示すような構成を有して
いる。すなわら、１７は初期設定部でおり、パルスの検
出を行う範囲を設定するとともに、カウンタ１９の計数
値をゼロにし、パルスを検索する位置を設定された検索
開始位置にする。１８は検索位置においてパルスを検出
す゛るためのパルス検出部であり、１９はパルス検出部
１８により検出されたパルス数を計数するためのカウン
タである。

その動作としては、図示されてはいないキーボードなど
の人力装置を介して、測定の対象となるチャネル、パル
スの検出をする範囲、パルスの極性などを制御部２１に
入力し、その初期設定データをあられす信号３１が初期
設定部１７に送られる。入力装置からの指示を受けた制
御部２１は、指示されたチャネルのデータ信号を、デー
タ・メモリ部１２（第１図）からデータ・パス４１によ
り取り出して、これをパルス検出部１８に送るように制
御する。指定されたチャネルのデータ信号をデータ・メ
モリ部１２から受けとったパルス検出部１８では、受は
取ったチャネルのデータ信号中に含まれるパルスの検出
を行い、ｉｌ　Ｏ１１から“′１パまたはｉｉ　１　ｒ
ｅから“Ｏ１１に変化するパルスか検出されれば、その
信号を制御部２１からの初期設定部のリセッ１へ信号３
２の指示により、初期値をＯとしだカウンタ１９に送出
する。検出信号を受は取ったカウンタ１９は、カウント
アツプし、得られた計数値を信号３３によって制御部２
１に送出し、制御部２１は計数結果を表示部１５へ出力
する。

ここで、パルス数を計数する手順を具体的に８１明する
。データ・メモリ部１２（第１図）には、童ナンプリン
グ部１１でサンプルされたデータがＯＩｆまたは“１″
として格納される。格納されたおるデータが、たとえば
第３図（ａ）に示すようになっている場合には、表示部
１５の画面上に表示される波形は、第３図（ｂ）に示す
ようになる。そこで、第３図（ａ）に示すデータのうら
、第１および第２カーソルの間の部分に含まれる“ＯＩ
ｆから“１パへの遷移点を計数する場合についてみると
、検索開始位置から順次２ビツトずつみて、その２ビツ
トが“’０１”のパターンとなる箇所を計数すればよい
ことになる。第３図では′“０１パを示す部分が４カ所
必るので、計数値は４となる。

このようなパルス検出の動作の流れを第４Ａ図および第
４Ｂ図に示し説明する。ここでは“’０１”を検索する
場合を例示している。

入力装置から制御部２１に入力された切開設定データに
もとづき、検索するチャネルが設定され（Ｓ１０１、第
４Ａ図）、検索対象となるデータの開始位置ａを設定す
るととしに（Ｓ１０２＞、検索終了位置ｍを設定しく５
１０３）、さらに、パルスの極性（“Ｏ＋ｔから“１゛
または“１パからＯＩｎへの変化）を設定しく５１０４
）、カウンタの計数値をＯにリセッ１−Ｌ（３１０５＞
、データ・メモリ部１２からのデータ信号をデータ・バ
ス４１により受けて（３１０６）　、検索位置Ｘを検索
開始位置ａにする（Ｓ１０７、第４Ｂ図）。

検索はまず初期位置ａとつぎの位置ａ＋１において行わ
れ、初期位置Ｘ（１番目）におけるデータが″“Ｏ１１
であり、つぎの位置Ｘ＋１　（２番目）のデータが゛１
パでおるか否かを検査する（３１０８）その検査の結果
、１番目のデータが“Ｏ１１で２番目のデータが“１″
でなければ（３１０８Ｎ＞、ステップ８１０９に移行し
て、２番目のデータが“′Ｏパで３番目のデータが“１
″であるか否がを検査する（Ｓ１０８）。

