JPH0193992A - 立体表示装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は両眼視差を利用した立体表示装置に関するもの
である。

（発明の概要）本発明は同一表示画面上に左右の映像を並べて表示させ
たものを反射鏡により合成し、その合成したものを偏光
特性を有するメガネを通して立体視する立体表示装置に
関するものである。

（従来の技術）従来、同一表示画面上に左右の映像を並べて表示させた
ものを観賞する場合は、第３図に示すような立体ピュア
１０などを用いて行われている。

（発明が解決しようとする問題点）上記のような立体ピュアで観賞するものであれば、表示
画面に接近して見るため個人で見る場合に向いているが
多人数で観賞することができないという欠点があった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、左右の映像光を左右それぞれ直交関係にある
偏光特性を有するフィルターを通し反射鏡により合成す
ることにより、観賞者は前記のフィルターと同性質のフ
ィルターを左右の目の前に置くことにより左右像を分離
することができ何人の人でも観賞できるようにしたもの
である。

（作用）観賞者は鏡の見える範囲に位置し、偏光フィルターを目
の前に置くことにより多人数の観賞が可能となる。

（実施例）以下具体例に基き本発明の詳細な説明する。第１図は本
発明の構成図である。

第１図に於て、１は表示部を示し、３及び２は左右像の
表示部分を示す。この例では３が左映像であり、２が右
映像である。それぞれから発し之光は、互いに直交関係
の特性を有する偏光フィルター４及び５を通る。

左映像は半透過鏡７により反射し、観賞者の前に置かれ
ている偏光フィルター８に到達する。−方右映像は全反
射鏡６によシ反射し、その後レンズ９によυ像が拡大さ
れる。

このレンズ９は、左映像の光路長と右映像の光蕗長の違
いにより観賞者に到達した時点での左右の像の大きさが
異なるために、これを補正するものである。

このレンズ９を通過した右映像は、半透過鏡７を通り偏
光フィルター８に到達する。偏光フィルター４．５と偏
光フィルター８の関係を第２図に示す。

左映像は偏向フィルター５を通り偏向フィルター５と同
じ偏光特性のフィルター１１を通り観賞者の目に到達す
る。

これは偏光フィルターを通った光は同じ特性のフィルタ
ー以外の特性、つまり逆の特性のフィルターを通過する
ことができないという性質を利用したものである。一方
右映像も左映像と同様に偏向フィルター４．８を通り目
に達するがフィルター１１を通り抜けることはできない
。

以上のように全反射鏡６及び半透過鏡７により観賞者か
ら見ると左右の映像が合成されて見えるようにしている
ことは、人間の目の視点を左右同じ位置にできるように
したもので、人間の生理的なものにも合致させるように
している。

尚、偏光フィルター８をメガネの形にすることによシ手
軽に多数人が同時観賞できる。又この場合、映像表示の
走査方向によっては、像が鏡に反射するために、像の左
右が逆になる場合があるが、走査方向の変更など予め映
像の左右を逆に表示するなどの方法などが考えられる。

（発明の効果）本発明の立体表示装置は上記のような構成であるから、
左右像を一旦合成することにより左右の目の視点の位置
が従来のピュアを用いる方法より自然であり生理的な面
から見ても合致し、多人数同時に観賞することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１因は本発明の立体表示装置の一実施例を示す概略構
成図、第２図は第１図の偏向フィルターの説明図、第３
図は従来の立体ピュアを用いて立体視する説明図である
。図面中、６は全ズ肘鏡を示す。代理人　弁理士　　杉　山　毅　至（他１名）第　２　
囚

【特許請求の範囲】