JPH0194060A - 軸受固定装置 - Google Patents

軸受固定装置

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JPH0194060A
JPH0194060A JP62252724A JP25272487A JPH0194060A JP H0194060 A JPH0194060 A JP H0194060A JP 62252724 A JP62252724 A JP 62252724A JP 25272487 A JP25272487 A JP 25272487A JP H0194060 A JPH0194060 A JP H0194060A
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JP
Japan
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bearing
nut
shaft end
elastic body
ring
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JP62252724A
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Tomokazu Kanai
金井 智一
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鉄道車両の車軸軸端を固定する軸受固定装置に
関する。
(従来の技術) 鉄道車両の車軸用ころ軸受は、例えば第10図に示すよ
うに車軸(1]の軸端に円筒ころ軸受(2)か組込まn
lさらに別体のつば輪(3)を嵌め込んでころ軸受を構
成すると共に、該つば輪を軸受押え輪としてい友。車軸
(1)の軸端に周設されたおねじ(4)にねじ込まnた
第12図に示す軸受押えナラ) (5)”iうに、止め
輪αqに軸受押えナツト(5)の周方向に等配された多
数のねじ穴(6)に対応する貫通穴(7]が形成さnl
かつ軸端のおねじ(4)に長平方向に穿設さnたキー溝
(8) 7i:対応する内周に形成さf′L之キー(9
)を形成し、止め輪αQを軸端に挿入する・また、止め
輪の貫通穴(7)からポル)C1υをねじ込んで、ころ
軸受(2)を軸端に固定し之ものかあっ之。なお、組立
順は第13図に示すとおりである。(6)は軸箱、C1
3は前Mを示す◎ さらに第14図に示すように車軸(1]の軸端に円錐こ
ろ軸受(2)2組込み、軸端にボルトα21によジ取付
けらnfl前蓋αjでシール接触リングα少全押王し、
該シール接触リングを軸受押え輪として軸受を固定した
ものがあった。なおαりは後蓋、αQ;ケエアブリーザ
、α′?)はサドルを示す・ (発明が解決しようとする問題点) しかし、近時車両0走行速度が大となり、走行距離も延
長さf′したため、走行中の撮動や横動が大きくなり、
こ几が軸受へ影響するところが大となってきた。こ几に
加えるに軸受の検査の合理化のため検査周期を延長する
傾角にあり、このため軸受を固定している軸受押えナツ
ト又は軸端のボルトの弛み、軸受押えナツトの脱出、軸
端ねじの損耗などの発生に対して万全の対策が要求さ几
ている。し力)し、現状は必ずしも満足のいくものでは
なく、上記のトラブルの発生が多多みら几るtめ、通常
24月又il−!:40万ムごとに軸箱の前蓋を外して
、軸受押えナツトの増し締め金行わなけ几ばならなかっ
た。
(問題点を解決するための手段) 軸受押えナツトの弛み、ネジの損傷は車両走行中にナツ
トに作用するスラスト力に起因すると従来から考えらn
ていた。しかし、軸受のラジアルチのスラスト荷重がか
かるとしてもa、oooxyf程度でありねじを損傷す
る迄に至らない筈である。
そこで、車両走行中軸は走行風で冷却さ几るが、軸受は
速度に比例して温度が上昇し、軸と軸受との間に温度差
が生ずる。ことに上記の軸受押えナツトの弛みなどのト
ラブル発生原因があるとの仮説をtでてかかる温度差を
繰り返してヒートサイクルを与える実験を行い、ねじ全
調査した。その結果軸とナツトのねじの結合面に降伏が
発生していることがわかっt0又、ナツト締付トルクを
計測し九ところ、ヒートサイクルを与えない場合はナツ
トを弛める定めには締付トルクの1.2倍以上のトルク
が必要であったが、ヒートサイクルを繰り返したものは
締付トルクの60係以下で弛めることができた。
以上のことより、軸と軸受の温度差による材料の体膨張
が軸受押えナツトに作用し、ねじを降伏させ、ナンドに
弛みが発生し、ナンドと軸との締結状態がなくなり、こ
n、に起因してねじを損耗させるという知見を得た・ 本発明は、上記知見に基いてなさnたものであって、軸
受押え輪と軸受押えナツトとの間に弾性!−介設し、弾
性体を体膨張吸収体として作用させ之軸受固定装置に関
する。
(作 用) 本発明では軸受押え輪と軸受押えナツトとの間に弾性体
を介設し、該弾性体を体膨張吸収体としたtめ、軸受押
えナツトの締付’(i−2001pj’mとし、19分
間毎に1分間の加熱を繰り返してヒートサイクルを与え
、軸受と車軸の温度差’i50’cとし、500時間試
験し之ところ、従来品では押えナツトの弛めトルクが1
20すfm、ねじ結合部の降伏が約0.02藺であった
・こnに対し本発明では弾性体が体膨張吸収体として作
用さ几、押えナツト弛めトルクが240すfmとなり、
ねじの結合部の降伏は全くみら汎なかった。こ几を図表
に示せば、第7図のとおりである。第8図は従来品の場
@−ヲ示す。
(実施例) 次に、この発明の実施例を図面について説明する。第1
図、第2図に示すように車軸パ1)の軸端に円筒ころ軸
受が組込ま几、該軸受は端部に別体のつば輪(3)が組
込ま几ている。さらに軸端には第3図に示す弾性体する
皿ばね08が挿入さ几、つげ輪と接する。最後に軸端に
