JPH0196247A - ワツクスのマイクロエマルジヨン組成物 - Google Patents

ワツクスのマイクロエマルジヨン組成物

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JPH0196247A
JPH0196247A JP25494787A JP25494787A JPH0196247A JP H0196247 A JPH0196247 A JP H0196247A JP 25494787 A JP25494787 A JP 25494787A JP 25494787 A JP25494787 A JP 25494787A JP H0196247 A JPH0196247 A JP H0196247A
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JP
Japan
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wax
water
weight
long
emulsifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP25494787A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Takahashi
高橋 広芳
Kazuo Tajima
和夫 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yuka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yuka Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、物体の表面に施したときに撥水、防水効果を
与える透明なワックスのマイクロエマシフ92組成物に
関するものである。さらに詳しくいえば、長期間にわた
って良好な安定性を示し、しかも水で希釈した場合にも
相分離や凝集を生じないワックスの水中油型マイクロエ
マルジaン組成物に関するものである。
従来の技術 ワックスは、ろうそく、離型剤、つや出し剤、撥水剤、
防水剤、化粧品基剤などとして広く使用されているが、
これを物体表面に塗布する場合には、通常、水その他の
溶剤に溶解又は分散した形で用いるのが有利である。と
ころで、ワックス自体は常温では溶剤に対する溶解度が
小さく、特に水に対しては溶解しないので、溶液とする
場合には、アルコールやクロロホルムのような特定の有
機溶剤を用いなければならない。また水を媒質とする場
合には、乳化剤を用いて、水中油型(0/W型)や油中
水型(W2O型)の水性エマルシヨンとすることが必要
である。
しかしながら、溶液とする場合には、前記したような有
機溶剤を用いるために、引火性、塗布面の損傷などにつ
いて配慮しなければならない上に、使用時に水で希釈す
ることができないので、利用範囲が制限されるのを免れ
ない。また、乳化剤を用いて水性エマルシヨンとする場
合には、コロイドミル、ホモジナイザーなどの特殊な装
置を用いて微細な分散を行わなければならないので、挽
作が煩雑である上に、長期間にわたって保存したり、あ
るいは使用時に水で希釈する際に相分離や凝集を生じる
という欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来のワックスの水性エマルジョンがもつ欠
点を克服し、長期間にわたって良好な安定性を保ち、し
かも使用時に水によりなんらの支障を伴わずに任意の割
合で希釈することができるワックスの水性エマルジョン
組成物を提供することを目的としてなされたものである
問題点を解決するための手段 本発明者らは、水で希釈しても相分離や凝集を起さず透
明性を維持しうるワックスの水性エマルジョンを開発す
るために鋭意研究を重ねた結果、乳化剤として特定の界
面活性剤の組合せを用いることにより、その目的を達成
しうろことを見出し、この知見に基づいて本発明をなす
に至った。
すなわち、本発明は、ワックス1〜15重量%、石油系
溶剤0.5〜15重量%、乳化剤1〜20重量%及び水
残部から成り、かつ該乳化剤が(A)ジ長鎖フルキルジ
メチルアンモニウムクロリドと(B)長鎖アルキルアミ
ン酢酸塩との、重量比78:22ないし45:55の混
合物である水中油型少イクロエマルジタン組成物を提供
するものである。
本発明において用いるワックスとしては、キャンデリラ
ワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、ベイ
ベリーワックス、オウリキュリーワックス、エスパルト
ワックスのような植物性固体ワックス、蜜ろう、触ろう
、ラノリンのような動物性固体ワックスのほかパラフィ
ンワックス、合成ワックスなどがある。これらは単独で
用いてもよいし、また2種以上を混合して用いてもよい
次に石油系溶剤は、ワックスを溶解して水性媒質中への
分散を促進させるために用いるものであり、主として、
パラフィン系、イソパラフィン系及びナフテン系の炭化
水素;8剤が用いられる。この石油系溶剤は、エマルジ
ョン組成物全量に基づき0.5〜15重量%の範囲で用
いられる。この量よりも少ないとワックスの分散を促進
する効果が不十分になるし、またこれよりも多くなると
、得られる水性エマルシヨンの安定性がそこなわれる。
本発明においては、乳化剤として(A)ジ長鎖フルキル
ジメチルアンモニウムクロリドと(B)長鎖アルキルア
ミン酢酸塩との組合せを用いることが必要である。この
(A)成分のジ長鎖フルキルジメチルアンモニウムクロ
リドは、例えば一般式(式中のR1及びR2は炭素数1
2〜18のアルキル基である) で示される化合物であり、このようなものとしては、ノ
ドデシルジメチルアンモニウムクロリドシミリスチルジ
メチルアンモニウムクロリド、シバルミチルジメチルア
ンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロリド、ノドデシルジメチルアンモニウムクロリド
などを挙げることができる。
また、(B)成分の長鎖アルキル7ミン酢酸塩は、例え
ば一般式 %式%() (式中のR,は炭素数8〜18のアルキル基である)で
示される化合物であり、このようなものとしては、オク
チルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、テトラデシ
ルアミン、セチルアミン及びステ7リルアミンの酢酸塩
を挙げることができる。
これらの(A)成分と(B)成分とはmfFc比(A)
/(B)が78/22ないし45155の範囲になる割
合で用いられる。この範囲外のものでは十分な安定性を
有する水性エマル:)3ンを得ることができない。また
、この<A)成分と(B)成分から成る乳化剤は、組成
物全量に基づき1〜20重量%の範囲内で用いられる.
この量が1重量%未満では、安定性の良好な水性エマル
シヨンとはならない。そして、この量を20重量%より
