JPH0195204U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本考案の一実施例を示す縦断面図、
ｂは整流壁５３の斜視図、第２図は叙上の装置の
流れ状態の説明図、第３図は同様に理論解析を進
める上でのモデル化した説明図、第４図は従来装
置の断面図、第５図は従来の沈澱池全体の縦断面
図、第６図ａ及びｂは従来装置及び本考案に至る
段階での一提案の場合の流速分布図、第７図ａ，
ｂ及びｃは該提案の装置詳細断面図、第８図は上
下に空隙がない場合の整流状態説明図、第９図は
本考案による流速分布を示す説明図である。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 直方体型の沈澱池において、その構造配置上の
   理由により分離水を排出すべき越流堰の長さが充
   分にとれず、比較的上流側に越流用の集水管等を
   配置せざるを得ない場合で、流入管の後流側に分
   離掻取された汚泥を底部から排出する一方流入水
   を移送する空間をとるべく整流壁を設け、該整流
   壁の上下部には汚泥掻取用のフライトチエインの
   通過せしめる目的のために比較的大きな空隙を設
   け、該整流壁の整流効果を著るしくそこなわない
   ように次のごとく整流壁上下端に阻流板を設けか
   つ、整流壁の開口比を選定したことを特徴とする
   横流沈澱用整流壁。 (1) 導入管より噴出された水流が整流壁にあた
   り、その一部の水流を整流壁を通して沈澱部に流
   出一方、他は方向を変えて上方（又は下方）に流
   れ乍ら漸時沈澱部にその一部づつを流出せしめ乍
   ら整流壁の端部に向う流れに対して之とほゞ直角
   にかつ流れの幅の２倍程度の長さの阻流板を張り
   出す。 (2) 整流壁の開口比率がほゞ次の式によつて算
   出される。 但し ｍ＝整流壁に設けられた複数の孔の全面積（m²）
   該整流壁全面積（m²） Ｈｏ：整流壁の高さの１／２（ｍ） ａ：整流壁にあたる流入水流の幅の１／２（ｍ
   ） ｂ：上下に設けられた開口部のクリヤランス高
   さ（ｍ）。