形成さT″Ltおねじに第4図に示す軸受押えナツト(
5)をねじ込み、軸受押え輪としてのつば輪(3)を介
して軸受を押圧して固定する。なお、(6)は軸受が組
込まn之軸箱、α3は前蓋である。
さらに第5図の如く、円筒ころ軸受(2)D外端につば
輪とシール接触リングを兼ねた軸受押え輪〔3a〕を組
込み、さらに紋押え輪に接してウレタンゴム爬すング四
を組込むと共に、軸端て形成さntおねじ(4)にねじ
込まnた、前蓋を兼ねt軸受押えナラ)(Sa)[よっ
て前記ウレタンゴム製リングα)が押圧さ几て軸受を軸
端に固定している。前記の前蓋兼軸受押えナツトには、
ゴム蓋止め用リング(イ)が取付けら几、さらにゴム蓋
止め用リングの円筒部にゴム蓋■ηが嵌着さ几ている。
なお、αりは後蓋、aoh後蓋に形成さT′L之エアプ
リーザである。
さらに、第6図に示す実施例は円錐ころ軸受(2)を組
込んだものである。車軸(1]の軸端において円錐ころ
軸受の内輪(2a)の外端には、シール接触リングα→
が接し軸端に形成さnflおねじ(4)Kねじ込ま几た
前蓋兼用の軸受押えナツト(5)により抑圧さn2ウレ
タンゴム製リングが前記シール接触リングα→に接して
いる・なお軸端に軸受押えナツト(5)をねじ込み、該
ナツトを前蓋03で覆いボルトによって軸端に取付ける
こともできる。(ト)は後蓋、αQは後蓋に形成された
エアブリーザ、a’hはサビ4ル、(財)はシールであ
る。
さらに第7図に示すように軸受押えナツト(5)に弾性
体を組込むこともできる。即ち、つげ輪やシール接触リ
ングなどの軸受押え輪に対応する位置に周溝@を胸膜し
、ポート(ハ)から気体、油などの流体(イ)を送り込
み、蓋輪洒によって流体を封止して、該流体を弾性体と
して利用するものである。
なお、蓋体として金属材料、合成樹脂などの適宜の材料
を選択することができる。合成樹脂材鉢蓋輪を製作した
場合には、蓋体に金属などの剛体を貼付して耐摩耗性を
もたせることができる。
(効 果) 本発明は鉄道車両車軸用軸受の軸受押えナツトの弛み及
び脱出の原因が、車両走行中の振動又はスラスト力によ
るものでなく、軸受の回転による温度上昇と、軸の温度
上昇との温度差で発生するという知見に基いてなされた
ものであって、軸受の回転によるヒートサイクルにより
発生する体膨張を軸受押えナツトに伝えないため、軸受
内輪又はツバ輪の体膨張が軸受押えナツトに働いてねじ
を降伏させることがなく、この種のトラブル(は解消し
九〇このため、24ケ月又は40万りごとに軸箱の前蓋
を取り外し軸受おさえ、ナツトの増し締めを行うような
作業が不要となった。さらに車両全体の検査周期を延伸
させて、−層の合理化が計nるばかりでなく、高速走行
中にこの軸受押えナツトが脱出して人間に当り重大な人
身事故を発生させる恐nがない。
さらに回り止めキーを車軸々端に形成する必要もなく、
またナツト回り止めに軸受押えナツトの外周に設けた多
数のねじ穴も不要になった・し0)も車軸の長さを延長
することなく本発明がなされたので、車両限界内で十分
に効果が発揮さ几る。
【図面の簡単な説明】
第1図、は本発明の実施例の縦断面図、第2図は本発明
における組込み順を示す部分斜視図、第3図(イ)は弾
性体輪の正面図、同図(ロ)は中上・線における断面図
、第4図は軸受押えナツトの正面図、同図1口)は中心
線における断面図、第5図は本発明の他の実施例による
縦断面図、第6図はさらに他の実施例の半部縦断面図、
第7図はヒートサイクル試験後の軸受押えナツトの締付
トルクの変化を示す図表、第8図は従来品の第7図相当
の図表、第9図(イ)は軸受押えナツトの変形例の正面
図、同図1口)は縦断面図、第1O図は従来品の縦断面
図、第1・・・・・・車 軸 2・・・・・・ころがり軸受 3・・・・・・軸受押え輪(つば輪) 5・・・・・・軸受押えナツト 14・・・・・・軸受押え輪(シール接触リング)18
・・・・・・弾性体(皿ばね) 19・・・・・・弾性体(ウレタンゴム製リング)26
・・・・・・弾性体(流体) 代理人弁理士  河 内 潤 二 第2図 1d 第 3 日 第 4 回 第 5 図 86 図 第 14  口 第 9 口 纂11 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車軸の軸端に組込まれて車軸を支承するころがり
    軸受の外側端面に接する軸受押え輪と、軸端にねじ込ま
    れ軸受押え輪を押圧して軸受を固定する軸受押えナット
    とからなる軸受固定装置において、軸受押え輪と軸受押
    えナットとの間に弾性体を介設したことを特徴とする軸
    受固定装置。
  2. (2)前記弾性体はゴムである特許請求の範囲第1項記
    載の軸受固定装置。
  3. (3)前記弾性体はばねである特許請求の範囲第1項記
    載の軸受固定装置。
  4. (4)前記弾性体はナット又は押え輪に封入された流体
    である特許請求の範囲第1項記載の軸受固定装置。
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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355923U (ja) * 1989-10-02 1991-05-29
JPH0614551U (ja) * 1992-07-30 1994-02-25 エヌティエヌ株式会社 円筒ころ軸受の固定構造
KR100814337B1 (ko) * 2006-10-12 2008-03-18 한화테크엠주식회사 컨베이어용 마그네틱 홀더
CN108163598A (zh) * 2018-01-24 2018-06-15 上海宗力印刷包装机械有限公司 一种高精度辊筒

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