ステップ３１０８の検査において、Ｘ＝“ＯＩＴｘ＋１
＝”“１′′が検出されたならば（Ｓ１０８Ｙ）カウン
タ１９の計数値に１を加える（Ｓ１１０）。

以下、同様の手順でｘ＝ｍ−１の位置（ここにおいては
ｘ＋１＝ｍ）までステップ３１０８がらの作業をくり返
しく３１１１Ｎ、Ｓｌ　０９）　、それがｘ＝ｍ−１の
位置に達すれば、検索は終了しく５１１１Ｙ）、その結
果かカウンタ１９のｔ］数値として画面上に表示されて
１つの作業を終了する（３１１２＞。

以上の説明は“Ｏｌ＋から“１″への遷移点を検索する
場合についてであるが、“１′から１１０　！１への遷
移点を検索する場合ｂ同じ手順で行うことができる。こ
の鳴合は、第４Ｂ図におけるステップ５１０８において
、Ｘ−“１”、ｘ＋１＝“′Ｏ″となる箇所を求めるよ
うにブればよい。

第５図はチャネルｃｈＱ〜３の４ヂヤネルの波形を表示
しており、以上に述べた手順によりｊｑられたパルス数
の８１数値が示されている。

画面上部に書かれた“５ｅａｒｃｈ”の文字の右側には
検索したデータのチャネル番号「ｃ　ｈ　３　Ｊが表示
され、その右側には検索結果であるＳ１数値「０００４
Ｊと、ざらにその右側には“ＯＩＴから“１パへの遷移
を示すマーク「↑」が表示されている。同様に“１゛か
らＯ′°への遷移を検出する場合には「↓」が表示され
る。

また“Ｏ″から“′１″への遷移および′１゛から“Ｏ
ＩＴへの遷移の両方において計数する場合は、「↑↓」
が表示される。

このように本装置では、多数のチャネルのデータの中か
ら観測したいデータのチャネルとパルス数を計数する範
囲を任意に指示することにより、データ波形と併せて設
定された範囲内におけるデータに含まれるパルス数が画
面上に表示される。

［発明の効果］以上のβ１明から明らかなように、本発明によれば、観
測するデータωが、たとえ膨大なものでおったとしても
、そこに含まれているパルス数の計数値がデータととも
に画面に表示される結果、観測者は正確なパルス数を容
易に確認することができるので、被測定装置の動作状態
を解析する上での本発明の効果は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路構成図、第２図は本発
明の要部の一実施例の構成を承り回路構成図、第３図は入力データと表示される波形との対応関係を示
す図、第４Ａ図および第４Ｂ図は本発明のパルス数の計数値を
１ひるためのフローチｐ−１”、第５図は第１図の構成
によって表示される画面を説明するための表示図、第６図は従来例の回路構成図である。１１・・・サンプリング部　１２・・・データ・メモリ
部１３・・・データ圧縮部　　１４・・・表示メモリ部
１５・・・表示部　　　　　１６・・・パルス計数部１
７・・・初期設定部　　　１８・・・パルス検出部１９
・・・カウンタ　　　　２１・・・制御部３１・・・信
号　　　　　　　３２・・・リセット信号３３・・・信
号　　　　　　４１・・・データ・バス。

Claims

【特許請求の範囲】非測定装置から得た入力データをサンプルするためのサ
ンプリング手段と、前記サンプリング手段によりサンプルされたデータを格
納するためのデータ・メモリ手段と、前記データ・メモ
リ手段により格納されたデータを圧縮するためのデータ
圧縮手段と、前記データ圧縮手段により圧縮されたデータを格納する
ための表示メモリ手段と、前記表示メモリ手段からの出力を受けて圧縮されたデー
タを表示するための表示手段とを含むロジック・アナライザにおいて、前記データ・メモリ手段からそこに格納された所定のデ
ータ中に含まれるパルスの数を計数するためのパルス計
数手段を設けたことを特徴としたロジック・アナライザ。