も多くしても、安定化の効果が増大することはなく、む
しろワックス特有の作用を阻害する傾向を生じる。
本発明のエマルジョン組成物は、通常使用されている混
合かきまぜ装置を用い、簡単に調製することができる。
すなわち、前記したワックス、石油系溶剤及び乳化剤の
所要量を混合装置に入れて加熱融解してよく混合し、さ
らに、これに所要量の熱水を注加し、かきまぜて十分に
分散させたのち、室温まで冷却する。この場合、安定し
た透明性を得るためには、分散粒子の粒径をo4μ肩以
下にするのが好ましい。
発明の効果 本発明のエマルジョン組成物は、引火性の有機溶剤を用
いないため安全に使用することができ、かつ長期間にわ
たって保存しても、また水により任意の濃度に希釈して
ら相分離、凝集などを生じることがないという利点があ
る。
したがって、金属、繊維、皮革、木材、プラス千ツタな
ど広範囲の材料に対する表面処理用として好適である。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
なお、各側における安定性及び透明性は以下の基準によ
り評価した。
(])安定性; 012かハエ上経過しても相分離や凝 集は認められない。
× 1か月以内で相分離や凝集を生じる。
(2)透明性; ○透 明 ×不透明 実施例1 加熱、冷却、かきまぜ磯を装備した容器に、(A)ジス
テアリルツメチルアンモニウムクロリド5.5重量部、
(B)フフナントアミン酢酸塩2.5重量部、パラフィ
ンワックス6重量部、カルナウバワックス2重量部、ノ
ルマルパラフィン8重量部をとり、85〜95°Cで融
解混合し、か外まぜながら70〜90 ’Cの熱水79
重量部を注加し、液温を70〜90°Cに保ちながら1
時間かきまぜ続けたのち、室温まで冷却してワックスの
○/W型マイクロエマルジョン組成物を得た。
実施例2 下記の処方に基づいて、実施例1の製造方法でワックス
の○/W型マイクロエマルノヨン組成物を得た。
(処  方) 成   分        重量部 (八)ノステアリルジメチル アンモニウムクロリド        7(B)ココナ
ツトアミン酢酸塩      3パラフインワンクス 
        8.5カルナウバワツクス     
    3.577レマルパラフイン        
 13水                     
  68実施例3 下記の処方に基づいて、実施例1の製造方法でワックス
のO/W型マイクロエマルジョン組成物を得た。
(処  方) 成    分           重量部(^)ジス
テアリルジメチル アンモニウムクロリド        14(B)ココ
ナツトアミン酢酸塩      6パラフインワツクス
          4カルナウバワツクス     
     1フルマルバラフイン         1
0水                       
 68比較例1 下記の処方に基づいて、実施例1の製造方法で比較のた
めの組成物を得た。
(処  方) 成    分           重量部(八)ジス
テアリルジメチルア ンモニウムクロリド パラフインワツクス          6カルナウパ
ワツクス          2ノルマルパラフイン 
        8水               
        81比較例2 下記の処方に基づいて、実施例1の製造方法で比較のた
めの組成物を得た。
(処  方) 成    分         −ILμL−(B)コ
コナツトアミン酢酸塩      2.5パラフインワ
ツクス         6カルナウバワツクス   
      2/ルマルパラフイン         
8水                       
83上記実施例1〜3、比較例1〜2の結果を第1表に
示す。
ml    表 このように、実施例1〜3で得られたワックスのO/W
型マイクロエマルション組成物は、透明液体で長期的に
安定であり、水でいかなる濃度に希釈しても透明かつ安
定であった。
参考例 実施例1で得られた組成物の1%水溶液を、7ミノアル
キド樹脂板及びアクリル樹脂板に塗布あるいは散布した
場合の水に対する接触角をブランク(未処理)と比較し
て求めたところ、第2表に示す結果が得られた。なお、
接触角の測定方法は、注射筒に注射針をつけて塗布ある
いは散布面に41の高さから水滴10μlを落とし、光
学投影機を用いて水滴の像をスクリーン上に拡大して写
し、それをトレーシングベーパーにスケッチし、直接定
規で接線を引いて接触角を求める方法によった。
第2表 第2表から明らかなようにO/W型マイクロエマルジョ
ン組成物を100倍に水で希釈しても、水に対する接触
角を増大させ撥水性を示した。このような接触角の増大
は、水に対するぬれにくさを表わし、塗布面の撥水性、
防水性に効果的な能力を有することが明らかである。
特許出願人 日本油化工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワックス1〜15重量%、石油系溶剤0.5〜15
    重量%、乳化剤1〜20重量%及び水残部から成り、か
    つ該乳化剤が(A)ジ長鎖アルキルジメチルアンモニウ
    ムクロリドと(B)長鎖アルキルアミン酢酸塩との、重
    量比78:22ないし45:55の混合物である水中油
    型マイクロエマルジョン組成物。
JP25494787A 1987-10-09 1987-10-09 ワツクスのマイクロエマルジヨン組成物 Pending JPH0196247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2658829A1 (fr) * 1990-02-23 1991-08-30 Oreal Compositions fluides contenant une microdispersion de cire et d'un tensio-actif cationique, leur preparation et leur utilisation.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2658829A1 (fr) * 1990-02-23 1991-08-30 Oreal Compositions fluides contenant une microdispersion de cire et d'un tensio-actif cationique, leur preparation et leur utilisation.
US5985255A (en) * 1990-02-23 1999-11-16 L'oreal Fluid composition containing a wax microdispersion and a cationic surfactant, a method for its preparation and uses thereof

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