JPH0195888A - 螺施缶胴及びその製造方法 - Google Patents

螺施缶胴及びその製造方法

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JPH0195888A
JPH0195888A JP62251863A JP25186387A JPH0195888A JP H0195888 A JPH0195888 A JP H0195888A JP 62251863 A JP62251863 A JP 62251863A JP 25186387 A JP25186387 A JP 25186387A JP H0195888 A JPH0195888 A JP H0195888A
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JP
Japan
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spiral
welding
meeting
laser beam
side edges
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Application number
JP62251863A
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English (en)
Inventor
Makoto Toyoshima
豊島 眞
Hiroshi Takeda
宏 竹田
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は螺旋缶胴及びその製造方法に係り、特に溶接手
段としてレーザを用いると共に金属よりなる薄板帯状部
材を基材とした螺旋缶胴及びその製造方法に関する。
従来の技術 一般に飲料缶及び食缶として用いられている3ピ一ス缶
の缶用部分は、1缶分に切断された金属板を筒状に形成
し、その両側縁部を溶接Jることにより製造されている
。昨今、この缶胴の溶接手段としてレーザ溶接が用いら
れ始めている。
一方、従来より鋼管の製造方法のひとつとして、帯状の
鋼材を螺旋状に成型して筒状体として、突き合わされる
両側縁部を高周波溶接手段等を用いて溶接する方法(所
謂、螺旋管の製造方法)が知られている。
発明が解決しようとする問題点 近年、肉厚寸法を薄< (0,1mg+−0,3am程
度)した缶胴の需要が多くなり始めている。このような
金属薄板を用いて缶胴を形成する場合、従来のように1
缶分に金1u板を切断し、これを筒状に形成する方法で
は薄板の剛性が小で容易に変形してしまうため所定の筒
形状に成型するのが困難であるという問題点があった。
このような金属薄板を円筒形状に成形するためには、金
属薄板を連続した帯状部材とし、これを螺旋状に巻回し
た上で、突き合わされる側縁部を溶接することにより筒
状部材を形成し、これを所定長さに切断して缶胴を製造
することが考えられる。しかるにこの方法では、帯状の
金属薄板より筒状部材が連続的に形成されるため、容易
にかつ正確に金属薄板を円筒形状にすることができるが
、金属薄板の肉厚が0.1M〜0.3履と非常に薄いた
め、突き合わされる側縁部を適宜に溶接することができ
ないという問題点があった。一般に螺旋管の製造方法が
適用できるのは、材料の肉厚寸法が少なくとも1履以上
の時であり、これより薄い場合には非常に難しいことは
周知のところである。
本発明は上記の点に鑑みて創作されたちであり、金属薄
板を用いてこれを螺旋状に巻回して缶胴を形成し、かつ
その側縁部を適宜に溶接してなる螺旋缶胴及びその製造
方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明では螺旋缶胴の構成
を金属よりなる厚さ寸法0.11IR〜0.3amの薄
板帯状部材を、その側縁部の会合部分を若干量重畳させ
つつ螺旋状に巻回して筒状に成型し、かつ上記重畳位置
を溶接してなる構成とした。
また、この螺旋缶胴製造方法を金属よりなる厚さ寸法0
.1M〜0.3履の薄板帯状部材を複数のガイドローラ
により構成される成型ライン上を走行させることにより
、薄板帯状部材をその側縁部が若干昂重砦した会合部を
形成しつつ螺旋状に巻回して筒状体を形成する工程と、
この会合部が形成される際、上記筒状体の略接線方向よ
り会合部に向はレーザビームを照射して、会合部の内側
に位置する側縁部上を溶融する工程と、上記レーザビー
ム照射位置より走行方向前方に配設された溶着用の一対
のローうにより、上記の如く側縁部が溶融されてなる会
