JPH0195441A - マイクロ波管のコレクタ構造 - Google Patents

マイクロ波管のコレクタ構造

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JPH0195441A
JPH0195441A JP25205987A JP25205987A JPH0195441A JP H0195441 A JPH0195441 A JP H0195441A JP 25205987 A JP25205987 A JP 25205987A JP 25205987 A JP25205987 A JP 25205987A JP H0195441 A JPH0195441 A JP H0195441A
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JP
Japan
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collector
heat dissipation
microwave tube
bimetal
heat radiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP25205987A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Konishi
隆義 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、進行波管の改良に関し、特にコレクタで発生
する熱によるコレクタの熱応力、熱歪を低減させる改良
に関する。
〔従来の技術〕
マイクロ波管、例えば進行波管では、電子ビームが最終
的にコレクタで回収されるが、この時点で電子はまだ高
い運動エネルギーを持っていて、コレクタに発生する熱
が大きい、そのため、コレクタには電子ビームを捕捉す
るコレクタコアの外周側面長手方向に放射状に放熱翼を
設けて強制空冷を行なう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般のマイクロ波管のコレクタ部分の実装状況につき第
2図により説明する。同図(a)に示すようにコレクタ
lOはコレクタコア2から放射状に放熱翼3が設けられ
、その先端は支持円筒lで支持拘束されている。コレク
タ10は高周波回路部20と連結されている。マイクロ
波管を保持するために、マイクロ波管の両端を支持し、
水平になるようにする。コレクタ側では1図示のよう2
個の支持板11.12の中央にコレクタlOをとおし、
コレクタ10を嵌合させている。支持板11.12の形
状、材質は例えばテフロン等の絶縁物を用い1枚板、あ
るいは上下2枚に分けてネジ止めする。同図(a)に示
すマイクロ波管は同図(b)に示すようにケースカバー
13内に収納され、このケースカバー13が強制空冷の
ダクトになっている。
上記の実装方法において、動作時にコレクタコア2に電
子が捕捉され、電子損失が生じコレクタコア2の温度が
上昇し、また放熱翼3も温度が上昇する。コレクタコア
2.放熱翼3は銅製品であって熱膨張が大きい、特に放
熱翼3の径方向の長さが大きく、伸び方向も限定される
ので、放熱翼13の熱膨張が問題である。しかし、支持
円筒lは支持板11.12で固定されているので、結局
コレクタコア2に高い応力を生ずる。コレクタコア2は
高周波回路部20(進行波管では遅延回路)に連結して
いるので、この部分に熱歪を生じ、特性劣化をきたすこ
とがある。
本発明の目的は、上記の欠点を除去したマイクロ波管の
コレクタ構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のコレクタのタイプは従来のものと同様であって
、マイクロ波管の電子ビームを捕捉する円筒型のコレク
タコアの外周側面長手方向に、複数個の板状放熱翼を放
射状に設け、該放熱翼の先端部を支持円筒〒拘束してい
る。しかし、前記放熱翼が、二枚の熱膨張率の異なる金
属板をはり合わせたバイメタルをなすようにして前記問
題点を解決したものである。
〔作用〕
放熱翼はバイメタルであるから、マイクロ波管を動作し
てコレクタの温度上昇が生ずると、放熱翼はバイメタル
効果で屈曲し、コレクタ径方向の伸長がない、したがっ
て、温度上昇によりコレクタコアも熱膨張するが、コレ
クタコアとコレクタ固定外周との径方向の間隔変化は、
従来例より格段と小さく、コレクタコアに熱歪を与える
垂直方向の応力が少ない、したがって、コレクタコアの
熱歪を従来より格段と低下させる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例につき説明する。第1図(a)
は実施例のマイクロ波管のコレクタ部分を示した断面図
である。コレクタコア2は金属パイプ4で高周波回路部
20に連結されているとともに、放射状に板状の放熱翼
3が溶接される。コレクタコア2.放熱翼3は熱伝導の
良い銅でつくられている。また放熱翼3の先端部は支持
円筒1で固定している。第1図(a)に示すようにコレ
クタの形状は従来製品と同一である。放熱翼3も、第1
図(b)の正面図に示すように、全〈従来と同様の形状
にしている。しかし、第1図(C)の平面図に示すよう
に、°金属板3A 、3Bなる熱膨張率を異にする2枚
の金属板をはり合わせたバイメタルになっている。
ブイクロ波管の動作時には、第1図(&)に示すように
電子ビーム5がコレクタコア2に捕捉され、コレクタコ
ア3の温度上昇が生ずる。
また放熱j(3の温度も上昇し、作用の項で説明したよ
うにバイメタル効果で屈曲する。したがって、従来のコ
レクタ実装法でもコレクタコア2に与える熱応力は小さ
く、熱歪も少ない、金属パイプ4で連結されている高周
波回路部2゜に対する影響も低減される。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば放熱翼をバイメ
タルとする極めてコストの低い対策で、マイクロ波管の
動作時のコレクタコアの温度上昇があっても、高周波回
路部に対する影響を低下させる優れた効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であって、(a)はコレクタ
部分の縦断面図、(b)、(C)は放熱翼の正面図、平
面図、第2図はマイクロ波管の実装状態におけるコレク
タ部分を示す図である。 1・・・支持円筒。 2・・・コレクタコア、 3・・・放8翼、 3A 、3B・・・金属板。 lO・・・コレクタ、 11.12・・・支持板。 20・・・高周波回路部。 特許出願人   日本電気株式会社 代理人 弁理士   内  原   音和

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マイクロ波管の電子ビームを捕捉する円筒型のコレクタ
    コアの外周側面長手方向に、複数個の板状放熱翼を放射
    状に設け、該放熱翼の先端部を支持円筒で拘束している
    タイプのコレクタにおいて、 前記放熱翼が、二枚の熱膨張率の異なる金属板をはり合
    わせたバイメタルをなしていることを特徴とするマイク
    ロ波管のコレクタ構造。
JP25205987A 1987-10-05 1987-10-05 マイクロ波管のコレクタ構造 Pending JPH0195441A (ja)

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