合部をプレスしつつ溶着し缶胴連続体を形成する工程と
、この缶胴連続体を所定の缶胴長さに切断する工程とに
より構成した。
作用 螺旋缶胴及びその製造方法を上記構成とすることにより
薄板帯状部材は螺旋状に巻回されて筒状体とされるため
、肉厚寸法が薄いにも拘らず正確な円筒形状を有する缶
胴を形成することができる。
かつ、会合部において薄板帯状部材の側縁部を若干量重
畳させ、この内側部分をレーザ溶接することにより、厚
さ寸法が0.1am −0,3Bと薄い薄板帯状部材に
対しても溶接が可能となる。
実施例 次に本発明の一実施例について図面と共に説明する。第
1図及び第2図は、本発明になる螺旋缶胴の製造方法を
実施するための缶胴溶接装置1の概略構成図である。各
図に示す缶胴溶接装置1は大略して巻回コイル2、複数
のガイドローラ3〜5、ピンチローラ6及びレーザ照射
装置7等より構成されており、一連の缶胴製造ラインの
最初に配設されるものである。
螺旋缶胴の基材となる薄板帯状部材8は巻回コイル2に
巻回されている。この薄板帯状部材8はブリキ材或は鉄
材等の金属よりなり、その厚さ寸法が0.1履〜0.3
jwとされた帯状部材である。この薄板帯状部材8は巻
回コイル2より引き出され、複数のガイドローラ3〜5
が形成する成型ラインに案内されてピンチローラ6の配
設位置に到る。
ピンチロー56は送られてくる薄板部材8をその回転に
伴い螺旋状に巻回するものである。薄板帯状部材8は螺
旋状に巻回されることにより筒状体形状となる。この巻
回の際、後に詳述するように薄板状部材8の両側縁部8
a、8bは若干量オーバーラツプして重畳(この重畳す
る部分を以下会合部9という)するよう構成されている
レーザ照射装置7は、例えば出力1  kWのCO2ガ
スレーザである。このレーザ照射装置7は、装置本体7
aから延出したアーム7bの先端部にレーザビームが照
射されるヘッド7cを設けている。またレーザヘッド7
cは、上記筒状体の略接線方向より、会合部9に向はレ
ーザビーム(図中、−点鎖線で示す)が照射されるよう
構成されている。よって、レーザビームは会合部9の内
側部分に、具体的に言うならば側縁部8aの上面及び側
縁部8bの内面に照射される。
ここで会合部9においてレーザ溶接がされる様子を第3
図及び第4図に示し、更に詳述する。各図は会合部9近
傍を拡大して示した具体的な構成図である。各図に示さ
れるように、会合部9の近傍位置には間隙微調ローラ1
0,11が設けられており、レーザビーム照射位置にお
ける各側縁部8a、8bの位置規制が行なわれるよう構
成されている。従ってレーザビームは常に会合部9の内
側の所定位置に照射される。
また、ピンチローラ6と薄板帯状部材8を介して対向す
る位置にはドライブロー512が設けられている。薄板
帯状部材8は、この一対のローラ6.12に挾持され、
各ローラ6.12が回転するにより第4図中矢印へ方向
へ送られる。このピンチローラ6及びドライブローラ1
2の実所には溶着用ローラ11mm〜0.3mm14が
一体的に設けられている(第5図に詳しい)。尚、各図
中15は螺旋状に巻回された薄板帯状部材8を正規な円
筒形状とするための成型押えローラである。
前記のようにレーザヘッド7cから照射されたレーザビ
ームは会合部9の内側に照射される。この照射位置は会
合部9を最も効率的に溶接し得る位置である。即ち溶着
を行ないたい側縁部8aの上面と側縁部8bの内面がレ
ーザビームにより溶融される。このため、肉厚寸法が0
,2M〜0,3mIRと薄い薄板帯状部材8に対しても
溶接を行なうことができる。これは、溶接位置を自由度
をもって選定し得るレーザ溶接を用いることにより初め
て実現できるものであり、他の溶接手段(重ね抵抗溶接
等)を用い場合には会合部9の内側のみを溶融すること
はできない。
また、会合部9において溶接される両側縁部8a、8b
は若干量重畳するよう構成されているため、単に側縁部
8a、8bを突き合わせて溶接する場合、溶接部に生じ
ゃすいmsの発生を防止することができる。このため、
溶接後における会合部9のシールド性を向上でき、加え
て会合部9は側縁部8a、8bが重ね合わされて溶接さ
れているため溶接強度を向上させかっ、小さなパワーで
可能となる。
上記の如くレーザ照射装置7により会合部9における両
側縁部8a、8bが溶融された薄板帯状部材8はピンチ
ローラ6及びドライブローラ12により螺旋状に巻回さ
れつつ走行し、この会合部9は溶着用ローラ11mm〜
0.3mm14の配設位置に到る。
この状態を第5図に示す。薄板帯状部材8の走行方向前
方に配設されてなる溶着用ローラ13゜14は会合部9
を挾んで上下よりプレスを行ない溶融された側縁部8a
、8bより溶着する。これにより会合部9において両側
縁部8a、8bは確実に溶接され、管状の缶胴連続体1
6が形成される。
この缶胴連続体16は、巻回コイル2から送り出される
薄板帯状部材8に対し上記したレーザ溶接を順次行なう
ことにより連続的に形成され、回転しつつ図中矢印B方
向へ進行してゆく。缶胴連続体16の進行径路上には切
断装置(図示せず)が配設されており、この切断装置に
より缶胴連続体32は所定の缶胴長さに切断されて螺旋
缶胴16が形成される。
第6図に上記製造方法により製造された螺旋缶胴16を
示す。同図に示すように螺旋缶胴16は薄板帯状部材8
を螺旋状に巻回して筒状形状とされている。また薄板帯
状部材8の両側縁部8a。
8bは若干量重畳されており、この重量された部分が溶
接された構成となっている。このため、溶接位置(重畳
位置)における溶接強度は人であり、また溶接部に間隙
等の存在もなく、螺に缶lN416の信頼性を向上する
ことができる。このように螺旋缶胴16は、その肉厚寸
法が薄いにも拘らず高い信頼性を実現できるため、食品
包装用をはじめとして種々の分野にやおいて応用を期待
し得るものである。
発明の効果 上述の如く本発明によれば、溶接手段としてレーザを用
い金属よりなる薄板帯状部材を螺旋状に巻回すると共に
側縁部を若干量重畳させて会合部を形成しこの会合部に
レーザビームを照射して溶接することにより、厚さ寸法
が0.1.〜0.3Mの薄い金属部材を用いて螺旋缶胴
を形成することができ、溶接に必要な面のみへレーザー
を照射するため小さなパワーでも良く、かつ、溶接部に
おける強度は大でありまた間隙等が発生することもない
ため螺旋缶胴の信頼性を向上させることができる等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例である螺旋缶胴の
製造方法を実施するための缶胴溶接装置を示す概略構成
図、第3図及び第4図は会合部におけるレーザ溶接を説
明するための図、第5図は溶着用ローうにより会合部が
溶着される状態を説明するための図、第6図は本発明に
なる螺旋缶胴の一実施例を示す斜視図である。 1・・・缶胴溶接装置、2・・・巻回コイル、3〜5・
・・ガイドローラ、6・・・ピンチローラ、7・・・レ
ーザ照射装置、7C・・・レーザヘッド、8・・・薄板
帯状部材、3a、8b・・・側縁部、9・・・会合部、
12・・・ドライブローラ、11mm〜0.3mm14
・・・溶着用ローラ、16・・・螺旋缶胴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属よりなる厚さ寸法0.1mm〜0.3mmの
    薄板帯状部材をその側縁部の会合部分を若干量重畳させ
    つつ螺旋状に巻回して筒状に成形されてなり、かつ上記
    重畳位置を溶接してなることを特徴とする螺旋缶胴。
  2. (2)金属よりなる薄板帯状部材を複数のガイドローラ
    により構成される成型ライン上を走行させることにより
    、該薄板帯状部材をその側縁部が若干量重畳した会合部
    を形成しつつ螺旋状に巻回して筒状体を形成する工程と
    、 該会合部が形成される際、該筒状体の略接線方向より該
    会合部に向けレーザビームを照射して、該会合部の内側
    に位置する側縁部上を溶融する工程と、 上記レーザビーム照射位置より走行方向前方に配設され
    た溶着用の一対のローラにより、該側縁部が溶融されて
    なる会合部をプレスしつつ溶着し缶胴連続体を形成する
    工程と、 該缶胴連続体を所定の缶胴長さに切断する工程とにより
    螺旋缶胴を製造してなることを特徴とする螺旋缶胴の製
    造方法。
JP62251863A 1987-10-06 1987-10-06 螺施缶胴及びその製造方法 Pending JPH0195888A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103286448A (zh) * 2012-02-22 2013-09-11 上海亚尔光源有限公司 高强度气体放电电极的激光焊接方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103286448A (zh) * 2012-02-22 2013-09-11 上海亚尔光源有限公司 高强度气体放电电极的激光焊接方法

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